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第352話 [海龍の里。]
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俺達が魔力を解放したのもあって両側に整列している海龍からは不遜な気配を出している海龍は見受けられる事はなく、好奇心や憧れの様な眼差しで此方を見てくる者もいた。
そうして暫くすると大きな泡に包まれた村の様な場所が見えてきた。
「彼処に見えるのは、自分達の様な陸地から訪れる者用ですか?」
「いえ、私共の里でございます。」
「里?一部という事ですか?」
「確かに彼処を中心とした1海里程が里の一部ですが、主だった者はあの場所で暮らしております。」
「えっ?そこに居る海龍でさえ入れない様な・・・もしかして人化ですか?」
「はい。私共、海龍はある程度のレベルになりますと人化の修練を行ないますので。」
「そうなんですか?」
「はい。ですから里の手前で降りて頂き、私も人化致します。」
リヴィアタンはそう言うと泡の手前で俺達を降ろしてから光り輝いた。すると光の中心から前世の物語りで出てくるイメージの乙姫の様な格好をした女性が現れた。
「リヴィアタンさん?」
「はい。此方が私が人化した姿となります。」
「・・・。」
「どうされましたか?」
「あっ、いえ、女性だとは分かっていたのですが、失礼ながらまさかこんなにもお若い姿だとは思いませんでした。」
「確かに聖獣となるまでは、歳を100、200と重ねる毎に人化の姿も人族同様に老けていきましたが、聖獣となり生死を超越した事で、常に全盛期の1番身体の動かしやすい肉体になりましたね。」
「海龍の姿でもという事ですか?」
「はい。その通りでございます。」
「・・・それだと自分の子達は・・・。」
「メグミやその他のお子様の場合は幼体から成体にまだ成っていないという事もございますが、四聖獣の方の様に聖獣として生まれた方々と聖獣に成った者との違いもございます。」
「あっ、そういうものなんですね。」
「はい。聖獣として生まれた方々は死は無く、即座にその場、もしくは別の場所で誕生致しますが、聖獣の成った者は外的要因により、死を迎えます。」
「外的要因が無ければ?」
「悠久の時を生きる事となります。」
「ちなみにですが、自分の子達の様な聖獣だとその場で誕生するのと別の場所で誕生するのはどういった違いが有るんでしょうか?」
「それはその場の環境ですね。」
「環境というと過酷な場所かとかですか?」
「それも無くはないですが、敵が居るか居ないかが大きい様です。」
「あぁ、生まれて直ぐにという訳にもいかないですもんね。」
「そうですね。」
俺とリヴィアタンが話していると整列していた海龍がどんどん人化してリヴィアタンの後ろに集まってきた。
「それではシュウト様、皆も集まって来たようですし、立ち話もなんですので中に入られませんか?」
「あっ、そうですね。行きましょうか。」
俺がそう言うとリヴィアタンが先導してくれたので俺達は泡を抜けて中に入った。
「此処からは空気が有りますので魔道具を着けられている眷属の方々は外されても問題ありませんよ。」
リヴィアタンの指摘で気づいた面々は魔道具を外して大きく深呼吸をしていた。
「凄いですね。泡かと思ってましたけど結界だったんですね。」
「シュウト様の仰られた様に結界ではありますが、泡というのも間違いではございませんよ。」
「そうなんですか?」
「はい。それには成り立ちを説明すると分かりやすいかと思います。」
「成り立ちですか。」
「はい。この結界は実際は幾重にも結界が重ねられている状態ですが、此処の様に水中に空気の有る場所を作るだけですと大きく分けて2つの結界で出来るのです。」
「2つの結界ですか?」
「はい。1つは、海水を遮断する結界でございます。」
「あぁ、だから入る時に抵抗を感じたし、中に入るのと同時に濡れてるはずの身体が乾いてたんですね。」
「はい。海龍の中には陸上ですと乾いてない状態を嫌がる者も居ますし、使用する上で濡れてると問題がある古き物もありますので、結界で体外に有る海水は弾いています。」
「なるほど。」
「それからもう1つの結界は空気を発生させた際に留めておく結界となります。」
「空気を発生させるのは、魔法ですか?」
「はい。この後、魔道具を使用していた眷属の方々にスキルを修得して頂く予定になっている為の前段階である魔法を範囲を広げて使用すると発生させる事が出来ます。」
「なるほど。しかし、留めるですか・・・。」
「シュウト様、どうかされましたか?」
「いえ、留めるだけの結界ならば、海龍族の方には良くても人族というより地上で生活している者にとっては危険かも知れませんね。」
「危険?そうなのですか?」
「はい。前世と環境が似ていたのもあり、ある成分濃度を上げて魔物を倒した事も有りましたので。」
「それ程、危険なのですか!?」
「はい。一定以上になると猛毒となりますね。まぁ、自分達は状態異常は無効になるので問題無いですけど。」
「それは良かったですが、その成分を調べる方法などはございますでしょうか?」
「特別な薬液などが必要になってきますので鑑定等のスキルで特定は可能かもしれませんが、普通に空気中に存在し、濃度次第で毒に変わるので感知は難しいかと。」
「でしたらどうすれば良いのでしょうか?」
「空気の入れ替えで問題無い状態になりますよ。」
俺がそう言うとリヴィアタンはホッとした表情に変わった。
「でしたら問題無いですね。」
「そうなんですか?」
「はい。これまで理由は分かっていなかったのですが、この結界を創った先祖からの教えにこの結界内に居る者は定期的に変換魔法により海水から空気を取り込みなさいとなっており、おそらくシュウト様の仰る事が分かっていたのでしょう。」
「という事は此処に居る皆さんは意味は分からずとも空気の循環の為の行為を実施しているのですね。」
「そうなるのでしょうね。」
「ただそれだと結界はどうなってるんですか?」
「あぁ、それは留める結界が関係するのですが、一定以上の空気はパッと見は分からないでしょうが、海中に放出していますね。」
「なるほど、理にかなった結界が張られているんですね。」
「はい。実際は他にも色々重ねがけしていますが、先程紹介した2つの結界がメインの結界となり、光源の結界や様々な結界のおかげで海底でも人里の様な環境が出来上がっています。」
リヴィアタンの言葉を受けて結界を神の瞳で視ると1つ1つは意味の無い結界でも重なる事で海龍の咆哮が当たってもビクともせず、それどころか、逆に吸収して結界を強化する魔力として変換出来る様になっていた。
「確かに凄い結界ですね。」
「視られたのですね。」
「あっ、拙かったですか?」
「いえいえ、シュウト様の参考になれば私としては嬉しい限りでございます。」
「そう言ってもらえて良かったです。」
「それでシュウト様、シュウト様はこの結界を創る事は出来ますでしょうか?」
「・・・1人では今のところ無理ですが、仲間と協力出来れば近いものは出来るかと思います。」
「それは僥倖。」
「・・・創れないと駄目なんですか?」
「いえ、シュウト様であれば問題無いとは思いますが、ダンジョン内での休憩場所であったり、戦闘を有利にするには、この結界は有効ですので。」
「・・・確かに海中でそのままではドラウの力でも完全に休まる事は出来ないかも知れませんし、この結界をドラウの技術に組み込む事が出来ればダンジョンの休憩場所しては最高かもしれませんね。だろ?ドラウ。」
俺がドラウにそう言うとドラウは俺に何かを聞きたそうにしながらも深く頷いていた。
「後はこの結界を理解する為にも仲間と協力してみます。」
「では、本日のところはお疲れでしょうが、この里には人里の様な宿といった物がありませんので、皆様、私の家へお越しください。」
「えっ?自分は・・・。」
俺がリヴィアタンに答えようとすると母親が子供にする様に口元に指を立てて言葉を遮った。
「シュウト様の仰りたい事は分かりますが、御力を使用するのであれば私の家で。」
「えっ?でも・・・ん?ルーク何だ?」
俺が再びリヴィアタンの申し出を断ろうとするとルークが肩を叩いてきた。
「少しでも漏れたらシュウトの素性がバレるかもって事だよ。」
「リヴィアタンさん、そうなんですか?」
「はい。その為、私の家であれば、漏れ出たところで、里の者は私の力だと勘違いをするでしょう。」
「なるほど、じゃあお願いします。」
「では此方へ。」
リヴィアタンの先導で再び歩き、暫くすると絵本でしか見た事の無い様な竜宮城が見えてきた。
「もしかしてアレが・・・。」
「はい。私の家でございます。現在は身の回りの世話をしてくれている私の眷属と住んでおりますが、その者らはあの中で修行も兼ねておりますので、期間の短い者でも後、数十年は家から出ませんので、皆様の事はバレる事はございません。」
「数十年ですか・・・流石は海龍族、感覚の単位が自分達とは違いますね。」
「そうかもしれませんが、聖獣に成るには強き聖獣の下で身の回りの世話をし、聖獣から出る聖気を浴びて自身の中に浸透させ己の力にする必要がありますので。」
「シュウトが神の力を。俺達がシュウトの力を身体に馴染ませる様なもんだろうな。」
「あぁ、でもそんなに時間が掛かるものなのか?」
「自分基準で考えんなよ。シュウトは異常なんだよ。まぁ俺達も他の奴らからすれば異常だろうが、それはこの先の戦いを想定してるからであって、ただ成りたいってだけなら、かなりの時間を費やす方が負担なく出来るんだし、人族と違って海龍のみならず、龍種は長命だからより安全に修行が出来るんだよ。」
「なるほどなぁ。」
「では中へどうぞ。」
リヴィアタンがそう言うと竜宮城の扉が開き、中では整列した人化した海龍族の方々が整列して出迎えてくれた。
俺達は今日のところはリヴィアタンの歓迎を受ける事にして食事をすると用意された部屋で休む事にした。
そうして暫くすると大きな泡に包まれた村の様な場所が見えてきた。
「彼処に見えるのは、自分達の様な陸地から訪れる者用ですか?」
「いえ、私共の里でございます。」
「里?一部という事ですか?」
「確かに彼処を中心とした1海里程が里の一部ですが、主だった者はあの場所で暮らしております。」
「えっ?そこに居る海龍でさえ入れない様な・・・もしかして人化ですか?」
「はい。私共、海龍はある程度のレベルになりますと人化の修練を行ないますので。」
「そうなんですか?」
「はい。ですから里の手前で降りて頂き、私も人化致します。」
リヴィアタンはそう言うと泡の手前で俺達を降ろしてから光り輝いた。すると光の中心から前世の物語りで出てくるイメージの乙姫の様な格好をした女性が現れた。
「リヴィアタンさん?」
「はい。此方が私が人化した姿となります。」
「・・・。」
「どうされましたか?」
「あっ、いえ、女性だとは分かっていたのですが、失礼ながらまさかこんなにもお若い姿だとは思いませんでした。」
「確かに聖獣となるまでは、歳を100、200と重ねる毎に人化の姿も人族同様に老けていきましたが、聖獣となり生死を超越した事で、常に全盛期の1番身体の動かしやすい肉体になりましたね。」
「海龍の姿でもという事ですか?」
「はい。その通りでございます。」
「・・・それだと自分の子達は・・・。」
「メグミやその他のお子様の場合は幼体から成体にまだ成っていないという事もございますが、四聖獣の方の様に聖獣として生まれた方々と聖獣に成った者との違いもございます。」
「あっ、そういうものなんですね。」
「はい。聖獣として生まれた方々は死は無く、即座にその場、もしくは別の場所で誕生致しますが、聖獣の成った者は外的要因により、死を迎えます。」
「外的要因が無ければ?」
「悠久の時を生きる事となります。」
「ちなみにですが、自分の子達の様な聖獣だとその場で誕生するのと別の場所で誕生するのはどういった違いが有るんでしょうか?」
「それはその場の環境ですね。」
「環境というと過酷な場所かとかですか?」
「それも無くはないですが、敵が居るか居ないかが大きい様です。」
「あぁ、生まれて直ぐにという訳にもいかないですもんね。」
「そうですね。」
俺とリヴィアタンが話していると整列していた海龍がどんどん人化してリヴィアタンの後ろに集まってきた。
「それではシュウト様、皆も集まって来たようですし、立ち話もなんですので中に入られませんか?」
「あっ、そうですね。行きましょうか。」
俺がそう言うとリヴィアタンが先導してくれたので俺達は泡を抜けて中に入った。
「此処からは空気が有りますので魔道具を着けられている眷属の方々は外されても問題ありませんよ。」
リヴィアタンの指摘で気づいた面々は魔道具を外して大きく深呼吸をしていた。
「凄いですね。泡かと思ってましたけど結界だったんですね。」
「シュウト様の仰られた様に結界ではありますが、泡というのも間違いではございませんよ。」
「そうなんですか?」
「はい。それには成り立ちを説明すると分かりやすいかと思います。」
「成り立ちですか。」
「はい。この結界は実際は幾重にも結界が重ねられている状態ですが、此処の様に水中に空気の有る場所を作るだけですと大きく分けて2つの結界で出来るのです。」
「2つの結界ですか?」
「はい。1つは、海水を遮断する結界でございます。」
「あぁ、だから入る時に抵抗を感じたし、中に入るのと同時に濡れてるはずの身体が乾いてたんですね。」
「はい。海龍の中には陸上ですと乾いてない状態を嫌がる者も居ますし、使用する上で濡れてると問題がある古き物もありますので、結界で体外に有る海水は弾いています。」
「なるほど。」
「それからもう1つの結界は空気を発生させた際に留めておく結界となります。」
「空気を発生させるのは、魔法ですか?」
「はい。この後、魔道具を使用していた眷属の方々にスキルを修得して頂く予定になっている為の前段階である魔法を範囲を広げて使用すると発生させる事が出来ます。」
「なるほど。しかし、留めるですか・・・。」
「シュウト様、どうかされましたか?」
「いえ、留めるだけの結界ならば、海龍族の方には良くても人族というより地上で生活している者にとっては危険かも知れませんね。」
「危険?そうなのですか?」
「はい。前世と環境が似ていたのもあり、ある成分濃度を上げて魔物を倒した事も有りましたので。」
「それ程、危険なのですか!?」
「はい。一定以上になると猛毒となりますね。まぁ、自分達は状態異常は無効になるので問題無いですけど。」
「それは良かったですが、その成分を調べる方法などはございますでしょうか?」
「特別な薬液などが必要になってきますので鑑定等のスキルで特定は可能かもしれませんが、普通に空気中に存在し、濃度次第で毒に変わるので感知は難しいかと。」
「でしたらどうすれば良いのでしょうか?」
「空気の入れ替えで問題無い状態になりますよ。」
俺がそう言うとリヴィアタンはホッとした表情に変わった。
「でしたら問題無いですね。」
「そうなんですか?」
「はい。これまで理由は分かっていなかったのですが、この結界を創った先祖からの教えにこの結界内に居る者は定期的に変換魔法により海水から空気を取り込みなさいとなっており、おそらくシュウト様の仰る事が分かっていたのでしょう。」
「という事は此処に居る皆さんは意味は分からずとも空気の循環の為の行為を実施しているのですね。」
「そうなるのでしょうね。」
「ただそれだと結界はどうなってるんですか?」
「あぁ、それは留める結界が関係するのですが、一定以上の空気はパッと見は分からないでしょうが、海中に放出していますね。」
「なるほど、理にかなった結界が張られているんですね。」
「はい。実際は他にも色々重ねがけしていますが、先程紹介した2つの結界がメインの結界となり、光源の結界や様々な結界のおかげで海底でも人里の様な環境が出来上がっています。」
リヴィアタンの言葉を受けて結界を神の瞳で視ると1つ1つは意味の無い結界でも重なる事で海龍の咆哮が当たってもビクともせず、それどころか、逆に吸収して結界を強化する魔力として変換出来る様になっていた。
「確かに凄い結界ですね。」
「視られたのですね。」
「あっ、拙かったですか?」
「いえいえ、シュウト様の参考になれば私としては嬉しい限りでございます。」
「そう言ってもらえて良かったです。」
「それでシュウト様、シュウト様はこの結界を創る事は出来ますでしょうか?」
「・・・1人では今のところ無理ですが、仲間と協力出来れば近いものは出来るかと思います。」
「それは僥倖。」
「・・・創れないと駄目なんですか?」
「いえ、シュウト様であれば問題無いとは思いますが、ダンジョン内での休憩場所であったり、戦闘を有利にするには、この結界は有効ですので。」
「・・・確かに海中でそのままではドラウの力でも完全に休まる事は出来ないかも知れませんし、この結界をドラウの技術に組み込む事が出来ればダンジョンの休憩場所しては最高かもしれませんね。だろ?ドラウ。」
俺がドラウにそう言うとドラウは俺に何かを聞きたそうにしながらも深く頷いていた。
「後はこの結界を理解する為にも仲間と協力してみます。」
「では、本日のところはお疲れでしょうが、この里には人里の様な宿といった物がありませんので、皆様、私の家へお越しください。」
「えっ?自分は・・・。」
俺がリヴィアタンに答えようとすると母親が子供にする様に口元に指を立てて言葉を遮った。
「シュウト様の仰りたい事は分かりますが、御力を使用するのであれば私の家で。」
「えっ?でも・・・ん?ルーク何だ?」
俺が再びリヴィアタンの申し出を断ろうとするとルークが肩を叩いてきた。
「少しでも漏れたらシュウトの素性がバレるかもって事だよ。」
「リヴィアタンさん、そうなんですか?」
「はい。その為、私の家であれば、漏れ出たところで、里の者は私の力だと勘違いをするでしょう。」
「なるほど、じゃあお願いします。」
「では此方へ。」
リヴィアタンの先導で再び歩き、暫くすると絵本でしか見た事の無い様な竜宮城が見えてきた。
「もしかしてアレが・・・。」
「はい。私の家でございます。現在は身の回りの世話をしてくれている私の眷属と住んでおりますが、その者らはあの中で修行も兼ねておりますので、期間の短い者でも後、数十年は家から出ませんので、皆様の事はバレる事はございません。」
「数十年ですか・・・流石は海龍族、感覚の単位が自分達とは違いますね。」
「そうかもしれませんが、聖獣に成るには強き聖獣の下で身の回りの世話をし、聖獣から出る聖気を浴びて自身の中に浸透させ己の力にする必要がありますので。」
「シュウトが神の力を。俺達がシュウトの力を身体に馴染ませる様なもんだろうな。」
「あぁ、でもそんなに時間が掛かるものなのか?」
「自分基準で考えんなよ。シュウトは異常なんだよ。まぁ俺達も他の奴らからすれば異常だろうが、それはこの先の戦いを想定してるからであって、ただ成りたいってだけなら、かなりの時間を費やす方が負担なく出来るんだし、人族と違って海龍のみならず、龍種は長命だからより安全に修行が出来るんだよ。」
「なるほどなぁ。」
「では中へどうぞ。」
リヴィアタンがそう言うと竜宮城の扉が開き、中では整列した人化した海龍族の方々が整列して出迎えてくれた。
俺達は今日のところはリヴィアタンの歓迎を受ける事にして食事をすると用意された部屋で休む事にした。
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