ぽっちゃり女子の異世界人生

猫目 しの

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戦争の予感

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「では、シーマさん。 私は失礼します」


「ああ、またね」



相田さんが来てくれたので私は相田さんと一緒にシフォンに戻ることにした。
まずは相田さんは馬車があるから怪しまれないように馬車を預けられる宿を取りに行くことにする。

人がたくさん集まってくるなら早めに宿を取らないとね。



「ファレスさんは最近何か変わったことありました?」


「新しいバイトが増えましたよ。 貴族の女の子なんですけどとってもいい子なんです」


「貴族は良し悪しがありますからね。 俺はこの前来た貴族が最悪でしたよ」



お店をやってると色んな人が来るから大変だよね。
お客さんは大切だけど、”俺は客だぞ”みたいな偉そうにする人とかは遠慮したい。

他のお客さんの迷惑になることもあるしね。



「貴族相手だと大変ですね」


「本当ですよ」



そんな会話をしながら私たちは相田さんの宿を無事に取れたので今度は私の店にと向かう。
相田さんの今回の理由は私の日本の物が買える能力だしね。

お店に着いた私たちはお客さんがまだ居るようなので裏口からお店に入った。



「そろそろ休憩で店を一時閉める時間なので少しだけ待ってて下さい」


「わかりました」



相田さんにはリビングで待っててもらうとしてまずはお客さんの相手をしないとね。
キッチンに行けばレイファがのんびり座って休んでいた。



「レイファ、何もなかった?」


「アヤミさん、おかえりなさい! 特に問題はないっすよ!」



皇子だったから料理の腕が心配だったけど、日本に居た時は良く料理を作ってたみたいだったから私が居ない時はキッチンをやってもらっている。
クロスは料理の腕が壊滅的だから危ないし、コーネリアちゃんは今まで一度も料理したことないみたいだってからまだ練習中だしね。

リーフィが居たら任せられたんだけど。



「もうすぐお客さんも帰るだろうし、先に休憩入っていいよ」


「もう腹ペコっすよ」


「ご飯はみんな一緒だから待っててね。 あ、リビングに私のお客さんが居るから迷惑かけないようにね」


「はいはーい!」



交代したけど、後はお客さんが帰るのを待つだけだから皿でも洗っておこうかな。




「うわー!」



皿洗いして服が濡れないようにエプロンを探していると相田さんの驚いたような声と椅子の倒れるような音が聞こえてきた。
……レイファが向かったタイミングだけど、レイファが何かしたのかな?

エプロンを机に置いてから私はリビングにへと逆戻りする。



「もう、レイファ、何かしちゃったの?」


「俺は何もしてないっすよ!」



私の問いかけにっすぐに否定するレイファ、相田さんは尻餅をついてぽかんとしてる。
まあ、レイファでも初対面の相手には何もしないかな。


 
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