ぽっちゃり女子の異世界人生

猫目 しの

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アルフの家族

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つまりはその女の人が来たことで帝国は堂々と転生者を探し始めたってことだね……。
その女の人が誰かはわからないけど、余計なことしちゃって。



「じゃあ、やっぱり戦争にならなくてよかったよ」



日本には漫画やアニメ、小説なんかもたくさんあるから好きな能力をくれるって言ったら欲しい能力なんてたくさんあるからね。
チート能力なんかは好きな人は好きだから、私はのんびり暮らしたいからチート能力なんていらないけど。

……のんびり暮らしたいのに何でこんなにトラブルが起きるのかはわからないけどね。



「はい、アヤミお姉様には危害を加えさせませんので安心して下さい」



にこにことリーフィは笑っているけども私はそっちを心配してたわけじゃないんだけどね。
私の能力なんてそこまで言うほど凄いものでもないし、それよりも帝国に向かったであろう相田さんのことがちょっと心配かも……。



「他の転生者の人も何事もなく過ごせたらいいんだけどね」

「アヤミお姉様はお優しいですね」



全くそんなことはないんだけど……。
他の転生者の人が何事もなく過ごせる世界であれば私の平和に暮らせると思って言ってることだし、基本的に私が一番大事なのはアルフでその次に自分だからね。

他の人のこともまあまあ心配はするけど、私が怪我をしてまで助けたいとは思わないから。



「あの、すみません!」

「はい、どうしましたか?」



リーフィたちと話ながらのんびりお茶をしていると店の外から女の人の声が消えてきた。
お店は閉まってるから休みだとわたっているだろうに私に何か用事があるのかな?

入口のドアを開ければ私より小さめの女性が立っていた。



「このお店の店主さんですか?」

「はい、アヤミ・ファレスと申します。 えっと、すみませんが今日は急遽お店休みになったんでまた後日に……」

「あの! ここに10歳くらいの男の子が居るって聞いて来たんです!」



お店のお客さんかと思ってけど、どこか必死そうな女の人の言葉に首を傾げる。

10歳くらいの男の子ってもちろんアルフのことだよね?
アルフなら今はギルドに出掛けてるけど……この女の人は誰なんだろう?



「はい、弟がそれくらいの年齢ですが……?」

「弟さんですか? 本当に?」



確かに私とアルフは血が繋がっていないけども私はアルフを本当の弟のように大事にしているし、アルフだって私をお姉ちゃんとして見てくれてるんだから誰がなんて言おうともアルフは私の家族だよ。
それにしても、何かどこかで見たことのある顔のような気がするんだよね……。



「あのどちら様ですか? いきなりやって来て私と私の弟に何か?」


 
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