52 / 1,124
旅立ち~オードゥス出立まで
緊急報告会始めまーす
しおりを挟む
「はい、では『オードゥス』緊急報告会始めまーす。」
「おう。」
「うおぅ。」
中層1階からノア、ジェイルのパーティと共に戻って来たエメラルダが気の抜けた音頭を取る。ギルド長室には調査に参加した職員等がこの場に集っている。
ガーラとデオもノアの武器製作依頼の合間に参加しており、現在真夜中である。
「アンタ達静かね。今度からこの時間にやる?」
「エメラルダ、俺もデオもノアの武器製作始めてから寝てないんだ。冗談は抜きにしてくれ。」
「…。」
「冗談だよな?」
「さて本日、中層1階で『鎧蜂』と『女鏖蜂』が出現しました。」
「は!?そりゃホントか?エメラルダ。」
「何だと!?マジかよ!」
「あー、うっさい、うっさい。
本件は中層1階に進出したノア君が2階まで探索しようとした所、2階への穴直上に巨大な巣を発見した事が発端です。
ノア君は律儀にも報告してくれた上殲滅を希望されましたのでこちらからはアルミラ、ライルを派遣させて頂きました。
その後アルミラからの報告により『対象』の出現を確認、情報屋に王都への連絡を行って貰い、こちらは私、アルミラ、アルキラーその他職員と共に救援に向かいました。
『対象』が『対象』なだけに不測の事態も見込んで、今後中層進出の可能性があるパーティも同行して頂きました。
到着してみると既にノア君が『何か』を行い『対象』の討伐が完了していました。」
エメラルダが出現~顛末までの流れを掻い摘まんで説明する。
「続けてアルミラ、説明お願いね。」
「分かったわ、そもそもこのダンジョンでは『対象』のモンスターが出現出来る可能性は極めて少ない のです。
理由は単純に魔素の濃度が低い事にあります。この街のダンジョンは通常のダンジョンと違い、普通の動植物と共存関係にある非常に珍しい場所です。
それ故『新人冒険者向けのダンジョン』等と呼ばれています。
多少の例外はあれど魔素の影響があるのは中層からのハズですがこの分だと何らかの影響で魔素の濃度が上昇しているものと考えています。」
「アルミラさん、ありがとうございます。
こちらとしても、そして王都からの反応からしても魔素の濃度上昇が原因と睨んでいます。」
「王都から何て返答来たんだ?」
エメラルダは先程王都からの返答を持った伝手から手紙を預かった。
手紙を開き、一読した後読み上げる。
「王都からの返答ですが、『そちらのダンジョンもか。こちらも王都近郊にある3つのダンジョンからも同様の報告が上がっている。明日の昼頃そちらにも調査隊を派遣する。』だそうよ。」
「そうか、似た現象が他でも起きてんのか…それにしても調査隊が来るのか、忙しくなるな。」
「ええ、この現象が一時的なものであれば良いのですが…」
話に一区切りついたのでノアに関する事について話題に上がる。
「話を戻しますがライルさん。ノア君がやったという『何か』というのは何でしょうか?」
「そのままの意味にゃよ。『何か』をやった、恐らく【固有スキル】だと思うけどあんなの見たことにゃいにゃ。」
「ちなみにどう言った物でしたか?」
ライルはノアの戦いを思い出しながら説明する。
「どうって、突然赤黒いオーラみたいにゃのを帯び始めて、素手で突撃していったにゃ。」
「「「素手!?」」」
周りで聞いていた職員も困惑の色を浮かべる。
「おいおい、ライルさんよ、鎧蜂もいたんだよな?それ相手に素手ってどういうこったい。」
「ありのままを言っただけにゃ、自分だって最初ヤケ起こしたと思ったのにゃ!」
「デオ、文句言うのは一通り聞いた後にして!」
エメラルダに言われたデオはムスッとしてライルの話を聞く。
「ノア君が女鏖蜂に殴り掛かったら鎧蜂が割って入ったのにゃ。
構わずノア君が連続で殴り続けたら鎧蜂の体がボコボコの瀕死状態になったのにゃ。」
色々ツッコミたい周囲の職員、だがとりあえずライルの話を最後まで聞くとする。
「その後ノア君に突進した鎧蜂だけど頭を潰して瞬殺したにゃ。
残りの2匹は引き撃ちし続けてたけどまた突撃してきた鎧蜂を瞬殺したにゃ。その死骸をもう一方の鎧蜂ににゃげて木っ端微塵にしたにゃ。」
「「「「……。」」」」
言ってる事はほとんどあってるのだが想像しにくい戦闘方法とライルの「にゃーにゃー喋り」で全く頭に入ってこない。
一部女性職員からは必死に「にゃーにゃー」説明するライルに癒されたりしているが顔には出さない。
「えー、あー…ライルさん分かりました(分かってない)。その後ノアさんは女鏖蜂をどう倒したんですか?」
「分からないのにゃ。」
「「「「へ?」」」」
ライルの発言に固まる一同。
「あの分からないとは…」
「違うのにゃ、見てられる状況じゃなくなったのにゃ!
鎧蜂を倒した後女鏖蜂がノア君の後ろから攻撃を仕掛けたんにゃけどノア君全部避けたのにゃ。
避けたと言うことはその攻撃が四方八方に飛んでいくわけにゃ、それを避けるのに必死だったにゃ。
その上木は抉れる、地面に着弾して砂埃で視界不良になるしで…次に見たのは巣から下りたノア君と頭の千切れた女鏖蜂だったにゃ。」
ライルの説明が終わり、室内に沈黙が訪れる。
口火を切ったのはデオだった。
「ライルさん、鎧蜂と女鏖蜂はまだギルドに提出してないよな?」
「にゃ。女鏖蜂はまだノア君が持ってるハズにゃ。」
「よし。おう、エメラルダ守衛所と兵士に言っとけ「王都の奴らが飛んで来る」ってな。あと訓練所の試合場貸し切りにしとけ。
絶対一悶着起こっから。」
「え?ええ。分かったわ…」
「何でそんな事を?」と言いたげな顔でデオの顔を見る。
「そういや、当のノアはどうしたんだ?」
「帰って来て即宿に戻りましたよ。何でも明日の昼約束があるんだとか。」
「おう。」
「うおぅ。」
中層1階からノア、ジェイルのパーティと共に戻って来たエメラルダが気の抜けた音頭を取る。ギルド長室には調査に参加した職員等がこの場に集っている。
ガーラとデオもノアの武器製作依頼の合間に参加しており、現在真夜中である。
「アンタ達静かね。今度からこの時間にやる?」
「エメラルダ、俺もデオもノアの武器製作始めてから寝てないんだ。冗談は抜きにしてくれ。」
「…。」
「冗談だよな?」
「さて本日、中層1階で『鎧蜂』と『女鏖蜂』が出現しました。」
「は!?そりゃホントか?エメラルダ。」
「何だと!?マジかよ!」
「あー、うっさい、うっさい。
本件は中層1階に進出したノア君が2階まで探索しようとした所、2階への穴直上に巨大な巣を発見した事が発端です。
ノア君は律儀にも報告してくれた上殲滅を希望されましたのでこちらからはアルミラ、ライルを派遣させて頂きました。
その後アルミラからの報告により『対象』の出現を確認、情報屋に王都への連絡を行って貰い、こちらは私、アルミラ、アルキラーその他職員と共に救援に向かいました。
『対象』が『対象』なだけに不測の事態も見込んで、今後中層進出の可能性があるパーティも同行して頂きました。
到着してみると既にノア君が『何か』を行い『対象』の討伐が完了していました。」
エメラルダが出現~顛末までの流れを掻い摘まんで説明する。
「続けてアルミラ、説明お願いね。」
「分かったわ、そもそもこのダンジョンでは『対象』のモンスターが出現出来る可能性は極めて少ない のです。
理由は単純に魔素の濃度が低い事にあります。この街のダンジョンは通常のダンジョンと違い、普通の動植物と共存関係にある非常に珍しい場所です。
それ故『新人冒険者向けのダンジョン』等と呼ばれています。
多少の例外はあれど魔素の影響があるのは中層からのハズですがこの分だと何らかの影響で魔素の濃度が上昇しているものと考えています。」
「アルミラさん、ありがとうございます。
こちらとしても、そして王都からの反応からしても魔素の濃度上昇が原因と睨んでいます。」
「王都から何て返答来たんだ?」
エメラルダは先程王都からの返答を持った伝手から手紙を預かった。
手紙を開き、一読した後読み上げる。
「王都からの返答ですが、『そちらのダンジョンもか。こちらも王都近郊にある3つのダンジョンからも同様の報告が上がっている。明日の昼頃そちらにも調査隊を派遣する。』だそうよ。」
「そうか、似た現象が他でも起きてんのか…それにしても調査隊が来るのか、忙しくなるな。」
「ええ、この現象が一時的なものであれば良いのですが…」
話に一区切りついたのでノアに関する事について話題に上がる。
「話を戻しますがライルさん。ノア君がやったという『何か』というのは何でしょうか?」
「そのままの意味にゃよ。『何か』をやった、恐らく【固有スキル】だと思うけどあんなの見たことにゃいにゃ。」
「ちなみにどう言った物でしたか?」
ライルはノアの戦いを思い出しながら説明する。
「どうって、突然赤黒いオーラみたいにゃのを帯び始めて、素手で突撃していったにゃ。」
「「「素手!?」」」
周りで聞いていた職員も困惑の色を浮かべる。
「おいおい、ライルさんよ、鎧蜂もいたんだよな?それ相手に素手ってどういうこったい。」
「ありのままを言っただけにゃ、自分だって最初ヤケ起こしたと思ったのにゃ!」
「デオ、文句言うのは一通り聞いた後にして!」
エメラルダに言われたデオはムスッとしてライルの話を聞く。
「ノア君が女鏖蜂に殴り掛かったら鎧蜂が割って入ったのにゃ。
構わずノア君が連続で殴り続けたら鎧蜂の体がボコボコの瀕死状態になったのにゃ。」
色々ツッコミたい周囲の職員、だがとりあえずライルの話を最後まで聞くとする。
「その後ノア君に突進した鎧蜂だけど頭を潰して瞬殺したにゃ。
残りの2匹は引き撃ちし続けてたけどまた突撃してきた鎧蜂を瞬殺したにゃ。その死骸をもう一方の鎧蜂ににゃげて木っ端微塵にしたにゃ。」
「「「「……。」」」」
言ってる事はほとんどあってるのだが想像しにくい戦闘方法とライルの「にゃーにゃー喋り」で全く頭に入ってこない。
一部女性職員からは必死に「にゃーにゃー」説明するライルに癒されたりしているが顔には出さない。
「えー、あー…ライルさん分かりました(分かってない)。その後ノアさんは女鏖蜂をどう倒したんですか?」
「分からないのにゃ。」
「「「「へ?」」」」
ライルの発言に固まる一同。
「あの分からないとは…」
「違うのにゃ、見てられる状況じゃなくなったのにゃ!
鎧蜂を倒した後女鏖蜂がノア君の後ろから攻撃を仕掛けたんにゃけどノア君全部避けたのにゃ。
避けたと言うことはその攻撃が四方八方に飛んでいくわけにゃ、それを避けるのに必死だったにゃ。
その上木は抉れる、地面に着弾して砂埃で視界不良になるしで…次に見たのは巣から下りたノア君と頭の千切れた女鏖蜂だったにゃ。」
ライルの説明が終わり、室内に沈黙が訪れる。
口火を切ったのはデオだった。
「ライルさん、鎧蜂と女鏖蜂はまだギルドに提出してないよな?」
「にゃ。女鏖蜂はまだノア君が持ってるハズにゃ。」
「よし。おう、エメラルダ守衛所と兵士に言っとけ「王都の奴らが飛んで来る」ってな。あと訓練所の試合場貸し切りにしとけ。
絶対一悶着起こっから。」
「え?ええ。分かったわ…」
「何でそんな事を?」と言いたげな顔でデオの顔を見る。
「そういや、当のノアはどうしたんだ?」
「帰って来て即宿に戻りましたよ。何でも明日の昼約束があるんだとか。」
212
あなたにおすすめの小説
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
元公爵令嬢は年下騎士たちに「用済みのおばさん」と捨てられる 〜今更戻ってこいと泣きつかれても献身的な美少年に溺愛されているのでもう遅いです〜
日々埋没。
ファンタジー
「新しい従者を雇うことにした。おばさんはもう用済みだ。今すぐ消えてくれ」
かつて婚約破棄され、実家を追放された元公爵令嬢のレアーヌ。
その身分を隠し、年下の冒険者たちの身の回りを世話する『メイド』として献身的に尽くしてきた彼女に突きつけられたのは、あまりに非情な追放宣告だった。
レアーヌがこれまで教育し、支えてきた若い男たちは、新しく現れた他人の物を欲しがり子悪魔メイドに骨抜きにされ、彼女を「加齢臭のする汚いおばさん」と蔑み、笑いながら追い出したのだ。
地位も、居場所も、信じていた絆も……すべてを失い、絶望する彼女の前に現れたのは、一人の美少年だった。
「僕とパーティーを組んでくれませんか? 貴方が必要なんです」
新米ながら将来の可能性を感じさせる彼は、レアーヌを「おばさん」ではなく「一人の女性」として、甘く狂おしく溺愛し始める。
一方でレアーヌという『真の支柱』を失った元パーティーは、自分たちがどれほど愚かな選択をしたかを知る由もなかった。
やがて彼らが地獄の淵で「戻ってきてくれ」と泣きついてきても、もう遅い。
レアーヌの隣には、彼女を離さないと誓った執着愛の化身が微笑んでいるのだから。
【もうダメだ!】貧乏大学生、絶望から一気に成り上がる〜もし、無属性でFランクの俺が異文明の魔道兵器を担いでダンジョンに潜ったら〜
KEINO
ファンタジー
貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。
~あらすじ~
世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。
そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。
しかし、その恩恵は平等ではなかった。
富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。
そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。
彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。
あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。
妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。
希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。
英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。
これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。
彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。
テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。
SF味が増してくるのは結構先の予定です。
スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。
良かったら読んでください!
妹が聖女の再来と呼ばれているようです
田尾風香
ファンタジー
ダンジョンのある辺境の地で回復術士として働いていたけど、父に呼び戻されてモンテリーノ学校に入学した。そこには、私の婚約者であるファルター殿下と、腹違いの妹であるピーアがいたんだけど。
「マレン・メクレンブルク! 貴様とは婚約破棄する!」
どうやらファルター殿下は、"低能"と呼ばれている私じゃなく、"聖女の再来"とまで呼ばれるくらいに成績の良い妹と婚約したいらしい。
それは別に構わない。国王陛下の裁定で無事に婚約破棄が成った直後、私に婚約を申し込んできたのは、辺境の地で一緒だったハインリヒ様だった。
戸惑う日々を送る私を余所に、事件が起こる。――学校に、ダンジョンが出現したのだった。
更新は不定期です。
大器晩成エンチャンター~Sランク冒険者パーティから追放されてしまったが、追放後の成長度合いが凄くて世界最強になる
遠野紫
ファンタジー
「な、なんでだよ……今まで一緒に頑張って来たろ……?」
「頑張って来たのは俺たちだよ……お前はお荷物だ。サザン、お前にはパーティから抜けてもらう」
S級冒険者パーティのエンチャンターであるサザンは或る時、パーティリーダーから追放を言い渡されてしまう。
村の仲良し四人で結成したパーティだったが、サザンだけはなぜか実力が伸びなかったのだ。他のメンバーに追いつくために日々努力を重ねたサザンだったが結局報われることは無く追放されてしまった。
しかしサザンはレアスキル『大器晩成』を持っていたため、ある時突然その強さが解放されたのだった。
とてつもない成長率を手にしたサザンの最強エンチャンターへの道が今始まる。
レベル1の時から育ててきたパーティメンバーに裏切られて捨てられたが、俺はソロの方が本気出せるので問題はない
あつ犬
ファンタジー
王国最強のパーティメンバーを鍛え上げた、アサシンのアルマ・アルザラットはある日追放され、貯蓄もすべて奪われてしまう。 そんな折り、とある剣士の少女に助けを請われる。「パーティメンバーを助けてくれ」! 彼の人生が、動き出す。
復讐完遂者は吸収スキルを駆使して成り上がる 〜さあ、自分を裏切った初恋の相手へ復讐を始めよう〜
サイダーボウイ
ファンタジー
「気安く私の名前を呼ばないで! そうやってこれまでも私に付きまとって……ずっと鬱陶しかったのよ!」
孤児院出身のナードは、初恋の相手セシリアからそう吐き捨てられ、パーティーを追放されてしまう。
淡い恋心を粉々に打ち砕かれたナードは失意のどん底に。
だが、ナードには、病弱な妹ノエルの生活費を稼ぐために、冒険者を続けなければならないという理由があった。
1人決死の覚悟でダンジョンに挑むナード。
スライム相手に死にかけるも、その最中、ユニークスキル【アブソープション】が覚醒する。
それは、敵のLPを吸収できるという世界の掟すらも変えてしまうスキルだった。
それからナードは毎日ダンジョンへ入り、敵のLPを吸収し続けた。
増やしたLPを消費して、魔法やスキルを習得しつつ、ナードはどんどん強くなっていく。
一方その頃、セシリアのパーティーでは仲間割れが起こっていた。
冒険者ギルドでの評判も地に落ち、セシリアは徐々に追いつめられていくことに……。
これは、やがて勇者と呼ばれる青年が、チートスキルを駆使して最強へと成り上がり、自分を裏切った初恋の相手に復讐を果たすまでの物語である。
最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~
ある中管理職
ファンタジー
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる