63 / 1,124
旅立ち~オードゥス出立まで
色々と用事
しおりを挟む
街に戻って来たノアとクロラは職員や調査隊と別れ、色々と用事を済ます為まずは解体小屋に向かう。
小屋に入ると未だに門の外にいるのかバラスとアルキラーは不在の様だ。
「おや、ノア君じゃないか、いらっしゃい。解体の依頼かい?」
「今日は僕ではなく彼女が仕留めた鹿の解体をお願いします。」
「ああ、クロラさんね。最近よく持って来てくれるね。」
「弓が上達してきたので狩りの成功率が上がって来たんです。」
「ほー、先生の教え方が良かったのかな?」
「そうですね。先生の…(チラッ)教え方が良かったんです。」
クロラはチラリとノアを見つつ職員の質問に答える。
見られたノアは何となく照れて俯き、職員は2人の反応に「ハハーン」と言う顔をする。
「と、と言う訳でお願いしますね。」
そう言ってクロラの手を引いて解体小屋を出る。
心なしか職員が温かい目をしていた気がする。
「もー、クロラさん、あれは反則ですよ…」
「ごめんごめん、でも上達したのは先生(ノア)のお陰でしょ?」
「ぐぬっ…それもあるとは思いますけど殆どクロラさんの頑張りじゃないですか…」
「でもきっかけを作ってくれたのは先生(ノア)じゃないですか?」
「うぐぐっ…クロラさん、その先生呼び止めませんか?何かむず痒いんですが…」
「えー?恥ずかしいんですか?先生(ノア)?」
「恥ずかしいもそうですけど後ろ…」
「…クロラ…あなたその歳で『教え子と先生』なんて…な、中々高度な事やってるのね…」
2人の後ろからポーラが声を掛けてきた。
いつも冷静沈着なポーラでさえ言葉に詰まっている。
「きゃあああ!?ポ、ポーラ!?ど、どこから見て…」
「え?「上達したのは先生のお陰でしょ?」の所から…」
「さ!?最初、最初の方から聞いてたの!?」
「やー、だっていつもと様子が違う友達見たら何かあったと思って気になるじゃない?」
「そ、それはそうだけど…」
「それにノア君も案外満更でも無「ポーラさん!それ以上言わないで!」」
色々あって話が一段落した所でいつもの冷静沈着な表情に戻るポーラ。
「まぁ2人共彼氏彼女の関係なんだし別に気にして無いわよ。」
「でも僕とクロラさんが揃ってたらどう思います?」
「…そりゃ…『教え子と「はい待った!」」
その後ポーラの誤解(?)を解くのにやや時間が掛かった。
「要はじゃれあってただけでしょ?最初からそう言えば良いのに変にはぐらかしたりするからダメなのよ。」
「「ご、ごめんなさい…」」
「まぁでも次からは誤解されるから人目を忍んでやりなさいよ?」
(それはそれでどうなのだろう…)
「そうだクロラ。ジェイルが後で明日ダンジョンの探索を再開するから話をしたいって言ってたけどどうする?また後にする?」
ポーラからそう伝えられたクロラは首を振ってノアに「にこっ」と笑顔を向けた後ポーラの元へ
駆け出す。
「今日は楽しかったよ。また今度ね。」
「うん、また今度。」
お互いそう言い別れる。
ノアが次に向かったのはデオの工房だ。中に入るとデオとガーラが何かの端材を組み立てていた。
「おぅ!ノア、こりゃまた良い所に来たな!」
「色々聞きたい事もあるがとりあえずここに立て!」
デオに促され2人の間に立つ。作業台の上に銀色の光沢を放つ端材が置かれていた。
「あれ?これってもしかして鎧蜂の素材ですか?」
「おぅ!調査隊からぶん取ってきた素材を加工した奴だ!
とりあえずお前さんの体型に合わせっから自然体でじっとしててくれ!」
言われたノアはジッと立つ。デオとガーラはぶつぶつ話ながら端材をノアの背骨に宛がって行く。
「よし、組み合わせは決まったからもうちょっと待っててくれよ。<素材固定>」
デオが<スキル>を唱えた後ノアの背骨に端材を当てていく。
「よし、もう動いて良いぞ。」
ノアが振り返ると背骨の曲線にそって配置され、宙に浮く端材があった。
デオはその端材同士を鋼鉄の針を宛がって繋げていく。
曲線部分は徐々に針を曲げていき宛がう。
(あれ?鋼鉄の針ってあんな軟らかいハズ無いんだけどな…何か<スキル>使ってるんだろうな…)
「…よし、ノア、もう一度これの前に立ってくれ。」
端材を繋ぎ合わせた骨組みの前に立つとノアの背骨に合わせ、ガーラと共に多方向から確認し微調整を繰り返す。
「位置、角度共に問題無いな…これで完全に決めるぞ。ノア、離れて良いぜ。」
ノアが骨組みから離れるとデオが<スキル>を発動したのか、各端材や鋼鉄の針で作った骨組みの接合部が徐々に一体化していく。
「おおー…」
暫くするとデオが骨組みの周りを回り最終確認をする。
「よーし…こっちは良いぜ!後は頼んだぞガーラ、レリー!」
「あいよ。」
そう言うと天井から『シルクスパイダー』のレリーが音もなく降りてくる。器用に手足を使い糸を紡いでいく。
ガーラは骨組みに革を貼り、太い針とレリーの糸で凄まじい早さで縫い付けていく。
緩みや寄りが無いか入念に確認し、何やら<スキル>を発動している様だ。
縫い付けられた糸が革と一体化している。最後にもう一度確認して完成となった。
「それで、これは腰、背中、どこの装備なんですか?」
腰の位置から首の根元にかけて骨組みがあったので恐らく腰装備なのだろう事は分かる。
「お前はどうやら【適正】のお陰で装備を着けても苦にはならない様だが、普通はこんなもん装備してたら腰をやっちまうからな。
腰に負担を掛けず、むしろ補助する役割をもった一体型の腰装備だ。
まぁ完成してからのお楽しみだな。」
(自分の体と一体化させる事で負担を分散させる構造なのかな?)
「まぁここからベルトやら細々したものを取り付けたりするから2、30分位って所だ。何か用事あったら済ませて来ると良い。」
そう言う事ならとノアは工房を出て食堂に向かう。
小屋に入ると未だに門の外にいるのかバラスとアルキラーは不在の様だ。
「おや、ノア君じゃないか、いらっしゃい。解体の依頼かい?」
「今日は僕ではなく彼女が仕留めた鹿の解体をお願いします。」
「ああ、クロラさんね。最近よく持って来てくれるね。」
「弓が上達してきたので狩りの成功率が上がって来たんです。」
「ほー、先生の教え方が良かったのかな?」
「そうですね。先生の…(チラッ)教え方が良かったんです。」
クロラはチラリとノアを見つつ職員の質問に答える。
見られたノアは何となく照れて俯き、職員は2人の反応に「ハハーン」と言う顔をする。
「と、と言う訳でお願いしますね。」
そう言ってクロラの手を引いて解体小屋を出る。
心なしか職員が温かい目をしていた気がする。
「もー、クロラさん、あれは反則ですよ…」
「ごめんごめん、でも上達したのは先生(ノア)のお陰でしょ?」
「ぐぬっ…それもあるとは思いますけど殆どクロラさんの頑張りじゃないですか…」
「でもきっかけを作ってくれたのは先生(ノア)じゃないですか?」
「うぐぐっ…クロラさん、その先生呼び止めませんか?何かむず痒いんですが…」
「えー?恥ずかしいんですか?先生(ノア)?」
「恥ずかしいもそうですけど後ろ…」
「…クロラ…あなたその歳で『教え子と先生』なんて…な、中々高度な事やってるのね…」
2人の後ろからポーラが声を掛けてきた。
いつも冷静沈着なポーラでさえ言葉に詰まっている。
「きゃあああ!?ポ、ポーラ!?ど、どこから見て…」
「え?「上達したのは先生のお陰でしょ?」の所から…」
「さ!?最初、最初の方から聞いてたの!?」
「やー、だっていつもと様子が違う友達見たら何かあったと思って気になるじゃない?」
「そ、それはそうだけど…」
「それにノア君も案外満更でも無「ポーラさん!それ以上言わないで!」」
色々あって話が一段落した所でいつもの冷静沈着な表情に戻るポーラ。
「まぁ2人共彼氏彼女の関係なんだし別に気にして無いわよ。」
「でも僕とクロラさんが揃ってたらどう思います?」
「…そりゃ…『教え子と「はい待った!」」
その後ポーラの誤解(?)を解くのにやや時間が掛かった。
「要はじゃれあってただけでしょ?最初からそう言えば良いのに変にはぐらかしたりするからダメなのよ。」
「「ご、ごめんなさい…」」
「まぁでも次からは誤解されるから人目を忍んでやりなさいよ?」
(それはそれでどうなのだろう…)
「そうだクロラ。ジェイルが後で明日ダンジョンの探索を再開するから話をしたいって言ってたけどどうする?また後にする?」
ポーラからそう伝えられたクロラは首を振ってノアに「にこっ」と笑顔を向けた後ポーラの元へ
駆け出す。
「今日は楽しかったよ。また今度ね。」
「うん、また今度。」
お互いそう言い別れる。
ノアが次に向かったのはデオの工房だ。中に入るとデオとガーラが何かの端材を組み立てていた。
「おぅ!ノア、こりゃまた良い所に来たな!」
「色々聞きたい事もあるがとりあえずここに立て!」
デオに促され2人の間に立つ。作業台の上に銀色の光沢を放つ端材が置かれていた。
「あれ?これってもしかして鎧蜂の素材ですか?」
「おぅ!調査隊からぶん取ってきた素材を加工した奴だ!
とりあえずお前さんの体型に合わせっから自然体でじっとしててくれ!」
言われたノアはジッと立つ。デオとガーラはぶつぶつ話ながら端材をノアの背骨に宛がって行く。
「よし、組み合わせは決まったからもうちょっと待っててくれよ。<素材固定>」
デオが<スキル>を唱えた後ノアの背骨に端材を当てていく。
「よし、もう動いて良いぞ。」
ノアが振り返ると背骨の曲線にそって配置され、宙に浮く端材があった。
デオはその端材同士を鋼鉄の針を宛がって繋げていく。
曲線部分は徐々に針を曲げていき宛がう。
(あれ?鋼鉄の針ってあんな軟らかいハズ無いんだけどな…何か<スキル>使ってるんだろうな…)
「…よし、ノア、もう一度これの前に立ってくれ。」
端材を繋ぎ合わせた骨組みの前に立つとノアの背骨に合わせ、ガーラと共に多方向から確認し微調整を繰り返す。
「位置、角度共に問題無いな…これで完全に決めるぞ。ノア、離れて良いぜ。」
ノアが骨組みから離れるとデオが<スキル>を発動したのか、各端材や鋼鉄の針で作った骨組みの接合部が徐々に一体化していく。
「おおー…」
暫くするとデオが骨組みの周りを回り最終確認をする。
「よーし…こっちは良いぜ!後は頼んだぞガーラ、レリー!」
「あいよ。」
そう言うと天井から『シルクスパイダー』のレリーが音もなく降りてくる。器用に手足を使い糸を紡いでいく。
ガーラは骨組みに革を貼り、太い針とレリーの糸で凄まじい早さで縫い付けていく。
緩みや寄りが無いか入念に確認し、何やら<スキル>を発動している様だ。
縫い付けられた糸が革と一体化している。最後にもう一度確認して完成となった。
「それで、これは腰、背中、どこの装備なんですか?」
腰の位置から首の根元にかけて骨組みがあったので恐らく腰装備なのだろう事は分かる。
「お前はどうやら【適正】のお陰で装備を着けても苦にはならない様だが、普通はこんなもん装備してたら腰をやっちまうからな。
腰に負担を掛けず、むしろ補助する役割をもった一体型の腰装備だ。
まぁ完成してからのお楽しみだな。」
(自分の体と一体化させる事で負担を分散させる構造なのかな?)
「まぁここからベルトやら細々したものを取り付けたりするから2、30分位って所だ。何か用事あったら済ませて来ると良い。」
そう言う事ならとノアは工房を出て食堂に向かう。
200
あなたにおすすめの小説
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
元公爵令嬢は年下騎士たちに「用済みのおばさん」と捨てられる 〜今更戻ってこいと泣きつかれても献身的な美少年に溺愛されているのでもう遅いです〜
日々埋没。
ファンタジー
「新しい従者を雇うことにした。おばさんはもう用済みだ。今すぐ消えてくれ」
かつて婚約破棄され、実家を追放された元公爵令嬢のレアーヌ。
その身分を隠し、年下の冒険者たちの身の回りを世話する『メイド』として献身的に尽くしてきた彼女に突きつけられたのは、あまりに非情な追放宣告だった。
レアーヌがこれまで教育し、支えてきた若い男たちは、新しく現れた他人の物を欲しがり子悪魔メイドに骨抜きにされ、彼女を「加齢臭のする汚いおばさん」と蔑み、笑いながら追い出したのだ。
地位も、居場所も、信じていた絆も……すべてを失い、絶望する彼女の前に現れたのは、一人の美少年だった。
「僕とパーティーを組んでくれませんか? 貴方が必要なんです」
新米ながら将来の可能性を感じさせる彼は、レアーヌを「おばさん」ではなく「一人の女性」として、甘く狂おしく溺愛し始める。
一方でレアーヌという『真の支柱』を失った元パーティーは、自分たちがどれほど愚かな選択をしたかを知る由もなかった。
やがて彼らが地獄の淵で「戻ってきてくれ」と泣きついてきても、もう遅い。
レアーヌの隣には、彼女を離さないと誓った執着愛の化身が微笑んでいるのだから。
【もうダメだ!】貧乏大学生、絶望から一気に成り上がる〜もし、無属性でFランクの俺が異文明の魔道兵器を担いでダンジョンに潜ったら〜
KEINO
ファンタジー
貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。
~あらすじ~
世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。
そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。
しかし、その恩恵は平等ではなかった。
富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。
そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。
彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。
あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。
妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。
希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。
英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。
これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。
彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。
テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。
SF味が増してくるのは結構先の予定です。
スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。
良かったら読んでください!
妹が聖女の再来と呼ばれているようです
田尾風香
ファンタジー
ダンジョンのある辺境の地で回復術士として働いていたけど、父に呼び戻されてモンテリーノ学校に入学した。そこには、私の婚約者であるファルター殿下と、腹違いの妹であるピーアがいたんだけど。
「マレン・メクレンブルク! 貴様とは婚約破棄する!」
どうやらファルター殿下は、"低能"と呼ばれている私じゃなく、"聖女の再来"とまで呼ばれるくらいに成績の良い妹と婚約したいらしい。
それは別に構わない。国王陛下の裁定で無事に婚約破棄が成った直後、私に婚約を申し込んできたのは、辺境の地で一緒だったハインリヒ様だった。
戸惑う日々を送る私を余所に、事件が起こる。――学校に、ダンジョンが出現したのだった。
更新は不定期です。
大器晩成エンチャンター~Sランク冒険者パーティから追放されてしまったが、追放後の成長度合いが凄くて世界最強になる
遠野紫
ファンタジー
「な、なんでだよ……今まで一緒に頑張って来たろ……?」
「頑張って来たのは俺たちだよ……お前はお荷物だ。サザン、お前にはパーティから抜けてもらう」
S級冒険者パーティのエンチャンターであるサザンは或る時、パーティリーダーから追放を言い渡されてしまう。
村の仲良し四人で結成したパーティだったが、サザンだけはなぜか実力が伸びなかったのだ。他のメンバーに追いつくために日々努力を重ねたサザンだったが結局報われることは無く追放されてしまった。
しかしサザンはレアスキル『大器晩成』を持っていたため、ある時突然その強さが解放されたのだった。
とてつもない成長率を手にしたサザンの最強エンチャンターへの道が今始まる。
レベル1の時から育ててきたパーティメンバーに裏切られて捨てられたが、俺はソロの方が本気出せるので問題はない
あつ犬
ファンタジー
王国最強のパーティメンバーを鍛え上げた、アサシンのアルマ・アルザラットはある日追放され、貯蓄もすべて奪われてしまう。 そんな折り、とある剣士の少女に助けを請われる。「パーティメンバーを助けてくれ」! 彼の人生が、動き出す。
復讐完遂者は吸収スキルを駆使して成り上がる 〜さあ、自分を裏切った初恋の相手へ復讐を始めよう〜
サイダーボウイ
ファンタジー
「気安く私の名前を呼ばないで! そうやってこれまでも私に付きまとって……ずっと鬱陶しかったのよ!」
孤児院出身のナードは、初恋の相手セシリアからそう吐き捨てられ、パーティーを追放されてしまう。
淡い恋心を粉々に打ち砕かれたナードは失意のどん底に。
だが、ナードには、病弱な妹ノエルの生活費を稼ぐために、冒険者を続けなければならないという理由があった。
1人決死の覚悟でダンジョンに挑むナード。
スライム相手に死にかけるも、その最中、ユニークスキル【アブソープション】が覚醒する。
それは、敵のLPを吸収できるという世界の掟すらも変えてしまうスキルだった。
それからナードは毎日ダンジョンへ入り、敵のLPを吸収し続けた。
増やしたLPを消費して、魔法やスキルを習得しつつ、ナードはどんどん強くなっていく。
一方その頃、セシリアのパーティーでは仲間割れが起こっていた。
冒険者ギルドでの評判も地に落ち、セシリアは徐々に追いつめられていくことに……。
これは、やがて勇者と呼ばれる青年が、チートスキルを駆使して最強へと成り上がり、自分を裏切った初恋の相手に復讐を果たすまでの物語である。
最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~
ある中管理職
ファンタジー
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる