ソロ冒険者のぶらり旅~悠々自適とは無縁な日々~

.

文字の大きさ
366 / 1,124
再びアルバラスト編

閑話 【勇者】ミユキの居候生活7日目~襲撃1回目①~

しおりを挟む
ズザザッ!

「ハァ…ハァ…」

「ふむ。初日と違って軽く息を切らす程度にまでなったか…
この短期間で持久力が付くとは流石【勇者】、と言った感じだな。」


ノアの両親であるアミスティア、レドリックの家に居候して早7日。

初日は1ヶ所回るだけでも呼吸がままならなかったのだが、7日目の早朝から行われた巡回では、10ヶ所回っても肩で息をしつつも、立ち止まる事無く走破していた。


「いえ…まだ付いて行くだけで精一杯です…
それにまだ巡回で周囲の索敵をするだけの余裕はありません…」

「まぁミユキちゃんの巡回での主目的は体力、スタミナの底上げだから、ある程度余裕が出来れば索敵出来るだけの余裕も出来るさ。
それに、今日初めて行う『襲撃』の相手であるマドリックには索敵はそこまで必要無い。
何せあっちの方からやって来るからな。」


ノアの父親レドリックの言った『襲撃』とは、週に一度訓練の成果を見る試験の様なもの。

内容によっては、再訓練が必要であれば厳しくなるし、次の段階に進めて良いと判断したら更に厳しい訓練に身を置く事になる。どっちにしろ厳しくなる事に変わりは無い。


「さて、休憩も済んだ事だし家に戻って朝御飯食べたら軽く訓練するとしよう。」ザッ…

「はい。」ザッ…


ミユキの呼吸が落ち着いてきたのを見計らい、レドリックは村の方へと駆け出した。






数分程走ると、村の家々から住人達が寝ぼけ眼を擦りながら朝の作業を行う姿が散見され始めた。


「おぅレド、ミユキちゃん、朝の巡回ご苦労さん。
森の方は変わり無いか?」

「いや、この間に比べて熊の足跡や爪の痕が目立つ様になったからそろそろ間引きに行こうと思う。」

「そうか、奥さんの熊鍋が楽しみだ。」

「あ、てめ、それ目当てだな?」

「バレたか。」

(熊鍋…)ゴクリ


他愛の無い話をしつつ森の状況を伝えるレドリック。
アミスティアの熊鍋、ミユキも興味が沸いた様子である。


「そういや、今日は『あの日』だっけか?」

「あぁ、『襲撃』の事だな。やるよ。」

「そうか…
ミユキちゃん…頑張るんだぞ…」

「…?」


村の住人から何故か生温かい目を向けられたミユキは少し困惑している。

それを察した住人に理由を言われた。


「いやぁ…2年以上前から『襲撃』が行われる度にノア君がボロボロになって帰ってくるモンだから…
その分滅茶苦茶強くなってるからそう言うものだと割り切ってはいたんだが、他の…それに女の子が『アレ』をやるとなると…な…」

「そ、そんなに…ですか…」

「あぁ…村の子供達からは"冒険者になる為にあそこまでする位なら冒険者になりたくない"なんて声も上がる位だよ…」

「え?その話俺知らないんだけど…」

「ノア君が居る間にそんな事言えるかよ…
ノア君が旅立った日、皆色々な意味で"おめでとう"と言ったもんだよ。」


レドリックは本当に知らなかった様で「そんな事が…」と顔をひきつらせていた。

と、そんな事を話していると


ズシッズシッ…「よぅ、ラニとお2人さん何の話をしてたんだ?」


肩に、太さ1メル、長さは4メル程の大木を担いだマドリックがズシズシと音を立てて歩いてきた。


「今日の『襲撃』の話をしてたんだよ。
お前さん、ミユキちゃんをあまり酷い目に合わせるなよ?」

「…と言われてもな、アミからは"薬を持たせるから腕ぶっ飛ばす位は構わん"と言われてるからなぁ…」

「ひっ…」

「おいおい…」

「うんうん。」


マドリックから聞かされた言葉に短く悲鳴を上げるミユキ。
ラニと呼ばれた住人は顔をひきつらせ、レドリックは同意見だ、と言わんばかりに頷いている。


「腕をぶっ飛ばされるのって、なかなか堪えるもんなんだ。
1回でも食らえばそうならない様な立ち回りを取れるだろ?」

「えぇ…」


と、さも当然の様に答えた辺り"ああ…やっぱりノア君の両親なんだな"と思うミユキであった。

その後2、3会話をした後に各々家路に着くのであった。





ガフッ、ガフッ、ムシャムシャ、バクバク…

「ふいまへん、おはわりふだはい。(すいません、御代わり下さい。)」

「ふふ、慌てなくても御代わりはまだまだあるわよ。」

「つい最近まで"こんなに食べたら太っちゃう"って叫んでた娘とは大違いだな。」


村に来た当初のミユキは、アミスティアから出された食事の多さに驚いていた。

丁度年頃と言うのもあってか、スタイルをやけに気にしていた。

アミスティアから"食ってても痩せる"と言われたものの半信半疑であった、何せ"元の世界"で食べていた量の2.5倍である。

だがミユキは食べる事を拒めなかった。
何せ彼女の居た国はヒュマノ聖王国である。

料理を作れる者が殆ど居らず、"筋ばった肉に適当に塩コショウ振って焼いただけの肉"をご馳走と呼んでいる国である。

その焼いた肉も品質レベル3か4と、"食えるっちゃ食える"程度の出来映えである。

※ちなみにこの村で料理が苦手、と言っている子供ですら品質レベル6の料理が作れます。


そんな国で過ごしていたミユキの前に品質レベル10の料理が出て来てみなさい、口では「食べれない」と言いつつも、ミユキの腹の虫が喉から手を出す勢いで鳴くのは至極当然と言える。

気が付くと、出された料理の8割を食べ終わっていた。

ハッとなって、作ったアミスティアの方を向いた時の事は今でも鮮明に覚えている。


「ふ、堕ちたな…」


それからは残さず綺麗に食べる様になった。
スタイル云々よりも食欲が勝ってしまったのだ。

そして、ミユキが気にしていたスタイルの方はというと


チミッ。「うひゃっ!?」

「どう?食べてる割にしっかり痩せてきたでしょ?」

ふにふに…

「は、はい、お陰さまで…
あの、お願いですから脇腹を摘まむのを止めて下さい…」


ミユキの脇腹を摘まんで贅肉チェックをするアミスティア。


「さ、食事が落ち着いたら軽く剣の訓練を行いましょう。」

「はい。」カチャカチャ…


食べ終わった皿等を片付けたミユキは家の外へと向かう。







「はっ!」ヒュンッ!「やっ!」ビュオッ!「てぃっ!」ブンッ!

カッ、チッ、スッ…

「はぁぁっ!」ブォンッ!

ガッ!くるんっ!

「くっ!」ガッ!ヒュババッ!スタッ!


剣を左上、右下、左と斬り掛かるミユキだが、アミスティアはその辺にあった"木の枝"で全ていなす。

最後の一撃は後方に僅かに下がる事で回避するも、一歩踏み込んで上段蹴りを繰り出すミユキ。

しかし足首を掴んで受け止めたアミスティアは、振りかぶってミユキの体を地面に向けて叩き付けようとする。

が、アミスティアの手首を蹴って難を逃れたミユキは、空中で身を翻して何とか着地した。


「初日に比べれば動きは良くなった、剣だけじゃなく体術を使ってきたのも良かったけど、もう一手二手位あっても良かったわね。」

「ハァ…ハァ…が、頑張ります。」


食事後の"軽め"の訓練として、ミユキは約1時間に及ぶ戦闘訓練を行っていた。

アミスティアは指で木の枝をクルクルと回しつつ今の戦闘について指摘をおこなっていた。

ミユキは着地した後、地面に膝から崩れ落ち、手を付いて息を整えていた。

すると


「「ミユキおねーちゃーん、頑張ってー。」」

「は、はーい…」


訓練の様子を見ていた近所の子供達から激励の声が掛かる。

何故この場に子供達が居るかと言うと


「あら、もう稽古の時間だったわね。
という訳でミユキちゃん、ちょっと短かったけど今日の訓練は終わりにしましょ。」

「はい。」


アミスティアは週に一度、村の子供達に剣の指導を、レドリックは弓と体術の指導を行っている。

丁度この日はその指導の日であったのだ。


「"ぐんそー"、ミユキおねーちゃんの訓練はもう良いの?」

「今日は夜に別の訓練があるからもうこれ位で良いのよ。
あと私の事はアミおばさんて呼ぶハズでしょ?"ぐんそー"って呼ばないの。」

(そっかー…アミスティアさん、"ぐんそー"って呼ばれてるんだ…)


アミスティアぐんそーの裏工作が明るみに出た所で、ミユキに少しの間休憩時間が出来た。

気分を入れ替える目的で村の中を散策する事にした。
しおりを挟む
感想 1,255

あなたにおすすめの小説

おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう

お餅ミトコンドリア
ファンタジー
 パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。  だが、全くの無名。  彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。  若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。  弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。  独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。  が、ある日。 「お久しぶりです、師匠!」  絶世の美少女が家を訪れた。  彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。 「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」  精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。 「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」  これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。 (※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。 もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです! 何卒宜しくお願いいたします!)

元公爵令嬢は年下騎士たちに「用済みのおばさん」と捨てられる 〜今更戻ってこいと泣きつかれても献身的な美少年に溺愛されているのでもう遅いです〜

日々埋没。
ファンタジー
​「新しい従者を雇うことにした。おばさんはもう用済みだ。今すぐ消えてくれ」  ​かつて婚約破棄され、実家を追放された元公爵令嬢のレアーヌ。  その身分を隠し、年下の冒険者たちの身の回りを世話する『メイド』として献身的に尽くしてきた彼女に突きつけられたのは、あまりに非情な追放宣告だった。  ​レアーヌがこれまで教育し、支えてきた若い男たちは、新しく現れた他人の物を欲しがり子悪魔メイドに骨抜きにされ、彼女を「加齢臭のする汚いおばさん」と蔑み、笑いながら追い出したのだ。 ​ 地位も、居場所も、信じていた絆も……すべてを失い、絶望する彼女の前に現れたのは、一人の美少年だった。 ​「僕とパーティーを組んでくれませんか? 貴方が必要なんです」  ​新米ながら将来の可能性を感じさせる彼は、レアーヌを「おばさん」ではなく「一人の女性」として、甘く狂おしく溺愛し始める。  一方でレアーヌという『真の支柱』を失った元パーティーは、自分たちがどれほど愚かな選択をしたかを知る由もなかった。  ​やがて彼らが地獄の淵で「戻ってきてくれ」と泣きついてきても、もう遅い。  レアーヌの隣には、彼女を離さないと誓った執着愛の化身が微笑んでいるのだから。

【もうダメだ!】貧乏大学生、絶望から一気に成り上がる〜もし、無属性でFランクの俺が異文明の魔道兵器を担いでダンジョンに潜ったら〜

KEINO
ファンタジー
貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。 ~あらすじ~ 世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。 そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。 しかし、その恩恵は平等ではなかった。 富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。 そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。 彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。 あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。 妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。 希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。 英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。 これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。 彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。 テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。 SF味が増してくるのは結構先の予定です。 スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。 良かったら読んでください!

妹が聖女の再来と呼ばれているようです

田尾風香
ファンタジー
ダンジョンのある辺境の地で回復術士として働いていたけど、父に呼び戻されてモンテリーノ学校に入学した。そこには、私の婚約者であるファルター殿下と、腹違いの妹であるピーアがいたんだけど。 「マレン・メクレンブルク! 貴様とは婚約破棄する!」  どうやらファルター殿下は、"低能"と呼ばれている私じゃなく、"聖女の再来"とまで呼ばれるくらいに成績の良い妹と婚約したいらしい。 それは別に構わない。国王陛下の裁定で無事に婚約破棄が成った直後、私に婚約を申し込んできたのは、辺境の地で一緒だったハインリヒ様だった。 戸惑う日々を送る私を余所に、事件が起こる。――学校に、ダンジョンが出現したのだった。 更新は不定期です。

大器晩成エンチャンター~Sランク冒険者パーティから追放されてしまったが、追放後の成長度合いが凄くて世界最強になる

遠野紫
ファンタジー
「な、なんでだよ……今まで一緒に頑張って来たろ……?」 「頑張って来たのは俺たちだよ……お前はお荷物だ。サザン、お前にはパーティから抜けてもらう」 S級冒険者パーティのエンチャンターであるサザンは或る時、パーティリーダーから追放を言い渡されてしまう。 村の仲良し四人で結成したパーティだったが、サザンだけはなぜか実力が伸びなかったのだ。他のメンバーに追いつくために日々努力を重ねたサザンだったが結局報われることは無く追放されてしまった。 しかしサザンはレアスキル『大器晩成』を持っていたため、ある時突然その強さが解放されたのだった。 とてつもない成長率を手にしたサザンの最強エンチャンターへの道が今始まる。

レベル1の時から育ててきたパーティメンバーに裏切られて捨てられたが、俺はソロの方が本気出せるので問題はない

あつ犬
ファンタジー
王国最強のパーティメンバーを鍛え上げた、アサシンのアルマ・アルザラットはある日追放され、貯蓄もすべて奪われてしまう。 そんな折り、とある剣士の少女に助けを請われる。「パーティメンバーを助けてくれ」! 彼の人生が、動き出す。

復讐完遂者は吸収スキルを駆使して成り上がる 〜さあ、自分を裏切った初恋の相手へ復讐を始めよう〜

サイダーボウイ
ファンタジー
「気安く私の名前を呼ばないで! そうやってこれまでも私に付きまとって……ずっと鬱陶しかったのよ!」 孤児院出身のナードは、初恋の相手セシリアからそう吐き捨てられ、パーティーを追放されてしまう。 淡い恋心を粉々に打ち砕かれたナードは失意のどん底に。 だが、ナードには、病弱な妹ノエルの生活費を稼ぐために、冒険者を続けなければならないという理由があった。 1人決死の覚悟でダンジョンに挑むナード。 スライム相手に死にかけるも、その最中、ユニークスキル【アブソープション】が覚醒する。 それは、敵のLPを吸収できるという世界の掟すらも変えてしまうスキルだった。 それからナードは毎日ダンジョンへ入り、敵のLPを吸収し続けた。 増やしたLPを消費して、魔法やスキルを習得しつつ、ナードはどんどん強くなっていく。 一方その頃、セシリアのパーティーでは仲間割れが起こっていた。 冒険者ギルドでの評判も地に落ち、セシリアは徐々に追いつめられていくことに……。 これは、やがて勇者と呼ばれる青年が、チートスキルを駆使して最強へと成り上がり、自分を裏切った初恋の相手に復讐を果たすまでの物語である。

最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~

ある中管理職
ファンタジー
 勤続10年目10度目のレベルアップ。  人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。  すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。  なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。  チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。  探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。  万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。

処理中です...