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獣人国編~【勇者】アーク・ダンジョン『時の迷宮』~
漸く捕縛
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ガシャガシャガシャガシャ…
「ハナ団長、確かもう少し行った所で冒険者パーティが暴れてるのですよね?」
「う、うん…そのハズ…
それを『ブレイカー』…ノア君が相手してるみたい…」
「彼確か病み上がりでしょ?
急がなきゃ…ってうわっ!?何この殺気!?」
「ちょ、ちょっと、滅びの森に近いから危険度(中)か(大)クラスが出現してるんじゃない…?」
「だったら尚更急がなきゃじゃない!」
街に戻った冒険者の1人が兵士に報告。
滅びの森近辺での事だった為、『犬姫』含めた騎士団員15名が現場に向かっていた。
ガシャガシャガシャ…
「うー…殺気がドンドン強くなっていってるよ…
怖いー…」
「あ!あそこ!冒険者達が居るよ!」
ガッ、ガガッ…
「何か戦闘音も聞こえるし…
…って、え!?何アレどういう状況?」
一行が現場に辿り着くと、金色に光る魔法陣の中心付近に踞る冒険者3人と、その魔法陣の範囲外には数人の冒険者が待機していた。
その奥では仮面を着けた1人の冒険者に対し、体の各所に金色の紋様をが浮かび上がっている常時20人近くの冒険者が群がっていた。
普通に考えれば異様な光景だったが、"異様"なのはそれだけでは無かった。
ガガッ!ゴッ!ゴガッ!「オガッ!?」
パパンッ!パァンッ!「…ギッ!」
グリリッ!「ガァッ、アァアアアッ!」
(うーん…普通だったら気絶する程の威力で打撃加えてるけど意識失う様子は無いし、顎にも打撃加えて脳震盪を狙ってるけどふらつきながら襲い掛かって来る…
関節技を極めてもみたけど、痛がりはすれど止まる様子は無し…
まぁ取り落とされた武器を拾う気配は無いからその点に関しては温情って感じかな…)
取り囲まれ、断続的に攻撃を加えられているノアだが、野盗200人を相手にしたノアにとっては、まだ冷静に別の事を考えられるだけの余裕があった。
(『となると残るは…』)
(体の所々にある金色の紋様をどうにかしないといけないみたいだね。)
色々と検証をした結果、操られ出した時に体に現れた紋様の様な物をどうにかしないといけないかも知れない様だ。
丁度目の前には、2度程転がされて3度目の復帰を果たそうと起き上がる男性冒険者が居た。
この冒険者には丁度頬の所に金色の紋様があった。
『ふんっ!』ボッ!
パギンッ!「アうっ!?」ガクッ…
『おや?』
早速金色の紋様を壊すイメージで高速のジャブを繰り出すノア。
すると悲鳴の声音に変化があり、相手の体から力が抜け、地面に倒れ伏した。
パチン!
『よーし!解除方法が判明した!
後はこれを繰り返せば良いだけだね!』
操られていた冒険者の開放条件が判明した事に、ノアは指を弾いて喜んだ。
「ガァアッ!」ヒュボッ!
(えーっと、この人は膝上、っと…)
ガシッ!パギョッ!
前蹴りを繰り出してきた冒険者の足を小脇に抱えて膝上に拳を打ち込み
「オォオオッ!」ブォンッ!
「セェアアアッ!」バォッ!
ガッ!ガシッ!グリンッ!
「ガッ!」「アウッ!」ドササッ!
(この2人は首だから…)
ゴゴッ!『『パギンッ!』』
同時に殴り掛かって来た冒険者2人の拳を掴み取り、目の前で交差させて腕同士を絡めて動きを封じ、首に手刀を打ち込む。
「オァアアッ!」ブォッ!
『ほいっと。』ブォッ!ガキッ!
ドドッ!「ガァアアッ!?」
回し蹴りを繰り出してきた冒険者には後ろ回し蹴りを合わせて首に絡めて動きを封じ
「ヒェエアア!」ボッ!
パシッ!グリッ!ドサッ!「アガガガッ!?」
殴り掛かって来た冒険者の拳を片手で受け止めて捻り、地面に転がす。
『ちょっと待っててね、っと。』
ヒュバッ!ギュギュギュッ!
「アガガッ!」「ウゴゴッ!」
転がした2人の手足にロープを素早く引っ掛けて身動きを取れなくし
『よっ!』ヒュバッ!「ガッ!?」
『ほっ!』ギュリッ!「ギギギッ!?」
『はいはいはいっ、と。』ギュッ!キュッ!ギリッ!「「「ヌガガッ!」」」
脇、太腿、手首、足首、両腕に次々と引っ掛けていき向かって来る冒険者を次々に捕縛。
後方では縛られた冒険者達が身動き取れずに団子の様になっていた。
「な、何なんだよアイツ…!?
何故あの人数を捌けるんだぁっ!?」
「す、凄い…」
「…私達はとんでもない人に喧嘩を売ってしまった様です…
これは謝って済む問題じゃ無いでしょう…」
未だ『ブレイカー(ノア)』から発せられる殺気に身動き取れない3人はノアの戦闘を見て唖然としていた。
特に事の発端となったアークは、自分の思い通りに行かない事の連続で、憎々しげに睨み付けていた。
「チッ、こうなりゃあの辺一体に広域魔法をぶっ放して…」
「ちょ…」
「アーク!もう止めなさい!
まだ罪を重ねるつもりですか!?」
「うるせぇ!俺に指図すんじゃねぇ!」
と、まーたアークの方で何かしら仕出かそうとしていた丁度その時
<殺気放出>の熟練度が上限に達しました。
派生スキル<殺気集中>を取得しました。
『動くなつってんだろうが!』ギロッ!
「ひぃっ!?」ビクゥッ!
「「ア、アーク!?」」
早速<殺気集中>を発動するノア。
先程まで放っていたバーサークベアクラスの殺気を止め、ヒュドラ変異体クラスの殺気に切り替えてアークを睨み付ける。
今度こそアークは体を強張らせて身動き1つ取れなくなった。
その隙に残りの冒険者の身動きを止め、次々に金色の紋様を壊していく。
全て破壊し、3人の下へ向かうまでに掛かった時間は2分程であった。
ザッ!
『さ~て、何で俺にここまで執拗に攻撃仕掛けて来たんですか~?』
「ふ…ぐぐぐ…」
『呻いてるだけじゃ分からないじゃないですか~。
さっきまでの威勢はどうしたんですか~?』
「あ、あの…多分あなたの殺気が強過ぎて喋れないだけかと…」
『あ、そっか。
んじゃあ弱めますかね…』ズズズズズ…
アークの下まで辿り着いたノアは<殺気集中>を発動した状態でアークを睨み付ける。
直ぐ側でじっとしていた【聖女】ミミシラの指摘で漸くアークが喋れない理由を知り、殺気を弱めるノア。
『どうです?これなら喋れるでしょ?』
「糞が!死ねっ!」ボッ!
パシッ。メリッ!
「痛だだだだっ!?」
殺気を弱めたら弱めたで、性懲りも無く殴り掛かって来たので、手首を捻り、手と腕がくっつきそうな力で地面に押し倒す。
ズブブブ…
「もがっ!?ま…ぶぇっ!?ぶふっ!」
地面に顔を押し付けると、どんどんと地中に顔が埋まっていく。
アークは地面の土で溺れ掛かっていた。
「ああああ、あの、それ以上やったら死んじゃいますので、その辺にしませんか…?」
『ふむ…それもそうですね…
それじゃ詰所で事情を聞くとしますかね!』
ゴツッ!「もぼっ!?」
土で溺れさそうとしていたノアに、怯えた様子の『犬姫』団長ハナが近付いて止めに掛かる。
制止の声を聞いたノアは少し落ち着きを取り戻し、アークの後頭部を殴って気絶させた。
フッ…
「あ、そうだハナさん。熱したナイフ用意して貰えませんか?」
「ね、熱したナイフ…ですか…?
一体何に使うのですか…?」
「聞きたい?」
「……。」
「ハナ団長、確かもう少し行った所で冒険者パーティが暴れてるのですよね?」
「う、うん…そのハズ…
それを『ブレイカー』…ノア君が相手してるみたい…」
「彼確か病み上がりでしょ?
急がなきゃ…ってうわっ!?何この殺気!?」
「ちょ、ちょっと、滅びの森に近いから危険度(中)か(大)クラスが出現してるんじゃない…?」
「だったら尚更急がなきゃじゃない!」
街に戻った冒険者の1人が兵士に報告。
滅びの森近辺での事だった為、『犬姫』含めた騎士団員15名が現場に向かっていた。
ガシャガシャガシャ…
「うー…殺気がドンドン強くなっていってるよ…
怖いー…」
「あ!あそこ!冒険者達が居るよ!」
ガッ、ガガッ…
「何か戦闘音も聞こえるし…
…って、え!?何アレどういう状況?」
一行が現場に辿り着くと、金色に光る魔法陣の中心付近に踞る冒険者3人と、その魔法陣の範囲外には数人の冒険者が待機していた。
その奥では仮面を着けた1人の冒険者に対し、体の各所に金色の紋様をが浮かび上がっている常時20人近くの冒険者が群がっていた。
普通に考えれば異様な光景だったが、"異様"なのはそれだけでは無かった。
ガガッ!ゴッ!ゴガッ!「オガッ!?」
パパンッ!パァンッ!「…ギッ!」
グリリッ!「ガァッ、アァアアアッ!」
(うーん…普通だったら気絶する程の威力で打撃加えてるけど意識失う様子は無いし、顎にも打撃加えて脳震盪を狙ってるけどふらつきながら襲い掛かって来る…
関節技を極めてもみたけど、痛がりはすれど止まる様子は無し…
まぁ取り落とされた武器を拾う気配は無いからその点に関しては温情って感じかな…)
取り囲まれ、断続的に攻撃を加えられているノアだが、野盗200人を相手にしたノアにとっては、まだ冷静に別の事を考えられるだけの余裕があった。
(『となると残るは…』)
(体の所々にある金色の紋様をどうにかしないといけないみたいだね。)
色々と検証をした結果、操られ出した時に体に現れた紋様の様な物をどうにかしないといけないかも知れない様だ。
丁度目の前には、2度程転がされて3度目の復帰を果たそうと起き上がる男性冒険者が居た。
この冒険者には丁度頬の所に金色の紋様があった。
『ふんっ!』ボッ!
パギンッ!「アうっ!?」ガクッ…
『おや?』
早速金色の紋様を壊すイメージで高速のジャブを繰り出すノア。
すると悲鳴の声音に変化があり、相手の体から力が抜け、地面に倒れ伏した。
パチン!
『よーし!解除方法が判明した!
後はこれを繰り返せば良いだけだね!』
操られていた冒険者の開放条件が判明した事に、ノアは指を弾いて喜んだ。
「ガァアッ!」ヒュボッ!
(えーっと、この人は膝上、っと…)
ガシッ!パギョッ!
前蹴りを繰り出してきた冒険者の足を小脇に抱えて膝上に拳を打ち込み
「オォオオッ!」ブォンッ!
「セェアアアッ!」バォッ!
ガッ!ガシッ!グリンッ!
「ガッ!」「アウッ!」ドササッ!
(この2人は首だから…)
ゴゴッ!『『パギンッ!』』
同時に殴り掛かって来た冒険者2人の拳を掴み取り、目の前で交差させて腕同士を絡めて動きを封じ、首に手刀を打ち込む。
「オァアアッ!」ブォッ!
『ほいっと。』ブォッ!ガキッ!
ドドッ!「ガァアアッ!?」
回し蹴りを繰り出してきた冒険者には後ろ回し蹴りを合わせて首に絡めて動きを封じ
「ヒェエアア!」ボッ!
パシッ!グリッ!ドサッ!「アガガガッ!?」
殴り掛かって来た冒険者の拳を片手で受け止めて捻り、地面に転がす。
『ちょっと待っててね、っと。』
ヒュバッ!ギュギュギュッ!
「アガガッ!」「ウゴゴッ!」
転がした2人の手足にロープを素早く引っ掛けて身動きを取れなくし
『よっ!』ヒュバッ!「ガッ!?」
『ほっ!』ギュリッ!「ギギギッ!?」
『はいはいはいっ、と。』ギュッ!キュッ!ギリッ!「「「ヌガガッ!」」」
脇、太腿、手首、足首、両腕に次々と引っ掛けていき向かって来る冒険者を次々に捕縛。
後方では縛られた冒険者達が身動き取れずに団子の様になっていた。
「な、何なんだよアイツ…!?
何故あの人数を捌けるんだぁっ!?」
「す、凄い…」
「…私達はとんでもない人に喧嘩を売ってしまった様です…
これは謝って済む問題じゃ無いでしょう…」
未だ『ブレイカー(ノア)』から発せられる殺気に身動き取れない3人はノアの戦闘を見て唖然としていた。
特に事の発端となったアークは、自分の思い通りに行かない事の連続で、憎々しげに睨み付けていた。
「チッ、こうなりゃあの辺一体に広域魔法をぶっ放して…」
「ちょ…」
「アーク!もう止めなさい!
まだ罪を重ねるつもりですか!?」
「うるせぇ!俺に指図すんじゃねぇ!」
と、まーたアークの方で何かしら仕出かそうとしていた丁度その時
<殺気放出>の熟練度が上限に達しました。
派生スキル<殺気集中>を取得しました。
『動くなつってんだろうが!』ギロッ!
「ひぃっ!?」ビクゥッ!
「「ア、アーク!?」」
早速<殺気集中>を発動するノア。
先程まで放っていたバーサークベアクラスの殺気を止め、ヒュドラ変異体クラスの殺気に切り替えてアークを睨み付ける。
今度こそアークは体を強張らせて身動き1つ取れなくなった。
その隙に残りの冒険者の身動きを止め、次々に金色の紋様を壊していく。
全て破壊し、3人の下へ向かうまでに掛かった時間は2分程であった。
ザッ!
『さ~て、何で俺にここまで執拗に攻撃仕掛けて来たんですか~?』
「ふ…ぐぐぐ…」
『呻いてるだけじゃ分からないじゃないですか~。
さっきまでの威勢はどうしたんですか~?』
「あ、あの…多分あなたの殺気が強過ぎて喋れないだけかと…」
『あ、そっか。
んじゃあ弱めますかね…』ズズズズズ…
アークの下まで辿り着いたノアは<殺気集中>を発動した状態でアークを睨み付ける。
直ぐ側でじっとしていた【聖女】ミミシラの指摘で漸くアークが喋れない理由を知り、殺気を弱めるノア。
『どうです?これなら喋れるでしょ?』
「糞が!死ねっ!」ボッ!
パシッ。メリッ!
「痛だだだだっ!?」
殺気を弱めたら弱めたで、性懲りも無く殴り掛かって来たので、手首を捻り、手と腕がくっつきそうな力で地面に押し倒す。
ズブブブ…
「もがっ!?ま…ぶぇっ!?ぶふっ!」
地面に顔を押し付けると、どんどんと地中に顔が埋まっていく。
アークは地面の土で溺れ掛かっていた。
「ああああ、あの、それ以上やったら死んじゃいますので、その辺にしませんか…?」
『ふむ…それもそうですね…
それじゃ詰所で事情を聞くとしますかね!』
ゴツッ!「もぼっ!?」
土で溺れさそうとしていたノアに、怯えた様子の『犬姫』団長ハナが近付いて止めに掛かる。
制止の声を聞いたノアは少し落ち着きを取り戻し、アークの後頭部を殴って気絶させた。
フッ…
「あ、そうだハナさん。熱したナイフ用意して貰えませんか?」
「ね、熱したナイフ…ですか…?
一体何に使うのですか…?」
「聞きたい?」
「……。」
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