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獣人国編~御前試合の代表決め~
はい、チーズ。
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美幸ことミユミユ→魔力切れ
悠→剣の柄が鳩尾に入り、吐き気を催す
ダッくん→軽い魔力切れ
リドル→聴覚不調
ヴァモス→足首ぐねる
ベレーザ→手首ぐねる
「うわぁ凄い…ダッくんとの信頼度やスキルの熟練度がモリモリ上がってる…(悠)」
「格上との実戦でレベルが上がるのはゲームと同じね…
ただ倒せる気がしないのがゲームと違うけど…(ミユミユ)」
ワフ。
「いやー…全然敵わなかったなぁ…(ヴァモス)」
「そんな事無いよ、良い動きだったよ。」
「だってにゃ。(ベレーザ)」
ノアとの実戦訓練を行い、 休憩中の一同。
元々は″【鬼神】、【殲滅剣士】、【神出弓士】報国中″の立て看板を設置した事で侵入者が激減し、出来た時間を利用して、悠、美幸、ヴァモス、ベレーザとの実戦訓練を行う事となった。
悠はテイムしたダックス憤怒に支援して貰い、自身は前線に出て戦う前衛型の戦闘スタイルを取った。
まぁ子犬サイズのダックス憤怒に前衛を任せるのはまだまだ難しいので仕方無いと言えば仕方の無い事である。
そんな悠とダッくんと共に美幸がパーティを組んで今回の実戦訓練を行う事になった。
ヴァモスとベレーザは2人組パーティとして悠達のパーティとレイドを組んでいる。
相変わらずこの2人は、長年連れ添ったパーティの如く連携力が良い。
鍛えれば非常に良いパーティとなるだろう。
「強いのは分かってたけど、これ程まで手も足も出ないとは…
お陰で経験値がモリモリと入るから良いけどさ…(悠)」
「実戦回数1桁にしては良い動きしてましたよ。
ドワーフの国で何か訓練でも?」
「いや、言っても分からないと思うけど、あっちの世界でVR狩りゲーをやっててね、その経験があったからだよ…(悠)」
「ぶいあーる?」
「…こんな事なら私もやっとけば良かったかなぁ…(美幸)」
やはり悠達の世界の事が分からなかった様で、ノアはずっと首を傾げていた。
「…にしても、これだけやって歯が立たないノア君を鍛えてたのが、″あの2人″なのよね…?
正直どれ程のモノなのか、1ヶ月村に居たけど結局の所計れなかったわ…(美幸)」チラッ…
「計れないのも無理無いよ。
僕だって未だに計れないんだもの…」
視線の先に居る、一行に目をやる2人。
実戦訓練をしているこの場から少し離れた場所には、アミスティアとレドリックと共にドワーフ3人組とエスメラルダが待機していた。
ドワーフ3人組とエスメラルダは、現在悠と美幸を預かっている為にここへやって来ていた。
アミスティアは携えている10本の長剣を支えにして腕組みして座り、同じく腕組みしているレドリックは、不敵な笑みを浮かべて真っ直ぐノアを見詰めていた。
スタスタ…
「ノアちゃん、しっかり鍛練を続けてるみたいね。(アミスティア)」
「動きなんかは寧ろ鋭くなってるんじゃないか?(レドリック)」
「そりゃもう、意図せず日々事案に巻き込まれるもので…」
冒険者生活を開始してから1週間と間が空いた試しが無いノアは、両親に苦笑いを溢す。
ちなみにノアの今後の事案予定としては、数日以内のヒュマノ聖王国への侵入と、約10日後の国交樹立式典での御前試合である。
内心ノアは両親と出会した事で、何かの手違いで「訓練しようか。」と吹っ掛けられないか、ここ数日戦々恐々としていたりする。
「ユウ君はダッくん…だったか?
パートナーの子と上手く連携が取れてると思うからこのまま精進すると良いよ。(レドリック)」
「は、はい。(悠)」
ワゥ。
「ミユミユは武器を取り零した時に動きが止まっちゃうから、対処出来る様に戦術を考えておくと良いわ。(アミスティア)」
「は、はい。…あの、顔見知りしか居ないのですから普通に″美幸″と呼んで貰えると嬉しいので「ヴァモス君とベレーザちゃんは「無視!?」連携に関して特に言う事は無いわ。
ノアちゃんの教え方が良かったのかしらね?(アミスティア)」
「「はい!ノア様のお陰です。(ヴァモス)」にゃ。(ベレーザ)」
「いやぁ…」
アミスティアから褒められたので素直(?)に喜ぶノアだが、風向きが怪しくなる。
「村で訓練に勤しんでいたノアちゃんが教える側になるとはね。私としても嬉しい限りだわ。(アミスティア)」
「そんなそんな…」
「ノア自身この3ヶ月で色々と経験したみたいだからなぁ。(レドリック)」
「力の根源である鬼神君も発現したみたいだし、興味深いわぁ。(アミスティア)」
「…え?どういう事…?」
(『鬼神君て。』)
この3ヶ月で【固有スキル】やら鬼神の発現やら武具の新調等、両親の知らない新要素が増えた事で、何処と無く目が爛々としている2人に嫌な汗が流れるノア。
「どうだノア、久し振りに俺達と手合わ「アーミさーん!レードさーん!」
ノアに手合わせの提案をしてきたレドリックだが、それと被る様に遠くから2人を呼ぶ声が掛かった。
「あ、ラビッツがもう来たのね。相変わらず耳が早いわね。(アミスティア)」
「顔馴染みの兎獣人だ。
侵入者騒ぎ鎮圧の為にやって来たんだ…ってどうしたんだノア?(レドリック)」
「いや、話が逸れて良かったなと…」
いつも通りの流れにならなくて良かったと本気で思ったノアは、膝から崩れ落ちて安堵していた。
タッタッタッタッタッ…
「【鬼神】のノアさんですね?
私王都新聞社『文襲砲』の【記者】ラビッツと言います!
″ネタ″があると裏からタレコミがあったのでやって来ました!
では取り敢えず1枚…」ピョン。
「「いぇーい。(アミスティアとレドリック)」」
「え?え?」
パシャ。
ノア、アミスティア、レドリックの下に駆け込んできた兎寄りの女性獣人。
自己紹介とここへ来た経緯を手短に話した直後、ピョンと飛び上がると、目に掛けていた片眼鏡(モノクル)に指を添えると乾いた音が響く。
スタッ。
「はい、ありがとうございます。
それでなのですが、貴族連中から送り込まれてきた侵入者から既に幾つかの悪事や秘めた趣味趣向が白日の下に晒されているみたいですが、まだ″ネタ″はございますでしょうか?(ラビッツ)」
降り立ったラビッツは直ぐに仕事モードに切り替わった。
「息子に着いていけばネタなんかゴロゴロ出てくるよ。(アミスティア)」
「え?」
「貴族連中の私兵が血眼になって押し寄せてるんだ。
変に探られるよりも式典迄に順次記事にして公開していった方が良いだろうしな。
ちなみに獣人国と相手国にもナサケを通して許可を取ってある。(レドリック)」
「え?いつの間に…」
「勿論当たり障りの無い情報を記事に、と言う契約の下でやらせて貰いますし、記事を出す際は1度獣人国の暗部等に目を通して貰いますのでご安心を。(ラビッツ)」
ノアの知らない間に色々と話が進んでいた様で、両親の知り合いだと言うラビッツは、暫し獣人国に拠点を置き記事を発行していくのだとか。
そして何故かノアにラビッツが同行する事になったのであった。
悠→剣の柄が鳩尾に入り、吐き気を催す
ダッくん→軽い魔力切れ
リドル→聴覚不調
ヴァモス→足首ぐねる
ベレーザ→手首ぐねる
「うわぁ凄い…ダッくんとの信頼度やスキルの熟練度がモリモリ上がってる…(悠)」
「格上との実戦でレベルが上がるのはゲームと同じね…
ただ倒せる気がしないのがゲームと違うけど…(ミユミユ)」
ワフ。
「いやー…全然敵わなかったなぁ…(ヴァモス)」
「そんな事無いよ、良い動きだったよ。」
「だってにゃ。(ベレーザ)」
ノアとの実戦訓練を行い、 休憩中の一同。
元々は″【鬼神】、【殲滅剣士】、【神出弓士】報国中″の立て看板を設置した事で侵入者が激減し、出来た時間を利用して、悠、美幸、ヴァモス、ベレーザとの実戦訓練を行う事となった。
悠はテイムしたダックス憤怒に支援して貰い、自身は前線に出て戦う前衛型の戦闘スタイルを取った。
まぁ子犬サイズのダックス憤怒に前衛を任せるのはまだまだ難しいので仕方無いと言えば仕方の無い事である。
そんな悠とダッくんと共に美幸がパーティを組んで今回の実戦訓練を行う事になった。
ヴァモスとベレーザは2人組パーティとして悠達のパーティとレイドを組んでいる。
相変わらずこの2人は、長年連れ添ったパーティの如く連携力が良い。
鍛えれば非常に良いパーティとなるだろう。
「強いのは分かってたけど、これ程まで手も足も出ないとは…
お陰で経験値がモリモリと入るから良いけどさ…(悠)」
「実戦回数1桁にしては良い動きしてましたよ。
ドワーフの国で何か訓練でも?」
「いや、言っても分からないと思うけど、あっちの世界でVR狩りゲーをやっててね、その経験があったからだよ…(悠)」
「ぶいあーる?」
「…こんな事なら私もやっとけば良かったかなぁ…(美幸)」
やはり悠達の世界の事が分からなかった様で、ノアはずっと首を傾げていた。
「…にしても、これだけやって歯が立たないノア君を鍛えてたのが、″あの2人″なのよね…?
正直どれ程のモノなのか、1ヶ月村に居たけど結局の所計れなかったわ…(美幸)」チラッ…
「計れないのも無理無いよ。
僕だって未だに計れないんだもの…」
視線の先に居る、一行に目をやる2人。
実戦訓練をしているこの場から少し離れた場所には、アミスティアとレドリックと共にドワーフ3人組とエスメラルダが待機していた。
ドワーフ3人組とエスメラルダは、現在悠と美幸を預かっている為にここへやって来ていた。
アミスティアは携えている10本の長剣を支えにして腕組みして座り、同じく腕組みしているレドリックは、不敵な笑みを浮かべて真っ直ぐノアを見詰めていた。
スタスタ…
「ノアちゃん、しっかり鍛練を続けてるみたいね。(アミスティア)」
「動きなんかは寧ろ鋭くなってるんじゃないか?(レドリック)」
「そりゃもう、意図せず日々事案に巻き込まれるもので…」
冒険者生活を開始してから1週間と間が空いた試しが無いノアは、両親に苦笑いを溢す。
ちなみにノアの今後の事案予定としては、数日以内のヒュマノ聖王国への侵入と、約10日後の国交樹立式典での御前試合である。
内心ノアは両親と出会した事で、何かの手違いで「訓練しようか。」と吹っ掛けられないか、ここ数日戦々恐々としていたりする。
「ユウ君はダッくん…だったか?
パートナーの子と上手く連携が取れてると思うからこのまま精進すると良いよ。(レドリック)」
「は、はい。(悠)」
ワゥ。
「ミユミユは武器を取り零した時に動きが止まっちゃうから、対処出来る様に戦術を考えておくと良いわ。(アミスティア)」
「は、はい。…あの、顔見知りしか居ないのですから普通に″美幸″と呼んで貰えると嬉しいので「ヴァモス君とベレーザちゃんは「無視!?」連携に関して特に言う事は無いわ。
ノアちゃんの教え方が良かったのかしらね?(アミスティア)」
「「はい!ノア様のお陰です。(ヴァモス)」にゃ。(ベレーザ)」
「いやぁ…」
アミスティアから褒められたので素直(?)に喜ぶノアだが、風向きが怪しくなる。
「村で訓練に勤しんでいたノアちゃんが教える側になるとはね。私としても嬉しい限りだわ。(アミスティア)」
「そんなそんな…」
「ノア自身この3ヶ月で色々と経験したみたいだからなぁ。(レドリック)」
「力の根源である鬼神君も発現したみたいだし、興味深いわぁ。(アミスティア)」
「…え?どういう事…?」
(『鬼神君て。』)
この3ヶ月で【固有スキル】やら鬼神の発現やら武具の新調等、両親の知らない新要素が増えた事で、何処と無く目が爛々としている2人に嫌な汗が流れるノア。
「どうだノア、久し振りに俺達と手合わ「アーミさーん!レードさーん!」
ノアに手合わせの提案をしてきたレドリックだが、それと被る様に遠くから2人を呼ぶ声が掛かった。
「あ、ラビッツがもう来たのね。相変わらず耳が早いわね。(アミスティア)」
「顔馴染みの兎獣人だ。
侵入者騒ぎ鎮圧の為にやって来たんだ…ってどうしたんだノア?(レドリック)」
「いや、話が逸れて良かったなと…」
いつも通りの流れにならなくて良かったと本気で思ったノアは、膝から崩れ落ちて安堵していた。
タッタッタッタッタッ…
「【鬼神】のノアさんですね?
私王都新聞社『文襲砲』の【記者】ラビッツと言います!
″ネタ″があると裏からタレコミがあったのでやって来ました!
では取り敢えず1枚…」ピョン。
「「いぇーい。(アミスティアとレドリック)」」
「え?え?」
パシャ。
ノア、アミスティア、レドリックの下に駆け込んできた兎寄りの女性獣人。
自己紹介とここへ来た経緯を手短に話した直後、ピョンと飛び上がると、目に掛けていた片眼鏡(モノクル)に指を添えると乾いた音が響く。
スタッ。
「はい、ありがとうございます。
それでなのですが、貴族連中から送り込まれてきた侵入者から既に幾つかの悪事や秘めた趣味趣向が白日の下に晒されているみたいですが、まだ″ネタ″はございますでしょうか?(ラビッツ)」
降り立ったラビッツは直ぐに仕事モードに切り替わった。
「息子に着いていけばネタなんかゴロゴロ出てくるよ。(アミスティア)」
「え?」
「貴族連中の私兵が血眼になって押し寄せてるんだ。
変に探られるよりも式典迄に順次記事にして公開していった方が良いだろうしな。
ちなみに獣人国と相手国にもナサケを通して許可を取ってある。(レドリック)」
「え?いつの間に…」
「勿論当たり障りの無い情報を記事に、と言う契約の下でやらせて貰いますし、記事を出す際は1度獣人国の暗部等に目を通して貰いますのでご安心を。(ラビッツ)」
ノアの知らない間に色々と話が進んでいた様で、両親の知り合いだと言うラビッツは、暫し獣人国に拠点を置き記事を発行していくのだとか。
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