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獣人国編~国交式典・解放・擬似的大氾濫~
パシ○ィック・○ム+タ○タンの○い
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『『『ボゴボゴボゴッ!』』』
『『ブシューッ!!!』』
『『『『『ズズズズズッ!!』』』』』
「「「ちょちょちょちょちょっ!?」」」
「あんな所に島なんて無かったろ!?」
「え!?じし…天変地異かっ!?」
「おい!寝てる奴を起こせ!逃げるぞ!」
「この状況で寝れる奴なんか居ないだろっ!」
「つーか島…岩礁かっ!?」
昨日までは無かったハズの沖合いの小島が突如地響きや揺れを伴って浮上を開始。
すると小島の両脇からクジラの潮吹きの如く100メル以上の高さの水柱が立ち昇る。
更に小島を中心とした各所で同様にゴツゴツとした岩礁の様な物が次々に海面から浮かび上がってきた。
それら全てが1つの″超巨大な塊の一部″である事に気付くのは、その直ぐ後であった。
『『『『ドドドドドドドドドドッ!』』』』
″超巨大な塊″が海面から姿を現わすと、その上に溜まっていた海水がまるで瀑布の様に流れ落ちてくる。
「……っ!?(クリストフ)」
「…っ!?(バンデイラ)」
だがこの段階でも″超巨大な塊″の正体が何なのかは分かっていない。
何せクリストフとバンデイラが見ている″超巨大な塊″は、″超巨大な生物の後頭部″なのだから。
グググ…グギギギ…
ガゴンガゴンガゴンッ!
そんな″超巨大な塊″が海面から姿を現して数秒後、海面を隆起させ、白波を立てながら天を仰ぐ。
すると段階的な重々しい音を立てながら天を仰ぐ先端部分がまるでフードを外すかの様に開かれ、その内側が露になった。
その直後
『ヴォ″オ″オ″オ″オ″オ″オ″オ″オ″オ″オ″オ″オ″オ″オ″オ″オ″オ″オ″オ″オ″オ″オ″オ″オ″オ″オ″オ″オ″オ″オ″オ″オ″オ″オ″オ″オ″オ″オ″オ″オ″オ″オ″オオ″オ″オ″オ″オ″ッ!!!』
「…ッ…!」
「……ッ!!」
「……ォ…」
天を仰いだ″超巨大な塊″は、そのままの姿勢で衝撃波を伴った大咆哮を放った。
咆哮を放った直後、発生源とも言える頂点から可視化出来る程の衝撃波が放たれ、直上の空に掛かっていた雲は1つ残らず消し飛んだ程で、直下に居たクリストフやバンデイラに向けられてはいなかったものの、強烈な台風を思わせる突風が体を叩いたと言う。
ちなみにこの大咆哮、遠く離れた王都にまで聞こえていたらしい。
そしてこの瞬間、この″超巨大な塊″は″超巨大な生物″である事が判明したのであった。
ヒュウウ…
ドパァアンッ!!ドボォンッ!ズドンッ!
ドバァアアアアアアッ!!!
「ちょ…マズイマズイッ!(バンデイラ)」
″超巨大な生物″の上に乗っかっていた小石…
縮尺がおかしくなるが、直径30メル~60メルの大岩が高さ300メルから次々と海面に落下。
それによって発生した高波が元奴隷獣人達の居る海岸線に迫っていた。
ザァアアアアアアッ!
「おいトンデモキノコ!
何か壁とか作れないか!?このままじゃマズイ!(バンデイラ)」
「いやー…海は広いし大きいですなぁ…(クリストフ)」ぼへ~。
「おい馬鹿!この状況で現実逃避すんな!(バンデイラ)」
ドォオオオッ!
最早何でもアリと思われたクリストフですらお手上げな状況。
現実逃避するクリストフを他所に、高波は尚も迫る。
と
オォオオオ…ドガがガガがガガッ!
「ちょ!今度は何だっ!?(バンデイラ)」
別方向の海面が突然隆起。
何か巨大な物が海中を突き進み、そのまま元奴隷獣人達やバンデイラ、クリストフの居る浜に打ち上がる。
丁度高波と一行の間に割って入る形になった。
その何かはこれまた巨大な黒色の物体であった為、至近距離に居る一行にはその正体が掴めなかった。
ダパァアアアアンッ!
が、その物体が壁となった事で高波は防がれる事となった。
〔『…騒がせてしまったな…』〕ゴゴゴゴ…
「「「「「「「「「え…?」」」」」」」」」
重々しい声と共に壁となっていた物体が移動すると、一行の視界が一気に晴れる。
ゴゴゴゴゴゴゴゴ…
ズズズズズズズズッ…
ザパァアアアア…
″超巨大な生物″は既に人間で言う腰の辺りまで海面から姿を現し、その周囲、海面、海中を幾本モノ超巨大な触手が出現していた。
まだ全体像が露になっていないにも関わらず、先程大咆哮を轟かせた天頂部には僅かに雲が掛かっていた。
「…一体何なんだ…これは…(バンデイラ)」
あまりの巨大さに、バンデイラ含めた他の獣人達もただただ呆然としていた。
と
ギュゥウウウウウッ!
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッ!
触手を周囲に展開した″超巨大な生物″が突如縮小。それによって海水が減った体積分引き戻されて高々と水飛沫が上がった。
その″超巨大な生物″は約50メル程で縮小を停止し、宙に浮遊していた。
漸く全体像が露になり、人型ではあるが、全体的にゴツゴツとした岩礁の塊を彷彿とさせ、背中からは長大な触手8本が配置されていた。
〔『…騒がせてしまったな。これはせめてもの詫びだ。』〕
『『『ズシャッ!』』』
「おわっと!?(バンデイラ)」
〔『ではな。』〕ドパァアッ!!!
バンデイラの近くの空間が突如光り出したかと思うと、多種多様な魚の山が形成された。
その直後、″巨大な生物″は衝撃波を発生させながら獣人国へと飛んでいったのだった。
「…何だってんだ…あれは…(バンデイラ)」
~獣人国・円形天空闘技場直上~
パンッ!パパンッ!ヴォンッ!
獣人国の円形天空闘技場直上約100メルの地点に到達した″巨大な生物″は、眼下に広がる獣人国の街並みと集まった観衆を眺めていた。
2人を除いて皆一様に口をポカンと開けてただただ呆然と佇んでいた。
恐怖に苛まれ、阿鼻叫喚となる事が無くて幸いである。
リヴァイアが円形天空闘技場の周囲に展開したモニターが功を奏す形となった。
何故ならモニターには″巨大な生物″と比較する対象が無かった(クリストフ達は居たが、殆ど見えていなかった)為、山より巨大な生物とは思えなかったのである。
「「「………ッ…」」」
だが、実況として闘技場の上で滞空していた『ネプトゥリオ』の3人は、″巨大な生物″の本当の姿が見えていた為、この場に飛来してきた″巨大な生物″が途轍も無くヤバい相手である事を察していた。
と、国中が静まり返る中、呆然としていた『ネプトゥリオ』のヤンが漸く我に返る。
″『…っあ!こ、これはデカい!デカ過ぎる!
ちょっと待ってノア君この人(?)と本当に戦うのっ!?(ヤン)』″
″『申し訳ありません!私達も今の今まで対戦相手の情報は伏せられていた為、まさか…その…まさか…(リン)』″
″『…と言うか…リヴァイアさん、こちらの方(?)は一体どなたなのでしょうか…?(フェイ)』″
実況である『ネプトゥリオ』にすら情報を開示していなかった為、困惑気味であった。
″『では紹介しよう。
彼は″海洋最強種の長、エルダークラーケン″さ。(リヴァイア)』″
「「「「「「「「「「「「「「「「「「…は?」」」」」」」」」」」」」」」」」」
この日1番の静寂が獣人国に訪れた瞬間であった。
『『ブシューッ!!!』』
『『『『『ズズズズズッ!!』』』』』
「「「ちょちょちょちょちょっ!?」」」
「あんな所に島なんて無かったろ!?」
「え!?じし…天変地異かっ!?」
「おい!寝てる奴を起こせ!逃げるぞ!」
「この状況で寝れる奴なんか居ないだろっ!」
「つーか島…岩礁かっ!?」
昨日までは無かったハズの沖合いの小島が突如地響きや揺れを伴って浮上を開始。
すると小島の両脇からクジラの潮吹きの如く100メル以上の高さの水柱が立ち昇る。
更に小島を中心とした各所で同様にゴツゴツとした岩礁の様な物が次々に海面から浮かび上がってきた。
それら全てが1つの″超巨大な塊の一部″である事に気付くのは、その直ぐ後であった。
『『『『ドドドドドドドドドドッ!』』』』
″超巨大な塊″が海面から姿を現わすと、その上に溜まっていた海水がまるで瀑布の様に流れ落ちてくる。
「……っ!?(クリストフ)」
「…っ!?(バンデイラ)」
だがこの段階でも″超巨大な塊″の正体が何なのかは分かっていない。
何せクリストフとバンデイラが見ている″超巨大な塊″は、″超巨大な生物の後頭部″なのだから。
グググ…グギギギ…
ガゴンガゴンガゴンッ!
そんな″超巨大な塊″が海面から姿を現して数秒後、海面を隆起させ、白波を立てながら天を仰ぐ。
すると段階的な重々しい音を立てながら天を仰ぐ先端部分がまるでフードを外すかの様に開かれ、その内側が露になった。
その直後
『ヴォ″オ″オ″オ″オ″オ″オ″オ″オ″オ″オ″オ″オ″オ″オ″オ″オ″オ″オ″オ″オ″オ″オ″オ″オ″オ″オ″オ″オ″オ″オ″オ″オ″オ″オ″オ″オ″オ″オ″オ″オ″オ″オ″オオ″オ″オ″オ″オ″ッ!!!』
「…ッ…!」
「……ッ!!」
「……ォ…」
天を仰いだ″超巨大な塊″は、そのままの姿勢で衝撃波を伴った大咆哮を放った。
咆哮を放った直後、発生源とも言える頂点から可視化出来る程の衝撃波が放たれ、直上の空に掛かっていた雲は1つ残らず消し飛んだ程で、直下に居たクリストフやバンデイラに向けられてはいなかったものの、強烈な台風を思わせる突風が体を叩いたと言う。
ちなみにこの大咆哮、遠く離れた王都にまで聞こえていたらしい。
そしてこの瞬間、この″超巨大な塊″は″超巨大な生物″である事が判明したのであった。
ヒュウウ…
ドパァアンッ!!ドボォンッ!ズドンッ!
ドバァアアアアアアッ!!!
「ちょ…マズイマズイッ!(バンデイラ)」
″超巨大な生物″の上に乗っかっていた小石…
縮尺がおかしくなるが、直径30メル~60メルの大岩が高さ300メルから次々と海面に落下。
それによって発生した高波が元奴隷獣人達の居る海岸線に迫っていた。
ザァアアアアアアッ!
「おいトンデモキノコ!
何か壁とか作れないか!?このままじゃマズイ!(バンデイラ)」
「いやー…海は広いし大きいですなぁ…(クリストフ)」ぼへ~。
「おい馬鹿!この状況で現実逃避すんな!(バンデイラ)」
ドォオオオッ!
最早何でもアリと思われたクリストフですらお手上げな状況。
現実逃避するクリストフを他所に、高波は尚も迫る。
と
オォオオオ…ドガがガガがガガッ!
「ちょ!今度は何だっ!?(バンデイラ)」
別方向の海面が突然隆起。
何か巨大な物が海中を突き進み、そのまま元奴隷獣人達やバンデイラ、クリストフの居る浜に打ち上がる。
丁度高波と一行の間に割って入る形になった。
その何かはこれまた巨大な黒色の物体であった為、至近距離に居る一行にはその正体が掴めなかった。
ダパァアアアアンッ!
が、その物体が壁となった事で高波は防がれる事となった。
〔『…騒がせてしまったな…』〕ゴゴゴゴ…
「「「「「「「「「え…?」」」」」」」」」
重々しい声と共に壁となっていた物体が移動すると、一行の視界が一気に晴れる。
ゴゴゴゴゴゴゴゴ…
ズズズズズズズズッ…
ザパァアアアア…
″超巨大な生物″は既に人間で言う腰の辺りまで海面から姿を現し、その周囲、海面、海中を幾本モノ超巨大な触手が出現していた。
まだ全体像が露になっていないにも関わらず、先程大咆哮を轟かせた天頂部には僅かに雲が掛かっていた。
「…一体何なんだ…これは…(バンデイラ)」
あまりの巨大さに、バンデイラ含めた他の獣人達もただただ呆然としていた。
と
ギュゥウウウウウッ!
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッ!
触手を周囲に展開した″超巨大な生物″が突如縮小。それによって海水が減った体積分引き戻されて高々と水飛沫が上がった。
その″超巨大な生物″は約50メル程で縮小を停止し、宙に浮遊していた。
漸く全体像が露になり、人型ではあるが、全体的にゴツゴツとした岩礁の塊を彷彿とさせ、背中からは長大な触手8本が配置されていた。
〔『…騒がせてしまったな。これはせめてもの詫びだ。』〕
『『『ズシャッ!』』』
「おわっと!?(バンデイラ)」
〔『ではな。』〕ドパァアッ!!!
バンデイラの近くの空間が突如光り出したかと思うと、多種多様な魚の山が形成された。
その直後、″巨大な生物″は衝撃波を発生させながら獣人国へと飛んでいったのだった。
「…何だってんだ…あれは…(バンデイラ)」
~獣人国・円形天空闘技場直上~
パンッ!パパンッ!ヴォンッ!
獣人国の円形天空闘技場直上約100メルの地点に到達した″巨大な生物″は、眼下に広がる獣人国の街並みと集まった観衆を眺めていた。
2人を除いて皆一様に口をポカンと開けてただただ呆然と佇んでいた。
恐怖に苛まれ、阿鼻叫喚となる事が無くて幸いである。
リヴァイアが円形天空闘技場の周囲に展開したモニターが功を奏す形となった。
何故ならモニターには″巨大な生物″と比較する対象が無かった(クリストフ達は居たが、殆ど見えていなかった)為、山より巨大な生物とは思えなかったのである。
「「「………ッ…」」」
だが、実況として闘技場の上で滞空していた『ネプトゥリオ』の3人は、″巨大な生物″の本当の姿が見えていた為、この場に飛来してきた″巨大な生物″が途轍も無くヤバい相手である事を察していた。
と、国中が静まり返る中、呆然としていた『ネプトゥリオ』のヤンが漸く我に返る。
″『…っあ!こ、これはデカい!デカ過ぎる!
ちょっと待ってノア君この人(?)と本当に戦うのっ!?(ヤン)』″
″『申し訳ありません!私達も今の今まで対戦相手の情報は伏せられていた為、まさか…その…まさか…(リン)』″
″『…と言うか…リヴァイアさん、こちらの方(?)は一体どなたなのでしょうか…?(フェイ)』″
実況である『ネプトゥリオ』にすら情報を開示していなかった為、困惑気味であった。
″『では紹介しよう。
彼は″海洋最強種の長、エルダークラーケン″さ。(リヴァイア)』″
「「「「「「「「「「「「「「「「「「…は?」」」」」」」」」」」」」」」」」」
この日1番の静寂が獣人国に訪れた瞬間であった。
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