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獣人国編~国交式典・解放・擬似的大氾濫~
説明省略呪文″かくかくしかじか″
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『『『『『カァッ!』』』』』
「「「「「「「「「「「「「「「うわっ!眩しっ!?」」」」」」」」」」」」」」」
エルダークラーケンとノアとの間に直径20メル程の光球が出現。
まるで小型の太陽の様に光輝き、そして高熱を放っていた。
突然現れた光球は、闘技場の周囲に展開されているモニターを通して獣人国中に光が行き届いていた。
ちなみに闘技場直上に居る実況のネプトゥリオ、王家一族の所にも高熱が届き掛けたが、そこはリヴァイアによって結界が張られ、難を逃れている。
ズズズズ…『『ボフォオオッ!』』
ジュワァアアッ!!
〔『ぬぅっ!?』〕ズダダッ!
光球上部2ヶ所から炎が噴出。
すると忽ちエルダークラーケンの外殻が赤熱し出し、堪らず後退した。
ズルンッ…ジュァアアアアッ!
ボフォッ!ボワァアッ!
すると今度は光球から溶鉱の様に光輝く尻尾がだらりと垂れ、闘技場に触れると直ぐ様沸騰を開始。
続けて鱗をびっしりと纏った腕と足が出現。これらも全て光と熱を発している。
〔ゴォオオオオオオオオオオオオオオッ!〕
頭部が出現、咆哮を上げながら更なる高熱を周囲に放出していた。
″『あ、あれ?ノア君の契約獣ってこんな感じだったっけ…?(ヤン)』″
″『いや、王都の御前試合で見た物とは別物の様な…(フェイ)』″
〔『こ、この気配は紛れもなく″龍″の物…
あの少年はまた別の″龍″と繋がりを持っておったのかぁっ!!』〕
王都での御前試合でノアの契約獣の存在を知っているネプトゥリオは、この場に登場した龍種に混乱。
片やグリードとはまた別の龍種の存在に、エルダークラーケンは驚愕の表情を示していた。
ボッ!ボフッ!
〔ゴォオ…汝か召喚ぬ…って、大分ボロボロだが大丈夫か?〕ボフフッ!
「腕は折れて血塗れで酷い有り様だけど案外大丈夫だよ。」
ボワッ!〔そこに居るデカいのがやらかしたという事で良いのか『な』?〕
『『バヒュッ!』』『『ドガァアッ!』』
〔『グォアッ!?』〕ズズゥンッ!
龍神邪火がエルダークラーケンの方を向き、語気強めに睨み付けた直後、双眸からオレンジ色の衝撃波が放たれ、エルダークラーケンに直撃。
大きく吹き飛ばされてしまった。
ボフォッ!
〔1度目は代理(鬼神)の方と。
2度目こそは初顔合わせと思いましたが何故か海中で顕現早々に爆散となりましたが…〕ボフフッ!
「あはは…この間はごめんね…」
本来なら海洋ダンジョン『龍遇城』の対ポセイドン第五形態こと海層竜ラーヴァ戦で初顔合わせとなる所であったが、ラーヴァの胃袋の中で召喚し、莫大な熱量で水蒸気爆発を起こし、その後莫大な量の海水の流入によって2度目の水蒸気爆発。
結果3度目の今回がノアと龍神邪火の初顔合わせとなったのである。
ドゴォンッ!ガガァンッ!
〔『はっはっは!これは面白い!
少年との御前試合も心躍るものではあるが、まさか龍種とも戦えるとは!
最強種としては誉れ高き事よ!』〕
『『『『『『ギュルルッ!』』』』』』
先程の攻撃から復活したエルダークラーケンは、光輝く龍神邪火を見て更に高揚感を高めていた。
更に背中から生えている6本もの触手を2本に束ね、先端に鋭い鉤爪の付いた擬似的な腕を形成した。
恐らくだが<人化>形態ではあるものの、敢えて遠・中距離攻撃手段を捨て、近接特化形態へと移行。
つまりここからは″本気″でやる、という意思の表れであった。
「…やっぱり今まで本気じゃなかったか…
通りでこちらからの攻撃を甘んじて受けてくれると思ったよ…」
ボワッ!〔ふむ、あの者中々に手強いですな…〕
「ん?何で?」
口の端々から炎を吹き上げつつエルダークラーケンを分析する龍神邪火。
バフッ!〔先程の吹き飛ばしは街を灰塵にする程の威力で放ったつも「何つうモンを挨拶代わりにぶっ放してんだ君は。」あいすいませぬ。〕ボフッ。
「色々と事情は混み入ってる所だけど、これはあくまで″試合″であって″死合い″じゃない。
何れ必要となる時には本来の力を遺憾無く発揮して貰うつもりだから今回は抑えて貰えると助かるよ。」
ボワワッ!〔召喚主殿がそう仰るのでしたらそう振舞いましょう。
元々私は″広域殲滅型″であって″一対一″は苦手に御座いますからな。〕ボッ!
【召喚獣:三刀】『龍神邪火(リュウジンジャッカ)』…吸収した魔力で形作られた広域殲滅型の灼熱の龍神。
体から常に炎を噴き出し、周辺を火の海に変える為、御利用は計画的に。
〔して、私は如何致しましょうか?〕ボフッ!
「それじゃあ僕が前に出て戦うから、君は僕を狙う様に攻撃を放ってくれるかな?」
フシュ…〔へ?〕
初顔合わせ、そこから召喚主との共闘を行うものだと思っていた龍神邪火は口から煙を出して一旦フリーズ。
「まぁそこら辺は″かくかくしかじか″だから慣れて貰う必要がある!」
〔な、何と。
召喚主殿はそう言った適正で共闘、協力関係が取れず、敵対関係を装ったモノでないと弱体化してしまう訳ですな?〕ボワワッ!
「そう言う事。
それらを踏まえて立ち回ってくれると助かる。」
〔畏まり。〕ボフフンッ!
古代から伝わる説明省略呪文″かくかくしかじか″によってノアの適正、戦闘方法、御前試合の目的が伝えられた。
便利で良いね、″かくかくしかじか″って。
ボフッ!〔ではそこに居られる方々(実況のネプトゥリオ、リヴァイア、王家一族)、これからこの試合場は地獄と化しますのでそこから1歩も動かないで下され。〕ボワッ!
″『『『り、了解です!(ネプトゥリオ)』』』″
『『『『『コクッ!』』』』』
上空で待機しているリヴァイアや王家一族も、龍神邪火の言う通りにするかの様に首肯した。
〔さて、それでは始めましょう。『赤爛雲(セキランウン)』〕
『『『『ズズズズズズズズズ…』』』』
『『『『ズワワワワワワ…』』』』
龍神邪火が何やら唱えると、自身の直上に赤く光る雲が形成され、それが一部(実況やリヴァイア達が居る所)を除いて試合場全体に広がっていく。
〔召喚主殿を狙って攻撃する必要は御座いません。
この試合場全域を私の″攻撃範囲内″とすれば良いだけの事。焼き尽くせ、『緋雨』。〕
『『『『『『『『『『『『ザァアアアアアアアア…』』』』』』』』』』』』
『緋雨(ヒサメ)』と龍神邪火が唱えた瞬間、試合場上空を覆っていた『赤爛雲(セキランウン)』から火矢の如き火の雨が試合場全体に降り始めた。
〔『ほほぅ…大戦を思い出すわい。』〕
「なる程ね、僕を″攻撃の最中″に置いた訳か。」
〔御待たせしました、えーっと…″えるだぁくらぁけん″殿。
この『緋雨(ヒサメ)』が試合場に到達したのを合図として再開の狼煙としようではありませんか。〕
ズズンッ!
〔『がはははっ!【鬼神】と龍神を一緒に相手にしたとあれば中々の語り草となろう。』〕
エルダークラーケンは、触手で形作った腕を試合場に付け、まるでクラウチングスタートでも切るかの様な前傾姿勢を取り始めた。
『『『『チャキッ!』』』』
『『ズゥウウ…』』
それを合図としてノアは荒鬼神ノ化身を手に構え、龍神邪火はエルダークラーケンの方に手を翳して何やら溜めていた。
そうして3種の存在がそれぞれ準備を終えた直後
『『『『『『『『『『『『ザァアアアアアアアア…』』』』』』』』』』』』
『『『『『『『『『『『『バヂバヂバヂバヂバヂッ!』』』』』』』』』』』』
龍神邪火の放った『緋雨(ヒサメ)』が試合場全体に降り注いだのであった。
「「「「「「「「「「「「「「「うわっ!眩しっ!?」」」」」」」」」」」」」」」
エルダークラーケンとノアとの間に直径20メル程の光球が出現。
まるで小型の太陽の様に光輝き、そして高熱を放っていた。
突然現れた光球は、闘技場の周囲に展開されているモニターを通して獣人国中に光が行き届いていた。
ちなみに闘技場直上に居る実況のネプトゥリオ、王家一族の所にも高熱が届き掛けたが、そこはリヴァイアによって結界が張られ、難を逃れている。
ズズズズ…『『ボフォオオッ!』』
ジュワァアアッ!!
〔『ぬぅっ!?』〕ズダダッ!
光球上部2ヶ所から炎が噴出。
すると忽ちエルダークラーケンの外殻が赤熱し出し、堪らず後退した。
ズルンッ…ジュァアアアアッ!
ボフォッ!ボワァアッ!
すると今度は光球から溶鉱の様に光輝く尻尾がだらりと垂れ、闘技場に触れると直ぐ様沸騰を開始。
続けて鱗をびっしりと纏った腕と足が出現。これらも全て光と熱を発している。
〔ゴォオオオオオオオオオオオオオオッ!〕
頭部が出現、咆哮を上げながら更なる高熱を周囲に放出していた。
″『あ、あれ?ノア君の契約獣ってこんな感じだったっけ…?(ヤン)』″
″『いや、王都の御前試合で見た物とは別物の様な…(フェイ)』″
〔『こ、この気配は紛れもなく″龍″の物…
あの少年はまた別の″龍″と繋がりを持っておったのかぁっ!!』〕
王都での御前試合でノアの契約獣の存在を知っているネプトゥリオは、この場に登場した龍種に混乱。
片やグリードとはまた別の龍種の存在に、エルダークラーケンは驚愕の表情を示していた。
ボッ!ボフッ!
〔ゴォオ…汝か召喚ぬ…って、大分ボロボロだが大丈夫か?〕ボフフッ!
「腕は折れて血塗れで酷い有り様だけど案外大丈夫だよ。」
ボワッ!〔そこに居るデカいのがやらかしたという事で良いのか『な』?〕
『『バヒュッ!』』『『ドガァアッ!』』
〔『グォアッ!?』〕ズズゥンッ!
龍神邪火がエルダークラーケンの方を向き、語気強めに睨み付けた直後、双眸からオレンジ色の衝撃波が放たれ、エルダークラーケンに直撃。
大きく吹き飛ばされてしまった。
ボフォッ!
〔1度目は代理(鬼神)の方と。
2度目こそは初顔合わせと思いましたが何故か海中で顕現早々に爆散となりましたが…〕ボフフッ!
「あはは…この間はごめんね…」
本来なら海洋ダンジョン『龍遇城』の対ポセイドン第五形態こと海層竜ラーヴァ戦で初顔合わせとなる所であったが、ラーヴァの胃袋の中で召喚し、莫大な熱量で水蒸気爆発を起こし、その後莫大な量の海水の流入によって2度目の水蒸気爆発。
結果3度目の今回がノアと龍神邪火の初顔合わせとなったのである。
ドゴォンッ!ガガァンッ!
〔『はっはっは!これは面白い!
少年との御前試合も心躍るものではあるが、まさか龍種とも戦えるとは!
最強種としては誉れ高き事よ!』〕
『『『『『『ギュルルッ!』』』』』』
先程の攻撃から復活したエルダークラーケンは、光輝く龍神邪火を見て更に高揚感を高めていた。
更に背中から生えている6本もの触手を2本に束ね、先端に鋭い鉤爪の付いた擬似的な腕を形成した。
恐らくだが<人化>形態ではあるものの、敢えて遠・中距離攻撃手段を捨て、近接特化形態へと移行。
つまりここからは″本気″でやる、という意思の表れであった。
「…やっぱり今まで本気じゃなかったか…
通りでこちらからの攻撃を甘んじて受けてくれると思ったよ…」
ボワッ!〔ふむ、あの者中々に手強いですな…〕
「ん?何で?」
口の端々から炎を吹き上げつつエルダークラーケンを分析する龍神邪火。
バフッ!〔先程の吹き飛ばしは街を灰塵にする程の威力で放ったつも「何つうモンを挨拶代わりにぶっ放してんだ君は。」あいすいませぬ。〕ボフッ。
「色々と事情は混み入ってる所だけど、これはあくまで″試合″であって″死合い″じゃない。
何れ必要となる時には本来の力を遺憾無く発揮して貰うつもりだから今回は抑えて貰えると助かるよ。」
ボワワッ!〔召喚主殿がそう仰るのでしたらそう振舞いましょう。
元々私は″広域殲滅型″であって″一対一″は苦手に御座いますからな。〕ボッ!
【召喚獣:三刀】『龍神邪火(リュウジンジャッカ)』…吸収した魔力で形作られた広域殲滅型の灼熱の龍神。
体から常に炎を噴き出し、周辺を火の海に変える為、御利用は計画的に。
〔して、私は如何致しましょうか?〕ボフッ!
「それじゃあ僕が前に出て戦うから、君は僕を狙う様に攻撃を放ってくれるかな?」
フシュ…〔へ?〕
初顔合わせ、そこから召喚主との共闘を行うものだと思っていた龍神邪火は口から煙を出して一旦フリーズ。
「まぁそこら辺は″かくかくしかじか″だから慣れて貰う必要がある!」
〔な、何と。
召喚主殿はそう言った適正で共闘、協力関係が取れず、敵対関係を装ったモノでないと弱体化してしまう訳ですな?〕ボワワッ!
「そう言う事。
それらを踏まえて立ち回ってくれると助かる。」
〔畏まり。〕ボフフンッ!
古代から伝わる説明省略呪文″かくかくしかじか″によってノアの適正、戦闘方法、御前試合の目的が伝えられた。
便利で良いね、″かくかくしかじか″って。
ボフッ!〔ではそこに居られる方々(実況のネプトゥリオ、リヴァイア、王家一族)、これからこの試合場は地獄と化しますのでそこから1歩も動かないで下され。〕ボワッ!
″『『『り、了解です!(ネプトゥリオ)』』』″
『『『『『コクッ!』』』』』
上空で待機しているリヴァイアや王家一族も、龍神邪火の言う通りにするかの様に首肯した。
〔さて、それでは始めましょう。『赤爛雲(セキランウン)』〕
『『『『ズズズズズズズズズ…』』』』
『『『『ズワワワワワワ…』』』』
龍神邪火が何やら唱えると、自身の直上に赤く光る雲が形成され、それが一部(実況やリヴァイア達が居る所)を除いて試合場全体に広がっていく。
〔召喚主殿を狙って攻撃する必要は御座いません。
この試合場全域を私の″攻撃範囲内″とすれば良いだけの事。焼き尽くせ、『緋雨』。〕
『『『『『『『『『『『『ザァアアアアアアアア…』』』』』』』』』』』』
『緋雨(ヒサメ)』と龍神邪火が唱えた瞬間、試合場上空を覆っていた『赤爛雲(セキランウン)』から火矢の如き火の雨が試合場全体に降り始めた。
〔『ほほぅ…大戦を思い出すわい。』〕
「なる程ね、僕を″攻撃の最中″に置いた訳か。」
〔御待たせしました、えーっと…″えるだぁくらぁけん″殿。
この『緋雨(ヒサメ)』が試合場に到達したのを合図として再開の狼煙としようではありませんか。〕
ズズンッ!
〔『がはははっ!【鬼神】と龍神を一緒に相手にしたとあれば中々の語り草となろう。』〕
エルダークラーケンは、触手で形作った腕を試合場に付け、まるでクラウチングスタートでも切るかの様な前傾姿勢を取り始めた。
『『『『チャキッ!』』』』
『『ズゥウウ…』』
それを合図としてノアは荒鬼神ノ化身を手に構え、龍神邪火はエルダークラーケンの方に手を翳して何やら溜めていた。
そうして3種の存在がそれぞれ準備を終えた直後
『『『『『『『『『『『『ザァアアアアアアアア…』』』』』』』』』』』』
『『『『『『『『『『『『バヂバヂバヂバヂバヂッ!』』』』』』』』』』』』
龍神邪火の放った『緋雨(ヒサメ)』が試合場全体に降り注いだのであった。
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