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獣人国編~国交式典・解放・擬似的大氾濫~
最強の矛と最強の盾
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「「「「「「「「「「「「「ああぁ…」」」」」」」」」」」」」
″『あぁっ!何と言う事でしょう!
【鬼神】が満を持して召喚されたと思われるあっつ熱の召喚獣が事も無げに討ち倒されてしまいました!(ヤン)』″
″『しかもエルダークラーケンの動きが先程よりも別物です!
明らかに<人化>形態をモノにした動きを見せています!(フェイ)』″
″『え!?【鬼神】君が武器を腰に戻しました!
切り札を瞬殺されて戦意喪失してしまったのでしょうかっ!(リン)』″
龍神邪火が消滅し、観衆から悲鳴に似た声が上がる。
ネプトゥリオの3人も同様を隠せず、更にノアが武器を仕舞った事で敗けを認めるのでは、と考えていた。
(〔『…武器を仕舞った…?
まさか今ので戦意喪失してここで終いにするつもりか…?』〕)
ノアの動向を見たエルダークラーケンも、戦意が喪失されたのではと勘繰っていた。
ズズズズズズ…ズ…フシュ…
(〔『…猛り噴出していたオーラが…止まった…
やはり終いの様だな…』〕)
何せノアから立ち昇っていた赤黒いオーラが止まり、気配すら殆ど感じられなくなってしまったからだ。
オーラが止まった事で、折れて保護していた痛々しい腕も露になった。
~とある建物の屋上~
「にゃ!にゃ!にゃ!?
ノア様の気配が無いなってるにゃ!(ベレーザ)」
「…多分戦意喪失したんだと思う…
奥の手を潰されたんだし幾らノア様でも…(ヴァモス)」
闘技場の戦いを観戦していたベレーザとヴァモスは、ノアの武装解除とオーラの停止を見て意気消沈してしまった。
だが
『『ポンポン。』』
「にゃ…?(ベレーザ)」
「…え?(ヴァモス)」
「…ノア君なら大丈夫。寧ろこれから…」
~大通り~
「いや、【鬼神】は良くやったよ。」
「普通に考えてあんなデカいのと渡り合えるだけ凄ぇもんだぜ。」
「てか【鬼神】腕折れてたろ?」
「いやー…痛々しいよー…」
「…俺の勘だと…こっからもう一波乱ある気がするんだよなぁ…(???)」
エルダークラーケン含め、観戦していた観衆達からも試合終了を匂わせる雰囲気が漂い始めていた。
当人を除いて。
″<敵討(カタキウチ)>の発動条件を満たしましたので、これを発動します。″
″<亡失>の発動条件を満たしましたので、これを発動します。″
″<闘志>の発動条件を満たしましたので、これを発動します。″
″<奮起>の発動条件を満たしましたので、これを発動します。″
″<躍起>の発動条件を満たしましたので、これを発動します。″
″力の制御下に入りました。
身体強化、回復能力、その他ステータスが大幅に上昇。
その上で各種スキルの補正が掛かりました。″
ノアの脳内には幾つもの″声″が聞こえ、それと同時に力が満ち満ちていくのを感じていた。
〔『…ここまで、の様だな。
弱体化しているとは言え、儂とここまで渡り合えたのだ、それだけで『待った。』…ぬ?』〕
ノアを誉め讃えていたエルダークラーケンの言葉を遮り、少し感じの変わったノアの声が届く。
ミキミキ…シュゥウウ…
『…漸く諸々の準備が整った所だ。
これからが本番なんだ、締めるにはまだ早いぜ?』
(〔『…折れた腕が…元に…?』〕)
肌表面に薄らと赤黒い炎の紋様が現れ、折れた腕が凄い速度で元通りとなっていく。
その光景に、一瞬エルダークラーケンは何が起こったのか分からずにいた。
その直後
『『『ゴシャッ!』』』
〔『むぶっ…!?』〕ガクンッ!
何かがエルダークラーケンの顎に衝突し、外殻の一部を破壊。
エルダークラーケンの巨頭が大きく揺らいだのである。
「「「「「「おおおおおっ!?」」」」」」
″『ん?どうしたのでしょう!
急にエルダークラーケンの体勢がぐらつい…えっ!?(ヤン)』″
″『あっ!?
ちょ!モニター!あれ映してあれ!
エルダークラーケンの顎の辺り!(フェイ)』″
″『ノ、ノ、ノノノ、ノア君っ!?
何でそんな所に居るのぉっ!?(ヤン)』″
闘技場周囲に展開されているモニターが一斉にエルダークラーケンの顎辺りにズームしていく。
そこには手首から先を顎の外殻にめり込ませたノアが張り付いていた。
〔『なっ!?貫…はぁっ!?』〕
『言っただろ!これからが本番だとな!
取り敢えずは龍神邪火の弔合戦だ!』
ベギャッ!ギュルッ!『『ズゴンッ!』』
〔『うぶぉあっ!』〕
顎の外殻から腕を引っこ抜いたノアは、その勢いと腰の捻りを加えた高速の後ろ回し蹴りを繰り出して人間で言う鼻の下辺りを強打した。
その際、ノアのカカトはまたもや外殻を貫いていた。
〔『ぬぅっ…!』〕ズザッ!
スラッ…バヒュンッ!『バシュッ!』
シュバッ!『ッラァ!』『『ガヂョッ!』』
ノアの猛攻に一旦後退したエルダークラーケンであったが、腰から荒鬼神ノ化身を抜き放って直ぐに間合いを詰めてくる。
そしてエルダークラーケンの眉間に再び拳を振るうと、再び外殻を貫いた。
既にノアにとって外殻は防御としては意味を為していない様である。
ギュルルルッ!ガシュッ!『…ィイイイッ!』
『『『『『バガァアアッ!!』』』』』
〔『グオォオオッ!!!』〕
転移の為に用いていた荒鬼神ノ化身を持ち代えて逆手持ちとし、人間で言う鎖骨の辺りに突き刺す。
直後荒鬼神ノ化身に魔力を流すと白熱し出し、外殻と身体との間で爆発が発生した。
堪らず本日一番の叫び声を上げるエルダークラーケンであった。
″『え?え?あ、ええっ!?
どういう事でしょう!先程まで私達でも感じ取れたオーラが消失し、てっきり戦意喪失したものだと思っていた【鬼神】が物凄い攻勢を仕掛け出しました!(ヤン)』″
″『…ってか平然とやってるけどその殻、さっきまで歯が立たなかったハズじゃ…
それを今素手で打ち抜いてて…
あれ?私おかしくなったかしら…?(フェイ)』″
と、実況ですら混乱している様子。
ズガッ!
〔『ぬはっ!
何があったか知らんが、どうやらそれが【鬼神】の本気の様だな!
ならばこちらも応じるとしよう『ギリリッ!』『エルプシオン・ヴォルカニカ』っ!』〕
ゴォッ!
漸く体勢を整えたエルダークラーケンは、宙に居るノアへと上から3番目の威力を誇る『エルプシオン・ヴォルカニカ(火山噴火)』を繰り出した。
『『ギュッ…』』
対してノアは、流石に空中では踏ん張りが利かない為、腕を交差させて防御体勢を取り
『『『『『ドゴォオッ!』』』』』
ダガンッ!ガンッ!
打ち付けた拳から衝撃波が発生する程の威力で叩き付けられたノアは、闘技場を2度程跳ねた後
バシンッ!
『はぁ…流石海洋最強種エルダークラーケンのパンチ…強化状態であるにも関わらず腕がおじゃんだ…が、『ミキミキ…』これで元通り。』
<壁走り>を発動してモニターに着地するノア。
腕はエルダークラーケンの拳を受けて変な曲がり方をしていたが力の制御下にある為、直ぐに完治した。
ミシシ…バガァンッ!
足元のモニターを破壊する程の速力で以てノアはエルダークラーケンの下へと飛び出していった。
″『あぁっ!何と言う事でしょう!
【鬼神】が満を持して召喚されたと思われるあっつ熱の召喚獣が事も無げに討ち倒されてしまいました!(ヤン)』″
″『しかもエルダークラーケンの動きが先程よりも別物です!
明らかに<人化>形態をモノにした動きを見せています!(フェイ)』″
″『え!?【鬼神】君が武器を腰に戻しました!
切り札を瞬殺されて戦意喪失してしまったのでしょうかっ!(リン)』″
龍神邪火が消滅し、観衆から悲鳴に似た声が上がる。
ネプトゥリオの3人も同様を隠せず、更にノアが武器を仕舞った事で敗けを認めるのでは、と考えていた。
(〔『…武器を仕舞った…?
まさか今ので戦意喪失してここで終いにするつもりか…?』〕)
ノアの動向を見たエルダークラーケンも、戦意が喪失されたのではと勘繰っていた。
ズズズズズズ…ズ…フシュ…
(〔『…猛り噴出していたオーラが…止まった…
やはり終いの様だな…』〕)
何せノアから立ち昇っていた赤黒いオーラが止まり、気配すら殆ど感じられなくなってしまったからだ。
オーラが止まった事で、折れて保護していた痛々しい腕も露になった。
~とある建物の屋上~
「にゃ!にゃ!にゃ!?
ノア様の気配が無いなってるにゃ!(ベレーザ)」
「…多分戦意喪失したんだと思う…
奥の手を潰されたんだし幾らノア様でも…(ヴァモス)」
闘技場の戦いを観戦していたベレーザとヴァモスは、ノアの武装解除とオーラの停止を見て意気消沈してしまった。
だが
『『ポンポン。』』
「にゃ…?(ベレーザ)」
「…え?(ヴァモス)」
「…ノア君なら大丈夫。寧ろこれから…」
~大通り~
「いや、【鬼神】は良くやったよ。」
「普通に考えてあんなデカいのと渡り合えるだけ凄ぇもんだぜ。」
「てか【鬼神】腕折れてたろ?」
「いやー…痛々しいよー…」
「…俺の勘だと…こっからもう一波乱ある気がするんだよなぁ…(???)」
エルダークラーケン含め、観戦していた観衆達からも試合終了を匂わせる雰囲気が漂い始めていた。
当人を除いて。
″<敵討(カタキウチ)>の発動条件を満たしましたので、これを発動します。″
″<亡失>の発動条件を満たしましたので、これを発動します。″
″<闘志>の発動条件を満たしましたので、これを発動します。″
″<奮起>の発動条件を満たしましたので、これを発動します。″
″<躍起>の発動条件を満たしましたので、これを発動します。″
″力の制御下に入りました。
身体強化、回復能力、その他ステータスが大幅に上昇。
その上で各種スキルの補正が掛かりました。″
ノアの脳内には幾つもの″声″が聞こえ、それと同時に力が満ち満ちていくのを感じていた。
〔『…ここまで、の様だな。
弱体化しているとは言え、儂とここまで渡り合えたのだ、それだけで『待った。』…ぬ?』〕
ノアを誉め讃えていたエルダークラーケンの言葉を遮り、少し感じの変わったノアの声が届く。
ミキミキ…シュゥウウ…
『…漸く諸々の準備が整った所だ。
これからが本番なんだ、締めるにはまだ早いぜ?』
(〔『…折れた腕が…元に…?』〕)
肌表面に薄らと赤黒い炎の紋様が現れ、折れた腕が凄い速度で元通りとなっていく。
その光景に、一瞬エルダークラーケンは何が起こったのか分からずにいた。
その直後
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〔『むぶっ…!?』〕ガクンッ!
何かがエルダークラーケンの顎に衝突し、外殻の一部を破壊。
エルダークラーケンの巨頭が大きく揺らいだのである。
「「「「「「おおおおおっ!?」」」」」」
″『ん?どうしたのでしょう!
急にエルダークラーケンの体勢がぐらつい…えっ!?(ヤン)』″
″『あっ!?
ちょ!モニター!あれ映してあれ!
エルダークラーケンの顎の辺り!(フェイ)』″
″『ノ、ノ、ノノノ、ノア君っ!?
何でそんな所に居るのぉっ!?(ヤン)』″
闘技場周囲に展開されているモニターが一斉にエルダークラーケンの顎辺りにズームしていく。
そこには手首から先を顎の外殻にめり込ませたノアが張り付いていた。
〔『なっ!?貫…はぁっ!?』〕
『言っただろ!これからが本番だとな!
取り敢えずは龍神邪火の弔合戦だ!』
ベギャッ!ギュルッ!『『ズゴンッ!』』
〔『うぶぉあっ!』〕
顎の外殻から腕を引っこ抜いたノアは、その勢いと腰の捻りを加えた高速の後ろ回し蹴りを繰り出して人間で言う鼻の下辺りを強打した。
その際、ノアのカカトはまたもや外殻を貫いていた。
〔『ぬぅっ…!』〕ズザッ!
スラッ…バヒュンッ!『バシュッ!』
シュバッ!『ッラァ!』『『ガヂョッ!』』
ノアの猛攻に一旦後退したエルダークラーケンであったが、腰から荒鬼神ノ化身を抜き放って直ぐに間合いを詰めてくる。
そしてエルダークラーケンの眉間に再び拳を振るうと、再び外殻を貫いた。
既にノアにとって外殻は防御としては意味を為していない様である。
ギュルルルッ!ガシュッ!『…ィイイイッ!』
『『『『『バガァアアッ!!』』』』』
〔『グオォオオッ!!!』〕
転移の為に用いていた荒鬼神ノ化身を持ち代えて逆手持ちとし、人間で言う鎖骨の辺りに突き刺す。
直後荒鬼神ノ化身に魔力を流すと白熱し出し、外殻と身体との間で爆発が発生した。
堪らず本日一番の叫び声を上げるエルダークラーケンであった。
″『え?え?あ、ええっ!?
どういう事でしょう!先程まで私達でも感じ取れたオーラが消失し、てっきり戦意喪失したものだと思っていた【鬼神】が物凄い攻勢を仕掛け出しました!(ヤン)』″
″『…ってか平然とやってるけどその殻、さっきまで歯が立たなかったハズじゃ…
それを今素手で打ち抜いてて…
あれ?私おかしくなったかしら…?(フェイ)』″
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ズガッ!
〔『ぬはっ!
何があったか知らんが、どうやらそれが【鬼神】の本気の様だな!
ならばこちらも応じるとしよう『ギリリッ!』『エルプシオン・ヴォルカニカ』っ!』〕
ゴォッ!
漸く体勢を整えたエルダークラーケンは、宙に居るノアへと上から3番目の威力を誇る『エルプシオン・ヴォルカニカ(火山噴火)』を繰り出した。
『『ギュッ…』』
対してノアは、流石に空中では踏ん張りが利かない為、腕を交差させて防御体勢を取り
『『『『『ドゴォオッ!』』』』』
ダガンッ!ガンッ!
打ち付けた拳から衝撃波が発生する程の威力で叩き付けられたノアは、闘技場を2度程跳ねた後
バシンッ!
『はぁ…流石海洋最強種エルダークラーケンのパンチ…強化状態であるにも関わらず腕がおじゃんだ…が、『ミキミキ…』これで元通り。』
<壁走り>を発動してモニターに着地するノア。
腕はエルダークラーケンの拳を受けて変な曲がり方をしていたが力の制御下にある為、直ぐに完治した。
ミシシ…バガァンッ!
足元のモニターを破壊する程の速力で以てノアはエルダークラーケンの下へと飛び出していった。
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