ソロ冒険者のぶらり旅~悠々自適とは無縁な日々~

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取り敢えず南へ編

後にこの村では罪を犯した者に″根潰し″の刑が処される事になったとか何とか

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~遡る事30分前~


「済みませぬお嬢さん、心苦しいでしょうがどの輩に辱しめられたか教えて戴いて良いでしょうか?(クリストフ)」

「う…あ、あの…そこに居る大柄の…男…」

『ん?エド何とかって言う【勇者】軍第8部隊のリーダーの事?』

「は、はい…」

「ノ…じゃなかった、ノアール殿、連れてきて戴いて良いでしょうか。
それと″アレ″御座いますかな?(クリストフ)」

『あぁ分かったクリストフ…ィー。
あと、″アレ″で良いんだよな?』ポンポン。

「はい。(クリストフ)」


ノアはクリストフから言われた″アレ″に対してアイテムボックスを叩いて反応を窺うと、頷いた為、クリストフがこれから何をやろうとしているのかを察する。

ノアはその後言われた通り【勇者】軍第8部隊リーダーのエドガーを引き摺ってきた。


「な、何をやろうってんだ…(エドガー)」

「根潰し。(クリストフ)」

「は?(エドガー)」

「ノアール殿、コイツに″アレ″を。(クリストフ)」

『はいよ。』ピッピッ!

ビチャッ!

「おい聞け白いの!一体何を…ッォオオオオオオオオアアアアッ!?
何だぁこれはあああっ!こ、股間が熱いぃいいいっ!(エドガー)」

「ひぃいっ!」

『『『ボコボコボコ…』』』(クリストフの手から不格好なハンマー状のキノコを生成。)

「ふん!(クリストフ)」

ゴッ!『バチュンッ!』


クリストフに言われ、エドガーにピンク色の粘液(ミダレの″誘惑香入りの獣脂″)を付着させると、立ち所に興奮状態に陥り、地面に膝を着くエドガー。

その場に居合わせた村娘が怯える中、手に不格好なハンマーを生成したクリストフが大きく振り被ってエドガーの″ナニ″に振り下ろし、そのまま粉砕した。

エドガーは一瞬″ナニ″がどうなったのか分からず呆然としていたが、直ぐに激痛と共に彼を襲うのであった。


「っっっっっっぎぃやぁぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっ!!!???(エドガー)」

「ふむ。(クリストフ)」
『うわぁ…』
(『まぁ…そうなるわな。』)

「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっ!!…っぁあ…(エドガー)」

『あ、気絶した。』

ガバッ!

(『あ、起きた。』)

「っぎぃ″い″い″い″い″い″い″い″い″い″い″い″い″い″い″い″い″い″い″い″い″い″い″い″い″い″い″い″い″い″い″っ!(エドガー)」


″ナニ″を叩き潰されたエドガーは、激痛で2回失神し、激痛で2回覚醒。
失神するまで叫び、覚醒しては涙を流しながら絶叫していた。

すると


「こ、この男は…嫌がる私を2度も襲いました…!
1回だけでは腹の虫が治まりません!」

「わ、私もその男に襲われました!
制裁を要求します!」
「私も!」
「私も!」

「ま、待へ…待て…(エドガー)」

『だそうだ、クリストフィー。
彼女達の意思を尊重してやりなさい。』

「は。(クリストフ)」


自分を辱しめた輩の絶叫に、次々と報復の声が挙がる。
勿論ノアやクリストフは聞き入れ、全く聞き入れて貰えないエドガーは、結局8回も回復→屹立→破壊→絶叫というループを食らう事になった。

自身への報復が終わりを迎える頃には、村娘の姿を見ただけで目が恐怖の色に染まっていた。




『『『ダッ!』』』

「「「「あっ!」」」」

「あ、あんな仕打ち、受けたかねぇぜ!」
「森の中に逃げちまおうぜ!」
「悪ぃなエドガー!俺らは【勇者】軍なんか抜けっぜ!」


明日は我が身、とばかりに報復を恐れた輩共が四方八方へ次々と逃げ出した。
村の者達も思わず反応が遅れてしまったが


バシュンッ!バキュン!バシュッ!ビキュゥンッ!

ボンッ!「ヒャァアア…」
ボギンッ!「ギャァアア…」
ブチュンッ!「ッァアアア…!」


とても弓から出たとは思えない発射音が鳴り響いたかと思うと、遠くから輩共の悲鳴が響く。

これは勿論ノアによって放たれたもので、強力な膂力で放たれた矢は輩共の手足に当たり、悉く穿ち弾け飛ぶのであった。


『逃げるのは結構だが俺は決して逃がさねぇぞ?逃げ出した奴は問答無用で″アレ″を3発食らって貰うし、この村を襲ったお前らは1発は必ず食らって貰う。
お前らはそれだけの事を仕出かしたんだからなぁ。』


逃げ出す事も出来ず、許して貰う事も出来ず、かといって反撃しても返り討ちに遭うのは必至である。

それを悟った輩共は、恐怖に震える事しか出来なかったのだった。

ちなみにこの光景は、ノアの<気配感知>のギリギリ範囲外にある、近くの山の山頂に居た″とある集団″も目撃しており、彼等もまたその光景に震え上がっていたのだが、それはまた数話先の話。





~そして現在~

「止め、止めろぉお『バチンッ!』っ″ぁ″あ″あ″あ″あ″あ″あ″あ″あ″っ″!」


「「「「「「「「「……。」」」」」」」」」


【勇者】軍第5・6部隊を引き連れて北上していたアラワ達は、前日に襲った村で行われていた所業に絶句していた。

【勇者】軍第8部隊は特に野蛮な奴等が多いのだが、最悪の形でしっぺ返しを食らっている所であった。




「あ、あああっ!昨日村を襲った奴等だ!」
「また攻めてきた!」
「娘達を避難させろ!」
「た、旅の御方!お、お助けを…」

『待った。
奴等は『ウォルタメ』でボコボコにした連中です。
ちょっと話してきます、クリストフィー、少し外すよ?』

「了解しましたぞ。(クリストフ)」ブンッ!

バツンッ!「っぎゃぁああああああっ!」





『律儀に全員揃って北上してきてくれたんですね。その調子でイグレージャ・オシデンタルまで戻って下さいよ?』

「…逃げ出そうとした奴等が足を何かに食い千切られた…
アンタの言う通りの行動を取らないとどうなるか分かったモンじゃないでしょ…(アラワ)」


集団の方を見てみると、足を食い千切られて仲間に担がれた者達が居た。


『まぁ取り敢えず治療しましょう。
その後制裁として″アレ″を食らって貰いますがね。』

「え、えぇ…
あ、待って、足は食い千切られてここには…(アラワ)」


通常、体の一部を完全に失った状態で復元させるのは非常に難しい。
薬品を用いて″生やす″事は可能だが、非常に高額で高位の薬品に限られる。


『グリードラ(偽名)、足はまだ残ってる?』

「は?(アラワ)」

ボゴゴンッ!グルルルォオッ!

「「「「「「「っ!?」」」」」」」


ノアがグリードの偽名を呼ぶと、ノアの足元から25メル長のグリードが現出。
アラワ含め村の者や報復を受けている者達も固まっていた。


ブッ!『『ビチャッ!ビタッ!』』

《まっず…
アンタらの足、朝方食べたネズミ(カッパラット)より酷い味よ?》
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