923 / 1,124
取り敢えず南へ編
唐突に始まります。
しおりを挟む
~???~
「…あれ?暗…
何で僕ここに居るんだっけ…?」
「…あれ?鬼神…?」
ふと目を覚ましたノアが周りを見ると、周囲は誰も居ない闇に染まり、中に居るハズの鬼神も反応が一切感じ取れなかった。
「…あ、ヴァンディットさん達だ…
皆なら知って『ギギギ…』うっ、何か体が重いなぁ…」
数度首を回して周りを見ていると、少し離れた所にヴァンディット、ラインハード、ミリア、ミダレの姿を見付け思わず駆け寄る事に。
何故か体が異様に重かったが、その時は特に不思議がる事は無かった。
「み、皆さーん…どうしてこんな所に居るんです…?」
重くなった足を引き摺りながら4人の所に辿り着くノア。
すると
「「「「誰、あなた?」」」」
「へ…?」
4人は普段見せない冷たい目をノアに向けて怪訝そうに睨み付けてくる。
「…あの、僕ですよ、ノアです。
確か皆さんカステロの『美肌の湯』に行っていたハズですが…」
「やだ何コイツ、覗きの類?(ラインハード)」
「貴方がノアさん?ハッ、″ボロ雑巾″みたいな奴と一緒にしないでくれる?(ミリア)」
「ノア君はとぉっても強くて逞しい人なの、少しは体を鍛えてから名乗りを上げてくれるぅ?クスクス…(ミダレ)」
「ノア様の名を騙るな下朗!(ヴァンディット)」
「え?…え?皆何を言って…」
と、蔑んだ目で罵詈雑言を言われ続けたノアはその時になって漸く自身の状況を理解したのである。
ヒュー…ヒュー…
カサ…
「…ぅ、ぁあああっ…」
すきま風かと思う程の吸量で呼吸もままならず、自身の手足からは肉が削ぎ落ちて恐ろしく痩せ細り、肌の所々は黒ずみ、所々がささくれて捲れていた。
「それに貴方、病を抜きにしても10才位じゃない。ノア君は今15才よ?
自分の年齢を確かめてから来て頂戴。(ラインハード)」
ゴトッ。
「はい、鏡。(ミダレ)」
何処からともなく大きな鏡が出てきた事について特に違和感を持つ事無く、ノアは映し出されたその姿を見る。
そこには、過去に患っていた病気で恐ろしく痩せ細り、髪が抜け落ちた今とは見る影も無い幼い自身の姿が映っていた。
「ぁ、あ『…ド』ぁああ…『アド…』ああああああ…」
『ノア殿。(クリストフ)』
ガッ。(肩を掴まれる。)
「…っ…!」ポタポタ…
「…10分経ちましたぞ。(クリストフ)」
「…あぁ…ありがとうクリストフ…」
眠りに就いていたノアの目覚めは最悪だった。
幾ら夏とは言え、夕方はそこそこ涼しく、スキルもあって汗をかく事は殆ど無い。
だがノアの顔は青く、額には汗が滲み滴り、呼吸も荒く、支えとしていた手は震え、寝る前よりも疲労感が増した様に思えた。
にゃーご…?ペロペロ…
「はは、ヨシヨシ。
…クリストフ、次は8分位で起こして貰える…?」
「…ノア殿、どうやら自身の<睡眠耐性>の影響で、私の『昏睡茸』でも深い眠りに陥らない様に思われますな。(クリストフ)」
「はー…やっぱりか…
どーしても夢を見ちゃうんだよなぁ…」
「…その様ですな。
言われた通り10分まで待ってましたが、7分辺りで体が震えてニャーゴが心配してましたぞ。(クリストフ)」
「そっか、心配してくれてたんだな~、ニャーゴ?」
にゃーご。ゴロゴロ…
胡座をかくノアの胸の中で心配そうにしているニャーゴをあやし、気を紛らわせるノア。
「…それよりも、2人は何でここに…?
他の皆が居ないから、様子を見に来た感じかな?」
「……。(ミダレ)」ビクッ。
《…。》
ノアは顔面蒼白でジットリと汗を浮かべつつ背後に居る2人へと振り返る。
そこには、夢の中では冷たく、蔑んだ様な目で見ていたミダレではなく、不安と心配を含んだ瞳で見るミダレと、その使い魔であるイスクリードが居た。
《…契約者様、″澱んでる″よ。》
「…その意味について合ってるかは分からないけど、寝る度にコレだからね、″澱み″もするだろう?」
《…うん…》
ミダレの使い魔であるイスクリードは″夢魔″である為か、ノアがどんな夢を見ていたか大体分かるらしい。
ミダレは分からないものの、ノアの魘され具合で毎度悪夢に魘されている事位は分かっている様だ。
「ノ、ノア君、大丈夫…?(ミダレ)」
「はは、心配しなくて良いよ。
これでも合計で1時間位は睡眠が取れたから多少は動ける様になった。
その頃には街に入れる様にはなるだろうから、もう少しゆっくり出来るさ。
さ、恐らく皆が待ってるだろうから戻ってらっしゃい。」
「あ、でも「ね?」…うん…(ミダレ)」
何か力になりたいが、街に戻る様ノアに静かに、だが強く促されたミダレは、一言「うん…」としか答えられずに街の方へと引き返す事しか出来なかった。
するとそこに
「…気持ちは分かりますぞミダレ殿。
私の方でもどうにかしたいものですが、流石に夢の中となると…(小声のクリストフ)」
ノアが寝てる間、タイムキーパーとして近くで見守っていたクリストフ自身、どうにかノアの力になりたかったが、分野が違う為どうにもならないとミダレに告げてきた。
「一応何か出来ないかこちらでも検討してみますので、一先ず一度お戻り下さいな。(小声のクリストフ)」
「う、うん…(ミダレ)」
クリストフにも促されたミダレは、トボトボと街の方へと向かっていった。
トボトボ…
《…主人。》
「…何イスクリード?(ミダレ)」
《…契約者様…ノアさんの力になれるかも知れないって言ったら…どう…?》
「…え?そんな事出来るの…?(ミダレ)」
《…ボクは″夢魔″だからね。
ノアさんの夢に″介入″して原因となるモノを排除すれば出来ない事も無いよ。》
「だ、だったら
《でも場合によってはノアさんを更に苦しめてしまうかも知れないから、勝手に″介入″するのは勧めない。
一度ノアさんと話してからの方が良いよ。》
…うん、分かった。(ミダレ)」
使い魔である″夢魔″のイスクリードなりに打開策はある様子。
それを聞いて少し勇み足になったミダレを落ち着かせ、ノアに相談してからにする様諭していた。
と
『『『『『ズズンッ!』』』』』
「「えっ?(門兵1、2)」」
「ひゃっ!?(ミダレ)」
《へ?》
「ぬ?(クリストフ)」
にゃ?
「え?」
突如街の方から突き上げる様な音と振動が響き、周囲に居た者達がほぼ同時に驚きの声を上げた。
「…あれ?暗…
何で僕ここに居るんだっけ…?」
「…あれ?鬼神…?」
ふと目を覚ましたノアが周りを見ると、周囲は誰も居ない闇に染まり、中に居るハズの鬼神も反応が一切感じ取れなかった。
「…あ、ヴァンディットさん達だ…
皆なら知って『ギギギ…』うっ、何か体が重いなぁ…」
数度首を回して周りを見ていると、少し離れた所にヴァンディット、ラインハード、ミリア、ミダレの姿を見付け思わず駆け寄る事に。
何故か体が異様に重かったが、その時は特に不思議がる事は無かった。
「み、皆さーん…どうしてこんな所に居るんです…?」
重くなった足を引き摺りながら4人の所に辿り着くノア。
すると
「「「「誰、あなた?」」」」
「へ…?」
4人は普段見せない冷たい目をノアに向けて怪訝そうに睨み付けてくる。
「…あの、僕ですよ、ノアです。
確か皆さんカステロの『美肌の湯』に行っていたハズですが…」
「やだ何コイツ、覗きの類?(ラインハード)」
「貴方がノアさん?ハッ、″ボロ雑巾″みたいな奴と一緒にしないでくれる?(ミリア)」
「ノア君はとぉっても強くて逞しい人なの、少しは体を鍛えてから名乗りを上げてくれるぅ?クスクス…(ミダレ)」
「ノア様の名を騙るな下朗!(ヴァンディット)」
「え?…え?皆何を言って…」
と、蔑んだ目で罵詈雑言を言われ続けたノアはその時になって漸く自身の状況を理解したのである。
ヒュー…ヒュー…
カサ…
「…ぅ、ぁあああっ…」
すきま風かと思う程の吸量で呼吸もままならず、自身の手足からは肉が削ぎ落ちて恐ろしく痩せ細り、肌の所々は黒ずみ、所々がささくれて捲れていた。
「それに貴方、病を抜きにしても10才位じゃない。ノア君は今15才よ?
自分の年齢を確かめてから来て頂戴。(ラインハード)」
ゴトッ。
「はい、鏡。(ミダレ)」
何処からともなく大きな鏡が出てきた事について特に違和感を持つ事無く、ノアは映し出されたその姿を見る。
そこには、過去に患っていた病気で恐ろしく痩せ細り、髪が抜け落ちた今とは見る影も無い幼い自身の姿が映っていた。
「ぁ、あ『…ド』ぁああ…『アド…』ああああああ…」
『ノア殿。(クリストフ)』
ガッ。(肩を掴まれる。)
「…っ…!」ポタポタ…
「…10分経ちましたぞ。(クリストフ)」
「…あぁ…ありがとうクリストフ…」
眠りに就いていたノアの目覚めは最悪だった。
幾ら夏とは言え、夕方はそこそこ涼しく、スキルもあって汗をかく事は殆ど無い。
だがノアの顔は青く、額には汗が滲み滴り、呼吸も荒く、支えとしていた手は震え、寝る前よりも疲労感が増した様に思えた。
にゃーご…?ペロペロ…
「はは、ヨシヨシ。
…クリストフ、次は8分位で起こして貰える…?」
「…ノア殿、どうやら自身の<睡眠耐性>の影響で、私の『昏睡茸』でも深い眠りに陥らない様に思われますな。(クリストフ)」
「はー…やっぱりか…
どーしても夢を見ちゃうんだよなぁ…」
「…その様ですな。
言われた通り10分まで待ってましたが、7分辺りで体が震えてニャーゴが心配してましたぞ。(クリストフ)」
「そっか、心配してくれてたんだな~、ニャーゴ?」
にゃーご。ゴロゴロ…
胡座をかくノアの胸の中で心配そうにしているニャーゴをあやし、気を紛らわせるノア。
「…それよりも、2人は何でここに…?
他の皆が居ないから、様子を見に来た感じかな?」
「……。(ミダレ)」ビクッ。
《…。》
ノアは顔面蒼白でジットリと汗を浮かべつつ背後に居る2人へと振り返る。
そこには、夢の中では冷たく、蔑んだ様な目で見ていたミダレではなく、不安と心配を含んだ瞳で見るミダレと、その使い魔であるイスクリードが居た。
《…契約者様、″澱んでる″よ。》
「…その意味について合ってるかは分からないけど、寝る度にコレだからね、″澱み″もするだろう?」
《…うん…》
ミダレの使い魔であるイスクリードは″夢魔″である為か、ノアがどんな夢を見ていたか大体分かるらしい。
ミダレは分からないものの、ノアの魘され具合で毎度悪夢に魘されている事位は分かっている様だ。
「ノ、ノア君、大丈夫…?(ミダレ)」
「はは、心配しなくて良いよ。
これでも合計で1時間位は睡眠が取れたから多少は動ける様になった。
その頃には街に入れる様にはなるだろうから、もう少しゆっくり出来るさ。
さ、恐らく皆が待ってるだろうから戻ってらっしゃい。」
「あ、でも「ね?」…うん…(ミダレ)」
何か力になりたいが、街に戻る様ノアに静かに、だが強く促されたミダレは、一言「うん…」としか答えられずに街の方へと引き返す事しか出来なかった。
するとそこに
「…気持ちは分かりますぞミダレ殿。
私の方でもどうにかしたいものですが、流石に夢の中となると…(小声のクリストフ)」
ノアが寝てる間、タイムキーパーとして近くで見守っていたクリストフ自身、どうにかノアの力になりたかったが、分野が違う為どうにもならないとミダレに告げてきた。
「一応何か出来ないかこちらでも検討してみますので、一先ず一度お戻り下さいな。(小声のクリストフ)」
「う、うん…(ミダレ)」
クリストフにも促されたミダレは、トボトボと街の方へと向かっていった。
トボトボ…
《…主人。》
「…何イスクリード?(ミダレ)」
《…契約者様…ノアさんの力になれるかも知れないって言ったら…どう…?》
「…え?そんな事出来るの…?(ミダレ)」
《…ボクは″夢魔″だからね。
ノアさんの夢に″介入″して原因となるモノを排除すれば出来ない事も無いよ。》
「だ、だったら
《でも場合によってはノアさんを更に苦しめてしまうかも知れないから、勝手に″介入″するのは勧めない。
一度ノアさんと話してからの方が良いよ。》
…うん、分かった。(ミダレ)」
使い魔である″夢魔″のイスクリードなりに打開策はある様子。
それを聞いて少し勇み足になったミダレを落ち着かせ、ノアに相談してからにする様諭していた。
と
『『『『『ズズンッ!』』』』』
「「えっ?(門兵1、2)」」
「ひゃっ!?(ミダレ)」
《へ?》
「ぬ?(クリストフ)」
にゃ?
「え?」
突如街の方から突き上げる様な音と振動が響き、周囲に居た者達がほぼ同時に驚きの声を上げた。
44
あなたにおすすめの小説
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
元公爵令嬢は年下騎士たちに「用済みのおばさん」と捨てられる 〜今更戻ってこいと泣きつかれても献身的な美少年に溺愛されているのでもう遅いです〜
日々埋没。
ファンタジー
「新しい従者を雇うことにした。おばさんはもう用済みだ。今すぐ消えてくれ」
かつて婚約破棄され、実家を追放された元公爵令嬢のレアーヌ。
その身分を隠し、年下の冒険者たちの身の回りを世話する『メイド』として献身的に尽くしてきた彼女に突きつけられたのは、あまりに非情な追放宣告だった。
レアーヌがこれまで教育し、支えてきた若い男たちは、新しく現れた他人の物を欲しがり子悪魔メイドに骨抜きにされ、彼女を「加齢臭のする汚いおばさん」と蔑み、笑いながら追い出したのだ。
地位も、居場所も、信じていた絆も……すべてを失い、絶望する彼女の前に現れたのは、一人の美少年だった。
「僕とパーティーを組んでくれませんか? 貴方が必要なんです」
新米ながら将来の可能性を感じさせる彼は、レアーヌを「おばさん」ではなく「一人の女性」として、甘く狂おしく溺愛し始める。
一方でレアーヌという『真の支柱』を失った元パーティーは、自分たちがどれほど愚かな選択をしたかを知る由もなかった。
やがて彼らが地獄の淵で「戻ってきてくれ」と泣きついてきても、もう遅い。
レアーヌの隣には、彼女を離さないと誓った執着愛の化身が微笑んでいるのだから。
【もうダメだ!】貧乏大学生、絶望から一気に成り上がる〜もし、無属性でFランクの俺が異文明の魔道兵器を担いでダンジョンに潜ったら〜
KEINO
ファンタジー
貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。
~あらすじ~
世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。
そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。
しかし、その恩恵は平等ではなかった。
富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。
そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。
彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。
あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。
妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。
希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。
英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。
これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。
彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。
テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。
SF味が増してくるのは結構先の予定です。
スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。
良かったら読んでください!
妹が聖女の再来と呼ばれているようです
田尾風香
ファンタジー
ダンジョンのある辺境の地で回復術士として働いていたけど、父に呼び戻されてモンテリーノ学校に入学した。そこには、私の婚約者であるファルター殿下と、腹違いの妹であるピーアがいたんだけど。
「マレン・メクレンブルク! 貴様とは婚約破棄する!」
どうやらファルター殿下は、"低能"と呼ばれている私じゃなく、"聖女の再来"とまで呼ばれるくらいに成績の良い妹と婚約したいらしい。
それは別に構わない。国王陛下の裁定で無事に婚約破棄が成った直後、私に婚約を申し込んできたのは、辺境の地で一緒だったハインリヒ様だった。
戸惑う日々を送る私を余所に、事件が起こる。――学校に、ダンジョンが出現したのだった。
更新は不定期です。
大器晩成エンチャンター~Sランク冒険者パーティから追放されてしまったが、追放後の成長度合いが凄くて世界最強になる
遠野紫
ファンタジー
「な、なんでだよ……今まで一緒に頑張って来たろ……?」
「頑張って来たのは俺たちだよ……お前はお荷物だ。サザン、お前にはパーティから抜けてもらう」
S級冒険者パーティのエンチャンターであるサザンは或る時、パーティリーダーから追放を言い渡されてしまう。
村の仲良し四人で結成したパーティだったが、サザンだけはなぜか実力が伸びなかったのだ。他のメンバーに追いつくために日々努力を重ねたサザンだったが結局報われることは無く追放されてしまった。
しかしサザンはレアスキル『大器晩成』を持っていたため、ある時突然その強さが解放されたのだった。
とてつもない成長率を手にしたサザンの最強エンチャンターへの道が今始まる。
レベル1の時から育ててきたパーティメンバーに裏切られて捨てられたが、俺はソロの方が本気出せるので問題はない
あつ犬
ファンタジー
王国最強のパーティメンバーを鍛え上げた、アサシンのアルマ・アルザラットはある日追放され、貯蓄もすべて奪われてしまう。 そんな折り、とある剣士の少女に助けを請われる。「パーティメンバーを助けてくれ」! 彼の人生が、動き出す。
復讐完遂者は吸収スキルを駆使して成り上がる 〜さあ、自分を裏切った初恋の相手へ復讐を始めよう〜
サイダーボウイ
ファンタジー
「気安く私の名前を呼ばないで! そうやってこれまでも私に付きまとって……ずっと鬱陶しかったのよ!」
孤児院出身のナードは、初恋の相手セシリアからそう吐き捨てられ、パーティーを追放されてしまう。
淡い恋心を粉々に打ち砕かれたナードは失意のどん底に。
だが、ナードには、病弱な妹ノエルの生活費を稼ぐために、冒険者を続けなければならないという理由があった。
1人決死の覚悟でダンジョンに挑むナード。
スライム相手に死にかけるも、その最中、ユニークスキル【アブソープション】が覚醒する。
それは、敵のLPを吸収できるという世界の掟すらも変えてしまうスキルだった。
それからナードは毎日ダンジョンへ入り、敵のLPを吸収し続けた。
増やしたLPを消費して、魔法やスキルを習得しつつ、ナードはどんどん強くなっていく。
一方その頃、セシリアのパーティーでは仲間割れが起こっていた。
冒険者ギルドでの評判も地に落ち、セシリアは徐々に追いつめられていくことに……。
これは、やがて勇者と呼ばれる青年が、チートスキルを駆使して最強へと成り上がり、自分を裏切った初恋の相手に復讐を果たすまでの物語である。
最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~
ある中管理職
ファンタジー
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる