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ヴァリエンテ領・大規模氾濫掃討戦編~街(前哨基地)建設~
それでも武器は足りない。
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~2日後~
『『『ガランガランッ!』』』(大量のカース(呪い)武器。)
「よーっし、数が数だからな!
事前に決めた通り3種に仕分けしてくれ。(デオ)」
「「「「「「はい!(技術職の方々)」」」」」」
掛けられた幌からはみ出る程武器が積載された荷馬車から、次々とカース(呪い)武器が運び出される。
デオの指示に従い技術職の者達が種類別に仕分けを開始。
「で?これで全部?」
「はい…【鬼神】様に譲渡し、<解呪>によって儲けようとしていた武器の数々はこれで全部です…」
「1発目で<解呪>が成功したとしても総額1億2000万掛かるのか…
本当に悪どい事考えるな。」
「お褒めに預かり光栄です…」
「褒めてねぇ。」
(『褒めてねぇよ。』)
商人が保有していたカース(呪い)武器は初回持ち込み分と合わせて約1200本あり、前々話でも言ったが解呪の指輪の成功率は約3割程である為、1回で成功するかも知れないし、10回やっても成功しないかも知れない糞仕様であった事を考えると、商人の思惑通りになっていなくて本当に良かった。
「…にしても、何度見ても慣れねぇなぁ…
一昨日あんだけ喚き散らしてた商人が虚ろな目で従順になっちまってなぁ…(デオ)
「…本当えげつねぇ能力持ってんなぁ坊主。
正直ドン引きだわ。
今回は見逃すが、悪用すんじゃねぇぞ?(ガーラ)」
「一昨日誰よりもゲラゲラ笑ってた2人が冷静にならないでよぉっ!」
あれから2日経ち、ノアの【神心掌握】を冷静に考えた結果恐ろしい能力であると再認識したデオとガーラは、従順商人と出会す度に顔を引きつらせていた。
「その能力、悪用し出したら俺お前の事″【鬼神】と畜生″で″【鬼畜】″って呼ぶかんな。(デオ)」
「あぁそれ良いな。
″【鬼畜】″だ″【鬼畜】″。しっくりくるなぁ″【鬼畜】″。(ガーラ)」
「″【鬼畜】″をそんな何度も連呼しないで下さいよっ!広まったらどうするんですかっ!」
安心してノア君。
両親にしか聞こえてないからね。
「つーか周りの奴らの方が酷いだろ。
武器商人のオッサンを泳がす為に介入しないでずっと見てたらしいじゃねぇか。(デオ)」チラッ…
「わ、私はノア殿の忠臣故助太刀に入ろうとしましたぞ?
ジョー殿に止められた故見守ってましたが…(クリストフ)」
「私も何か力添えしようとしましたが、あの武器商人は他の地でも同様の罪を犯していたとジョー様が仰ってて…(ラーベ)」
「そうそう。
だから尻尾を出すまで見守っていようと…
一応両親から許可は貰ったよ?(ジョー )」
「許可出したわ。
私達の息子ならあれ位対処出来なきゃね。(アミスティア)」
「俺とジョーはアイツの正体に気付いてたからな、あわよくばここでボロ出してアジトの割り出しまで出来ればと思った訳さ。
まぁ結果的にそれ以上の成果が見込めた訳だが。(レドリック)」
ノアと武器商人が揉めていたのをいの一番に発見したレドリックとジョーにより介入は一端見送られ、武器商人がボロを出すまで監視していたと言う。
結果的にノアの能力により解呪が不要となり、武器商人の予定が狂い、【神心掌握】によって傀儡と化した後介入に至った。
残りの武器をアジトからこの街に持ってこさせるにあたり、クリストフが商人に胞子を仕込みアジトを特定。
ジョーとラーベ扮するナサケと調により調査が行われ、他でも行われた悪行に関する情報も入手出来た為、後は捕まえるだけだと言う。
つまり武器商人は、莫大な利益を生むハズだったカース(呪い)武器をタダで根刮ぎノアに譲渡した挙げ句、アジトから証拠から何から何まで抑えられ、人生の終了を待つだけという訳である。
『『『キュゥウン…』』』(契約の魔導具から光が消える。)
「契約が完了致しました。
【鬼神】様と商談が出来て大変嬉しく思います。」
「そうですか。
ではこの後、ヴァリエンテ領にある牢屋へ向かって下さい。そうすれば″全て終わります″。」
「はい、ありがとうございました。」
そう言って武器商人は空っぽになった荷馬車に乗ってヴァリエンテ領へと向かっていったのだった。
「「こっわ。(デオとガーラ)」」
「え!?何が!?」
「流石ノア殿、容赦無いですな。(クリストフ)」
「え、だってアイツ僕を騙し…流石って何!?」
((素でやってたんかい…全く将来が怖いぜ…(デオとガーラ)))
色々とあった武器商人との一件だが、結果的に大量の武器を獲得する事が出来たのであった。
が
「まぁそれでも大氾濫を前にするには武器の数は心許ない。(デオ)」
「そうだな。
街の住人が600人居るならせめて1人に付き3本は予備として確保しておきたい所だな。(ガーラ)」
「確か武器商人のアジトではカース(呪い)武器の製造も行われてたんですよね?
素材は残されてなかったのですか?」
「あるにはあったよ。
だけど素人判断だが、作れても精々200本分位だと思う。(ジョー)」
「それでも可能な限り作成しておきたい。
確保出来るなら頼めないか?(ガーラ)」
「分かった、手配しよう。(ジョー)」
武器商人から大量に武器を確保したとはいえ、大氾濫に際しては数は心許ない。
ノアの様にほぼほぼ破壊不能な武器であれば問題無いが、そんな事は現実的ではない。
ジョーの方で武器商人のアジト、その他に方々から素材確保に尽力してくれる様なので、それに期待したい所。
そしてノアはデオとガーラからのある言葉を思い出す。
「そう言えば武器商人と接触する際に″一応手はある″って言ってましたよね?
その手って何だったんですか?」
「それは簡単な事だ、″現地調達″だ″現地調達″。(デオ)」
「マン・モスやヘラクレスグーパンオオカブトみたいに殆ど手を加えずとも武具になりえる素材がゴロゴロ居るんだから、利用しない手は無いだろ?(ガーラ)」
「あ、そっか。」
デオとガーラの策というのは単純明快、モンスターの素材を殆どそのまま流用する事である。
ヘラクレスグーパンオオカブトが良い例で、頭部の角はそのまま太刀としても流用出来る為、鉄素材で1から作成するよりか時間も手間も省けたりする。
「つー訳で素材が届き次第こちらでも武器を作っとくから、坊主の方でもモンスターの狩猟を進めておいて欲しい。(デオ)」
「うん、分かった。」
『『『ガランガランッ!』』』(大量のカース(呪い)武器。)
「よーっし、数が数だからな!
事前に決めた通り3種に仕分けしてくれ。(デオ)」
「「「「「「はい!(技術職の方々)」」」」」」
掛けられた幌からはみ出る程武器が積載された荷馬車から、次々とカース(呪い)武器が運び出される。
デオの指示に従い技術職の者達が種類別に仕分けを開始。
「で?これで全部?」
「はい…【鬼神】様に譲渡し、<解呪>によって儲けようとしていた武器の数々はこれで全部です…」
「1発目で<解呪>が成功したとしても総額1億2000万掛かるのか…
本当に悪どい事考えるな。」
「お褒めに預かり光栄です…」
「褒めてねぇ。」
(『褒めてねぇよ。』)
商人が保有していたカース(呪い)武器は初回持ち込み分と合わせて約1200本あり、前々話でも言ったが解呪の指輪の成功率は約3割程である為、1回で成功するかも知れないし、10回やっても成功しないかも知れない糞仕様であった事を考えると、商人の思惑通りになっていなくて本当に良かった。
「…にしても、何度見ても慣れねぇなぁ…
一昨日あんだけ喚き散らしてた商人が虚ろな目で従順になっちまってなぁ…(デオ)
「…本当えげつねぇ能力持ってんなぁ坊主。
正直ドン引きだわ。
今回は見逃すが、悪用すんじゃねぇぞ?(ガーラ)」
「一昨日誰よりもゲラゲラ笑ってた2人が冷静にならないでよぉっ!」
あれから2日経ち、ノアの【神心掌握】を冷静に考えた結果恐ろしい能力であると再認識したデオとガーラは、従順商人と出会す度に顔を引きつらせていた。
「その能力、悪用し出したら俺お前の事″【鬼神】と畜生″で″【鬼畜】″って呼ぶかんな。(デオ)」
「あぁそれ良いな。
″【鬼畜】″だ″【鬼畜】″。しっくりくるなぁ″【鬼畜】″。(ガーラ)」
「″【鬼畜】″をそんな何度も連呼しないで下さいよっ!広まったらどうするんですかっ!」
安心してノア君。
両親にしか聞こえてないからね。
「つーか周りの奴らの方が酷いだろ。
武器商人のオッサンを泳がす為に介入しないでずっと見てたらしいじゃねぇか。(デオ)」チラッ…
「わ、私はノア殿の忠臣故助太刀に入ろうとしましたぞ?
ジョー殿に止められた故見守ってましたが…(クリストフ)」
「私も何か力添えしようとしましたが、あの武器商人は他の地でも同様の罪を犯していたとジョー様が仰ってて…(ラーベ)」
「そうそう。
だから尻尾を出すまで見守っていようと…
一応両親から許可は貰ったよ?(ジョー )」
「許可出したわ。
私達の息子ならあれ位対処出来なきゃね。(アミスティア)」
「俺とジョーはアイツの正体に気付いてたからな、あわよくばここでボロ出してアジトの割り出しまで出来ればと思った訳さ。
まぁ結果的にそれ以上の成果が見込めた訳だが。(レドリック)」
ノアと武器商人が揉めていたのをいの一番に発見したレドリックとジョーにより介入は一端見送られ、武器商人がボロを出すまで監視していたと言う。
結果的にノアの能力により解呪が不要となり、武器商人の予定が狂い、【神心掌握】によって傀儡と化した後介入に至った。
残りの武器をアジトからこの街に持ってこさせるにあたり、クリストフが商人に胞子を仕込みアジトを特定。
ジョーとラーベ扮するナサケと調により調査が行われ、他でも行われた悪行に関する情報も入手出来た為、後は捕まえるだけだと言う。
つまり武器商人は、莫大な利益を生むハズだったカース(呪い)武器をタダで根刮ぎノアに譲渡した挙げ句、アジトから証拠から何から何まで抑えられ、人生の終了を待つだけという訳である。
『『『キュゥウン…』』』(契約の魔導具から光が消える。)
「契約が完了致しました。
【鬼神】様と商談が出来て大変嬉しく思います。」
「そうですか。
ではこの後、ヴァリエンテ領にある牢屋へ向かって下さい。そうすれば″全て終わります″。」
「はい、ありがとうございました。」
そう言って武器商人は空っぽになった荷馬車に乗ってヴァリエンテ領へと向かっていったのだった。
「「こっわ。(デオとガーラ)」」
「え!?何が!?」
「流石ノア殿、容赦無いですな。(クリストフ)」
「え、だってアイツ僕を騙し…流石って何!?」
((素でやってたんかい…全く将来が怖いぜ…(デオとガーラ)))
色々とあった武器商人との一件だが、結果的に大量の武器を獲得する事が出来たのであった。
が
「まぁそれでも大氾濫を前にするには武器の数は心許ない。(デオ)」
「そうだな。
街の住人が600人居るならせめて1人に付き3本は予備として確保しておきたい所だな。(ガーラ)」
「確か武器商人のアジトではカース(呪い)武器の製造も行われてたんですよね?
素材は残されてなかったのですか?」
「あるにはあったよ。
だけど素人判断だが、作れても精々200本分位だと思う。(ジョー)」
「それでも可能な限り作成しておきたい。
確保出来るなら頼めないか?(ガーラ)」
「分かった、手配しよう。(ジョー)」
武器商人から大量に武器を確保したとはいえ、大氾濫に際しては数は心許ない。
ノアの様にほぼほぼ破壊不能な武器であれば問題無いが、そんな事は現実的ではない。
ジョーの方で武器商人のアジト、その他に方々から素材確保に尽力してくれる様なので、それに期待したい所。
そしてノアはデオとガーラからのある言葉を思い出す。
「そう言えば武器商人と接触する際に″一応手はある″って言ってましたよね?
その手って何だったんですか?」
「それは簡単な事だ、″現地調達″だ″現地調達″。(デオ)」
「マン・モスやヘラクレスグーパンオオカブトみたいに殆ど手を加えずとも武具になりえる素材がゴロゴロ居るんだから、利用しない手は無いだろ?(ガーラ)」
「あ、そっか。」
デオとガーラの策というのは単純明快、モンスターの素材を殆どそのまま流用する事である。
ヘラクレスグーパンオオカブトが良い例で、頭部の角はそのまま太刀としても流用出来る為、鉄素材で1から作成するよりか時間も手間も省けたりする。
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「うん、分かった。」
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