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第2章:実家に帰省、しかしここはエルフの里。
第29話:一生忘れることはない1日。
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「ふふふ………その値段はね………。」
───ゴクリ
いやなんでお母さんが言おうとしてるんだ。
そんなことより、これで白金貨とか言われたらいくらなんでも申し訳が立たない。
「タダでした~!」
「お母さん………いくらなんでも盗みは良くないんじゃないか……。」
「盗みじゃないわよ!私たちが作ったの!」
「これを作った!?」
いやいや、こんな性能の杖は王国でも帝国でも見たことがない。これを街に売りに出せば白金貨数十枚はくだらないレベルでこの杖の性能は高すぎる。
「いくらなんでも私とミラちゃんだけだと力不足だからね。アクアちゃんや他の精霊さん達、あとフェンちゃんにも手伝ってもらったの!」
聞く話によると、ミラとお母さんで杖の本体を作って、魔力を貯めるための魔石はフェンが取ってきて、そしてアクアや精霊達は他の素材を集めてきてくれたらしい。
「ありがとう………人生で1番嬉しいよ。」
みんなの前で泣きたくないのに………その気持ちとは反対に目からは涙が溢れてくる。この涙はしばらく止まることをしらないだろう
「シューちゃんに喜んでもらえるなら私たちだって嬉しいわよ!」
最近フェンやアクア、ミラや母さんを見かけないと思ったらこれを作ってくれていたなんて……。
───数分後
やっと涙が止まってきて、話が出来る状態になった。
「それにしてもフェンはなんの魔石を持ってきたんだ?この魔石、黒龍の魔石よりも結構デカいと思うんだけど………。」
「フェンちゃんが古代龍(エンシェントドラゴン)の魔石だーって自慢げに言ってきたわよ。」
「古代龍だって!?」
古代龍だってフェンと同じような情報がほとんどない幻みたいな存在じゃないか!?その強さは言わずもがな、黒龍よりも相当強いだろう。
「フェンちゃんがご主人と契約してなかった頃はフェンちゃんと強さが同等だったらしいわよ?古代龍がいるところまで往復3日かかって5日で帰ってきたから多分2日間ずっと戦っていたんじゃない?」
「そうだったのか………。」
フェンには大変な思いをさせてしまったな。明日アクア達も一緒にお礼しに行くか。それにもちろん、2人にも感謝してもしきれないほどのものを貰ってしまった。この杖は一生共に過ごしていこうと、この日俺は固く誓った。
「今日はいい日だったな………。」
本当に、いい日だった。この日を俺が忘れることはないだろう。それくらいに今日はいい日だった。
「今日は眠れないかもしれないな………。」
そんなことを呟く俺の頬は、わずかに緩んでいた。
・・・・・・・・・あとがき・・・・・・・・・
この作品を読んでいただきありがとうございます!
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これからもこの作品をよろしくお願いします!
───ゴクリ
いやなんでお母さんが言おうとしてるんだ。
そんなことより、これで白金貨とか言われたらいくらなんでも申し訳が立たない。
「タダでした~!」
「お母さん………いくらなんでも盗みは良くないんじゃないか……。」
「盗みじゃないわよ!私たちが作ったの!」
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いやいや、こんな性能の杖は王国でも帝国でも見たことがない。これを街に売りに出せば白金貨数十枚はくだらないレベルでこの杖の性能は高すぎる。
「いくらなんでも私とミラちゃんだけだと力不足だからね。アクアちゃんや他の精霊さん達、あとフェンちゃんにも手伝ってもらったの!」
聞く話によると、ミラとお母さんで杖の本体を作って、魔力を貯めるための魔石はフェンが取ってきて、そしてアクアや精霊達は他の素材を集めてきてくれたらしい。
「ありがとう………人生で1番嬉しいよ。」
みんなの前で泣きたくないのに………その気持ちとは反対に目からは涙が溢れてくる。この涙はしばらく止まることをしらないだろう
「シューちゃんに喜んでもらえるなら私たちだって嬉しいわよ!」
最近フェンやアクア、ミラや母さんを見かけないと思ったらこれを作ってくれていたなんて……。
───数分後
やっと涙が止まってきて、話が出来る状態になった。
「それにしてもフェンはなんの魔石を持ってきたんだ?この魔石、黒龍の魔石よりも結構デカいと思うんだけど………。」
「フェンちゃんが古代龍(エンシェントドラゴン)の魔石だーって自慢げに言ってきたわよ。」
「古代龍だって!?」
古代龍だってフェンと同じような情報がほとんどない幻みたいな存在じゃないか!?その強さは言わずもがな、黒龍よりも相当強いだろう。
「フェンちゃんがご主人と契約してなかった頃はフェンちゃんと強さが同等だったらしいわよ?古代龍がいるところまで往復3日かかって5日で帰ってきたから多分2日間ずっと戦っていたんじゃない?」
「そうだったのか………。」
フェンには大変な思いをさせてしまったな。明日アクア達も一緒にお礼しに行くか。それにもちろん、2人にも感謝してもしきれないほどのものを貰ってしまった。この杖は一生共に過ごしていこうと、この日俺は固く誓った。
「今日はいい日だったな………。」
本当に、いい日だった。この日を俺が忘れることはないだろう。それくらいに今日はいい日だった。
「今日は眠れないかもしれないな………。」
そんなことを呟く俺の頬は、わずかに緩んでいた。
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