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学園編
1.お別れの日
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後日談(学園編)を投稿開始いたしました!
本編のように長々と続くことはないと思いますので、緩く楽しんでいただけると幸いです。
────
──
フェリアル・エーデルス。
それは、帝国で英雄と謳われる公爵令息の名前だ。
……つまり、僕の名前である。
二年という空白の年月を経て戻ってきた僕は、その例外すぎる事情を鑑みて、特別に学園への途中入学が認められた。
もちろん前例のないことではあるが、帝国滅亡を防いだことから皇家のお墨付きももらってしまったので、学園としては途中入学を認める以外に選択肢はなかったのだ。
別にズルというわけでもない。ちゃんと勉強して入学試験もしっかり合格したものね。
そういうわけなので、僕は学園に途中入学し、寮生活を送ることとなったのである。
***
とまぁ、そういうわけなのでと簡単に言ってしまったわけだけれど。
学園入学当日。エーデルス公爵家には、家族の華々しい門出の日とは思えないほどの絶望的な空気が漂っていた。
「フェリ……本当に行くのか、兄様を置いて……」
「チビがいねぇならここで守るモンもねぇ。俺は騎士をやめるぜ」
学園へ向かう馬車の前。僕に引っ付く兄様達。
なんだかとっても懐かしい記憶が蘇りそうなこの状況で、僕は時間を気にしながらも兄様達をしっかりと抱き締め返した。
学園への入学が決まった時は意外と和やかに喜んでくれたのに……と困ったような笑みが零れる。
「大丈夫です、ディラン兄様、ガイゼル兄様。お別れじゃないよ。お休みの日はかならず帰ってきます」
なんだかちょっぴり変な感じがする。
兄様達が学園へ入学した時と同じようなセリフを、今度は完全に立場が逆転して僕が紡いでいるからだろうか。
あの頃は、まさか自分が学園に入学する日が来るだなんて思ってもみなかったな。
「確かに聞いたからな。約束だぞ。休みの日は必ず帰って来るんだ。チーズケーキを用意して待っているからな。……いや、兄様が直接迎えに行った方がいいか?」
「チビのことだから帰ってくる途中で絶対迷子になるぜ。俺らが迎えに行くのが最善だ」
当人の僕をおいて兄様達は言いたい放題だ。
そもそも馬車で帰ってくるわけだから、迷子になるとすればそれは僕じゃなく御者さんのおっちょこちょいなのに……。
というか、僕は高等部に入学するお兄さんなのだ。もうこんなちっちゃい子を相手にするような対応をされるのはちょっぴり不服である。
「ディラン兄様、ガイゼル兄様。僕は学生、お兄さんなの。そんなに心配しなくても、しっかりできます。お休みはきちんと帰ってくるから、安心して」
制服姿でむんと胸を張る。
成長を見越したちょっぴりぶかぶかの制服姿なので、ほんの少し格好がつかないけれど。
僕のしっかり者な姿を前にした兄様達は、何やら大きく目を見開いて感慨深そうに胸を押さえた。
「あぁフェリ……いつの間にこんなに大きくなったんだ。少し前まで兄様と歩く練習をしていたというのに」
「俺が蝶を捕まえちまって、ちっせぇ手でぽかぽか殴ってきたこともあったよなぁ。そんなチビが学園に入学……成長ってのは早いモンだな」
少し前って、それもう十年以上前のことじゃないか。
なんだか感覚が少しズレている兄様達に眉尻を下げつつ、そろそろ本格的に時間もなくなってきたのでお別れの挨拶を巻くことにした。
感極まっている兄様達からそろりと離れ、お母様とお父様のもとへ。
「お父様、お母様。僕、いってきます。しっかりお勉強してきます」
いつもお仕事で厳格な雰囲気を纏うお父様が、今はだばーっと滝のような涙を溢れさせて僕を抱き締める。
普段は飄々としている素敵なお母様も、今日ばかりは潤んだ目元をハンカチで覆っていた。
「フェリアル……無理だけはしないように。学園の環境が合わなかったらいつでも帰ってきなさい。フェリアルは誰よりも多くの経験を積んできたのだから、学ぶことが多少減っても誰も文句言うまい」
「お父様……」
感傷的な空気に切ない感覚になりつつも、ちょっぴり生々しい気持ちにもなった。
確かに、運命に縛られた人生を百回繰り返したり、神様と戦ったり、帝国を救ったり。
言われてみれば僕、色んな経験を積んできたなぁ。なんて思うと内心抱えていた緊張も和らいで、気持ちもかなり落ち着いてきた。
「フェリ、心が疲れたらいつでも帰ってくるのよ。お母様はどこにいても、どれだけ離れていたって、あなたの幸せを常に祈っているわ」
お父様ごと僕を優しく抱き締めたお母様が、優しい声音で穏やかに語る。
お母様の包み込むような穏やかな優しさ。それにこれまで何度救われてきたか。
この温もりを感じるのも当分お別れかと思うと、落ち着いてきたはずの寂しさがまた顔を覗かせてしまった。
これ以上お別れの挨拶を長引かせると本当に行きたくなくなってしまうから、名残惜しいけれど今度こそ出発することに。
「そろそろ行きます、お父様、お母様。ふたりとも、お元気で」
二人から離れて馬車へ向かう。
忙しなく懐中時計を見ている御者さんにデジャヴを感じながらも乗りこもうとして、ふと馬車のそばに立っている“彼”を見てハッとした。
「──……シモン」
ぽつりと零れた声には、我ながら静かな激情が籠っていた気がする。
寂しそうに伏せているクマくんとウサくんの隣で、ひっそりと佇む彼。
毎日……いや、常に行動を共にしていたといっても過言ではない、唯一無二の侍従。
シモンは家族と別れを告げる僕を、ただ静かに微笑みを湛えて見守っていた。
「……シモン。僕、行ってくるね」
僕という存在を生きる意味とまで思ってくれている彼は、この門出を一体どう感じているのだろう。
自意識過剰かもしれないけれど、正直ずっと考えていた。学園への途中入学が決まってから今日まで、ずっと。
誰よりも、下手をすれば兄様達よりも暴れて手が付けられなくなるだろうなと思っていた予想とは裏腹に、シモンはとても静かだった。
ただ僕を眩しそうに、切なげに見つけて、ひっそりと。
「えぇ。お気を付けて、フェリアル様」
シモンがゆったりと笑う。
夏の木々みたいな髪と瞳が、今日は一層煌いて見えた。
「フェリくん、いってらっしゃいぴょん。ウサはいい子でお留守番してるぴょん。たまには会いにきてぴょん」
「ぶえぇぇえ!!寂しいクマ悲しいクマ!!お別れイヤだクマー!!」
「うるさいぴょん空気読めぴょん。ここは切ない感じでお別れするところぴょん」
今日も今日とて通常運転なウサくんとクマくんに苦笑する。
二人のもふもふをぎゅっと抱き締めてから、改めてシモンに向き直った。
「シモン。僕がいなくても、しっかりご飯食べなきゃだめだよ」
「お任せください。フェリアル様を心配させるようなことは致しません」
シモンの返事にほっと息を吐く。
僕とシモンの命は繋がっているから、もしもシモンの身に何か起きたらすぐにわかる。
離れても、一心同体であることには変わらない。僕がシモンと離れることに辛うじて耐えられるのは、その事実があるからだ。
「フェリアル様もお勉強、ほどほどに!頑張ってくださいね。くれぐれも頑張り過ぎないように、休憩を忘れず。わかりましたか?」
「うん。大丈夫。僕、しっかりおやつ食べるよ」
「よろしい。それを聞けたので安心して送り出せます」
学園に行くって時に菓子を食う約束かよ、というガイゼル兄様のツッコミが後ろから聞こえるけれど華麗にスルーだ。
シモンにとってはすごく大事な約束事であることに違いはないし、真剣に応えないと。
「それじゃシモン、いってきます」
お別れの挨拶も学園での約束事も済ませた。
時間もかなり押しているし、いよいよ出発しないと間に合わない。
たったっと馬車に乗りこむ僕を見送って、シモンはやっぱり笑顔で頷いた。
「いってらっしゃい、フェリアル様」
シモンが小さく手を振る。それが皮切りとなった。
シモンに続いて、公爵家のみんなのお別れの挨拶がたくさん重なって飛び交う。
兄様達が学園へ出発した日、あの時二人から見た景色はこうなっていたのか。そんなことを考えて、感傷的な気持ちがまた戻ってきた。
「いってきます」
窓からちょっぴりだけ身を乗り出し、みんなに大きく手を振る。
やがて馬車が動き出すと、大好きな彼らの姿が徐々に小さくなっていって、それがなんだかとても胸を締め付けた。
門を越える頃にはみんなの影も見えないくらいになって、ようやく窓から乗り出した身を引っ込める。
いつもは誰かしらと一緒に乗っているから、この馬車はこんなにも広かっただろうかと静寂の空間で独り驚いた。
「……みんな」
広い馬車の中で身を縮める。
ぐっと熱くなる涙腺を堪えながら、学生鞄をギュッと抱え込んだ。
「──……いってきます」
ぽつりと呟く。
返事が来ない門出の言葉は、ただひっそりと蹄の音に溶けていった。
本編のように長々と続くことはないと思いますので、緩く楽しんでいただけると幸いです。
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フェリアル・エーデルス。
それは、帝国で英雄と謳われる公爵令息の名前だ。
……つまり、僕の名前である。
二年という空白の年月を経て戻ってきた僕は、その例外すぎる事情を鑑みて、特別に学園への途中入学が認められた。
もちろん前例のないことではあるが、帝国滅亡を防いだことから皇家のお墨付きももらってしまったので、学園としては途中入学を認める以外に選択肢はなかったのだ。
別にズルというわけでもない。ちゃんと勉強して入学試験もしっかり合格したものね。
そういうわけなので、僕は学園に途中入学し、寮生活を送ることとなったのである。
***
とまぁ、そういうわけなのでと簡単に言ってしまったわけだけれど。
学園入学当日。エーデルス公爵家には、家族の華々しい門出の日とは思えないほどの絶望的な空気が漂っていた。
「フェリ……本当に行くのか、兄様を置いて……」
「チビがいねぇならここで守るモンもねぇ。俺は騎士をやめるぜ」
学園へ向かう馬車の前。僕に引っ付く兄様達。
なんだかとっても懐かしい記憶が蘇りそうなこの状況で、僕は時間を気にしながらも兄様達をしっかりと抱き締め返した。
学園への入学が決まった時は意外と和やかに喜んでくれたのに……と困ったような笑みが零れる。
「大丈夫です、ディラン兄様、ガイゼル兄様。お別れじゃないよ。お休みの日はかならず帰ってきます」
なんだかちょっぴり変な感じがする。
兄様達が学園へ入学した時と同じようなセリフを、今度は完全に立場が逆転して僕が紡いでいるからだろうか。
あの頃は、まさか自分が学園に入学する日が来るだなんて思ってもみなかったな。
「確かに聞いたからな。約束だぞ。休みの日は必ず帰って来るんだ。チーズケーキを用意して待っているからな。……いや、兄様が直接迎えに行った方がいいか?」
「チビのことだから帰ってくる途中で絶対迷子になるぜ。俺らが迎えに行くのが最善だ」
当人の僕をおいて兄様達は言いたい放題だ。
そもそも馬車で帰ってくるわけだから、迷子になるとすればそれは僕じゃなく御者さんのおっちょこちょいなのに……。
というか、僕は高等部に入学するお兄さんなのだ。もうこんなちっちゃい子を相手にするような対応をされるのはちょっぴり不服である。
「ディラン兄様、ガイゼル兄様。僕は学生、お兄さんなの。そんなに心配しなくても、しっかりできます。お休みはきちんと帰ってくるから、安心して」
制服姿でむんと胸を張る。
成長を見越したちょっぴりぶかぶかの制服姿なので、ほんの少し格好がつかないけれど。
僕のしっかり者な姿を前にした兄様達は、何やら大きく目を見開いて感慨深そうに胸を押さえた。
「あぁフェリ……いつの間にこんなに大きくなったんだ。少し前まで兄様と歩く練習をしていたというのに」
「俺が蝶を捕まえちまって、ちっせぇ手でぽかぽか殴ってきたこともあったよなぁ。そんなチビが学園に入学……成長ってのは早いモンだな」
少し前って、それもう十年以上前のことじゃないか。
なんだか感覚が少しズレている兄様達に眉尻を下げつつ、そろそろ本格的に時間もなくなってきたのでお別れの挨拶を巻くことにした。
感極まっている兄様達からそろりと離れ、お母様とお父様のもとへ。
「お父様、お母様。僕、いってきます。しっかりお勉強してきます」
いつもお仕事で厳格な雰囲気を纏うお父様が、今はだばーっと滝のような涙を溢れさせて僕を抱き締める。
普段は飄々としている素敵なお母様も、今日ばかりは潤んだ目元をハンカチで覆っていた。
「フェリアル……無理だけはしないように。学園の環境が合わなかったらいつでも帰ってきなさい。フェリアルは誰よりも多くの経験を積んできたのだから、学ぶことが多少減っても誰も文句言うまい」
「お父様……」
感傷的な空気に切ない感覚になりつつも、ちょっぴり生々しい気持ちにもなった。
確かに、運命に縛られた人生を百回繰り返したり、神様と戦ったり、帝国を救ったり。
言われてみれば僕、色んな経験を積んできたなぁ。なんて思うと内心抱えていた緊張も和らいで、気持ちもかなり落ち着いてきた。
「フェリ、心が疲れたらいつでも帰ってくるのよ。お母様はどこにいても、どれだけ離れていたって、あなたの幸せを常に祈っているわ」
お父様ごと僕を優しく抱き締めたお母様が、優しい声音で穏やかに語る。
お母様の包み込むような穏やかな優しさ。それにこれまで何度救われてきたか。
この温もりを感じるのも当分お別れかと思うと、落ち着いてきたはずの寂しさがまた顔を覗かせてしまった。
これ以上お別れの挨拶を長引かせると本当に行きたくなくなってしまうから、名残惜しいけれど今度こそ出発することに。
「そろそろ行きます、お父様、お母様。ふたりとも、お元気で」
二人から離れて馬車へ向かう。
忙しなく懐中時計を見ている御者さんにデジャヴを感じながらも乗りこもうとして、ふと馬車のそばに立っている“彼”を見てハッとした。
「──……シモン」
ぽつりと零れた声には、我ながら静かな激情が籠っていた気がする。
寂しそうに伏せているクマくんとウサくんの隣で、ひっそりと佇む彼。
毎日……いや、常に行動を共にしていたといっても過言ではない、唯一無二の侍従。
シモンは家族と別れを告げる僕を、ただ静かに微笑みを湛えて見守っていた。
「……シモン。僕、行ってくるね」
僕という存在を生きる意味とまで思ってくれている彼は、この門出を一体どう感じているのだろう。
自意識過剰かもしれないけれど、正直ずっと考えていた。学園への途中入学が決まってから今日まで、ずっと。
誰よりも、下手をすれば兄様達よりも暴れて手が付けられなくなるだろうなと思っていた予想とは裏腹に、シモンはとても静かだった。
ただ僕を眩しそうに、切なげに見つけて、ひっそりと。
「えぇ。お気を付けて、フェリアル様」
シモンがゆったりと笑う。
夏の木々みたいな髪と瞳が、今日は一層煌いて見えた。
「フェリくん、いってらっしゃいぴょん。ウサはいい子でお留守番してるぴょん。たまには会いにきてぴょん」
「ぶえぇぇえ!!寂しいクマ悲しいクマ!!お別れイヤだクマー!!」
「うるさいぴょん空気読めぴょん。ここは切ない感じでお別れするところぴょん」
今日も今日とて通常運転なウサくんとクマくんに苦笑する。
二人のもふもふをぎゅっと抱き締めてから、改めてシモンに向き直った。
「シモン。僕がいなくても、しっかりご飯食べなきゃだめだよ」
「お任せください。フェリアル様を心配させるようなことは致しません」
シモンの返事にほっと息を吐く。
僕とシモンの命は繋がっているから、もしもシモンの身に何か起きたらすぐにわかる。
離れても、一心同体であることには変わらない。僕がシモンと離れることに辛うじて耐えられるのは、その事実があるからだ。
「フェリアル様もお勉強、ほどほどに!頑張ってくださいね。くれぐれも頑張り過ぎないように、休憩を忘れず。わかりましたか?」
「うん。大丈夫。僕、しっかりおやつ食べるよ」
「よろしい。それを聞けたので安心して送り出せます」
学園に行くって時に菓子を食う約束かよ、というガイゼル兄様のツッコミが後ろから聞こえるけれど華麗にスルーだ。
シモンにとってはすごく大事な約束事であることに違いはないし、真剣に応えないと。
「それじゃシモン、いってきます」
お別れの挨拶も学園での約束事も済ませた。
時間もかなり押しているし、いよいよ出発しないと間に合わない。
たったっと馬車に乗りこむ僕を見送って、シモンはやっぱり笑顔で頷いた。
「いってらっしゃい、フェリアル様」
シモンが小さく手を振る。それが皮切りとなった。
シモンに続いて、公爵家のみんなのお別れの挨拶がたくさん重なって飛び交う。
兄様達が学園へ出発した日、あの時二人から見た景色はこうなっていたのか。そんなことを考えて、感傷的な気持ちがまた戻ってきた。
「いってきます」
窓からちょっぴりだけ身を乗り出し、みんなに大きく手を振る。
やがて馬車が動き出すと、大好きな彼らの姿が徐々に小さくなっていって、それがなんだかとても胸を締め付けた。
門を越える頃にはみんなの影も見えないくらいになって、ようやく窓から乗り出した身を引っ込める。
いつもは誰かしらと一緒に乗っているから、この馬車はこんなにも広かっただろうかと静寂の空間で独り驚いた。
「……みんな」
広い馬車の中で身を縮める。
ぐっと熱くなる涙腺を堪えながら、学生鞄をギュッと抱え込んだ。
「──……いってきます」
ぽつりと呟く。
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2023/04/06 後日談追加
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