余命僅かの悪役令息に転生したけど、攻略対象者達が何やら離してくれない

上総啓

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【聖者の薔薇園-プロローグ】

192.ちょっぴりきもちのわるいひと

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「ッぐ…ぁ…あぁ…ッ!!」


 本当にいたいいたいなとき、人は絶叫じゃなく静かにのたうち回るらしい…まる。

 ベッドの上で丸く蹲って、前のめりにそこをきゅっと抑えるお兄さん。
 ぷるぷる痙攣する姿がなんだか可哀そうでいたいのいたいの飛んでいけをしたくなったけれど、その衝動を必死に堪えて近付かないようにした。
 僕もぷるぷる震えて、狭い部屋の中をきょろきょろ見渡す。扉から出ても、子供の足と大人の足を比べれば、すぐに捕まってしまう可能性の方が圧倒的に高い。
 それなら無闇に逃げて怒りめーたーふつふつさせてしまうよりも、別の策を考えた方が安全だろう。

 そう思い、再びきょろきょろ。この狭い空間では鬼ごっこもかくれんぼも出来ない。
 それなら、今のうちにお兄さんの動き自体を封じてしまえばいいじゃないか!と名案をぴこーんしてしまう賢いお兄さんの僕。
 未だ蹲ったままのお兄さんがシーツの上に乗っていたので、両サイドから布をまきまき。これじゃ息ができないからと、頭の方に軽く穴を作って髪を覗かせる。

 頭だけぴょこんと僅かに覗かせた、ダンゴムシみたいな簀巻き状態のお兄さん。
 そんなお兄さんの上によっこらせと乗り上げて、上から手足をぎゅっと回してコアラになった。


「うむ。捕縛かんりょー」

「え、えっ、なになにっ、もしかして抱き着かれてる…?えぇっ!ちょ!生で!生で抱き合いたいなぁ!?」


 くぐもった声が厚い布越しに聞こえてくる。
 だんごむしがにょろにょろと動くのを必死にぎゅっとして抑え、ひとまず助けが来るまで耐えしのごうと決意。誰かが…少なくともシモンなら、早い内絶対に助けに来てくれるはずだから。
 むぎゅむぎゅコアラ状態を維持しながら、叫ぶお兄さんの言葉にふむふむと耳を傾けた。


「はあぁぁ…!!美しい君に抱かれているという事実!なんて幸福なんだ…ッ!ついさっきまでの痛みも快感に変わったよ…ッ!」

「む、うごくでない。へんたいさん」

「アッ、でるッ…うっ!…はぁ…変態って…変態って言われちゃった…」


 はぁはぁ再び。息が出来ないのかなと思い、もう少し頭を覗かせつつぎゅーを強める。
 だんごむしが僅かに上下したり左右に動いたり、まるで僕の体に擦らせるような動きを怪訝に思ってぱちくりする。簀巻きぐるぐるお兄さんは更にはぁはぁを強めて、ふと小さく呟いた。熱く吐息の籠った声で。


「あぁッ…君の愛らしいモノに体を擦り付けてる…はぁはぁッ…興奮しちゃうなぁ…今度は私のも擦ってほしいなぁ…」


 やっぱりおかしなひとだ。へんなひとだ。
 なんだかちょっぴり気持ちが悪くなってしまったので、そろりそろりとコアラをやめて体を離してみる。するとだんごむし…と言うよりもいもむしみたいな恰好のお兄さんは、不意にぴたりと動きをとめてしゅん…と丸まった。


「もう終わりかい…?乗ってくれないのかい…?蹴るのでも良いのだけれど…だめかなぁ…」

「けるの、いたいいたい。かわいそう」

「ぐぅッ天使ッ…!あ、間違えた。くっ、悪魔の子め…!いいから私を蹴りなさいと言っているんだ!」


 うにょうにょと動く姿がちょっぴり気持ち悪い。お兄さんの謎の言い分も勢いも怖かったので、仕方なく要求通りにしてみることに。怒りめーたーふつふつさせてしまうよりは、要求通りにして大人しくさせた方が安全だろう。

 少し離れた場所からそーっと足を伸ばし、指先でつんつんといもむしまきまきに触れてみる。すると簀巻きの中から「はあぁッ!!ぅんッ!」と高い声が聞こえてぎょっとした。
 かと思うといもむしがぴくぴく痙攣し始め、直後はぐったりとベッドに沈んで動かなくなる。まさかこれは…。
 これはもしや、撃退に成功してしまったのでは…?


「……!!」


 ぐったりする敵を見つめてぱあぁっと瞳を輝かせる。ぽすっと立ち上がってわーいわーいと万歳し、かったぞー!とぴょんぴょん跳ねた。
 賢いお兄さんの僕が敵を退治したのだ。えっへん。どどどやぁ。


「えへへ。ぼくつよい。ふん、ふふん」


 しばらくの間喜びに浸っていたけれど、不意にハッとして「逃げださねば…!」と我に返る。
 よっこらせとベッドを下りてとたとた入り口に向かい、ドアノブをカチャっとしつつ扉をぐぐぐ…っと押してみた。うーむ、なぜだろう。開かないでござる。


「む……?」


 ぐぐ…ぐぐぐ…っと頑張って押してみるけれど、何度やっても結果は変わらず。お兄さんがここに入って来た時に鍵を掛けたかのかも、と思いドアノブ周辺を探してみる。
 ふむふむ、なんにもないでござる。鍵穴もそれらしきものもなんにも。まっさらな状態でござる。

 ということはつまり、魔法?これは困った、逃げられないなぁしょぼぼん…と項垂れていると、ふと背後から布が擦れるような音が聞こえた。
 なんじゃろか、ときょとんしながら振り返る。と同時に、ひょいっと抱き上げられむぎゅぎゅーされてしまった。


「むむっ……!!」

「はあぁ愛らしい…ちっちゃいねぇ…肌もふにすべだ…え、な、なにこのほっぺ…えぇ…」


 いっそドン引きする勢いで青褪めるお兄さん。けれど片手は確かにほっぺを掴んで離さないので、特に嫌いなわけではないらしい。
 ふくふくむにむにぷにゅぷにゅ、とあらゆる撫で方摘まみ方を体験した後に、お兄さんは戦慄したような顔を浮かべてふらふら後退った。


「はなすのだ」

「はぁ可愛い…ごめんね絶対に離さないよ。儀式は絶対にするから。大丈夫だよ怖くないよ。先っちょだけ!本当、先っちょだけだから!ねっ」

「むぅ…こわいもん…お兄さん、ちょっぴり、きもちわるい…」

「っぐぅッ!気持ち悪いだって、えへ、えへへぇ…」


 よーしよしよしと頭を撫でられながらベッドに連れ戻される。
 またぴんちが初めからに逆戻りしてしまった…としょんぼりしている内に、ぽすっと押し倒されて再びお兄さんが覆い被さってきた。
 今度は太腿の裏を鷲掴みにされ、ぐいっと持ち上げるように固定されてしまいびっくり。さっきの失敗から学んでいるようだ、えらい。


「ごめんね…君になら蹴られるのも踏まれるのも至高の快感なんだけれど、あんまり攻撃されると使い物にならなくなっちゃうから…」


 ぺしぺしっ。お兄さんが憂いを帯びた表情で語っている最中も、お兄さんの頭やほっぺをぺしぺし攻撃する。
 ぺちんぺちんっと小さなビンタ音が聞こえる中も、お兄さんは特に顔色一つ変えることはない。
 むしろぺちぺちすればする度、例のはぁはぁが熱い色を増していくような気がした。

 仕方なくお兄さんの顔にぺしっと両手を当てて「はなれるのだ」と警告する。「むぐっ」と呻き声が聞こえた数秒後、何かが手のひらをぺろりとなぞった。
 ぞわわーっとしたので思わず手を離す。両手に隠された下には、熱く潤んだ表情で舌なめずりするお兄さんの顔があった。


「ばっちい。舐めるの、ばっちいの」


 お兄さんの白装束みたいな服にごしごしと手のひらを擦り付ける。ばっちい汚れは落とすのじゃ。

 するとお兄さんが不意にわなわな震え始めてぎょっとする。しまった、怒らせてしまっただろうかとぷるぷるしたけれど、俯いたお兄さんがガバッ!と顔を上げた瞬間ぴたりと硬直した。
 そこにあったのは獰猛な熱っぽい瞳と、口の端から涎を垂らした、まるで食いしん坊みたいな表情。びっくりしてぱちぱちする僕を見下ろし、お兄さんが本格的に動き出した。


「ばっちくない…ばっちくないんだよ。お兄さんの全部、おいしいですって素直に言えるようになるまで…ちゃんと儀式しようね…」


 警鐘が鳴る。ぴーぽーぴーぽーって、かなりとってもやばめに。


「まずはお洋服、脱いじゃおうか。儀式はお互い裸でするものだからね。ちょっとだけ恥ずかしいかもしれないけれど、我慢だよ」

「いや。儀式いらない。ぬぎぬぎしない」

「だーめ。ほら、万歳しようね。するるーって、直ぐに脱げるからね」


 太腿丈のワンピースの裾を掴まれる。ぺらっと軽く捲られて、抵抗適わずおへそまで完全に解放されてしまった。
 背中に「ぐぬぬ」と力を篭めてベッドに押し付けているから、それ以降はちょっとやそっとじゃ脱がせないはず。

 と思い余裕を感じていたけれど、どうやらお兄さんの目的はほぼ達成していたらしい。
 太腿を持ち上げられて固定されているせいでぱかーんとなっている足の間をじぃっと見つめ、何やら涎を垂らしてはぁはぁし始める。


「舐めたい…舐めたいなぁ…弄りたいなぁ…」


 大きな手が下に下にと伝ってくる。これはまずい、ぴんちでござると冷や汗をかいていると、不意に唯一ついている格子窓の向こうから音が聞こえてきた。

 それは物音とか、何か人工的な音じゃなくて。
 もっと自然的な…そう、風の音だ。晴天が見える窓の向こう。穏やかな風だったのに、突然強風が吹き荒れ始めた。


「……?」


 ぴくっ。お兄さんの動きが止まる。まさかと言いたげな驚愕の眼差しを格子窓に向ける姿にきょとんとした。

 もしかして、嵐でも起こるのかな。
 天気のことはよく分からないけれど…こんなに突然、台風並の強風が起こるなんて普通じゃない。それはわかる。
 なんじゃろかと首を傾げた瞬間、不意に風の音が酷く大きくなった。まるで窓のすぐ向こうまで、風が塊になって近付いてきたみたいに。



 ガシャーンッ!!



「ひぅっ……」

「くッ……!」


 強い音が鳴った。
 窓がある方の壁が崩壊するのが視界の端で見えて、なにごと!とぱちくり目を見開いた。

 お兄さんがぱっと僕の体から手を離す。その瞬間、背後から誰かにひょいっと抱き上げられた。

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