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プロジェクト ♨
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石神家臨時子ども会議。
皇紀が戻った翌日の木曜日の午後三時。
亜紀、皇紀、ルー、ハー、そして柳。
石神がいないこの時間に、集まって話し合った。
「今回の議題は、もちろんタカさんを元気づけること!」
「「「「はい!」」」」
「でも、考えちゃうんだよね。レイのことは、相当だからね」
ルーが言う。
「それでもだよ。いいえ、だから! 今私たちがタカさんを元気にしないと!」
「でも、元気だよ?」
皇紀が言う。
四人にはたかれた。
「あれは私たちの前だから、無理をしてるの!」
「タカさんが落ち込んでたら、私たちもどうしようもなくなるじゃない!」
「皇紀ちゃんはデリカシーがないよ!」
「私もちょっと退いたな」
「ごめんなさいー!」
「タカさんに何かプレゼントする?」
「うん、それはいいんだけど、でも一体何をあげれば」
「あ、あの!」
「なーに、柳ちゃん?」
「あの、私とか!」
四人にはたかれた。
「フェラーリを買おうか?」
双子の資産で何万台も買える。
「それはなー。アヴェンタドールがある限りは」
「アビゲイルさんが、ヴェネーノをほんとは贈りたかったって言ってた!」
「だけどなー。タカさんって、自分のものを大事にする人だから。アヴェンタドール以上でも、きっと喜ばないよ」
「バイクは?」
「それもドゥカティだからね、同じ理屈でダメでしょう」
「じゃータカさんが持って無いものってことかー」
「「「「「うーん」」」」」
「飛行機!」
「乗らないよ。タカさん、旅行とかしないじゃん」
「飛べるしね」
「「「「「はー」」」」」
「でもバイクは考えてみようよ。車も何台かあるんだし、もう一台いいのがあると喜ぶかも」
「RZを改造するとか!」
言ったハーが四人にはたかれた。
「あれは超思い出のバイクじゃん!」
「いじったら殺されるよ?」
五人は考えた。
なんとかしたい!
「タカさん、お風呂好きだよね」
「じゃー、また温泉でも行く?」
「この近くで温泉作っちゃうとか!」
「でも、ただお湯を溜めるだけじゃなー」
「あのさ、日本はどこでも深く掘れば温泉が出るんだって本に書いてあったよ?」
「ルー! ほんと!」
「うん。でも何キロとかまで掘る必要があるんだって」
「あたしたちならやれる!」
「土地は幾らでもあるしね」
「塀で囲って露天風呂とか!」
「「「「「いい! いい!」」」」」
子どもたちもすっかり風呂好きになっている。
「いっそさ! ビルの屋上でガラスの通路作って!」
「あ、それ最高!」
「きっと、タカさん喜ぶよ!」
五人で立ち上がって円陣を組んだ。
「おんせーん! ファイトー!」
「「「「オォー!」」」」
《プロジェクト♨》が発動した。
石神の自由にできる土地の中で、拡張された敷地の隣の土地を候補にした。
そのまま敷地から入れるためだ。
双子が早速ボーリング会社を買収し、最速で機材を運んだ。
「おい、あそこでなんか作るのか?」
石神が皇紀に聞いた。
「はい! 研究施設です」
「なんの?」
「地下熱を利用した、農業施設とか」
「へぇー」
「ちょっとした趣味のようなものです」
「まあ、お前らも気晴らしがあるといいよな」
「はい!」
双子と打ち合わせていた。
「図面をお持ちしましょうか?」
「いや、いいよ。好きにやれよ」
「はい!」
温泉の掘削には許可がいる。
双子は金をバラ撒き、たちまち許可を得た。
ボーリング会社は調査の必要を訴えたが、子どもたちは不要と言った。
「「「「「根性!」」」」」
「……」
出なければ出るまでやれ、ということだ。
しかし、ボーリングの機械が意外とトロいことを知った。
一日数メートルも進まない時もある。
数年かかることも稀ではないと言われた。
「あたしらがー! 根性って意味を教えてあげる!」
亜紀、ルー、ハーが「花岡」を使いみるみる掘削していく。
「あ、なんか出て来た」
ハーが幾つか手に持って上がって来た。
「小判じゃん」
「なんか一杯あるよ?」
「取り敢えず集めて」
「はーい!」
数千枚出て来た。
「あ、なんか出て来た」
ルーが金色の塊を持って出て来た。
「金じゃん」
「なんか一杯あるよ?」
「取り敢えず集めて」
「はーい!」
20トン以上掘り起こした。
銀も大量に出て来た。
まだまだありそうだが、きりがないので辞めた。
「あ、なんか出て来た」
亜紀が虹色に光る鉱物を手に、上がって来た。
「あんだこれ?」
「取り敢えず、綺麗だから集めとこ」
「わかったー!」
「なかなか出ないねー」
「もう、500メートル以上掘ってるよ?」
「温泉がないのかなー」
「1キロ掘ったら出るって」
「うん、がんばー」
9月中旬。
皇紀は忙しいので、亜紀、双子、柳の四人で掘り進めていた。
「「「「あ!」」」」
地中から眩しい光が上がった。
「ありがとう。4万年も埋まっていたわ」
綺麗な羽の生えた小さな人影がそう言った。
「そうなの?」
「ええ。お陰でやっと地上に出られた」
「へー」
「よかったね」
「お礼に何かしたいわ」
「「「「温泉!」」」」
「そんなものでいいの?」
「「「「うん!」」」」
「分かった」
地下から膨大な湯が沸き上がった。
四人は喜んだ。
「じゃあ、ありがとう」
小さな人影が消えた。
「なんか臭くない?」
「あ、硫黄だよ!」
「ちょっときついかも」
「くっさー」
「おい!」
呼ばれた。
石神が敷地から呼んでいる。
「くっせぇーなー! 何をやったんだ!」
「温泉が出て来たみたいで」
「なんだと? おい、こんなクセェんじゃたまらんぞ!」
「でもー」
「埋めろ! 何とかしろ!」
「「「「「はーい」」」」」
五人で懸命に埋めた。
一か月後。
純金で直径20メートルの浴槽を作り、巨大なボイラーで湯を沸かした。
各地の温泉の元を大量に購入した。
石神を案内した。
「おい、なんだこれは!」
驚いて、そして喜んでくれた。
「俺のために作ってくれたのかよ! おまえらー!」
子どもたちが抱き締められた。
「金メッキの風呂か。ちょっと派手だがいいな!」
純金だが、まさかと思ってるのだろう。
早速みんなで入った。
皇紀は恥ずかしがって遠慮した。
「あー! 気持ちがいいなー!」
高い塀に囲まれ、外からは当然見えない。
庭に、高価な庭石や松などが植えられ、雰囲気もいい。
半分ほどがガラスに覆われ、雨の日でも露天風呂が味わえる。
座敷もあり、そこで寛いだり飲食も出来る。
「あの虹色の虎がいいな!」
ナゾ金属で作った虎の顔から湯が常に流れている。
「サイコーだなぁ!」
石神が上機嫌で喜んでいるので、みんなも嬉しくなった。
虹色に輝くオリハルコンの虎の顔から溢れる湯。
どんなに重度のリウマチ、皮膚炎、月経障害、動脈硬化、肥満、便秘等々に絶大な効果をもたらし完治させることができた。
しかし、超健康の石神家の人間には、まったく意味は無かった。
皇紀が戻った翌日の木曜日の午後三時。
亜紀、皇紀、ルー、ハー、そして柳。
石神がいないこの時間に、集まって話し合った。
「今回の議題は、もちろんタカさんを元気づけること!」
「「「「はい!」」」」
「でも、考えちゃうんだよね。レイのことは、相当だからね」
ルーが言う。
「それでもだよ。いいえ、だから! 今私たちがタカさんを元気にしないと!」
「でも、元気だよ?」
皇紀が言う。
四人にはたかれた。
「あれは私たちの前だから、無理をしてるの!」
「タカさんが落ち込んでたら、私たちもどうしようもなくなるじゃない!」
「皇紀ちゃんはデリカシーがないよ!」
「私もちょっと退いたな」
「ごめんなさいー!」
「タカさんに何かプレゼントする?」
「うん、それはいいんだけど、でも一体何をあげれば」
「あ、あの!」
「なーに、柳ちゃん?」
「あの、私とか!」
四人にはたかれた。
「フェラーリを買おうか?」
双子の資産で何万台も買える。
「それはなー。アヴェンタドールがある限りは」
「アビゲイルさんが、ヴェネーノをほんとは贈りたかったって言ってた!」
「だけどなー。タカさんって、自分のものを大事にする人だから。アヴェンタドール以上でも、きっと喜ばないよ」
「バイクは?」
「それもドゥカティだからね、同じ理屈でダメでしょう」
「じゃータカさんが持って無いものってことかー」
「「「「「うーん」」」」」
「飛行機!」
「乗らないよ。タカさん、旅行とかしないじゃん」
「飛べるしね」
「「「「「はー」」」」」
「でもバイクは考えてみようよ。車も何台かあるんだし、もう一台いいのがあると喜ぶかも」
「RZを改造するとか!」
言ったハーが四人にはたかれた。
「あれは超思い出のバイクじゃん!」
「いじったら殺されるよ?」
五人は考えた。
なんとかしたい!
「タカさん、お風呂好きだよね」
「じゃー、また温泉でも行く?」
「この近くで温泉作っちゃうとか!」
「でも、ただお湯を溜めるだけじゃなー」
「あのさ、日本はどこでも深く掘れば温泉が出るんだって本に書いてあったよ?」
「ルー! ほんと!」
「うん。でも何キロとかまで掘る必要があるんだって」
「あたしたちならやれる!」
「土地は幾らでもあるしね」
「塀で囲って露天風呂とか!」
「「「「「いい! いい!」」」」」
子どもたちもすっかり風呂好きになっている。
「いっそさ! ビルの屋上でガラスの通路作って!」
「あ、それ最高!」
「きっと、タカさん喜ぶよ!」
五人で立ち上がって円陣を組んだ。
「おんせーん! ファイトー!」
「「「「オォー!」」」」
《プロジェクト♨》が発動した。
石神の自由にできる土地の中で、拡張された敷地の隣の土地を候補にした。
そのまま敷地から入れるためだ。
双子が早速ボーリング会社を買収し、最速で機材を運んだ。
「おい、あそこでなんか作るのか?」
石神が皇紀に聞いた。
「はい! 研究施設です」
「なんの?」
「地下熱を利用した、農業施設とか」
「へぇー」
「ちょっとした趣味のようなものです」
「まあ、お前らも気晴らしがあるといいよな」
「はい!」
双子と打ち合わせていた。
「図面をお持ちしましょうか?」
「いや、いいよ。好きにやれよ」
「はい!」
温泉の掘削には許可がいる。
双子は金をバラ撒き、たちまち許可を得た。
ボーリング会社は調査の必要を訴えたが、子どもたちは不要と言った。
「「「「「根性!」」」」」
「……」
出なければ出るまでやれ、ということだ。
しかし、ボーリングの機械が意外とトロいことを知った。
一日数メートルも進まない時もある。
数年かかることも稀ではないと言われた。
「あたしらがー! 根性って意味を教えてあげる!」
亜紀、ルー、ハーが「花岡」を使いみるみる掘削していく。
「あ、なんか出て来た」
ハーが幾つか手に持って上がって来た。
「小判じゃん」
「なんか一杯あるよ?」
「取り敢えず集めて」
「はーい!」
数千枚出て来た。
「あ、なんか出て来た」
ルーが金色の塊を持って出て来た。
「金じゃん」
「なんか一杯あるよ?」
「取り敢えず集めて」
「はーい!」
20トン以上掘り起こした。
銀も大量に出て来た。
まだまだありそうだが、きりがないので辞めた。
「あ、なんか出て来た」
亜紀が虹色に光る鉱物を手に、上がって来た。
「あんだこれ?」
「取り敢えず、綺麗だから集めとこ」
「わかったー!」
「なかなか出ないねー」
「もう、500メートル以上掘ってるよ?」
「温泉がないのかなー」
「1キロ掘ったら出るって」
「うん、がんばー」
9月中旬。
皇紀は忙しいので、亜紀、双子、柳の四人で掘り進めていた。
「「「「あ!」」」」
地中から眩しい光が上がった。
「ありがとう。4万年も埋まっていたわ」
綺麗な羽の生えた小さな人影がそう言った。
「そうなの?」
「ええ。お陰でやっと地上に出られた」
「へー」
「よかったね」
「お礼に何かしたいわ」
「「「「温泉!」」」」
「そんなものでいいの?」
「「「「うん!」」」」
「分かった」
地下から膨大な湯が沸き上がった。
四人は喜んだ。
「じゃあ、ありがとう」
小さな人影が消えた。
「なんか臭くない?」
「あ、硫黄だよ!」
「ちょっときついかも」
「くっさー」
「おい!」
呼ばれた。
石神が敷地から呼んでいる。
「くっせぇーなー! 何をやったんだ!」
「温泉が出て来たみたいで」
「なんだと? おい、こんなクセェんじゃたまらんぞ!」
「でもー」
「埋めろ! 何とかしろ!」
「「「「「はーい」」」」」
五人で懸命に埋めた。
一か月後。
純金で直径20メートルの浴槽を作り、巨大なボイラーで湯を沸かした。
各地の温泉の元を大量に購入した。
石神を案内した。
「おい、なんだこれは!」
驚いて、そして喜んでくれた。
「俺のために作ってくれたのかよ! おまえらー!」
子どもたちが抱き締められた。
「金メッキの風呂か。ちょっと派手だがいいな!」
純金だが、まさかと思ってるのだろう。
早速みんなで入った。
皇紀は恥ずかしがって遠慮した。
「あー! 気持ちがいいなー!」
高い塀に囲まれ、外からは当然見えない。
庭に、高価な庭石や松などが植えられ、雰囲気もいい。
半分ほどがガラスに覆われ、雨の日でも露天風呂が味わえる。
座敷もあり、そこで寛いだり飲食も出来る。
「あの虹色の虎がいいな!」
ナゾ金属で作った虎の顔から湯が常に流れている。
「サイコーだなぁ!」
石神が上機嫌で喜んでいるので、みんなも嬉しくなった。
虹色に輝くオリハルコンの虎の顔から溢れる湯。
どんなに重度のリウマチ、皮膚炎、月経障害、動脈硬化、肥満、便秘等々に絶大な効果をもたらし完治させることができた。
しかし、超健康の石神家の人間には、まったく意味は無かった。
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