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未来への希望 XⅦ
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3時前に響子が目を覚ました。
みんなでお茶にする。
斬も上がって来る。
こいつは一日中鍛錬の人間だが、ここでは俺たちの生活に合わせてくれている。
でも、食事は毎回嬉しそうな顔をするし、お茶の甘未も美味そうに喰うので、案外それを楽しんでいることを密かに悟った。
最初は士王がいるせいかと思っていたのだが、口に入れた瞬間に斬の険しい顔が微妙に綻ぶのだ。
五月の料理も美味いのだが、うちはもう一段か二段上だ。
それに普段喰わないものも出ているだろう。
自分からいろいろなものへ箸を伸ばして、口に入れると仄かに笑う。
人間にとって食事は重要だ。
今日は千疋屋のフルーツチーズケーキだ。
長崎県産のせとかと幻のネーブルオレンジ「デリッシュネーブル」の果肉などがふんだんに盛り付けられている。
限定品なので、うちで予約して人数分買った。
桜花たちが大喜びなので、俺がからかった。
「栞、桜花たちにはもっとちゃんと美味い物を喰わせてやれよ」
「何言ってんのよ!」
「そうです、石神様! 栞様にはいつも良くしていただいています!」
桜花たちが慌てて言う。
「大体あなたが私たちをアラスカなんかに送るからでしょう!」
「アハハハハハハハ! 悪かったよ」
響子がニコニコして食べている。
茜は恐る恐るスプーンを入れ、口に入れて顔を輝かせる。
それを観て、響子が一層ニコニコした。
「茜、美味しいね!」
「そ、そうですね。こんなもの初めて食べました」
「あなた、妹分にはもっといいものを食べさせなさいよ!」
「だから悪かったよ!」
みんなが笑った。
亜紀ちゃんが俺に言ってくる。
「タカさん、そろそろアレを出してもいいですか?」
「あ? しょうがねぇなぁ。じゃあ夕飯の後でな」
「ヤッタァー!」
亜紀ちゃんがガッツポーズをし、みんなが何のことか分からずに観ている。
「あのですね、毎年和田商事さんから、最高のスイーツが贈られてくるんですよ!」
「亜紀ちゃん、なんなの?」
「特別なものなんです! 「POIRE des rois」のソルベなんですよ!」
「え、冷たいものなの?」
「あ、タカさん!」
「栞もちょっとなら食べてみろよ。響子もな」
「うん、あれ、好き!」
亜紀ちゃんが興奮気味に言う。
「余りにも美味しいので、うちじゃ買って食べてはいけないんです!」
「何それ!」
「美味過ぎるんだよ。そういうものは食い荒らしてはいけないからな。和田商事の明彦が贈ってくれた物だけにしているんだ」
「そうなんだ。楽しみ!」
亜紀ちゃんがみんなに俺と明彦の縁の話を始めた。
みんな感動して聴いている。
斬がこちらを見ていた。
こいつも楽しみかぁ。
お茶の後は亜紀ちゃんたちも斬に付き合った。
桜花たちもこの機会にと、一緒に庭に出る。
柳が今度は混ぜてもらえると思って嬉しそうだった。
斬のことはみんなに任せた。
茜は休ませて、響子と一緒に地下で映画を観させた。
ハンネス・ホルム監督の『幸せなひとりぼっち』だ。
スウェーデン映画で、素晴らしい作品だ。
最愛の妻ソーニャを亡くした初老の男が、生きている意味を見失い、ソーニャを追って自殺を試みる。
しかし何度も失敗し、隣人に助けられ続ける。
ソーニャとの思い出は美しく、主人公にとって全ての世界が色褪せていた。
その喪失し、絶望した男が、再び人生に何かの光を見出していく物語だ。
だから三人に見せたかった。
見終わった三人が感動していた。
「どうだ、いい映画だったろう?」
「うん! 最初は辛かったけど」
「そうだな。でも、本当に美しい思い出があれば、人間は生きて行ける」
「そうだね」
「茜はどうだった?」
「はい、奥さんへの愛情が綺麗でした」
「ああいう素敵な奥さんがいれば、あの偏屈な男も美しく生きて行けたんだ。俺には響子がいるしな!」
「そうだよ!」
みんなで笑った。
俺たちは大事な人間を喪っている。
でも、そうではないのだ。
人生とは喪失して、それで終わるものではないのだ。
俺は少しギターを弾いた。
3人が黙って聴いている。
そのうちに亜紀ちゃんが呼びに来た。
「タカさん! 夕飯が出来ましたよー!」
「おう、分かった!」
今日はバーベキューだ。
和食ではないが、たまにはいいだろう。
石神家の食事だ。
夕方から鷹も来た。
ロボが大歓迎で迎えに行き、士王も鷹パイ目当てに抱き着く。
こいつはブレない。
鷹は慣れているので平気で笑っていた。
まあ、士王は鷹が母親の大親友だと知っている。
だから鷹のことが大好きなのだ。
子どもたちも鷹に挨拶し、ウッドデッキへ案内する。
斬は鷹に深々と頭を下げ、あの「ふん」しか言わないあいつが鷹にいろいろと話し掛けるのでみんなが驚いていた。
鷹は虎蘭とも楽し気に話し、桜花たちと楽し気に話し始める。
ウッドデッキにはテーブルと椅子が用意され、バーベキュー台も3台ある。
食材の下ごしらえはもちろん終わっており、みんなで焼き始める。
俺と響子、栞、士王、鷹。
虎蘭、茜、桜花、椿姫、睡蓮。
斬と野獣たち。
斬ももう負けることはない。
かと思っていたら、全然肉が喰えていなかった。
もう虎蘭も助けには行かない。
他人の世話になることを斬もよしとはしないだろう。
斬が自分で焼いた肉を亜紀ちゃんに奪われる。
斬は亜紀ちゃんの腹に蹴りを入れようとするが、読んでいた亜紀ちゃんは斬の蹴り足を下から跳ね上げていた。
「ワハハハハハハハ!」
斬は双子の肉を奪おうとするが、同時攻撃を今一つ捌き切れずに奪えない。
「「ギャハハハハハハハハ!」」
柳の肉を狙うが、柳が涙目で必死になるので斬も奪えない。
「すいません……」
鬼ではなかったか。
と言うよりも、強敵を降して肉を奪いたいのだろう。
まあ、子どもらと違い、斬も別に肉が喰いたいわけではないのだ。
子どもたちと争って喰うのが楽しいだけだ。
斬がまた亜紀ちゃんの肉を狙う。
亜紀ちゃんが斬の箸を襲って来た。
斬が奇妙な動きをした。
斬が亜紀ちゃんに左の人差し指を伸ばした。
亜紀ちゃん、そして全員が驚愕した。
みんなでお茶にする。
斬も上がって来る。
こいつは一日中鍛錬の人間だが、ここでは俺たちの生活に合わせてくれている。
でも、食事は毎回嬉しそうな顔をするし、お茶の甘未も美味そうに喰うので、案外それを楽しんでいることを密かに悟った。
最初は士王がいるせいかと思っていたのだが、口に入れた瞬間に斬の険しい顔が微妙に綻ぶのだ。
五月の料理も美味いのだが、うちはもう一段か二段上だ。
それに普段喰わないものも出ているだろう。
自分からいろいろなものへ箸を伸ばして、口に入れると仄かに笑う。
人間にとって食事は重要だ。
今日は千疋屋のフルーツチーズケーキだ。
長崎県産のせとかと幻のネーブルオレンジ「デリッシュネーブル」の果肉などがふんだんに盛り付けられている。
限定品なので、うちで予約して人数分買った。
桜花たちが大喜びなので、俺がからかった。
「栞、桜花たちにはもっとちゃんと美味い物を喰わせてやれよ」
「何言ってんのよ!」
「そうです、石神様! 栞様にはいつも良くしていただいています!」
桜花たちが慌てて言う。
「大体あなたが私たちをアラスカなんかに送るからでしょう!」
「アハハハハハハハ! 悪かったよ」
響子がニコニコして食べている。
茜は恐る恐るスプーンを入れ、口に入れて顔を輝かせる。
それを観て、響子が一層ニコニコした。
「茜、美味しいね!」
「そ、そうですね。こんなもの初めて食べました」
「あなた、妹分にはもっといいものを食べさせなさいよ!」
「だから悪かったよ!」
みんなが笑った。
亜紀ちゃんが俺に言ってくる。
「タカさん、そろそろアレを出してもいいですか?」
「あ? しょうがねぇなぁ。じゃあ夕飯の後でな」
「ヤッタァー!」
亜紀ちゃんがガッツポーズをし、みんなが何のことか分からずに観ている。
「あのですね、毎年和田商事さんから、最高のスイーツが贈られてくるんですよ!」
「亜紀ちゃん、なんなの?」
「特別なものなんです! 「POIRE des rois」のソルベなんですよ!」
「え、冷たいものなの?」
「あ、タカさん!」
「栞もちょっとなら食べてみろよ。響子もな」
「うん、あれ、好き!」
亜紀ちゃんが興奮気味に言う。
「余りにも美味しいので、うちじゃ買って食べてはいけないんです!」
「何それ!」
「美味過ぎるんだよ。そういうものは食い荒らしてはいけないからな。和田商事の明彦が贈ってくれた物だけにしているんだ」
「そうなんだ。楽しみ!」
亜紀ちゃんがみんなに俺と明彦の縁の話を始めた。
みんな感動して聴いている。
斬がこちらを見ていた。
こいつも楽しみかぁ。
お茶の後は亜紀ちゃんたちも斬に付き合った。
桜花たちもこの機会にと、一緒に庭に出る。
柳が今度は混ぜてもらえると思って嬉しそうだった。
斬のことはみんなに任せた。
茜は休ませて、響子と一緒に地下で映画を観させた。
ハンネス・ホルム監督の『幸せなひとりぼっち』だ。
スウェーデン映画で、素晴らしい作品だ。
最愛の妻ソーニャを亡くした初老の男が、生きている意味を見失い、ソーニャを追って自殺を試みる。
しかし何度も失敗し、隣人に助けられ続ける。
ソーニャとの思い出は美しく、主人公にとって全ての世界が色褪せていた。
その喪失し、絶望した男が、再び人生に何かの光を見出していく物語だ。
だから三人に見せたかった。
見終わった三人が感動していた。
「どうだ、いい映画だったろう?」
「うん! 最初は辛かったけど」
「そうだな。でも、本当に美しい思い出があれば、人間は生きて行ける」
「そうだね」
「茜はどうだった?」
「はい、奥さんへの愛情が綺麗でした」
「ああいう素敵な奥さんがいれば、あの偏屈な男も美しく生きて行けたんだ。俺には響子がいるしな!」
「そうだよ!」
みんなで笑った。
俺たちは大事な人間を喪っている。
でも、そうではないのだ。
人生とは喪失して、それで終わるものではないのだ。
俺は少しギターを弾いた。
3人が黙って聴いている。
そのうちに亜紀ちゃんが呼びに来た。
「タカさん! 夕飯が出来ましたよー!」
「おう、分かった!」
今日はバーベキューだ。
和食ではないが、たまにはいいだろう。
石神家の食事だ。
夕方から鷹も来た。
ロボが大歓迎で迎えに行き、士王も鷹パイ目当てに抱き着く。
こいつはブレない。
鷹は慣れているので平気で笑っていた。
まあ、士王は鷹が母親の大親友だと知っている。
だから鷹のことが大好きなのだ。
子どもたちも鷹に挨拶し、ウッドデッキへ案内する。
斬は鷹に深々と頭を下げ、あの「ふん」しか言わないあいつが鷹にいろいろと話し掛けるのでみんなが驚いていた。
鷹は虎蘭とも楽し気に話し、桜花たちと楽し気に話し始める。
ウッドデッキにはテーブルと椅子が用意され、バーベキュー台も3台ある。
食材の下ごしらえはもちろん終わっており、みんなで焼き始める。
俺と響子、栞、士王、鷹。
虎蘭、茜、桜花、椿姫、睡蓮。
斬と野獣たち。
斬ももう負けることはない。
かと思っていたら、全然肉が喰えていなかった。
もう虎蘭も助けには行かない。
他人の世話になることを斬もよしとはしないだろう。
斬が自分で焼いた肉を亜紀ちゃんに奪われる。
斬は亜紀ちゃんの腹に蹴りを入れようとするが、読んでいた亜紀ちゃんは斬の蹴り足を下から跳ね上げていた。
「ワハハハハハハハ!」
斬は双子の肉を奪おうとするが、同時攻撃を今一つ捌き切れずに奪えない。
「「ギャハハハハハハハハ!」」
柳の肉を狙うが、柳が涙目で必死になるので斬も奪えない。
「すいません……」
鬼ではなかったか。
と言うよりも、強敵を降して肉を奪いたいのだろう。
まあ、子どもらと違い、斬も別に肉が喰いたいわけではないのだ。
子どもたちと争って喰うのが楽しいだけだ。
斬がまた亜紀ちゃんの肉を狙う。
亜紀ちゃんが斬の箸を襲って来た。
斬が奇妙な動きをした。
斬が亜紀ちゃんに左の人差し指を伸ばした。
亜紀ちゃん、そして全員が驚愕した。
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