3,027 / 3,215
戦神舞 Ⅱ
しおりを挟む
ブランたち全員が蓮花を見て辛そうな顔をした。
お互いに分かっているのだ。
ミユキたちの望みと蓮花の望みは違う。
ミユキたちは、俺のために最後まで戦って死にたいのだ。
そのために自分たちが甦ったと考えているためだ。
しかし蓮花は一日でも長くミユキたちに生きていて欲しい。
凄惨な人体改造を施されたミユキたちを何とか救いたいと思って蘇らせた。
だから少しでも長く生きさせたいのだ。
蓮花は意識の無いミユキたちを毎日世話していた。
最期もそうやって自分が世話して見取りたいのだろう。
お互いにどうしても相容れないことなのだ。
同時に互いに相手の望みの底にある愛情を知っている。
そして俺の決意はもう決まっていた。
ブランたちの望みを叶えてやるのだ。
全員が起立して俺たちを迎えた。
「石神様、わざわざのお越し、ありがとうございます」
ミユキが深々と頭を下げて俺に言った。
他のブランたちも一斉に頭を下げる。
「分かっている。お前たちに最後の戦場を用意しよう」
『ありがとうございます!』
ブランたちが大声で礼を言い。蓮花がうつむいて泣いていた。
俺は以前から考えていたことをブランたちに向けて話した。
もう体力の残り少ないブランたちには、遠征ではなく拠点防衛をさせたいと考えていた。
「敵に偽情報を流して襲撃させるつもりだ」
「場所はどこですか?」
「元蓮花研究所だ」
『おおー!』
全員からため息ともとれる歓声が静かに湧いた。
「あそこで新兵器の開発が行なわれているという情報を流す。《ニルヴァーナ》を光触媒で無効化するという兵器だ。まだ研究所の建物の多くは残されているので、偽装できるだろう」
「石神様、素晴らしい名案です!」
「機材はあらかたアラスカに運んだが、まだ残っている機械などもある。お前たちはそれを防衛しろ。出来るだけ敵を惹き付けてくれ」
『はい!』
詳しい説明は蓮花がやるはずだったのだが、蓮花は喋れないでいた。
仕方なく俺が説明した。
「偽装の研究施設は本館だ。お前たちで防衛プランを立てろ。デュールゲリエ3000も防衛に回す。数がなくては不自然だからな」
喜びながらもミユキが言った。
「石神様、戦闘が始まったらデュールゲリエは退避させてください」
ミユキたちはずっとデュールゲリエたちと一緒にいた。
だから自分たちの死に場所に、デュールゲリエたちを巻き込みたくはないのだろう。
「分かった。敵に悟られないように上手くやろう」
「お願いします。何から何まで、ありがとうございます」
「いいさ、存分にやれ」
「はい!」
『はい!』
ブランたちが一斉に返事をし、俺は敬礼した。
蓮花は声を押し殺しながら、俺の隣で敬礼をした。
涙だけが留めようも無く蓮花の頬から滴っていた。
そしてそれは、ブランたちも同じだった。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
ブランたちとはアラスカで別れを済ませた。
彼らの希望だった。
最期の戦場は自分たちだけで精一杯に戦いたいと。
俺たちがいると、必ず手助けをしてしまう。
そういうことを考えていたのだろう。
盛大な壮行会を開き、みんなで楽しく騒いだ。
俺も蓮花も、ジェシカも研究員たちやシャドウも、それに亜紀ちゃんたち、かつて共に戦った石神家や斬などが来た。
フランスから栞たちも来た。
誰もが涙を堪えてブランたちを送り出した。
ブランたちは晴れ晴れとした顔で元蓮花研究所へ向かった。
俺は虎蘭を呼んだ。
「虎蘭、頼みがある」
「はい、高虎さん」
「ブランの最期の戦いを見送ってくれないか?」
「わたくしがですか?」
「そうだ。石神家の人間がいい。石神家には最期を見送る舞いが在ると、前に虎白さんに聞いた。お前は知っているか?」
「はい、剣聖になるにあたり、私も覚えました。まあ、全てが決まったものではなく、なんと言いますか、祝詞のようなものでしょうか」
「そうか。お前に任せる。ブランたちを見送ってくれ」
「はい! このわたくし石神虎蘭、確かに御当主石神高虎様から承りました!」
虎蘭が胸を叩き、まっすぐに俺を見た。
自分がどんな役割を与えられたのかが分かっている。
死に行くブランたちを鼓舞しながら、その最期を見届けるのだ。
辛い役目だ。
だが、俺は虎蘭に頼みたかった。
俺がいてはあいつらも存分に戦えないだろう。
俺を気にしてはブランたちも困る。
俺から離れて、自由に戦って欲しかった。
最後の時間をあいつらだけで過ごして欲しかった。
だから戦闘が始まるまでは、虎蘭も離れている。
「頼むぞ」
「はい!」
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
6年振りに元蓮花研究所に着いて、本部建物を見上げた。
みんな他にも周囲を見回していた。
口には出さないが、懐かしさに圧し潰されそうなほどだった。
ここには私たちの全てがある。
そう、全てなのだ。
石神様は、本当に最高の戦場をご用意下さった。
死を彷徨っていた私たちを石神様と蓮花様がお助け下さり、新たな生を頂いてからずっとここで暮らしたのだ。
私たちの全ての思い出がここにあると言っていい。
石神様、お優しい蓮花様、ジェシカ様、皇紀様、そして研究員の方々とシャドウさん。
栞様と士王様、千歌様ともここで一緒に暮らした。
皇紀様もよく来られ、研究の傍らでわたしたちと一緒に話して下さった。
斬様もよく私たちを鍛え上げて下さった。
石神様のお子様たち、それに石神家の方々。
ここで何度も防衛線を繰り広げ、一緒に戦って下さった方々。
ああ、ロボさんに助けられた者たちもいる。
可愛らしいロボさん。
大勢の方々との大切な思い出……
充実した日々を過ごし、また共に楽しく過ごしたのだ。
また重要施設であるこの研究所は何度も激しい襲撃に遭い、私たちも必死に戦った。
私たちの全てだ。
石神様が、そんな私たちの最期の戦場をここにしつらえて下さった。
石神様は最初から最後まで私たちのことを考えて下さった。
だから、私たちも最後まで石神様のために力を尽くしたい。
蓮花様、申し訳ありません。
あなたのお傍にいたい私たちでした。
でももう終わるのです。
お優しい蓮花様、どうかお元気で。
私たちは蓮花様のお傍にいられて幸せでした。
本当に幸せでした。
お互いに分かっているのだ。
ミユキたちの望みと蓮花の望みは違う。
ミユキたちは、俺のために最後まで戦って死にたいのだ。
そのために自分たちが甦ったと考えているためだ。
しかし蓮花は一日でも長くミユキたちに生きていて欲しい。
凄惨な人体改造を施されたミユキたちを何とか救いたいと思って蘇らせた。
だから少しでも長く生きさせたいのだ。
蓮花は意識の無いミユキたちを毎日世話していた。
最期もそうやって自分が世話して見取りたいのだろう。
お互いにどうしても相容れないことなのだ。
同時に互いに相手の望みの底にある愛情を知っている。
そして俺の決意はもう決まっていた。
ブランたちの望みを叶えてやるのだ。
全員が起立して俺たちを迎えた。
「石神様、わざわざのお越し、ありがとうございます」
ミユキが深々と頭を下げて俺に言った。
他のブランたちも一斉に頭を下げる。
「分かっている。お前たちに最後の戦場を用意しよう」
『ありがとうございます!』
ブランたちが大声で礼を言い。蓮花がうつむいて泣いていた。
俺は以前から考えていたことをブランたちに向けて話した。
もう体力の残り少ないブランたちには、遠征ではなく拠点防衛をさせたいと考えていた。
「敵に偽情報を流して襲撃させるつもりだ」
「場所はどこですか?」
「元蓮花研究所だ」
『おおー!』
全員からため息ともとれる歓声が静かに湧いた。
「あそこで新兵器の開発が行なわれているという情報を流す。《ニルヴァーナ》を光触媒で無効化するという兵器だ。まだ研究所の建物の多くは残されているので、偽装できるだろう」
「石神様、素晴らしい名案です!」
「機材はあらかたアラスカに運んだが、まだ残っている機械などもある。お前たちはそれを防衛しろ。出来るだけ敵を惹き付けてくれ」
『はい!』
詳しい説明は蓮花がやるはずだったのだが、蓮花は喋れないでいた。
仕方なく俺が説明した。
「偽装の研究施設は本館だ。お前たちで防衛プランを立てろ。デュールゲリエ3000も防衛に回す。数がなくては不自然だからな」
喜びながらもミユキが言った。
「石神様、戦闘が始まったらデュールゲリエは退避させてください」
ミユキたちはずっとデュールゲリエたちと一緒にいた。
だから自分たちの死に場所に、デュールゲリエたちを巻き込みたくはないのだろう。
「分かった。敵に悟られないように上手くやろう」
「お願いします。何から何まで、ありがとうございます」
「いいさ、存分にやれ」
「はい!」
『はい!』
ブランたちが一斉に返事をし、俺は敬礼した。
蓮花は声を押し殺しながら、俺の隣で敬礼をした。
涙だけが留めようも無く蓮花の頬から滴っていた。
そしてそれは、ブランたちも同じだった。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
ブランたちとはアラスカで別れを済ませた。
彼らの希望だった。
最期の戦場は自分たちだけで精一杯に戦いたいと。
俺たちがいると、必ず手助けをしてしまう。
そういうことを考えていたのだろう。
盛大な壮行会を開き、みんなで楽しく騒いだ。
俺も蓮花も、ジェシカも研究員たちやシャドウも、それに亜紀ちゃんたち、かつて共に戦った石神家や斬などが来た。
フランスから栞たちも来た。
誰もが涙を堪えてブランたちを送り出した。
ブランたちは晴れ晴れとした顔で元蓮花研究所へ向かった。
俺は虎蘭を呼んだ。
「虎蘭、頼みがある」
「はい、高虎さん」
「ブランの最期の戦いを見送ってくれないか?」
「わたくしがですか?」
「そうだ。石神家の人間がいい。石神家には最期を見送る舞いが在ると、前に虎白さんに聞いた。お前は知っているか?」
「はい、剣聖になるにあたり、私も覚えました。まあ、全てが決まったものではなく、なんと言いますか、祝詞のようなものでしょうか」
「そうか。お前に任せる。ブランたちを見送ってくれ」
「はい! このわたくし石神虎蘭、確かに御当主石神高虎様から承りました!」
虎蘭が胸を叩き、まっすぐに俺を見た。
自分がどんな役割を与えられたのかが分かっている。
死に行くブランたちを鼓舞しながら、その最期を見届けるのだ。
辛い役目だ。
だが、俺は虎蘭に頼みたかった。
俺がいてはあいつらも存分に戦えないだろう。
俺を気にしてはブランたちも困る。
俺から離れて、自由に戦って欲しかった。
最後の時間をあいつらだけで過ごして欲しかった。
だから戦闘が始まるまでは、虎蘭も離れている。
「頼むぞ」
「はい!」
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
6年振りに元蓮花研究所に着いて、本部建物を見上げた。
みんな他にも周囲を見回していた。
口には出さないが、懐かしさに圧し潰されそうなほどだった。
ここには私たちの全てがある。
そう、全てなのだ。
石神様は、本当に最高の戦場をご用意下さった。
死を彷徨っていた私たちを石神様と蓮花様がお助け下さり、新たな生を頂いてからずっとここで暮らしたのだ。
私たちの全ての思い出がここにあると言っていい。
石神様、お優しい蓮花様、ジェシカ様、皇紀様、そして研究員の方々とシャドウさん。
栞様と士王様、千歌様ともここで一緒に暮らした。
皇紀様もよく来られ、研究の傍らでわたしたちと一緒に話して下さった。
斬様もよく私たちを鍛え上げて下さった。
石神様のお子様たち、それに石神家の方々。
ここで何度も防衛線を繰り広げ、一緒に戦って下さった方々。
ああ、ロボさんに助けられた者たちもいる。
可愛らしいロボさん。
大勢の方々との大切な思い出……
充実した日々を過ごし、また共に楽しく過ごしたのだ。
また重要施設であるこの研究所は何度も激しい襲撃に遭い、私たちも必死に戦った。
私たちの全てだ。
石神様が、そんな私たちの最期の戦場をここにしつらえて下さった。
石神様は最初から最後まで私たちのことを考えて下さった。
だから、私たちも最後まで石神様のために力を尽くしたい。
蓮花様、申し訳ありません。
あなたのお傍にいたい私たちでした。
でももう終わるのです。
お優しい蓮花様、どうかお元気で。
私たちは蓮花様のお傍にいられて幸せでした。
本当に幸せでした。
3
あなたにおすすめの小説
付喪神狩
やまだごんた
キャラ文芸
古い道具には年月と共に人の情念が蓄積され、それが意思を持ったものが付喪神と呼ばれる。
容姿端麗だが口も性格も女癖も悪い大和御門は日本で唯一の付喪神狩として、付喪神を祓う能力者。
自分に取り憑いた大口真神を引き連れ、同居中の相方・棚橋亨と繰り広げる現代異能バトル
裏切りの代償
中岡 始
キャラ文芸
かつて夫と共に立ち上げたベンチャー企業「ネクサスラボ」。奏は結婚を機に経営の第一線を退き、専業主婦として家庭を支えてきた。しかし、平穏だった生活は夫・尚紀の裏切りによって一変する。彼の部下であり不倫相手の優美が、会社を混乱に陥れつつあったのだ。
尚紀の冷たい態度と優美の挑発に苦しむ中、奏は再び経営者としての力を取り戻す決意をする。裏切りの証拠を集め、かつての仲間や信頼できる協力者たちと連携しながら、会社を立て直すための計画を進める奏。だが、それは尚紀と優美の野望を徹底的に打ち砕く覚悟でもあった。
取締役会での対決、揺れる社内外の信頼、そして壊れた夫婦の絆の果てに待つのは――。
自分の誇りと未来を取り戻すため、すべてを賭けて挑む奏の闘い。復讐の果てに見える新たな希望と、繊細な人間ドラマが交錯する物語がここに。
あやかし家族 〜五人の兄と愛され末妹〜
南 鈴紀
キャラ文芸
妖狩りにより両親を奪われ、囚われの身となった半妖の少女・鈴音は浄化の狐火を利用するだけの道具のように扱われていた。呪いにより成長は止まり、容姿も思考も幼いまま、感情が消え失せてもなおただ生かされるままに生きていた。
しかし妖保護部隊本部第一部隊との出会いにより、鈴音の止まっていた時間が動き出す。
掴みどころはないが頼れる氏神・雅仁、兄には厳しいが弟妹には優しい狼の妖・千里、人間嫌いだが人当たりの良い振りが得意な人間・遥杜、可愛いもの好きで元気いっぱいの猫又・鴇羽、大人しいが思いやりに溢れる猫又・瑠璃。
五人の兄と過ごす時間の中で、無いものだらけだった鈴音にもやがて大切なものが増えていく。
妖×家族の心温まる和風ファンタジー。
診察室の午後<菜の花の丘編>その1
スピカナ
恋愛
神的イケメン医師・北原春樹と、病弱で天才的なアーティストである妻・莉子。
そして二人を愛してしまったイケメン御曹司・浅田夏輝。
「菜の花クリニック」と「サテライトセンター」を舞台に、三人の愛と日常が描かれます。
時に泣けて、時に笑える――溺愛とBL要素を含む、ほのぼの愛の物語。
多くのスタッフの人生がここで楽しく花開いていきます。
この小説は「医師の兄が溺愛する病弱な義妹を毎日診察する甘~い愛の物語」の1000話以降の続編です。
※医学描写はすべて架空です。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
Lucia(ルシア)変容者たち
おまつり
恋愛
人は、ときに自分の中に「もう一人の自分」を抱えて生きている。
それがもし、感情の揺らぎや、誰かとの触れ合いによって、男女の姿を入れ替える存在だったとしたら――。
カフェ『リベラ』を営むリアと、雑誌編集者の蓮。
二人は、特定の感情を抱くと性別が変わる「性別変容者」だった。
誰にも明かせない秘密を抱えながら生きてきた彼らは、互いの存在に出会い、初めて“同類”として心を通わせていく。
愛が深まるほど、境界は曖昧になる。
身体と心の輪郭は揺らぎ、「自分とは何者なのか」という問いが、静かに迫ってくる。
一方、過去に囚われ、自分自身を強く否定し続けてきたウェディングプランナー・景子と、まっすぐすぎるほど不器用な看護学生・ユウ。
彼らもまた、変容者として「変わること」と「失うこと」の狭間で、避けられない選択を迫られていく。
これは、誰の記憶にも残らないかもしれない“もう一人の自分”と共に生きながら、
それでも確かに残る愛を探し続けた人々の、静かなヒューマンドラマ。
※毎日20時に1章ずつ更新していく予定です。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる