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こちとら出産してまだ3週間しか経ってねーんだよ
しおりを挟む「マジ無理、死ぬ」
「「「「言い過ぎ言い過ぎ」」」」
そんなある日、俺は暇な千尋、修、柊月、純を呼び出した。
「だってフユさん一々警戒してるし、」
「愛されてるって事で良いんじゃねーの?」
「それもそうだけどさ、、、、千尋考えてみろよ、いきなり憧れの作家からアプローチされてそれを怒ってガルガルしてる司を」
「、、、、うわっ、ウザっ」
「でしょお?」
「俺はその3倍だ」
「朔が曖昧な事言ってたりとかしてないの?」
「言ってる訳ねーだろ、純。言ってたらこんなふうにはなってねー」
「まぁ僕も疲れる気持ちは分かるけど、ちゃんと言葉にした方が良いよ」
「分かってるよ~、柊月~」
「で、朔は告白された事嬉しかった?」
「、、、、うん、嬉しかった。でもその気持ちに答えられるか、って言ったら多分応えられない」
「そっか、、、、まぁでも朔ならそう言うか」
修の言葉に頷きながら俺はジュースを飲む。多分、俺は一条先生を恋愛感情として見れるか分からない。
「まっ、朔らしくしたら?無理に気にするのもアレなんだし」
「分かってるっての~」
「本当、朔はそう言う面倒ごとを請け負うのが仕事みたいなものだな」
「辞めてくれない?千尋、普通に悲しいから」
「まぁ殆ど合ってるししょうがないと思うな、僕」
「確かにな、朔は面倒ごとに巻き込まれる人生だし」
「2人まで!?」
2人まで言われるとは思わなくて思わず言ってしまった。
すると、羅人の泣き声が聞こえてきた。俺はすぐに立ち上がって近くに置いてあるベビーベッドに近づく。
「よしよし、大丈夫大丈夫」
すぐに抱き上げて揺らす。
「お腹空いてるとかじゃないの?」
「いや、多分違う。この感じは俺の声に反応しただけ」
少しすると機嫌が治ったのか、笑顔になった羅人。
「にしても本当に朔に似てんな」
「そう?笑顔はフユさんに似てると思うけど」
「ごめんな、笑顔を見た事がねーんだわ」
「ぁ、、、、そっか、、、、フッ」
「おい!コイツ今笑ったぞ!そうだよなぁ、あの人の笑顔は俺だけのもの見ないな顔したぞ!」
「はいはい、落ち着け、純」
「そうだよ、純君、落ち着きな」
「意外とマウントとか取るもんな、朔は」
「何さ、別に良いでしょ、マウントぐらい」
俺はそう言いながら羅人の頭を撫でる。こうやって、誰かと居ると頭の整理がしやすくなる。
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「ヤァ、橋本君、今日も来たよ」
「帰れ」
「酷いな、村瀬先生、今日はケーキを買ったんだ」
いつも通りに来る一条先生に向かってそう言うフユさんは流石だなぁ、と思う。
「アンタは良い加減諦めるのを覚えたらどうだ」
「諦めたりなんてしないよ、、、、彼が俺を繋ぎ止めてくれたんだから」
「どうぞ、お茶です」
「ぁ、ありがとう、橋本君」
なーんか、フユさんとは違う感じの重い感情向けられてんなぁ、と思うが決して口にはしない。したらめんどくさいのは目に見えてるし。
「そもそもの話、何故朔羅を好きに?」
「彼と初めて会った時、彼が俺に対して色んな事を言ってくれた。大好きだと言ってくれた。それが原動力になった。次に彼と会った時、彼の優しさを感じて好きだと分かった。彼は俺を変えてくれたんだよ」
「、、、、」
一条先生の言葉に俺は何も言えなかった。
だって、、、、フユさんを含めた俺を好きになった人俺のせいで変わったようなもんだし!!!!!!
何か言ったら言ったでめんどくさいのは目に見えている。
「、、、、確かに」
「確かに!?」
「村瀬先生は分かってくれる、みたいだね。彼に恋人が居たのは知っていた。それが同業者だと言う事も、、、、だがこの恋を諦めたくなんてなかった。諦めるなんてしたくなかったんだ」
「そうだね~、、、、相手にどれだけ大好きで愛している人が居ても、諦めるなんて出来ないぐらい朔ちゃんを愛しちゃったんだもんね」
「楓斗さん、、、、」
「えぇ、そうですね、小倉先生。不毛な恋だとしてもこの恋は諦められない」
楓斗さんは多分、一条先生の気持ちが分かるんだろう。フユさんが居たから、、、、、、、、そんな楓斗さんを好きになった俺は、、、、一条先生を好きになれなんて言われても、無理だと思ってしまう。
「とりあえず、帰って下さい」
「嫌です」
「あのなぁ、、いくら朔羅が憧れの漫画家でもだ、少しは節度と言うものをだな」
「だってそうでもしないと、彼に伝えたい気持ちは伝わらないだろう?」
「、、、、良い加減にしろ、朔羅の気持ちを考えろ。憧れの漫画家がストーカーまがいな事をしている、それも自分にと考えたら辛いだろ」
「待って、俺そうは思ってないからね!?」
「ほら、橋本君も言っているじゃないか。これは俺と彼の問題だ。村瀬先生は関与しないでもらいたい」
「兄さん、今回は、諦めよ?」
「楓斗は黙っていろ。これは俺の問題だ」
「あのねぇ、良い加減n 」
「ふぇぇぇん、ふぇぇぇん」
「!、」
俺が発しようとした瞬間、羅人の泣き声が聞こえた。
「見に行かなきゃ」
「朔ちゃん、俺が見に行くよ」
「ううん、大丈夫、俺が、見に、ぃ、k 」バタッ
「!、朔ちゃん!」
「朔羅!」
「橋本君」
気付いたら俺は、床に倒れて気を失っていた。
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「寝不足ってねぇ、本当に心配したんだからね!俺」
「ごめんなさい、楓斗さん」
次の日目を覚ましたら楓斗さんが泣きながら俺に抱きついて来たのは驚いた。
「羅人が心配で大事なのは分かるが、少しは俺達に任せろ」
「ウグッ、、、、はい。あと俺が睡眠不足になったのはフユさんと一条先生の関係が険悪になるのに悩んでいるのもあるからね!」
「兄さん、今回は朔ちゃんに同意するからね!俺」
「、、、、善処する」
「そうして」
拝啓、天国のママ、パパ、咲夜兄さん、雅陽姉さん夫婦、雅之兄さん夫婦。
俺は今幸せです。好きな人と可愛い子供、あと憧れの漫画家と仲良く出来ているから。でも、もっと良い関係になりたいな。
「ぁ、あとさっき一条先生から高級プリン貰ったよ~」
「ヤッタ~食後に食べよ~」
「俺がアーンしてやろうか?」
「ぇ、べ、別に良いっての、そう言うの」
「だったら俺にしても良いんだよ!」
「楓斗にしてなんの利益がある」
「酷いよ!兄さん!!!」
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