純粋な初恋(シリーズあり)

橋本衣

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嫌な年にだけはならない自信がある。本当にね!

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「大丈夫かぁ、受験組」

「「「無理」」」

「さっきからそれしか言ってないじゃん」

さく、しょうがないよ。あと1ヶ月ちょっとで大学入試なんだから」

「にしても、五十鈴いすずおさむは分かるけど、じゅんが大学行くって聞いた時はビックリしたわ」

玲央れお、それどう言う意味!!?」

「分かるだろ、それぐらい」

拝啓、天国のママ、パパ、咲夜さきや兄さん、雅陽みやび姉さん夫婦、雅之まさゆき兄さん夫婦、お元気ですか?俺は至って元気です。

1月中旬、受験生組がピリピリとしている中、無受験組である俺達は受験組である3人を励ます。
俺、玲央、いとの3人は言わずもがな受験する暇がない。千尋ちひろ柊月ひづきは子育てもあるしそもそも受験する気はない。
三都弥みつやつかさは、、、、就職(芸能活動をしながら)

「しょうがねーだろ。委員長から大学行った方が将来に良いって、、、、一般家庭なら余計に」

「おぉ、委員長からの勧めね」

「ふーん、そこら辺はちゃんと考えてんだな」

「それで、修と五十鈴はなんで大学に?」

「、、、、俺達は芸能界に居続けても長く居れるか分かんないし、だからってのもある」

「それに好きな事を学べれるし、、修ともう少しだけ学生生活送りたいな、って思ったから」

「ヤダ、青春」

「ヤダ、可愛い」

「ヤダ、純愛」

「何それ」

「「「揃えろよ、これだから純は」」」

「悪かったね!気が利かなくて!」

俺達の言葉にツッコむ純。相変わらず、イジられキャラだな。それが良い、変わったら悲しい。
それにしても、大変そうだな、勉強。俺達は受験しないけどなんか出来る事があるならやりたいけどね。

「そういや、朔」

「ん?何?玲央」

「千尋と柊月元気か?ほら、子供達風邪引いたんだろ?」

「ぁー、昨日連絡きてたけど、熱は引いたって。まぁでも赤ちゃんは免疫が少ないから風邪だけなら大丈夫だよ」

そう、今日はあの2人はお休み。2人の子供が風邪引いたから。本当は三都弥と司も休みたかったらしいが、出席日数が足りなくて困るといけないから、だそうだ笑

「なんか、新年早々悪い事起きたな。俺らの身にも起きないと良いけど」

「それを言うと僕なんて、昨日新しく買った靴が汚れたのショックだった~」

「糸、そんなのまだマシじゃん!俺なんて、、、、恋人とイチャついてたのを委員長にみられたんだから」

「純のそれは、、、、家でやってたから悪いんじゃない??」

「同意。俺は、、、、お気に入りの服を間違って捨てちゃった(泣)」

「五十鈴、泣くなって。同じやつ今度おじさんが買ってくれるんだから」

「五十鈴のアレは俺でも嫌だわ。朔はなんか悪い事とか嫌な事あった?」

「ないに決まってるだろ、玲央。ある方がおかしいっての」

「「「「「ズルい」」」」」

「おっ?、なんだ、喧嘩する気?買ってやるよ」

なんて会話をするが、目を見合わせると笑い合う。
俺達はしないけど、受験頑張って欲しいな。それと、俺は嫌なことなんて起きない事を願っているばかりです!!!!!!

「ぁ、そう言えば、聞いた?海翔うみとに恋人が出来たって話」

「、、、、待って、俺知らない。嘘、なんかショック」

「どこの誰?面談しないとなんだけど」

玲央からのその報告に俺と修は衝撃を受けて危うく立ち上がって問い詰めに行こうとしてしまう。それを急いで止める玲央。

「落ち着け、朔&修」

「そう言えばあの2人、特に海翔と仲良かったね」

「そうだったね、糸」

「なんか、聞いた所によるとお試しだって」

「ほぉ、お試しねぇ、、、、どっちがお試しかは分からないが、本当に付き合った時に紹介してもらうか」

「だね、朔。俺達の可愛い後輩と付き合うんだったらちゃんと挨拶はしてもらわないと困るよ、本当に」

「過保護な先輩だな。おい、、、、玲央、面倒な事言うなよ」

「純、言わない方が後からめんどくさくなるの分かるだろ?」

「確かにそうだけども」

「「可愛い後輩が誰かと付き合うってなったらみんなだってこうなる!!!!!!」」

「「「「うるさっ」」」」

海翔に恋人、、、、お試しでも恋人なんて、、、、これ司と千尋が知ったら泣くぞ。あの2人が1番長い付き合いだから。

「ねぇ、玲央。この事司知ってるの?」

「知ってる。さっき教えたら倒れて今三都弥が保健室連れて行った」

「「「「「何やってるんだよ、玲央」」」」」

「え、俺が悪い感じ???」

「「「「「そうに決まってる」」」」」

想像以上にショックを受けていた司。分かるぞ、その気持ち!
後で、何か贈ってあげよう、と心の中で思う俺であった。
























































「え、可愛がっている後輩に突然恋人が出来たら、どう思う?、ですの?」

「朔ちゃんいつも唐突に質問してくるよね~笑」

「そう、日和ひよりさんと楓斗ふうとさんはどうなのかなぁ、って思ってさ」

家に帰って俺は、2人にそう質問をした。フユさんは出版社、秋人あきとさんと夏人なつとさんはお仕事中だ。
ソファに座りながら腕の中で眠る羅人あみひとの重さになれながら。

「うーん、悲しいかなぁ、俺は。だって可愛がってる後輩に恋人が出来たら、遊べる時間とか減りそうだし」

わたくしはお祝いしますわね。でも、もし悲しませる人なのであれば許せませんし祝福も出来ませんわね」

「わぁ、全く違う答えが聞ける。流石、正反対コンビ」

「「何それ?/何ですの?」」

「いや、2人って結構違うからさ。好みとかあとは人に執着する加減とか、、、、兄弟愛が強めと弱めとか」

「楓斗お兄様はブラコンよりももっと酷いものですわよ」

「酷いなぁ、日和は。俺は兄さん達と夏君が大好きなだけ、それでいて朔ちゃんを愛しているんだもん」

朔羅さくら、もし監禁とかされそうになったら私に言うのですのよ?」

「ごめん、日和さん既に1回監禁されてるんだよね、俺」

「楓斗お兄様、今すぐに自首なさるのですわ。遅くありませんのよ」

「酷い言い様だよね、本当に日和。もうしないっての!」

そんな会話をしながら、俺は今年1年が楽しい1年になると良いなと思う。
でも大抵こう言う事を思ってたり願ってたりすると叶わないし、逆に酷い事が起きる事を俺は知っている。
誰も怪我とかしないで欲しいなと思うけど、これがフラグになるんだろうな、と思う。
だから、その、誰も事故とかに遭わずに記憶喪失とかマジ勘弁願いたい!!!!!!!

「、、、、なんか今フラグ立つような事考えちゃったかも」

「「何て???」」

「、、、、まっ、いっか!」

「「良くない、良くない」」

もう問題なんて今すぐにでも起きろ!でも起きない方が良い!
今年1年何も起こらず良い事だらけであって欲しい!!!!!!


































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