純粋な初恋(シリーズあり)

橋本衣

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平穏な生活、、、、は元からなかったか

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「よし、完成、、、、」

都内の一等地、高級マンションの最上階、それもメゾネットでバカ広い家に再び住み始めて早3週間弱。

「、、、、まだ、起きてないのか?」

俺は同居人が起きるのを待っている。7時丁度、書斎から兎の田中勇五郎さんを連れて出て来た1人の男。

「、、、、おはよう」

「おはよう、また徹夜したのか?(何故、キチッとした服なのだろうか家でも)」

「あぁ、、、、」

俺の同居人であり、一応大家である村瀬冬人むらせふゆと大先生、通称・フユさん。人気小説家であり大先生と呼ばれている。ゲーム会社を経営している凄腕。

「仕事終わった?」

「あぁ、完璧に」

「大丈夫か?朝ご飯食べれるか?」

「食べれる」

暮らしてから毎日、朝ご飯、夜ご飯は必ず一緒に食べると言い始めたフユさん。
目の下に隈を作ったまま、席に座るフユさん。俺はお茶を淹れて、置いて席に座る。

「「いただきます」」

「、、、、ぁ、そうだ。今日は仕事遅くなると思う、」

「あぁ、またドラマ撮影か?」

「うん、って言っても俺の出番あんまりないけど、」

「それでも凄いじゃないか」

「そう、かな」

此処にまた暮らし始めたのは、兄さんが結婚して正式に大阪に転勤が決まり、1人暮らしは心配と理由で、この男と一緒に暮らす事になった。
家賃は一応、俺の仕事のお給料で払っているが、、、、何故か


朔羅さくらの家事全般が給料みたいな物だ』

『はぁ?何言ってんだ、アンタ、』

『君も知っているだろう、俺の家事力がないのを』

『、、、、分かった』


てな感じで、家事全般を俺がしている状況になっているのだ。

「ぁ、昼ご飯、レンジでチン出来るやつにしたから、ナポリタン食べたいって言ってただろ?」

「!ナポリタンか、朔羅の作ったのは美味いからな」

「あっそ、て言うかさ、庶民的な料理って言われても、俺結構むずいからな」

「、、、、憧れてるんだ」

何て言いながら、卵焼きを目を輝かせながら食べるフユさん。こー言う所が変だと俺は思う。

「ぁ、今日は送り迎え大丈夫、、成太せいた君にも断ったし、1人で行くから」

「俺がする、危ないし、それに、俺がしたいんだ」

「、、、、アンタってほんと、そー言う所があるよな」

この人は、兄さんの親友で、そして兄さんの事が好き、だった。



















「あれ?ねー、フユさん、俺のチョーカー知らない?」

「チョーカー?」

「うん、学校に付けていくやつ、此処らへんに置いたと思うんだけどな~」

俺はテーブルの方を探して、いると、グイッと来ていた制服の襟を引っ張られて、ソファに座る。
因みに、学校と仕事場でつけるのは違う奴で、鍵付きである。

「わッ 」

「有ったぞ」

「ぁ、ほんと、?ありがとう、付けるから、」

俺はそう言って、フユさんからチョーカーを受け取ろうと後ろを振り返ったが、チョーカーを上に上げて取らせない様にするフユさん。

「ちょッ、渡せよ、!」

俺は立ちあがろうとして取ろうとした瞬間、首元に唇の感覚がした。

チュッ
「!?!?、フユさん!?何した!?」

「何言って、キスだが?」

コイツ、背が高いからって、俺にキスをお見舞いしやがった。俺は抵抗しようとするが、両手を掴まれて、首にキスをされ続ける。

「赤くなってる、」

「んッ、ほんと、そこはダメッ、」

「他だったら良いのか?」

「へ?」

俺をトンッとソファに座らせて、俺のシャツの下に手を忍ばせながら、俺の頬や、おでこ、鎖骨や胸の部分にキスをお見舞いする。

「ちょッ、ぁッ、ヤダッ、学校あるって、」

「連れて行くから、関係ないだろ?それとも、最後までするか?」

「しないッ、ての、んッ、な、そこ、、触ッ、ないでッ」

色々触ってきて、変に感じてしまう。抵抗したいけど、変に力が入んなくなる。気持ちいけど、認めたくない。

「ぁッ、、んもぉ、無理、!」

俺は力を込めて立ち上がると、机に置いてあった、漫画が視界に入った。俺は徐にその漫画の内容を見る。

“ちょ、フユさん、“

“此処が気持ちいんだろ?朔夜さくや

フユヘイは朔夜の乳首を弄り、アレを朔夜のあそこに入れる

完全に俺とフユさんのエロ漫画だった。俺は破る。そしてフユさんの方に視線を向けて声を荒げる。

「、、、、フユさん、また俺を喰いものにしたんか!!?」

「喰いものとは酷いな、上手く書けているし、出来ているだろう」

「これ本当に誰が書いてんの!?」

「まぁ、近々わかる。因みに、データは書店にあるからな」

「、、、、だろうな!!てか、なんで俺とのこんなの作ってんだよ!」

「なんで?、、、、そりゃあ、お前としたいからな、セック○」

、、、、、、、、

 拝啓、長男の兄さん、山口の姉さん夫婦、大阪の兄さん夫婦、そして天国のママ、パパ、元気ですか、、、、

俺は、死にそうです。この人と生活していると、変にストレスが加算されています。死にそうです。





















「じゃあ、どうせ迎えに来ると思うから、1時過ぎに迎えね」

「あぁ、、、、」

「なんだよ、」

「いや、黒髪でカラコン付けている君は印象が変わるな」

そう俺は学校では黒髪でカラコンを付けている。一応全国区に顔はバレている身なので、因みに学校での苗字は母の旧姓である。

「一応、事務所もやってて言われてるから」

「そうか、気をつけるんだぞ」

「はいはい、、、、」

















「はよ、玲央れおいと

教室に入ると、【空色パレット】のメンバーであり幼馴染の2人に挨拶をする。同じクラスである。2人もウィッグとかメガネとかで印象を変えている。

「はよ、てか今日も村瀬大先生の送迎?」

「あぁ、、、、しないと気が済まないぽくて、、、、はぁぁ」

さく、、、、でも、村瀬大先生との暮らし上手くいってはいるんでしょ?」

「まぁね、元から暮らしてたから、それなりに、ただ、、、、」

「「ただ?」」

「あの人の過剰な接触がヤバイ、俺死ぬ」

俺が席に座って机に項垂れながら言うと、2人もぁ~、って表情を浮かべながら、俺の事を見つめている。

「それなりに心開いてるって事じゃね?良い事じゃんか」

「良くねぇよ、あの人現場とかにも迎え来たりしてさ、現場の人達から、、、、」


『村瀬先生とどう言うご関係で!?』

『一緒に暮らしてるって言う噂はほんと!?』

『美少年とイケメンのカップリング、、、、最高!!』


「とか、言われ続けてさ、、、、ほんとノイローゼ気味なんだよな」

「よしよし、、、、」


















「朔君、お疲れ様、村瀬先生は10分後に迎えに来るって」

「分かった、、って、、、、りつさん、あおさん?、それに織斗おりと君」

楽屋で着替えながら、成太君と話していると、楽屋に入ってきた人達を方を見ると、メンバー、メンバー、共演者の3人が入って来た。

「なぁ、朔~、村瀬先生とどう言う関係なんだよ~」

「そうそう、玲央と糸から聞いたけど、気になってんだよ~、」

「俺も、、撮影現場で毎回迎えに来てる村瀬先生の事気になって」

律さん、碧さんは俺のメンバーであり2人とも28の最年長組で、、織斗君は俺の2つ上の18歳で新人俳優で俺の事務所の後輩。
織斗君とは現在ドラマの共演者である。2人と会うのは2週間ぶり、織斗君とちゃんと話すのはこれが殆ど初めて、、、、

「2人は知ってるとは思うけど、ただの同居人。兄さんと親友だから、色々あって一緒に暮らさせて貰ってる訳、」

「ぁ、そう言う事。なんか、噂ではイケナイ関係、ってあったから」

「それどこ情報ですか!?、って、そう言えばこうやって織斗君とちゃんと話すの初めてかも」

「俺もそうだわ、お互いにちょっと気まずい関係だもんな」

「ですよねぇ、高校も同じですし、色々接点はあるけど、」

「好きな事とか、ぁ、他にもあるかもね、、、、」

「もっと話しましょう!」





















何て織斗君と色々話していると成太君から声がかかった。

「朔君、お迎え来たよ~」

「はーい、ぁ、2人共織斗君に変な事すんなよ!」

「しないっての」

「そうだ、そうだ~」


俺はそう言ってリュックと着替え袋を手にして、撮影現場を後にし、フユさんの車に乗り込む。すぐに車を家まで運転するフユさん。

「お疲れ、ッ、なんだこの匂い」

「匂い?、香水かな、キツイ?」

「いや、そうではないが、、そうか、、なら良いんだが」

「?、うん、ぁ、聞いてよ。今日さ、メンバーのさ、律さんと碧さんと久しぶりに会ったんだよねぇ」

「そうか、、、、2人もΩか?」

「ううん、2人はα、、って言ってもちゃんと薬は飲んでるからな」

「そうか、、、、」

「ぁ、それと今ドラマで共演してる気になってた人と話せたんだよ!」

「気になってる人?、、、、」

「うん、!年上だけど芸歴的には後輩でさ、演技力高くて、本当に凄いなって思ってさ、、ぁ、その人もαなんだけどさ」

俺がそう楽しそうに話していると、少しだけ、フユさんがハンドルを握る力が強くなっている事に気づいた。

「そうか、、、、良かったな」

「おう、!って言っても、アンタとの噂が変に尾ひれが付いて広まってるんだからな!」

「嫌なのか」

「嫌に決まってんだろ。でも、アンタの事知ってる奴が居るって分かると、嬉しい」

「そうか、、、、笑」

俺が嫌って、言っているのにこの人は、笑う。この人はやっぱり変人だ。だけど悪い人ではないって、俺は知ってる。

この人と生活して来て、色々あった。部屋の掃除の仕方を変えたり、礼儀を教えたりして来た。
この人の事をまだ分からない事が沢山あるけど、、、、知りたいと思ってしまう。





































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