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本音と不安、、、、俺と義兄のゆったり話し合い、
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「ッ、、俺、兄さんがフユさんに謝るまでは帰らないから!!」
「!ちょッ、、朔!!」
バタンッ
朔羅は大きな声を出してそう言って、家を出て行った。朔羅の兄である橋本咲夜は唖然としている。俺も少し驚いている。
先ほどの、朔羅の発言もあって、、、、
『なにも知らないくせに、!フユさんと俺の関係も、フユさんの過去も知らないくせに、勝手に決めつけんな!!』
『いくら、兄さんでもこれ以上フユさんを、村瀬冬人を俺の大事な人を侮辱する事も傷付ける事も許さない!フユさんは俺の、俺の人生を賭けて一生に居たい人なんだ!』
『フユさん以外と人生を歩むとか無理だし、居ないしフユさんを傷付けた兄さんなんか、き、嫌いだ!』
『!、、朔羅』
いきなりの発言に、正直俺は少しドキッとしてしまったのが、本音だ。
すると、朔羅兄が正気に戻ったのか、立ち上がった。俺はコーヒーを片手にリビングを出ようとする朔羅兄に声をかける。
「何処に行く気で?」
「何処にって、朔を探しにですよ、」
「諦めた方が良い、土地勘で言ったら朔羅の方が上ですし、俺と貴方が仲良くならなければ、あの子は意地でも帰って来ませんよ」
「、、、、分かりましたよ」
俺の言葉を聞いて嫌々、席に再び座った朔羅兄。やっぱり、嫌われているんだな、俺。俺はコーヒーを1口飲んでから、朔羅兄の方を見て口を開く。
「、、、、橋本咲夜、33歳」
「、、、、?」
「現在14歳と息子と4歳の双子の娘がおり、双子の番がいる。10年半前に奥さんを亡くしており、今住んでいる土地に引っ越した」
「おい、何、言って」
「幼少期からΩとその容姿のせいで一部のα達からの酷い扱い、フェロモン過多体質もあり狙われる事が多く、αを嫌悪する対象になった」
「朔羅は知らないが高校生と20歳の頃にαよるレイプ未遂にあった事でトラウマとなった」
俺が淡々と言うと、朔羅兄は驚きの表情と混乱の表情をしながら、俺の方を見ていた。まぁ、普通はそう言う反応をするか。ちょっと、朔羅に似ていると思う。
「ッ、、、、何で、知ってんだ、アンタ」
「調べた。何も知らないで話し合いをする訳にもいかないからな」
「わざわざ、家の権力使って、どうしても、あの子を手放したくないってか、Ωだから」
「違う」
「!、、、、即答」
朔羅兄の言葉に俺は先程は出来なかったが即答をする。本当に違うのと、朔羅兄が言っている時の表情が悲しそうだったからだ。
「俺はあの子をΩだから、雅之の弟だからと言って、手元に置いてる訳でも付き合っている訳でもないです」
「ッ、、、、どうだか、建前上そう言っているだけで、本音は」
「何故、俺の事を頑なに嫌おうとしているんですか?」
「、、、、は?、何言ってんの、俺はお前の事嫌いで、」
「雅之から聞いてます。お義兄さんは嫌いだからそれを言葉にするんじゃなくて、関わらない様にする、って」
「それに、良く知りもしない人に酷い事は言わないと、、、、」
「、、、、はぁ、そうだよ。俺はお前のことを嫌いになれない」
俺の想像が的中したのか、ため息をしながらコーヒーを片手に認めた朔羅兄。まさか、当たっているとは、いや、分かりやすいからか?
それから、朔羅兄は諦めたかの様に話し始めた。
「俺も昔はαと完全に関わらない生活なんて、無理だって知ってた。奥さん死んで、息子と暮らしてる時に知り合ったママ友の旦那が良い人でさ、αなのに、、、、って最初はそう思った」
「次第にさ少し羨ましくなった。幸せそうだなって、、、そんな時にあったのが今の番兼旦那である双子、そこからはそれなりにαが苦手って感じは無くなった、、、、だけど」
「だけど?」
「朔羅が関わると、俺は暴走するらしくて、、」
「あぁ、、、、確かに」
「あの子は、俺と同じでΩ、俺よりも容姿が整っているし小柄な体格もあって、もっと狙われやすい。アンタは知らないと思うけど、朔羅はむかs 」
「あぁ、学校の先輩に襲われかけたんですよね、」
俺は朔羅兄が言い切る前に、そう言うと、朔羅兄は「そうそう、そうなんだ、、、、!?何で知ってるの!?」的な表情をしながら俺の事を見つめる。俺は気にせず、コーヒーを1口飲む。
「あの子から、朔羅から聞いたんですよ」
「マジか、、、、あの子が自分の口で言うなんて、、信用はされてる。いや、ちゃんとあの子もアンタの事が好きって事か」
「、、、、朔羅の兄だから、言うのですが、、、
、、、、って、事があって、まぁ、Ωが苦手嫌いって言う時期が10年以上ありました。それを破ってくれたのが、朔羅なんですが、、、、って、泣いてる」
俺が分かりやすい説明し終わって、朔羅兄の方を見ると、号泣していた。なんか、少し違う反応で驚いてしまう。だけだ泣いている顔は少し、朔羅に似ていた。
「、、、、マジ、そのΩ最悪だろ!?意味分かんねー、普通騙してまで、ヒート使って後輩襲ってトラウマ植え付けるとか、最悪だろ!?」
「普通に気持ち悪いし!αと種が欲しくて抱いて欲しかったら、他の所に行けって話だろ。良い迷惑だろ!!(泣)」
「、、、、ふはっ」
「!、何笑ってんですか」
「いや、その、朔羅と、貴方の弟と似た反応してて、何かやっぱり、貴方は朔羅の兄なんだなって、思って、笑」
俺がそう言うと一瞬キョトンとしたが、すぐに嬉しそうな表情をした。そう言われて嬉しいってことは、本当にこの人は朔羅を大事に思ってるってことだな。俺はそう思いながら、冷たくなったコーヒーを飲む。
「、、、、先ほどの発言、貴方のことを何も知らなかったとは言え、最低な発言をしました。申し訳ない、」
「いえ、良いですよ。俺もあの子を一度傷付けてしまいましたから、、、、まぁ、今後は絶対にしませんけどね」
「、あの子は俺よりも、1番バース性で苦しんでいると思います。兄弟の中で」
「、、、、」
「あの子はΩだからと変に勘違いをされ、小役時代も今も拭えない偏見の目もあります。だけど、あの子はそれを跳ね返すかの様に明るい性格で」
淡々と、だけどその目はあの子を本当に想っている目をしていて、この人は多分、1番あの子を、朔羅を見ていた。理解出来る人なんだと、分かった。この人はあの子の為だったら、何でもするんだろう、、、、そう言う目をしていた。
「だから、俺達兄弟があの子を、朔を守らないといけない。奥さんと出会って、会社の都合で転勤してからは、お金で何とかあの子達を支えた」
「朔がテレビに出るたびに嬉しくなった。笑顔だって、分かったから、元気だって分かったから、、、、」
「だから、今回、あの子がアンタと、αと同居するって聞いた時は気が気でなかったし、倒れたって聞いた時はマジで自分が自分でいられなくなった」
「俺だって、アンタの事信用はしてる部分はある、でも、本音を言う前に、もしかさたらって言う不安が頭の中に過ぎる」
「俺も、、、、あの子が、朔羅が居なければ今の自分ではなかったと思います。朔羅以外の子だったら絶対になってない」
「俺もあの子が、ずっと俺のそばに居るか不安な時はあります」
「、、、、はぁ、やっぱり、雅之の言う通り、アンタは優しいんだな、、、、だけだ、まだ俺はアンタの事ちゃんと信用はしてないから、まだ良くも知らないし」
「これから知っていって、信用して貰える様に努力しますよ、お義兄さん」
何て言いながら、自然と笑い合えた俺と朔羅兄。俺達は真逆の性格だが、多分あの子を、朔羅を思う気持ちは誰よりも強いくて、同じ、いやそれ以上なのかもしれない。今回の襲来はある意味、俺の気持ちを伝えられる良い機会なのかも知らないな、、、、
そう先程までの殺伐とした空気から一変した、落ち着いた空間を俺は朔羅兄と居る。そろそろ、朔羅が家を飛び出して20分になる。
「そろそろ、探しに行きます?」
「いや、多分あの子の事だから、戻ってくると思うので、玄関先で待ってましょう」
「あぁ、そうですね。そうしましょう」
俺と朔羅兄はそう言ってマンションの玄関前に向かった。数分待ったが戻って来ないので、多分物陰とかに隠れてそうだな、と思っていると、朔羅兄が真剣な顔をして、俺の方を見ていた。
「村瀬さん、今後の為にも聞いておきますが、朔の事、どう思っているんですか?守り続けてくれますか?」
その顔は嘘を付いたら容赦しないと、言わんばかりの顔をしていた。俺は少し考えてから、見つめ返して口を開く。
「、、、、朔羅の事を愛してます。朔羅のツンな所もたまに甘えて素直になる所、仕事も家族も大事にしていて、誰かの為に泣いたり怒ったりしてくれる所、が俺が朔羅を好きになった理由の1つです」
「朔羅の幸せが俺の幸せ、俺の人生を賭けて朔羅の幸せを守り続ける。俺の幸せより朔羅の幸せ、朔羅の為なら死ねる。いや朔羅の為に生き続ける。それと、俺は今後朔羅以外を抱く気はありません」
「!、、、、ハッ、言うな。まぁ、そこまで言われてしまうえば、認めざるおえないな。あの子を朔をどうぞ、よろしくお願いします」
頭を深々と下げて言って来た朔羅兄。あぁ、そっか、この人は本当に朔羅を守り続けたんだ。頼れる人が少ない中、自分のバース性で大変で、それを弟である朔羅も同じなんじゃないかと悩んでいた。
俺よりも、俺以上に朔羅の事を理解しているのはこの人だけなんだろう。
そう思っていると、、、、
「ちょっと~、俺らの番に頭下げさせないでよ~」
「そうだそうだ~、、、まぁ、どうせ、咲夜さんがなんか突っかかったんだろうけど」
「椿輝、柚輝、!」
朔羅兄の背後からヒョコッと出て来たのは同じ顔をして少し髪型が違う双子、多分朔羅兄の番だと思われる人が現れた。
「ぁ、初めまして、!咲夜さんの番の1人、大野椿輝です、29歳です」
「初めまして、同じく、咲夜さんの番の1人、大野柚輝です、29歳です」
「初めまして、村瀬冬人です、29歳です」
何故か、自己紹介をしてしまった。なんか、意外と言うか少しイメージの違う番だな、と感じてしまう。
「って、お前ら、何でいんだよ!?、子供達は、どうしたんだよ!?」
「それなら、兄貴達に任せた!」
「そうそう、是非是非~って」
「馬鹿かよ!?また、お礼の品持って行かなきゃだろうが!」
素早く2人にツッコミを入れる朔羅兄の姿はまるで、朔羅そのもの。そうか、朔羅のツッコミ力はこの兄から来ているのもなのか、、、、
俺は頭の中でそう納得してしまった。と同時に、朔羅に早く会いたいと思ってしまった。
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なんか、ほのぼのしてるんだけど!!?
家を出てカフェでまったりしてから、そろそろ戻ろうかな、って思ってマンションの角を曲がろうとした瞬間、、、、
、、、、俺は今後朔羅以外を抱く気はありません」
「!!?!?」
何て言う発言を、兄さんにぶちかましてるフユさん居るし、それを聞いて兄さんは深々と頭を下げる意味が分からん!!
でも、仲良くなったって事で、良いのかな?と言うか、何で椿輝君と柚輝君も居るんだろう。どうせ心配になって来たとかそこら辺だろうけど、、、、
俺は壁際にしゃがみ込む。
「、、、、兄さんの前で普通、抱くとか言うかよ、///」
「言いたい事を言ったまでだぞ、朔羅」
「だからって兄さんに言うのはナシだろ、、、、、、、、って、フユさん!!?」
俺の呟きに続く様に話したのは、まさかフユさんで俺は少し間を開けてからビックリしてしまった。まさか、此処に居る事をバレていたのか、、、、
「何で、、、、」
「朔羅のフェロモンがしたからな、分かる」
「、、、、そうかよ、て言うか、兄さん達は?」
「先程帰った、「今回のことごめん。フユさんと仲良くね」だそうだ、」
「!、、、、そっか、良かった」
俺はビックリしたが、兄さんに認められたと言う事が嬉しいと思いながら、立ち上がる。と言うか、俺の匂いそんな漏れ出てるか?、いや、この人だから感知出来るんだろう。俺は心の中で密かに納得する。
「このまま、少し早いが夜ご飯食べに行くか?、ファミレス」
「!、うん、行く!近くのファミレス行こ!」
「あぁ、、、、」
相変わらずの接し方だけど、こうやって話せるのは良い事だなって思う。それに、兄さんとフユさんが仲良くしてくれてるって言う事実だけで本当に嬉しい。
「ちょッ、、待ッ、」
何故、こうなっているのか、100文字以内で説明なんて無理かもです。
夜ご飯を食べて家に帰り、お風呂を入れようと、お風呂場に行こうとした瞬間、俺を抱き抱えて、ベットに連れ込むフユさん。
『フユさん!、俺しないからね!絶対』
『何を言っている、昨日言っただろ。今回の件が終わるまではしないと、終わったのだから良いだろ?』
『いや、でも、そんな気になんて、なれないし、』
『こうすれば、なるだろ?』 フワッ
何て、フェロモンを俺に嗅がせてそう言う気にさせやがるコイツは多分変態、いや変態野郎だ。俺は抵抗するのに、手を服の下に潜り込ませて、片手を俺の両手首を掴んで完全にやる気満々である。
「ぁッ、、、、んッ、、、、ふッ 」
「可愛い ((耳元でボソリ 」
「ふぁッ、、、、ぅッ、、、、んッ」
拝啓、天国のママ、パパ、咲夜兄さん、山口の姉さん夫婦、大阪の兄さん夫婦。
俺はこの人の事が好きですが、俺の弱点を容赦なく攻撃してくるところは嫌いです。だけど、最終的に気持ち良いと言う方向に流されてしまう俺の方が嫌いになりそうです。
「ひぅッ、、、、ぁッ 」
「もっと、ってお願いして」
そろそろ、体がこの人好みに完全に変化しそうです。
「!ちょッ、、朔!!」
バタンッ
朔羅は大きな声を出してそう言って、家を出て行った。朔羅の兄である橋本咲夜は唖然としている。俺も少し驚いている。
先ほどの、朔羅の発言もあって、、、、
『なにも知らないくせに、!フユさんと俺の関係も、フユさんの過去も知らないくせに、勝手に決めつけんな!!』
『いくら、兄さんでもこれ以上フユさんを、村瀬冬人を俺の大事な人を侮辱する事も傷付ける事も許さない!フユさんは俺の、俺の人生を賭けて一生に居たい人なんだ!』
『フユさん以外と人生を歩むとか無理だし、居ないしフユさんを傷付けた兄さんなんか、き、嫌いだ!』
『!、、朔羅』
いきなりの発言に、正直俺は少しドキッとしてしまったのが、本音だ。
すると、朔羅兄が正気に戻ったのか、立ち上がった。俺はコーヒーを片手にリビングを出ようとする朔羅兄に声をかける。
「何処に行く気で?」
「何処にって、朔を探しにですよ、」
「諦めた方が良い、土地勘で言ったら朔羅の方が上ですし、俺と貴方が仲良くならなければ、あの子は意地でも帰って来ませんよ」
「、、、、分かりましたよ」
俺の言葉を聞いて嫌々、席に再び座った朔羅兄。やっぱり、嫌われているんだな、俺。俺はコーヒーを1口飲んでから、朔羅兄の方を見て口を開く。
「、、、、橋本咲夜、33歳」
「、、、、?」
「現在14歳と息子と4歳の双子の娘がおり、双子の番がいる。10年半前に奥さんを亡くしており、今住んでいる土地に引っ越した」
「おい、何、言って」
「幼少期からΩとその容姿のせいで一部のα達からの酷い扱い、フェロモン過多体質もあり狙われる事が多く、αを嫌悪する対象になった」
「朔羅は知らないが高校生と20歳の頃にαよるレイプ未遂にあった事でトラウマとなった」
俺が淡々と言うと、朔羅兄は驚きの表情と混乱の表情をしながら、俺の方を見ていた。まぁ、普通はそう言う反応をするか。ちょっと、朔羅に似ていると思う。
「ッ、、、、何で、知ってんだ、アンタ」
「調べた。何も知らないで話し合いをする訳にもいかないからな」
「わざわざ、家の権力使って、どうしても、あの子を手放したくないってか、Ωだから」
「違う」
「!、、、、即答」
朔羅兄の言葉に俺は先程は出来なかったが即答をする。本当に違うのと、朔羅兄が言っている時の表情が悲しそうだったからだ。
「俺はあの子をΩだから、雅之の弟だからと言って、手元に置いてる訳でも付き合っている訳でもないです」
「ッ、、、、どうだか、建前上そう言っているだけで、本音は」
「何故、俺の事を頑なに嫌おうとしているんですか?」
「、、、、は?、何言ってんの、俺はお前の事嫌いで、」
「雅之から聞いてます。お義兄さんは嫌いだからそれを言葉にするんじゃなくて、関わらない様にする、って」
「それに、良く知りもしない人に酷い事は言わないと、、、、」
「、、、、はぁ、そうだよ。俺はお前のことを嫌いになれない」
俺の想像が的中したのか、ため息をしながらコーヒーを片手に認めた朔羅兄。まさか、当たっているとは、いや、分かりやすいからか?
それから、朔羅兄は諦めたかの様に話し始めた。
「俺も昔はαと完全に関わらない生活なんて、無理だって知ってた。奥さん死んで、息子と暮らしてる時に知り合ったママ友の旦那が良い人でさ、αなのに、、、、って最初はそう思った」
「次第にさ少し羨ましくなった。幸せそうだなって、、、そんな時にあったのが今の番兼旦那である双子、そこからはそれなりにαが苦手って感じは無くなった、、、、だけど」
「だけど?」
「朔羅が関わると、俺は暴走するらしくて、、」
「あぁ、、、、確かに」
「あの子は、俺と同じでΩ、俺よりも容姿が整っているし小柄な体格もあって、もっと狙われやすい。アンタは知らないと思うけど、朔羅はむかs 」
「あぁ、学校の先輩に襲われかけたんですよね、」
俺は朔羅兄が言い切る前に、そう言うと、朔羅兄は「そうそう、そうなんだ、、、、!?何で知ってるの!?」的な表情をしながら俺の事を見つめる。俺は気にせず、コーヒーを1口飲む。
「あの子から、朔羅から聞いたんですよ」
「マジか、、、、あの子が自分の口で言うなんて、、信用はされてる。いや、ちゃんとあの子もアンタの事が好きって事か」
「、、、、朔羅の兄だから、言うのですが、、、
、、、、って、事があって、まぁ、Ωが苦手嫌いって言う時期が10年以上ありました。それを破ってくれたのが、朔羅なんですが、、、、って、泣いてる」
俺が分かりやすい説明し終わって、朔羅兄の方を見ると、号泣していた。なんか、少し違う反応で驚いてしまう。だけだ泣いている顔は少し、朔羅に似ていた。
「、、、、マジ、そのΩ最悪だろ!?意味分かんねー、普通騙してまで、ヒート使って後輩襲ってトラウマ植え付けるとか、最悪だろ!?」
「普通に気持ち悪いし!αと種が欲しくて抱いて欲しかったら、他の所に行けって話だろ。良い迷惑だろ!!(泣)」
「、、、、ふはっ」
「!、何笑ってんですか」
「いや、その、朔羅と、貴方の弟と似た反応してて、何かやっぱり、貴方は朔羅の兄なんだなって、思って、笑」
俺がそう言うと一瞬キョトンとしたが、すぐに嬉しそうな表情をした。そう言われて嬉しいってことは、本当にこの人は朔羅を大事に思ってるってことだな。俺はそう思いながら、冷たくなったコーヒーを飲む。
「、、、、先ほどの発言、貴方のことを何も知らなかったとは言え、最低な発言をしました。申し訳ない、」
「いえ、良いですよ。俺もあの子を一度傷付けてしまいましたから、、、、まぁ、今後は絶対にしませんけどね」
「、あの子は俺よりも、1番バース性で苦しんでいると思います。兄弟の中で」
「、、、、」
「あの子はΩだからと変に勘違いをされ、小役時代も今も拭えない偏見の目もあります。だけど、あの子はそれを跳ね返すかの様に明るい性格で」
淡々と、だけどその目はあの子を本当に想っている目をしていて、この人は多分、1番あの子を、朔羅を見ていた。理解出来る人なんだと、分かった。この人はあの子の為だったら、何でもするんだろう、、、、そう言う目をしていた。
「だから、俺達兄弟があの子を、朔を守らないといけない。奥さんと出会って、会社の都合で転勤してからは、お金で何とかあの子達を支えた」
「朔がテレビに出るたびに嬉しくなった。笑顔だって、分かったから、元気だって分かったから、、、、」
「だから、今回、あの子がアンタと、αと同居するって聞いた時は気が気でなかったし、倒れたって聞いた時はマジで自分が自分でいられなくなった」
「俺だって、アンタの事信用はしてる部分はある、でも、本音を言う前に、もしかさたらって言う不安が頭の中に過ぎる」
「俺も、、、、あの子が、朔羅が居なければ今の自分ではなかったと思います。朔羅以外の子だったら絶対になってない」
「俺もあの子が、ずっと俺のそばに居るか不安な時はあります」
「、、、、はぁ、やっぱり、雅之の言う通り、アンタは優しいんだな、、、、だけだ、まだ俺はアンタの事ちゃんと信用はしてないから、まだ良くも知らないし」
「これから知っていって、信用して貰える様に努力しますよ、お義兄さん」
何て言いながら、自然と笑い合えた俺と朔羅兄。俺達は真逆の性格だが、多分あの子を、朔羅を思う気持ちは誰よりも強いくて、同じ、いやそれ以上なのかもしれない。今回の襲来はある意味、俺の気持ちを伝えられる良い機会なのかも知らないな、、、、
そう先程までの殺伐とした空気から一変した、落ち着いた空間を俺は朔羅兄と居る。そろそろ、朔羅が家を飛び出して20分になる。
「そろそろ、探しに行きます?」
「いや、多分あの子の事だから、戻ってくると思うので、玄関先で待ってましょう」
「あぁ、そうですね。そうしましょう」
俺と朔羅兄はそう言ってマンションの玄関前に向かった。数分待ったが戻って来ないので、多分物陰とかに隠れてそうだな、と思っていると、朔羅兄が真剣な顔をして、俺の方を見ていた。
「村瀬さん、今後の為にも聞いておきますが、朔の事、どう思っているんですか?守り続けてくれますか?」
その顔は嘘を付いたら容赦しないと、言わんばかりの顔をしていた。俺は少し考えてから、見つめ返して口を開く。
「、、、、朔羅の事を愛してます。朔羅のツンな所もたまに甘えて素直になる所、仕事も家族も大事にしていて、誰かの為に泣いたり怒ったりしてくれる所、が俺が朔羅を好きになった理由の1つです」
「朔羅の幸せが俺の幸せ、俺の人生を賭けて朔羅の幸せを守り続ける。俺の幸せより朔羅の幸せ、朔羅の為なら死ねる。いや朔羅の為に生き続ける。それと、俺は今後朔羅以外を抱く気はありません」
「!、、、、ハッ、言うな。まぁ、そこまで言われてしまうえば、認めざるおえないな。あの子を朔をどうぞ、よろしくお願いします」
頭を深々と下げて言って来た朔羅兄。あぁ、そっか、この人は本当に朔羅を守り続けたんだ。頼れる人が少ない中、自分のバース性で大変で、それを弟である朔羅も同じなんじゃないかと悩んでいた。
俺よりも、俺以上に朔羅の事を理解しているのはこの人だけなんだろう。
そう思っていると、、、、
「ちょっと~、俺らの番に頭下げさせないでよ~」
「そうだそうだ~、、、まぁ、どうせ、咲夜さんがなんか突っかかったんだろうけど」
「椿輝、柚輝、!」
朔羅兄の背後からヒョコッと出て来たのは同じ顔をして少し髪型が違う双子、多分朔羅兄の番だと思われる人が現れた。
「ぁ、初めまして、!咲夜さんの番の1人、大野椿輝です、29歳です」
「初めまして、同じく、咲夜さんの番の1人、大野柚輝です、29歳です」
「初めまして、村瀬冬人です、29歳です」
何故か、自己紹介をしてしまった。なんか、意外と言うか少しイメージの違う番だな、と感じてしまう。
「って、お前ら、何でいんだよ!?、子供達は、どうしたんだよ!?」
「それなら、兄貴達に任せた!」
「そうそう、是非是非~って」
「馬鹿かよ!?また、お礼の品持って行かなきゃだろうが!」
素早く2人にツッコミを入れる朔羅兄の姿はまるで、朔羅そのもの。そうか、朔羅のツッコミ力はこの兄から来ているのもなのか、、、、
俺は頭の中でそう納得してしまった。と同時に、朔羅に早く会いたいと思ってしまった。
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なんか、ほのぼのしてるんだけど!!?
家を出てカフェでまったりしてから、そろそろ戻ろうかな、って思ってマンションの角を曲がろうとした瞬間、、、、
、、、、俺は今後朔羅以外を抱く気はありません」
「!!?!?」
何て言う発言を、兄さんにぶちかましてるフユさん居るし、それを聞いて兄さんは深々と頭を下げる意味が分からん!!
でも、仲良くなったって事で、良いのかな?と言うか、何で椿輝君と柚輝君も居るんだろう。どうせ心配になって来たとかそこら辺だろうけど、、、、
俺は壁際にしゃがみ込む。
「、、、、兄さんの前で普通、抱くとか言うかよ、///」
「言いたい事を言ったまでだぞ、朔羅」
「だからって兄さんに言うのはナシだろ、、、、、、、、って、フユさん!!?」
俺の呟きに続く様に話したのは、まさかフユさんで俺は少し間を開けてからビックリしてしまった。まさか、此処に居る事をバレていたのか、、、、
「何で、、、、」
「朔羅のフェロモンがしたからな、分かる」
「、、、、そうかよ、て言うか、兄さん達は?」
「先程帰った、「今回のことごめん。フユさんと仲良くね」だそうだ、」
「!、、、、そっか、良かった」
俺はビックリしたが、兄さんに認められたと言う事が嬉しいと思いながら、立ち上がる。と言うか、俺の匂いそんな漏れ出てるか?、いや、この人だから感知出来るんだろう。俺は心の中で密かに納得する。
「このまま、少し早いが夜ご飯食べに行くか?、ファミレス」
「!、うん、行く!近くのファミレス行こ!」
「あぁ、、、、」
相変わらずの接し方だけど、こうやって話せるのは良い事だなって思う。それに、兄さんとフユさんが仲良くしてくれてるって言う事実だけで本当に嬉しい。
「ちょッ、、待ッ、」
何故、こうなっているのか、100文字以内で説明なんて無理かもです。
夜ご飯を食べて家に帰り、お風呂を入れようと、お風呂場に行こうとした瞬間、俺を抱き抱えて、ベットに連れ込むフユさん。
『フユさん!、俺しないからね!絶対』
『何を言っている、昨日言っただろ。今回の件が終わるまではしないと、終わったのだから良いだろ?』
『いや、でも、そんな気になんて、なれないし、』
『こうすれば、なるだろ?』 フワッ
何て、フェロモンを俺に嗅がせてそう言う気にさせやがるコイツは多分変態、いや変態野郎だ。俺は抵抗するのに、手を服の下に潜り込ませて、片手を俺の両手首を掴んで完全にやる気満々である。
「ぁッ、、、、んッ、、、、ふッ 」
「可愛い ((耳元でボソリ 」
「ふぁッ、、、、ぅッ、、、、んッ」
拝啓、天国のママ、パパ、咲夜兄さん、山口の姉さん夫婦、大阪の兄さん夫婦。
俺はこの人の事が好きですが、俺の弱点を容赦なく攻撃してくるところは嫌いです。だけど、最終的に気持ち良いと言う方向に流されてしまう俺の方が嫌いになりそうです。
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【BL作品】(20時30分毎日投稿)
金持ち社長・溺愛&執着 α × 貧乏・平凡&不細工だと思い込んでいる、美形Ω
幼い頃から運命の番に憧れてきたΩのゆき。自覚はしていないが小柄で美形。
ある日、ゆきは夜の街を歩いていたら、ヤンキーに絡まれてしまう。だが、偶然通りかかった運命の番、怜央が助ける。
発情期中の怜央の優しさと溺愛で恋に落ちてしまうが、自己肯定感の低いゆきには、例え、運命の番でも身分差が大きすぎると離れてしまう
離れたあと、ゆきも怜央もお互いを思う気持ちは止められない……。
すれ違っていく2人は結ばれることができるのか……
思い込みが激しいΩとΩを自分に依存させたいαの溺愛、身分差ストーリー
★ハッピーエンド作品です
※この作品は、BL作品です。苦手な方はそっと回れ右してください🙏
※これは創作物です、都合がいいように解釈させていただくことがありますのでご了承くださいm(_ _)m
※フィクション作品です
※誤字脱字は見つけ次第訂正しますが、脳内変換、受け流してくれると幸いです
奇跡に祝福を
善奈美
BL
家族に爪弾きにされていた僕。高等部三学年に進級してすぐ、四神の一つ、西條家の後継者である彼が記憶喪失になった。運命であると僕は知っていたけど、ずっと避けていた。でも、記憶がなくなったことで僕は彼と過ごすことになった。でも、記憶が戻ったら終わり、そんな関係だった。
※不定期更新になります。
副会長の青春は、恋とポンコツで出来ている。
さんから
BL
この高校の生徒会副会長を務める僕・東山 優真は、普段の仕事ぶりから次期生徒会長の最有力候補と言われている。……んだけど、実際は詰めの甘さやうっかりミスを根性論でカバーしてきたポンコツだ。
こんなに頑張れているのは、密かに思いを寄せている安西生徒会長のため。
ある日、なんの奇跡か会長に告白され晴れて恋人同士となった僕は、大好きな人に幻滅されないためにポンコツを隠し通すと決めたけど……!?(内容は他サイト版と同じですが、こちらの方がちょっと読みやすいはずです)
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