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何か俺最近、倒れてばっかじゃねーか!!、、、、嫌われてる体に?
しおりを挟む「はよ~」
「朔、おはよう&お疲れ~」
拝啓、お元気ですか。天国のママ、パパ、咲夜兄さん、雅陽姉さん夫婦、雅之兄さん、俺はすこぶる元気ではありません。
朝の仕事を終わらせて、4時間目の前に教室に入ってすぐに見た光景は机に突っ伏す糸とそれを眺めている玲央の姿があった。
「どーした?糸?」
「朔は朝居なかったから知らないけど、体育祭の種目を決めるのと、何組かを知るのを6時間目にするって、発表されてからこうなんだよ」
「!!、体育祭!?マジ!俺楽しみなんだけど、、、、!」
「僕は全くと言って良いほど楽しみじゃない。寧ろ憂鬱、、、、」
俺の反応にそう返す糸。知っての通り糸は体力ないし運動神経も良い方ではない。だから体育が苦手で特に体育祭とか運動会では必ずと言って良い程ドス黒オーラ出したりしてこうなるんだよ。久しぶりに見たわ。
「朔の場合去年は映画の撮影が忙しかったからな。結局出れなかったんだよな」
「そう!出たかったけど、出演者さん達のお仕事の都合でその日にしか最後のシーン撮れなくてさ」
「僕も今から、ドラマでもロケでも良いから入って休めないかな。マジで無理なんだけど」
「「体育祭で闇堕ちするなよ、、糸」」
俺と玲央は揃って糸に言う。マジで嫌なんだなぁと、思いながら体育祭が楽しみである。夏休み中から楽しみだったからな。これでも、、、、!
ワクワクしながらリュックから教科書をなどを出しているとチャイムが鳴り先生が教室に入って来て授業が始まる。
「コホコホッ、、、、コホコホッ、、、、んんッ 」
授業中、俺は咳をし喉の違和感、そして倦怠感を感じる。昨日の夜から続いている。確実にこの症状は風邪の初期症状だが、俺はそれを誰かに言うつもりはない。だって言ったら絶対心配する。熱は出てないし多分大丈夫だと思うし、、、、!
「コホコホッ 」
昼食になっても咳が出て、2人にも心配されてしまった。
「大丈夫か?風邪か?」
「大丈夫、、多分違うから」
「一応帰ったら熱測りなよ?」
「分かってるよ」
「「本当に?、分かってる??」」
「分かってるって、そんな顔してみてくんなよ、、コホコホッ」
2人の圧にビビりながらも俺は軽くあしらう。昼ご飯を食べ終わってからも、症状が重くなり少しだけだ頭痛がして来た。
「朔~、そろそろ移動するぞ、授業に遅れる」
「ぁ、うん、分かった」
「いつになく、おとなしいね、朔」
「そうかな、糸」
俺はバレない様にしながら教室を歩き、4階の音楽室に向かう。足取りが重く感じるが、不審がられない様に階段を上がる。
「、、、、ハァ、学校終わったらちゃんと話せよー」
「玲央の言う通り、この前みたいに倒れちゃったらビックリするから」
「うぅ、、、分かったよ。言うy 」
最後の段を踏んで言葉を発していた瞬間、意識が遠のき、最後に覚えているのは体が後ろにグンッと落ちる感覚になり、玲央と糸の驚いた顔が視界に入った。
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「んんッ、、、、ん?」
次に目を覚ましたのは、フユさんと一緒に暮らしている寝室だった。体の倦怠感や咳は出て、体がポカポカする以外には特に何の変化もない。俺はスマホを手に取って、日にちを確認すると、、、、
「!、19?丸3日も寝てたって事か、、、、ヤバッ コホコホッ」
俺は熟睡し過ぎたと反省したと同時に学校で意識を失ってから何があったか気になって、ベットから起きあがろうとした瞬間、寝室の扉が開いた。
ガチャッ
「、、、、!、、、、朔羅」
「ぁ、、フユさん、おはよう、?ぁ、こんにt 」
部屋に入って来たフユさんが力強く抱き付いて来て俺は驚いたが、すぐに抱き締め返す。だって絶対に心配させたし、これぐらいは普通に許さないとじゃん。
「心配かけてごめんね、フユさん」
「あぁ、良かった。本当に、、」
「、、、、それで、俺何で倒れたの?風邪なのは分かるんだけど」
「あぁ、極度の高熱が体に追いつかなかった事と睡眠不足が重なり倒れたと、お前の担当医が言っていた」
「そっかぁ、、3日間も眠ってたかぁ、、」
俺は少し自分の体調管理不足に恥ずかしくなる。フユさんが来てくれた事で少し落ち着いて来た俺は汗で体がびっしょりだと言う事に気付く。そういや、3日間も碌にお風呂に入っていないんだよな、俺。
「フユさん、俺風呂入りたい。このままは気持ち悪いし」
「分かった、なら俺と入ろうな」
「、、、、へ?」
「風呂に入ってまた倒れたら心臓何個あっても足りない、、、、嫌とは言わせないぞ?」
「ふぁい、」
フユさんの圧から逃げられず、俺はフユさんと一緒にお風呂に入った。何故かフユさんに服を脱がされて、体も洗われてしまった。
「やっぱりスベスベだな、余計な毛がない」
「元からあんまり生えないし、、、、って言うか、今思い出したけど、俺怪我とかしてなくない?、階段から落ちたはずなのに」
「玲央と糸の2人が頑張って落ちそうになった朔羅を掴んで支えたそうだ。後で感謝の連絡しておけ」
「ぅ、うん」
そう言いながら俺の体を触るフユさんの手つきはいやらしかった。おい、変態小説家、こちとらまだ病人だぞ、手を出すな。もうちょっと、倫理を重んじろよ、30歳が、
体と髪を洗われて俺は浴槽でフユさんの足の間に座る。丁度あそこが触れるが絶対に反応はしない。反応したら負けと思ってるからな!俺は!
「腹減ってるか?」
「ううん、何かあんまり、今は寝たい方が強い」
「そうか、明日は朝から三村が来るから、食べるんだぞ」
「うん、、、、」
フユさんとの距離が近くて不思議と緊張して照れてしまう。何かもっと密着してる時あるのに、何かこー言うのは恥ずかしいと思ってしまう。
ちゃんとフユさんの顔を見れず会話も上手く出来ないまま、フユさんに抱えられてお風呂を出てタオルで拭かれてパジャマに着替えて、寝室に運ばれる。
「冷えピタを付けて寝なさい、」 ナデナデ
「うん、、おやすみなさい」
俺はフユさんの大きな手で頭を撫でられながら目を瞑り眠りに入る。優しい大きなフユさんの手に安心感を覚える。
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「、、、、んんッ、、、、寝れない」
何時間経ったか分からないが俺は再び目を覚ます。何か、物足りないと言うか寂しいと言うか、、、、
「フユさん、何処だろ、、、コホコホッ 」
俺はそう呟きながらベットから起き上がって、寝室を出て1階のフユさんの書斎の扉を開ける。そこには仕事を進めるフユさんの姿があった。
「、、、、朔羅、どーした?寝れないのか?」
フユさんは俺の存在に気付いてすぐに椅子から立ち上がって、俺に近づいて来た。俺はそんなフユさんの懐に入って抱き付く。
「!、、朔、羅?、ど、どーした?急に?」
「フユさんが居ないと寝れないから、寝るまで居て」
「!、、、、分かった、」
俺の行動に驚きを隠せなかったフユさんだったが俺の言葉を聞いて微笑みんで俺を抱え、寝室に運んでベットに寝かせてから、俺の頬にキスをして俺のお腹を優しくトントン、リズム良く布団の上から叩きながら一緒に寝転んでくれて、俺が寝るまでそばに居てくれた。
「ゆっくり眠れ、俺がそばに居る」
「うん、、フユさん、、、、」
フユさんがそばに居る事に安心して俺は再び目を瞑り眠りへと入っていった。フユさんの手を握ってスリスリと頬で撫でるなんて言う行為はしている訳がないと思いますが、、、、
「、、、、やっちまった。恥ずかしい事しちまったよ!!」
目が覚めて1番に頭の中で来た事は、フユさんに言った言葉だった。俺は恥ずかしさが頂点に達して、布団を全身に被る。目を覚ましたらフユさん居なくて良かった!!
ガチャッ
「朔羅、起きてるか?、、、って何してるんだ?」
「ぁ、フユさん、おはよう、、これは気にしないで」
「?、そうか。三村はもう来てご飯作ってくれてる。それと、熱測っておけ、」
「ぁ、うん」
俺はフユさんから受け取った体温計で熱を測る。因みに、何で俺が結構意識ハッキリしてるかと言うと、俺熱あっても基本体が熱いってなるだけでそれ以外は体に影響が出るだけで自分の精神には来ないんだよ。
簡単に説明すると、体がポカポカするなーとかしてると必ず体温は38.5℃以上確定だけどそれを自分は分からず体が限界を迎えて倒れると言う感じだ。
まぁでも限界の時は寝てる時に現実と夢が同時に来る事はたまに来る。
そんな事を頭の中で考えていると体温計がなり、何度が見ると、、、、
「39.6℃、、、、」
「「39.6℃!!?!?」」
俺は最初なんだ~39.6℃かーって思ったが改めてその高さに驚いて言うと、フユさんも驚いて言った。まさか揃うとは思わなかった。
「さ、朔羅体怠いとか辛いとか、ないか?大丈夫か?」
「関節が痛かったり、頭痛が酷かったりするけど、それ以外には、あと咳は出る、、、、コホコホッ」
「と、とりあえず、三村のご飯食べてから薬を飲め」
「分かったから、落ち着いて、フユさん」
慌てているフユさんを落ち着かせながらフユさんを三村さんの所に送る。まさか、39.6℃とは、ヤバいな、俺、、、、!体に嫌われてるのか??
体が怠いと感じながらもフユさんを心待ちしている俺。
数分後、うどんの入った小鍋を置いたお盆を持って入って来たフユさん。
「いただきます、」
「1人で食べれるか?俺が食べさせようか?」
「1人で食べれるから、フユさんの助けは要らないから」
俺はそう言いながら、うどんを食べる。優しい味付けで風邪の俺には体に染みる。そういや、俺フユさんに出会ってから3回も熱出して倒れてるな。前は体調崩さない様に神経を集中させてたけど、フユさんと出会ってからの俺は何かうん、変わったな。
「ご馳走様でした、」
「、、よし、薬も飲んで、寝ろ、、いや、その前にメンバーに連絡もしたりしてからな」
「うん、、」
薬を水で飲んで、俺はそれをおぼんに置くと、フユさんがそれを持って寝室を出て行った。俺はそのまま、スマホを手に取ってグループL○NEに連絡をする。
「〈みなさん、ご心配かけました。マジで〉」
「〈!、朔!目覚めたの!?て言うかマジ大丈夫か!?〉」
「〈心配したんだからね!僕と玲央!〉」
「〈連絡ありがとうな、朔。ちゃんと休むんだぞ〉」
「〈マコそんな事言うんじゃなくて心配したんだぞ-!って言えば良いのに〉」
「〈恥ずかしがっちゃって可愛いなぁ、マコは〉」
「〈律碧、お前ら後で覚えておけよ〉」
「「〈ゃ、やられる!!〉」」
「〈今はそれなりに元気だよ~、、じゃ、俺寝るね~〉」
俺はそう返信して、布団を被って寝始める。また心配かけるとか、昔の俺に戻ったのかも、いやでも心配されるのは結構嬉しい俺が居るし、でも迷惑かけたし、、、、
何て頭の中で葛藤する自分が居るが、今は甘える事を選択しようと思いながら、睡眠に入った。
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