純粋な初恋(シリーズあり)

橋本衣

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、、、、なんか特大フラグきてない?来てないよね?

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俺、橋本朔羅はしもとさくら、S高1年生。高校入学と同時に兄と姉が長く付き合っていた恋人と結婚、大阪と山口に転勤が決定し、兄さんの大親友であり、今や芥川賞及びを受賞し大人気小説家兼ゲーム会社社長で在らせられる村瀬冬人むらせふゆと大先生の家で暮らし始めて早半年が経過、、、、

「洗濯終わり、と」

それなりに充実した日々を送っているのだが、、、、

「、、、、(いや、半分は嘘か)」

グイッ

「ちょッ、、離せって!、辞めろってば!」

チュッ チュッ

お付き合いをしてからと言うもの、やっぱり距離が近いのが俺の悩みで、雅之まさゆき兄さんには口が裂けても言えません。


場所は変わり、まさかのベット。

「無理!俺あと少しで仕事だし!」

「送ってやる。それに、、我慢は出来ん」

「変態小説家野郎!!離せッ」

チュッ

変態馬鹿フユは俺の抵抗を無視して、俺の首や鎖骨にキスを続ける。ヤバいって、なんか俺嫌な予感するんだって!!これ当たるんだって!!

ガチャッ

冬人ふゆと!いや、村瀬むらせ大先生、お迎えに参りましたよ」

さく君ヤッホ~」

やっぱり、当たりました。最悪です、最悪過ぎます。
勢い良く寝室に入ってくる野瀬のせさんと三村みむらさんの2人。

「チッ、何の様ですか。野瀬さん、」

「早く準備しろ~、時間がない、俺だから5分は待ってやる」 ドンッ

「んんッ~~!!んッッ~!!んんッ~!!」

「野瀬さん、アンタねぇ。俺と朔羅さくらが何してるか目に入らないんですか」

「何って、、、うら若き未成年を喰い物にしているとしか?」

「んッッ~~!んんッ~!!んんッ~~!」

「分かってて居座るなんて馬鹿か」

「馬鹿で結構、居座り続けるのが俺だ」

「んんッ~!んんッッ~~!!んッ~!!」

コイツら俺が見えてねーのか!!?!?!死ぬぞ!!俺!!

俺は抵抗してるけど力で敵わない。良い加減にしろや!俺一応芸能人だぞ!

「早く準備しろ、忙しいんだから」

「何処へ行くと言うんだ」

「何処へって決まっているだろう!村瀬冬人、直木賞受賞パーティー!主催星川書店!!開催場所は帝国ホテルだ!」

「、、、、」

フユさんは野瀬さんの言葉に興味なさげに俺と一緒に布団を被る。
野瀬さんは素早く布団を奪い去る。流石、幼馴染、、、、

「冬人、オメェな。今回ばかりは絶対に逃さねーからな。覚悟しろ」

「いつ、何処で、誰がそんな事しろと願って行くと言いました??わざわざそんな事しなくて良いでしょうが」

「お前は何にもしなくて良い。ただ立って、ただ少し話してくれれば良い。それに直木賞だぞ?そんな事とはないだろうが」
「ただ呼んだ人達に愛想振り撒けば良いだけだ。安心しろ」

「何が安心しろですか。俺がそんな馬鹿げた事が嫌いだと言う事貴方が1番知ってますよね?」

「なぁに!俺が居るから安心しろって!!」

「んんッ~、、み、村さん!、助、けて、!」

「朔君、明日は楽しもうね!」

「んッ、もうッ!」 バッ

やっと、やっと逃げれた!!馬鹿フユ力が強過ぎる!死ぬ!!
俺は素早くその場から逃げ1階に降りる。

「帝国ホテルのスイートルームも取ってある、サービスの提供を最上級にしてある!」

「そんな事に俺がいちいち釣られると思っているんですか」

「そんな事は分かってる。お前がスイートルームごときに釣られるなんてないな、、、、だがなぁ」
「お前のだーいすきなおチビが行きたいって言ったら?」

「あ゛?」

「前にお前が居ない時に言ったんだよ。パーティーするって、でその時に言ってたんだよなぁ、、、、

『スイートルームかぁ。俺あんまり行った事ないし、行けるもんなら行きたいけどさ、フユさん忙しいし、俺が行きたいなんてわがまま言ったらフユさんに迷惑かけるじゃん。いちいち言ったら邪魔だって思われるかもだし、、、、でも、フユさん以外の人と行く気起きないしさ、、フユさんじゃないとつまんないって言うか寂しいな、、って』」

「!、、、、」

「なぁ?たまには可愛い恋人にゴージャスで素敵な空間過ごさせてやったら??おチビ絶対に喜ぶと思うなぁぁ??」

「、、、、」

「よし、いっちょ上がり。任務完了、三村あとは頼んだ」

「あの村瀬冬人を落とした!流石社長!!」











ゾワッ
「なんか、俺をめっちゃ捏造されてる気がするんだけど、、」

フユさんが直木賞受賞したって知ったのは、約3ヶ月前、丁度咲夜さきや兄さんの襲撃がある前、、、、

それを教えて貰ったのは、、、、本人じゃないんだけど、、


『朔、村瀬先生直木賞受賞したんだってな、凄いじゃん』

『、、、、はい?』

織斗おりと君とのお仕事終わりにそう言われて俺は珍紛漢紛だった。

『ぇ、まさかエントリーしてる事すらしなかった感じ?その雰囲気は』

『、、、、問い詰めるか。あのアホ』

まさかエントリーしている事すら知らず、俺はその日村瀬冬人に説教をかましたのは今でも忘れない。

「つうか、野瀬さん。どんだけフユさんにパーティー来て欲しかったんだろ、」

1週間前、急にフユさんが留守の時に訪れたと思ったら、、、、

『お願い!!パーティーに来てくれない!?』

『俺がですか?何で?、俺ドレスコードとかあんまり分かんないし、、場違い感ありそうだし』

『居てくれるだけで良い!今回の主役である村瀬冬人が居なかった場合、、呼んだ人達から何言われるか、、、、それに主役を呼ばなかったって父親にバレたら、俺は代表取締役を辞任するかも、、、、ハハッ』

『ッ、、、、あぁぁ、もう!分かりましたよ!!行けば良いんでしょ!!』

『よし、』

『よし、!』


アレ、なんか上手く使われてねーか??俺???、、、、まぁ、いっか。

でも、やっぱりフユさんはすげーな。俺が出来ない事を成し遂げて、、、、






















「そろそろ、向かう時間か、、、、はぁぁ、手ぶらで行くのもなぁ」

仕事が終わり、俺はこれからどうしようかと、悩む。フユさんに受賞したお祝い何にしようか迷っているのだ。

授賞が分かってすぐに渡せなかったのは忙しかったしなんか照れくさかったのが理由。誕生日の時に渡したら、何かどっちつかずってなりそうだったから渡せなかった。だからこの絶好なチャンスに渡せれば良いんだろうけど、、、、

「何を渡せばよろしいんだろう、、、、あの人の事だから絶対に良いもの貰ってるし、、、、いや、でもあの人、フユさんの事だから、、、、


「朔羅が贈ってくれる物なら何でも嬉しい。寧ろ、朔羅がプレゼントなら万々歳だ」


とか、言いそうだけど、」

俺はそう思いながら駅まで歩いていると、、、、

「ぁ、あそこの花屋さん、、、、、、、、よし」

俺はすぐに意を決して横断歩道を渡って花屋さんに入る。

「いらっしゃいませ、、って君はあの時の、」

「こんにちは、、この前はありがとうございます」

「いえいえ、無事渡せたんですね。その顔は、、、、それで今日はどの様なご用件で」

「お祝い用なんですけど、、白色と紫色の薔薇で花束作れますか?」

「出来ますよ、、、、少しお時間をいただきます」

「はい、、、、」

店員さんはすぐに俺の要望を聞き入れて、白色と紫色の薔薇を持って来て綺麗に包んで花束に仕上げた。やっぱり、凄いなと思う。

「どうぞ、、」

「ありがとうございます、」

「、、、、上手く行くとよろしいですね」

「!、、、はい!」

俺はそう言ってお金を払ってからお店を出る。そして駆け足で駅に向かった。

「まだ電車は来ないよなぁ~、、、、ってアレ、どーしたんだろ?」

俺が切符を買おうと券売機に向かっている途中で、何やらお探し物をしている人を見つめた。何か背高いしメガネかけてる人のこー言う姿ってあんまり見ないから面白いけど、とりあえず声をかけよう。

「どーしたんですか?探し物ですか?」

「ぇ?ぁ、そーなんだよ!兄さんに渡すプレゼントでさぁ!ちょっと休憩してベンチに置いててどっかで無くしたっぽくて!どうしよう!!」

「そ、そうなんですね (わぁぁ、イメージとだいぶ違う。まさかのちょっとチャラめタイプ!物静かなタイプかと思った俺が居た)」
「、、、、なら、落とし物としてここの近くの交番にあるかも、、、多分ですk 「着いて来てくれない!?」ぁ、はい」

俺は勢い良くお願いされて断りきれず、フユさんと歳の近いであろう男性と共に交番へ向かう。半泣きで着いてこられると周りから変な目で見られるのは結構嫌だが、、、、フユさんとは違った嫌な感じ、、、、

「すみません、こちらの男性が落とし物したそうなんですけど」

「はい、落とし物ですか?どんな落とし物で??」

「ルイ・ヴィトンって書かれた紙袋なんですけどありませんか??」

「ぁ、それなら5分前に届いてますよ。本人確認出来るものとかありますか?」

「えっと、紙袋の中身が財布です。プレゼント用なんで開けられるのは困るな、、、ぁ、そうだ。梱包されてる中にメッセージを挟んであると思うんですけど」

「、、、、ぁ、ありますね。本人と分かりましたので、書類に記入をお願いします」

「分かりました」

男性はそう言ってお巡りさんの方を見て椅子に座って書類を書き始めた。俺は何も言わずに離れるなるのは出来ずに、見守る事に徹する。
つうか、なんか男性の顔誰かに似てると思うんだけどなぁ、、、、うーん、、、、嫌な予感がする。

「終わったよ、ありがとうね。君が居なかったら、俺は終わってた」

「いやいや、そんな事ないですって、、ってそろそろ電車乗らなきゃ!」

「何処に行くの?」

「帝国ホテルです」

「!俺も!良かったら一緒に行かない?君ともっとお話しとかしたいし」

「、、、、良いですよ。じゃ早く切符買いに行きましょう」

「うん!」

俺はそう言って男性と一緒に電車に乗り込んだ。たまたま出会ったこの男性とまさかあんな展開になるなんて誰も予想なんて出来ないだろう。いや出来るはずがない。何て、何CM前みたいな事言ってんだろ、俺。恥ずかしっ!!

、、、、フラグにはなってない事を祈るか、、、、。









































































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