純粋な初恋(シリーズあり)

橋本衣

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ある意味村瀬家とのご対面みたくなっちゃった、、、、

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「フユさん、また買ったのか?この前のがあるから要らないと何回言えば分かるんだ?」

「こう言うのは何着有っても良いだろ?」

「良くねーよ、はっ倒すぞ。金の無駄遣いすんじゃねーよ!」

朔羅さくらに違うんだから無駄じゃないだろ?」

「そう言う事でもなーんだって言ってんだろうが!!!」

拝啓、天国のママ、パパ、咲夜さきや兄さん、雅陽みやび姉さん夫婦、雅之まさゆき兄さん夫婦、元気ですか?俺は元気で忙しいです。

現在リビングに大量のスーツがあります。俺はそれを見て頭を抱えて居ます。

では何故スーツが必要になったかと言うと、1週間前のこと、、、、















『帰れ』

『会ってすぐに言うのは酷いって、、、に・い・さ・ん♡』

『叩き潰すぞ』

『物騒だわ!フユさん!』

1週間前、楓斗ふうとさんが訪れて、俺は部屋を上がらせた。書斎で作業をして居たフユさんが出て来て、真顔で楓斗さんにそう言った。

『朔羅、何故コイツを家にあげた。危ないだろう』

『兄さんったら、安心して今日は手は出さないから』

『『今日じゃなかったら手を出すのか??』

『それは、、、、ウフフッ♡』

『それで何故あげたんだ?』

『、いやなんか、大事な用があるって言われて、どうしてもって頼まれたし』

『本当に危機管理が足りないな。それで襲われたらどうする』

『その時はフユさん居るし、それに俺だって力はあるから!』

『まぁ、コイツなら簡単に倒せるか。だがちゃんと気を付けるんだぞ』

『アレ~、なんか俺居ないものとされてる~??』

『で、何の用だ?』

『兄さんだって知っての通り、今月の15日で我が財閥の100周年でしょ?だからその記念にその日に周年パーティーをするから、兄さん出席をして』

懐からの招待状を取り出して机に置く楓斗さん。

100周年って凄い気がする。ひいおじちゃんぐらいから続いてるって事じゃん。

『父さんから頼まれたんだよ。一緒に暮らしてるならさ、俺は』

『無理だ』

『即答!?』

『だと思ったけど、最後に出席したの何年前さ、、、、あと、これ父さんからお願いされてるし、出席しないとしないとお見合い写真攻撃するって父さんが宣言してたからね~』

『ッ、、だがな』

『フユさん、行ったら?100周年って大事な記念だし、それに行かなかったらお見合い写真攻撃されても良いのか?それに俺は行って欲しい、な』

『、、、、分かった』

『!、ほんと!兄さん!ヤッタ、誰の説得でも来なかったのに』

『ただし、朔羅』

『?、何?』

『朔羅が着いて来るんだったら行っても良い』

『、、、、ハァ!?』

フユさんの言葉に俺は驚いて立ち上がってしまう。

何言ってんの!?今回ばかりは部外者の俺行かないだろ!前は野瀬のせさんの協力で行けたけど!!

と、思って居たら楓斗さんが、、

『ぁ、それなら大丈夫。父さんから朔ちゃんへの招待状預かってるし!』

『トップからの許可が既に降りてた!!』

俺はその場に崩れ落ちる。まさかのフユさん父からの許可が降りてたとは、、、、何故!?

『2人共来るって事で、良いね?』

『あぁ、朔羅が来るんだったらな』

『それ実質俺に拒否権はねーって事じゃねーか、村瀬この野郎』

『『それどっちの事言ってるんだ?/るの?』』

『どっちもだよ!!』


と言う事があり、今日の夕方からパーティがあるんだよな。今は昼でフユさんの車で行く為此処で着替えるんだよな。と言っても、

「わざわざ部屋を取るとは、面倒な事を」

「お酒も飲むかもしれないからって用意してくれたんじゃん、寧ろ感謝しろよ」

ホテルで開催する為スイートルームを取ったと連絡して来た楓斗さんに不満を呟くフユさん。

「まぁ、同じ部屋だから良いか、、、、、、、、楽しみだ」

「おい、その間はなんじゃ、何考えた!?」

「、、、、さぁな」

「いえ!嫌な予感が満載だからな!」

「言ってもやるがな」

「やらせねーからな!!」

何て話す。本当に変な事しか考えねーなこの男は!!










「後ろの席でよかったのか?」

「うん、こっちの方が集中出来るから」

車に乗り込んで、俺は学校の勉強をすると言うていで、日記を読む。教科書をカバーの様にして、、、、これで6冊目。


[10月8日 今日、御義母様と御義父様から村瀬家の正統後継者を冬人ふゆとにすると言われました。驚きと困惑で頭がいっぱい。まだ5歳の冬人には荷が重過ぎると思うと同時に、何故秋人あきと君じゃないかと言う疑問が頭をよぎる、、、、、、、、]

[10月9日 今日、当然圭子けいこさんが秋人君を徹底的に教育すると宣言した。その日に家庭教師や習い事を複数追加させてしまい、僕はとても驚いてしまう。まだ秋人君は8歳だと言うのに、何故。やり過ぎだと思ってしまう、、、、、、、、]

[10月10日 今日、秋人君と一緒に手作りで作ったケーキを一緒に食べた。美味しそうに食べてくれて嬉しかったな。少しは息抜きをさせてあげたい。まだまだ子供で大切な子だから、、冬人や夏人、楓斗君と同じで、、、、、、、、]

パラパラッ

[11月7日 今日、秋人君が熱で倒れた。勉強のし過ぎで睡眠不足になってしまってそのせいで体調を崩してしまった。それなのに圭子さんはそれを聞いたら「こんな事で倒れるなんてαとして情けない」そう言いながら何処かへ行ってしまった。本当に母親なのだろうかと疑ってしまう、、、、、、、、]

[11月8日 今日は冬人と一緒に秋人君の風邪中特別スイーツを作った。美味しそうに食べてくれて良かった。ちゃんと休んでちゃんと寝て元気になってくれたらそれで良い。今日も圭子さんの姿はなし、本当に信じられない人だと僕は思ってしまう、、、、、、、、]

[11月9日 今日、熱が完全に下がりきって居ない病み上がりの秋人君に習い事と勉強をさせようとした圭子さんを止めた。すると、「これぐらいしないとこの子の為にならないの!Ωは黙ってて!]そう言われて思わず頬を叩いてしまった。Ωと言われたからじゃなく、秋人君の気持ちを蔑ろにしている事に怒った。2人の母親として秋人君を大事に思う人間として言わせて欲しい、秋人君はアンタのおもちゃじゃない、、、、、、、、]


日記を読み進める中で分かった事がある。まずは圭子さん、秋人さんの母親は会った事はないのに「相変わらずのクズっぷり」と感じてしまうぐらいの人で逆に四季しきさんは優しく、誰に対しても優しくそして強い。聖人の様な人だと分かる。

何か、あの女のせいで秋人さんが自己評価低くなったのなら最低だと思う。まず息子なら大事にしろよ、子供がいつまでも親に優しくも大事に思う事なんてないからな。自分の行動を良く考えろ!って話!

そう思いながら運転をしているフユさんをバックミラー越しに見つめる。

「朔羅、あと20分ぐらいで着くからな」

「りょうかーい」

さっ、続きを読みますか。そう思いながらページを開く。














「朔羅、ここで待ってろ、受付をして来る」

「分かった」

それから俺達はホテルに着いて、フユさんは受付を済ませる。

「またパーティで帝国ホテルに来るとは思わなかったなぁ」

「、、、、ぁ!朔ちゃん!」

「!、楓斗さん、」

俺が1人ソファに座っていると、エレベーターから出て来た楓斗さんが俺に気付いて近寄って来る。俺は立ち上がって反応を示す。

「良かった、もう来てたんだ。兄さんは?」

「今受付してます」

「そっかぁ、さっきまで父さんや秋人兄さん、なつ君と話しててそろそろ来るんじゃないかって思って見に来て正解」

「、、、、ぇ、」

楓斗さんの言葉に俺は思考が停止する。

そうじゃん!秋人さんと夏人さんも普通に来るじゃん!色々忙しくて忘れてた!俺の馬鹿!!

俺は自分の愚かさを憎んで両手で顔を覆う。それを不思議そうに見つめる楓斗さん。

「?、どーしたの?朔ちゃん」

「お2人も来るんですか?」

「うん、そうだけど、、、ってそっか、2人とはまだ会った事がなk 「、、んです」、、、え?」

「お2人と会った事あるん、です」

「、、、、えぇ!!?嘘ぉ!!」

「騒がしいな、って楓斗お前、何叫んでんいるんだ」

「兄さん、だって朔ちゃんが、あk ングッ 「ちょっと仕事の話してたら急に叫び始めたんだ」んッ~!」

「そうか?この馬鹿ならあり得るか」

「んんッ~~!」

フユさんが楓斗さんを馬鹿だと思っててくれて助かった!!

それから俺は楓斗さんの口元を押さえて居た手を離して、口止めをしてから一緒にエレベーターに乗る。

「何で、言っちゃダメなの? (ボソッ 」

「まだ、心の準備が出来てないんです! (ボソッ 」

「何話してるんだ、お前ら」

「「世間話をちょっと!」」

何て誤魔化す。

エレベーターが開き、出ると少し歩く。心臓がドギマギしながら俺はフユさんの隣を歩く。

少しして視界に入って来た光景に俺はフユさんの後ろに隠れる。何故なら、

「父さーん、秋人兄さーん、夏くーん、冬人兄さん連れて来たよ~」

が、居たから、

「ん?、そうか。冬人、久しぶりだな、元気にしていたか」

「えぇ、それなりには」

「仕事は順調そうだな、冬人。だが、慢心はしない様に、、、、、、、、!」

「分かっておりますよ、兄さん」

「、、、、(、、、、ふッ、バレた(泣))」

「冬人兄さん、俺兄さんの書いた小説読んだよ。面白かった」

「そうか、それなら良かった」

「村瀬家4兄弟此処に勢揃いだね~」

改めて、俺は分かった。この村瀬家の事を。

この家全員身長が高い!!1番高い春人さんを筆頭に全員180cm以上あるし、無駄に美形なせいで圧を感じる!これが今5人一塊になってるとある意味恐ろしい。

俺はそう思いながらフユさんの後ろに隠れて居たが、、、、

「ん?、あれ、朔君?」

「ピャッ、バレた、、こんにちは、村瀬さん」

「何で隠れて居たんだ?」

「いや、何か緊張して」

「朔、冬人と知り合いだったんだな」

「、、、、あはははは、、偶然って怖いですよね、村瀬社長」

「この前ぶりだね、朔君。元気?」

「はい、身体的にはとても元気です」

「それ、精神的には元気じゃないって事になるよ、朔ちゃん」

「朔羅、どう言う事だ?2人にも会って居たのか??」

「、、、、YES」

「詳しく話せ」

「、、話すから、肩掴むの辞めて」

「そうだぞ、冬人。それと、俺と少し話す事がある。ちょっとこっちに来なさい」

「、、、、分かりました、父さん。朔羅、絶対に話すんだぞ、、それと何もしないで下さいね、特に楓斗」

「冬人兄さん俺の信頼ないの~??」

フユさんはフユさん父と共に何処かへと行ってしまった。
そして今此処には、【俺とフユさんの関係全て知ってる楓斗さん&夏人さん】と【俺とフユさんの関係も何もかも知らない秋人さん】そして、【今人生で1番気まずい俺】と言う関係図が完成された。

俺は色々ミスったかもしれません!!!助けて、雅之兄さん!!←何故、次兄?











































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