314 / 336
第314話 イズモ対イセ
しおりを挟む
「そもそもの発端は、スサノウとアマテラスの姉弟げんかなのだ」
「え? 姉弟なノか、そのふたり?」
「夫婦説もあるが、それはおいといて」
「おいとくのかヨ」
「アマテラスはヒュウガ国(宮崎県)、スサノウはイズモ国に住んでいた、としよう」
「しよう、ってやつがあるかいヨ」
「アマテラスはニホン史史上最強の魔力を持ち、光の皇女とも呼ばれていた。その輝きは太陽さえもしのぐと言われたほどだ。その力で奇跡を起こし、祭神として君臨していた」
「魔法ということは、アマテラスは魔物なノか?」
「いや、神だ。その時代にはまだ、修法と魔法の区別がなかったんだよ。それが明確になるのは仏教が入って来た以降だ」
「光の皇女か。どこかで聞いたようなヨ?」
「それは公女ではないか? アマテラスの話は有名だから多くの人が知っているだろうし」
「そうだったヨ。あれはモンゴールのもごっ」
「ミノウは黙るノだよ」
「スサノウにはそこまで強い魔力はなかった。しかしそれを補って余りある武器の製造集団を持っていた。そいつらがイズモの鉄を使って作ったのが、いまもって再現不可能な十束の剣だ」
「「「どどどどどどきっ」」」
「なんだ3人そろって?」
「き、き、気にするなヨ。それで?」
(お、おい。俺たちのアレ、イセは再現不能とか言っているゾヨ?)
(そそそそうだったノだ。あれは誰にも見せてはいけないものだったノだ)
(オウミはさっき、思い切り斬って見せてたじゃないかヨ)
(お主だって一緒になって斬っていたノだ)
(ミノウとオウミは、いつもあれでちゃんばらごっこやってるゾヨ?)
(ととと、ともかく、これからは黙っているノだ)
「しばらくは仲良く勢力拡大にいそしんでいたふたりだが、やがてぶつかるときが来る」
「狭いニホン、そんなに急いでどこへ行くヨ」
「それな。勢力拡大してゆけば、かならずどこかでぶつかるわな。しかし、そこは姉弟。話し合いによって、一度は統一王朝を作りましょう、ってなことになった」
「良かった良かった」
「ところが良くなかったのだ」
「なんでヨ?」
「スサノウの子が統一王朝の支配者になると、スサノウが豹変した」
「ヤマタノオロチをだまし討ちにしたノだ?」
「それはもっと前のことだ。良く知ってるな」
「本人に聞いたノだ」
「……そうか、お前の主はイズモの太守だったな。その縁で会ったのか」
「そうなノだ。キスキには酒をご馳走になったノだ。あれは良いものなノだ」
「分かった分かった。続けるぞ。王の父親というおいしい役をもらったスサノウは、どうやらたがが外れたようだ。畑の作物を勝手に食べたりして顰蹙(ひんしゅく)を買った。それも一口だけ囓って残りは捨てるという狼藉ぶり」
「けしからんやつなのだヨ! 我ならじんま疹の刑にするヨ」
「ずいぶんと軽い刑だなおい。しかし総合力で勝るスサノウにアマテラスは強く出られなかった。虫をとってくれていたのでしょう、とか適当なことを言って自分も周りも誤魔化した」
「それは、あかんやつヨ」
「そうだ。ニホンの住人は多かれ少なかれアマテラスの血を引いている。他国の人間に対しても同じようなことして、失敗し続けているな。ごく最近でも」
「最近の話は危険だから止めておけ。続けるゾヨ」
「そこまでしても叱られないものだから、スサノウは増長した。百姓が精魂込めて作った田んぼを壊す、神殿ではうんこを漏らす、女の子のお尻は触る、胸は揉む、スカートはまくる、パンツは下ろすなどもうやり放題だ」
「最後のほうは女の子ばかりが被害者だゾヨ」
「そこはユウを見ているような気分だヨ」
「ユウだけはスサノウの血を引いてるノかな?」
「お前らも大概だな。仮にもご主人様だろ?」
「そうなノだ。困ったものなノだ」
「……こんなのを眷属にしたユウって人間が、気の毒に思えてきた。しかしそこまで来ると、アマテラスもかばいようがなくなった。それでいたたまれなくなったアマテラスは」
「スリッパに隠れたノだ?」
「今度は正真正銘の天岩戸だよ! お前がボケるな!」
「そうだと思った……ノだ」
「ボケじゃなくて素だったのか……。それは悪かった。その事件はウズメのストリップショーで幕を閉じたのだが」
「待て待て待て!? ワシの聞いていた話と違うぞ? ウズメは踊りを踊ったのであろう?」
「踊ったよ? 裸でな」
「ああ、そういうことかゾヨ」
「それは見たかったヨ」
「もう一度やるノだ。我も酒持って参加するノだ」
「やらねぇよ! 宴会にすんな。それにあれ、本人は脱ぐつもりじゃなかったんだ。なりゆきでそうなってしまっただけだ」
「それ、なんてカンナギハルミ?」
「誰だそれ? 俺も後から知ったのだが、ウズメのステータスには特殊項目としてエロエロ度ってのがあって」
「それ、なんてカンナギハルミ?」
「だから誰なんだよ、カンナギハルミって!? それが700越えというとんでもない数値でな」
「それ、なんてカンナギ……たった700なノか?」
「たったってなんだよ!」
「たった、とは連体詞か副詞かで論争が起こるほどややこしい修飾語のひとつである」
「誰がwikiを調べろと。エロエロ度700ってのは、常人の700倍という意味だぞ。分かってんのか?」
「「「ええええっ!!!??」」」
「そんなことも知らずに、たったとか言ってやがったのか。だからちょっとしたハプニングでエロをさらけ出しちゃうんだよ。そういう運命の持ち主だということだ。あのときはそれでアマテラスを捕まえられたから、感謝はしているけどな」
(おい、エロエロ度なんてとってつけたような項目を持つ人間が、ハルミの他にもいるなんて知ってたゾヨ?)
(知るわけがないノだ。エロエロ度自体がユウの冗談だと思っていたノだ。実在するステータス項目であったとは)
(しかもハルミは7,250って言ってたヨ?)
((ひぇぇぇぇ?! 一桁上なノかゾヨ!!))
「お前らは、どうしてそんなおおっぴらに陰でこそこそ地味な悲鳴を上げてるんだ?」
「ひ、ひ、悲鳴など上げてないノだ。ただ、ちょっと」
「なんでもない、なんでもないゾヨ。続きを話してくれ」
「??? まあ、いいが。それで出てきたアマテラスは騙されたことを知った。そして悔しさとか恥ずかしさとかウズメへの嫉妬心とか、いろんなものがごっちゃにまざって、つい」
「つい?」
「今度こそスリッパなノか?」
「違うっての。もういい加減スリッパから離れろ。自分を転送してしまったのだ。イセ国に」
「なんか、とってつけたようなヨ」
「ヒュウガが置いてけぼりくらっているゾヨ」
「とってつけた言うな。多少はしょるぐらいのこといいだろうが。ヒュウガは確かにそれ以降、歴史から姿を消したな。突然降ってわいたアマテラスに、イセ国の人々は驚いたが、その魔力と美しさにぞっこんとなった。天岩戸伝説もやがて伝わってきて、それがアマテラス人気に拍車をかけた」
「人気ものになって良かったのだヨ」
「ああ。しかし人気が出ると態度が悪くなる、というのはさすがスサノウの血筋というべきか。それからというもの、若い男の子のケツは触る、股間に指を突っ込む、シャンペンタワーは作らせる、やたら裸を見せびらかす、などなどの暴虐行為が目立つようになってな」
「シャンペンタワーとはいったい?」
「俺が魔王になってすぐ、アマテラスには行動を慎むように進言したのだが、まったく聞き入れることがなかった。すったもんだの末、ようやく追放したのが数年前のことだ。そして兄の国・イズモに身を寄せたようだな」
「いまココ、が抜けてるノだ」
「いや、それがきまりってわけじゃないから」
「それでクマノが怒ったのか?」
「おそらくはそうだろう。あそこはアマテラスの信奉者が多いのだ。特にヤタガラス族の外れ者・オヅヌはアマテラス信者でしかも強硬派だ」
「げげっ、ここであのオヅヌが出てくるのかヨ!?」
「そそそれなら我はちょっと遠慮したいノだ?」
「さて、ワシもそろそろ帰らないと小麦の作付けがゾヨ」
「お前らいきなり冷たくなったな!」
「そりゃ無理はないやん。オヅヌは徒党を組む男ではないが、慕うものはとても多い。修法の開祖で正義漢で、しかも当代一の修法力の持ち主やん」
「そうだ、仏教との戦争のとき、あの法力僧たちですらもひとりで追い払ったという伝説の持ち主だ。俺たち魔物にとってはほとんど天敵に近い」
「そうか、分かったヨ。我は帰るとするぐぅぅぅ」
「ミノウ、まだ帰るのは早いやん?」
「我はもうちょっと高いところで浮いてることにするノだ、ふわんふわぎゅっ」
「オウミとはもうちょっと距離を縮めたいものだな?」
「オヅヌ相手にして、ワシらになにができるというゾヨ?」
「だから最初に言ったであろうが。そのユウという人間に渡りを付けてくれと」
「「「それならするノだヨゾヨ!!」」」
自分で戦わなくていいと分かったとたんに態度豹変か。どんだけ軽いやつらだよ。
「え? 姉弟なノか、そのふたり?」
「夫婦説もあるが、それはおいといて」
「おいとくのかヨ」
「アマテラスはヒュウガ国(宮崎県)、スサノウはイズモ国に住んでいた、としよう」
「しよう、ってやつがあるかいヨ」
「アマテラスはニホン史史上最強の魔力を持ち、光の皇女とも呼ばれていた。その輝きは太陽さえもしのぐと言われたほどだ。その力で奇跡を起こし、祭神として君臨していた」
「魔法ということは、アマテラスは魔物なノか?」
「いや、神だ。その時代にはまだ、修法と魔法の区別がなかったんだよ。それが明確になるのは仏教が入って来た以降だ」
「光の皇女か。どこかで聞いたようなヨ?」
「それは公女ではないか? アマテラスの話は有名だから多くの人が知っているだろうし」
「そうだったヨ。あれはモンゴールのもごっ」
「ミノウは黙るノだよ」
「スサノウにはそこまで強い魔力はなかった。しかしそれを補って余りある武器の製造集団を持っていた。そいつらがイズモの鉄を使って作ったのが、いまもって再現不可能な十束の剣だ」
「「「どどどどどどきっ」」」
「なんだ3人そろって?」
「き、き、気にするなヨ。それで?」
(お、おい。俺たちのアレ、イセは再現不能とか言っているゾヨ?)
(そそそそうだったノだ。あれは誰にも見せてはいけないものだったノだ)
(オウミはさっき、思い切り斬って見せてたじゃないかヨ)
(お主だって一緒になって斬っていたノだ)
(ミノウとオウミは、いつもあれでちゃんばらごっこやってるゾヨ?)
(ととと、ともかく、これからは黙っているノだ)
「しばらくは仲良く勢力拡大にいそしんでいたふたりだが、やがてぶつかるときが来る」
「狭いニホン、そんなに急いでどこへ行くヨ」
「それな。勢力拡大してゆけば、かならずどこかでぶつかるわな。しかし、そこは姉弟。話し合いによって、一度は統一王朝を作りましょう、ってなことになった」
「良かった良かった」
「ところが良くなかったのだ」
「なんでヨ?」
「スサノウの子が統一王朝の支配者になると、スサノウが豹変した」
「ヤマタノオロチをだまし討ちにしたノだ?」
「それはもっと前のことだ。良く知ってるな」
「本人に聞いたノだ」
「……そうか、お前の主はイズモの太守だったな。その縁で会ったのか」
「そうなノだ。キスキには酒をご馳走になったノだ。あれは良いものなノだ」
「分かった分かった。続けるぞ。王の父親というおいしい役をもらったスサノウは、どうやらたがが外れたようだ。畑の作物を勝手に食べたりして顰蹙(ひんしゅく)を買った。それも一口だけ囓って残りは捨てるという狼藉ぶり」
「けしからんやつなのだヨ! 我ならじんま疹の刑にするヨ」
「ずいぶんと軽い刑だなおい。しかし総合力で勝るスサノウにアマテラスは強く出られなかった。虫をとってくれていたのでしょう、とか適当なことを言って自分も周りも誤魔化した」
「それは、あかんやつヨ」
「そうだ。ニホンの住人は多かれ少なかれアマテラスの血を引いている。他国の人間に対しても同じようなことして、失敗し続けているな。ごく最近でも」
「最近の話は危険だから止めておけ。続けるゾヨ」
「そこまでしても叱られないものだから、スサノウは増長した。百姓が精魂込めて作った田んぼを壊す、神殿ではうんこを漏らす、女の子のお尻は触る、胸は揉む、スカートはまくる、パンツは下ろすなどもうやり放題だ」
「最後のほうは女の子ばかりが被害者だゾヨ」
「そこはユウを見ているような気分だヨ」
「ユウだけはスサノウの血を引いてるノかな?」
「お前らも大概だな。仮にもご主人様だろ?」
「そうなノだ。困ったものなノだ」
「……こんなのを眷属にしたユウって人間が、気の毒に思えてきた。しかしそこまで来ると、アマテラスもかばいようがなくなった。それでいたたまれなくなったアマテラスは」
「スリッパに隠れたノだ?」
「今度は正真正銘の天岩戸だよ! お前がボケるな!」
「そうだと思った……ノだ」
「ボケじゃなくて素だったのか……。それは悪かった。その事件はウズメのストリップショーで幕を閉じたのだが」
「待て待て待て!? ワシの聞いていた話と違うぞ? ウズメは踊りを踊ったのであろう?」
「踊ったよ? 裸でな」
「ああ、そういうことかゾヨ」
「それは見たかったヨ」
「もう一度やるノだ。我も酒持って参加するノだ」
「やらねぇよ! 宴会にすんな。それにあれ、本人は脱ぐつもりじゃなかったんだ。なりゆきでそうなってしまっただけだ」
「それ、なんてカンナギハルミ?」
「誰だそれ? 俺も後から知ったのだが、ウズメのステータスには特殊項目としてエロエロ度ってのがあって」
「それ、なんてカンナギハルミ?」
「だから誰なんだよ、カンナギハルミって!? それが700越えというとんでもない数値でな」
「それ、なんてカンナギ……たった700なノか?」
「たったってなんだよ!」
「たった、とは連体詞か副詞かで論争が起こるほどややこしい修飾語のひとつである」
「誰がwikiを調べろと。エロエロ度700ってのは、常人の700倍という意味だぞ。分かってんのか?」
「「「ええええっ!!!??」」」
「そんなことも知らずに、たったとか言ってやがったのか。だからちょっとしたハプニングでエロをさらけ出しちゃうんだよ。そういう運命の持ち主だということだ。あのときはそれでアマテラスを捕まえられたから、感謝はしているけどな」
(おい、エロエロ度なんてとってつけたような項目を持つ人間が、ハルミの他にもいるなんて知ってたゾヨ?)
(知るわけがないノだ。エロエロ度自体がユウの冗談だと思っていたノだ。実在するステータス項目であったとは)
(しかもハルミは7,250って言ってたヨ?)
((ひぇぇぇぇ?! 一桁上なノかゾヨ!!))
「お前らは、どうしてそんなおおっぴらに陰でこそこそ地味な悲鳴を上げてるんだ?」
「ひ、ひ、悲鳴など上げてないノだ。ただ、ちょっと」
「なんでもない、なんでもないゾヨ。続きを話してくれ」
「??? まあ、いいが。それで出てきたアマテラスは騙されたことを知った。そして悔しさとか恥ずかしさとかウズメへの嫉妬心とか、いろんなものがごっちゃにまざって、つい」
「つい?」
「今度こそスリッパなノか?」
「違うっての。もういい加減スリッパから離れろ。自分を転送してしまったのだ。イセ国に」
「なんか、とってつけたようなヨ」
「ヒュウガが置いてけぼりくらっているゾヨ」
「とってつけた言うな。多少はしょるぐらいのこといいだろうが。ヒュウガは確かにそれ以降、歴史から姿を消したな。突然降ってわいたアマテラスに、イセ国の人々は驚いたが、その魔力と美しさにぞっこんとなった。天岩戸伝説もやがて伝わってきて、それがアマテラス人気に拍車をかけた」
「人気ものになって良かったのだヨ」
「ああ。しかし人気が出ると態度が悪くなる、というのはさすがスサノウの血筋というべきか。それからというもの、若い男の子のケツは触る、股間に指を突っ込む、シャンペンタワーは作らせる、やたら裸を見せびらかす、などなどの暴虐行為が目立つようになってな」
「シャンペンタワーとはいったい?」
「俺が魔王になってすぐ、アマテラスには行動を慎むように進言したのだが、まったく聞き入れることがなかった。すったもんだの末、ようやく追放したのが数年前のことだ。そして兄の国・イズモに身を寄せたようだな」
「いまココ、が抜けてるノだ」
「いや、それがきまりってわけじゃないから」
「それでクマノが怒ったのか?」
「おそらくはそうだろう。あそこはアマテラスの信奉者が多いのだ。特にヤタガラス族の外れ者・オヅヌはアマテラス信者でしかも強硬派だ」
「げげっ、ここであのオヅヌが出てくるのかヨ!?」
「そそそれなら我はちょっと遠慮したいノだ?」
「さて、ワシもそろそろ帰らないと小麦の作付けがゾヨ」
「お前らいきなり冷たくなったな!」
「そりゃ無理はないやん。オヅヌは徒党を組む男ではないが、慕うものはとても多い。修法の開祖で正義漢で、しかも当代一の修法力の持ち主やん」
「そうだ、仏教との戦争のとき、あの法力僧たちですらもひとりで追い払ったという伝説の持ち主だ。俺たち魔物にとってはほとんど天敵に近い」
「そうか、分かったヨ。我は帰るとするぐぅぅぅ」
「ミノウ、まだ帰るのは早いやん?」
「我はもうちょっと高いところで浮いてることにするノだ、ふわんふわぎゅっ」
「オウミとはもうちょっと距離を縮めたいものだな?」
「オヅヌ相手にして、ワシらになにができるというゾヨ?」
「だから最初に言ったであろうが。そのユウという人間に渡りを付けてくれと」
「「「それならするノだヨゾヨ!!」」」
自分で戦わなくていいと分かったとたんに態度豹変か。どんだけ軽いやつらだよ。
0
あなたにおすすめの小説
毒舌アイドルは毒の魔物に転生する。
馳 影輝
ファンタジー
毒舌を売りにして芸能界で活躍できる様になった。
元々はアイドルとしてデビューしたが、ヒラヒラの衣装や可愛い仕草も得意じゃ無かった。
バラエティーの仕事を貰って、毒舌でキャラを作ったらこれがハマり役で世間からのウケも良くとんとん拍子で有名人になれた。
だが、自宅に帰ると玄関に見知らぬ男性が立っていて私に近づくと静かにナイフで私を刺した。
アイドル時代のファンかも知れない。
突然の事で、怖くて動けない私は何度も刺されて意識を失った。
主人公の時田香澄は殺されてしまう。
気がつくとダンジョンの最下層にポイズンキラーとい魔物に転生する。
自分の現象を知りショックを受けるが、その部屋の主であるリトラの助言により地上を目指す。
ダンジョンの中で進化を繰り返して強くなり、人間の冒険者達が襲われている所に出くわす。
魔物でありながら、擬態を使って人間としても生きる姿や魔王種への進化を試みたり、数え切れないほどの激動の魔物人生が始まる。
武装法人二階堂商会 ―― 企業買収(M&A)で異世界を支配する!
Innocentblue
ファンタジー
日本で企業買収の最前線を駆け抜けてきた敏腕社長・二階堂漣司。
裏切りにより命を落としたはずの彼が目を覚ましたのは、
剣と魔法が支配する異世界の戦場だった。
与えられたスキルは《企業買収(M&A)》。
兵士も村も土地も国家さえも、株式として評価・買収・支配できる異能の力。
「ならば、この世界そのものを買い叩く」
漣司は《武装法人二階堂商会》を設立。
冷徹な参謀にして最強の魔導士リュシア、獣人傭兵団、裏社会の戦力――
すべてを子会社として編成し、経済と武力を融合した前代未聞の経営戦争へと踏み出す。
弱小の村を救済し、都市と契約を結び、裏切り者を切り捨て、敵対勢力を力で買収する。
交渉は戦争、戦争は経営。
数字が命運を決め、契約が国境を塗り替える。
やがて商会は、都市国家・ギルド・貴族・宗教勢力すら巻き込み、
世界の価値そのものを再定義する巨大企業へと変貌していく。
これは、剣ではなく契約で世界を制圧する男の物語。
奪うのではない。支配するのでもない。
価値を見抜き、価値を操り、世界に値札を付ける――
救済か、支配か。正義か、合理か。
その境界線を踏み越えながら、蓮司は異世界そのものを経営していく。
異世界×経済×武力が激突する、知略と覇道の武装経営ファンタジー。
「この世界には、村があり、町があり、国家がある。
――全部まとめて、俺が買い叩く」
私は〈元〉小石でございます! ~癒し系ゴーレムと魔物使い~
Ss侍
ファンタジー
"私"はある時目覚めたら身体が小石になっていた。
動けない、何もできない、そもそも身体がない。
自分の運命に嘆きつつ小石として過ごしていたある日、小さな人形のような可愛らしいゴーレムがやってきた。
ひょんなことからそのゴーレムの身体をのっとってしまった"私"。
それが、全ての出会いと冒険の始まりだとは知らずに_____!!
正しい聖女さまのつくりかた
みるくてぃー
ファンタジー
王家で育てられた(自称)平民少女が、学園で起こすハチャメチャ学園(ラブ?)コメディ。
同じ年の第二王女をはじめ、優しい兄姉(第一王女と王子)に見守られながら成長していく。
一般常識が一切通用しない少女に友人達は振り回されてばかり、「アリスちゃんメイドを目指すのになぜダンスや淑女教育が必要なの!?」
そこには人知れず王妃と王女達によるとある計画が進められていた!
果たしてアリスは無事に立派なメイドになれるのか!? たぶん無理かなぁ……。
聖女シリーズ第一弾「正しい聖女さまのつくりかた」
異世界でリサイクルショップ!俺の高価買取り!
理太郎
ファンタジー
坂木 新はリサイクルショップの店員だ。
ある日、買い取りで査定に不満を持った客に恨みを持たれてしまう。
仕事帰りに襲われて、気が付くと見知らぬ世界のベッドの上だった。
神様から転生スキルとして鑑定能力とリペア能力を授けられた理由
瀬乃一空
ファンタジー
普通の闇バイトだと思って気軽に応募したところ俺は某国の傭兵部隊に入れられた。しかし、ちょっとした俺のミスから呆気なく仲間7人とともに爆死。気が付くと目の前に神様が……。
神様は俺を異世界転生させる代わりに「罪業の柩」なるものを探すよう命じる。鑑定スキルや修復スキル、イケメン、その他を与えられることを条件に取りあえず承諾したものの、どうしたらよいか分からず、転生した途端、途方にくれるエルン。
転生したらスキル転生って・・・!?
ノトア
ファンタジー
世界に危機が訪れて転生することに・・・。
〜あれ?ここは何処?〜
転生した場所は森の中・・・右も左も分からない状態ですが、天然?な女神にサポートされながらも何とか生きて行きます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
初めて書くので、誤字脱字や違和感はご了承ください。
一流冒険者トウマの道草旅譚
黒蓬
ファンタジー
主人公のトウマは世界の各地を旅しながら、旅先で依頼をこなす冒険者。
しかし、彼には旅先で気になるものを見つけると寄らずにはいられない道草癖があった。
そんな寄り道優先の自由気ままなトウマの旅は、今日も新たな出会いと波乱を連れてくる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる