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第47話 包丁の生産ストップ
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「ところで、ユウ?」
「なんだ、ミヨシ」
「いつまで、私の胸を揉んでいるつもりなの?」
「あ、いや、これはその。なんか離れたがらないんだよ?」
「村長と追いかけっこしたときに一度離れたじゃない。それなのに戻ってきたと思ったらまたシレっと同じとこに手を当てて、それからずっとよね?」
「そ、そんなことも、かつてはありましたかな、あはは」
「かつて、じゃないわよ。ユウの中ではすでに思い出になっているようだけど、現在進行系で揉み続けているじゃないの!!」
「いや、そんなことはない。北の魔王が攻めてくるって聞いたときは、ビビって一瞬だけ手が離れた」
「そんなわずかな時間のことはどうでもいいの。もういい加減に離しなさいって言ってるの!」
あぁ、もう限界か。
思えば、至福のときであった。今まで生きてきた中で一番幸せな水泳選手のようだった。
腕を咬まれることもなく自由に揉みしだけるおっぱいの感触を。俺はきっと一生忘れない。
「と誓うから、もう少しだけ揉ませあだだだだだだだだだだ。小指が、小指があらぬ方に曲がってあだだだだ、折れる折れる折れる」
「おい、北のイズナ様の軍隊が攻めてくるってよ」
めっき室にて。コウセイさんはのんきだ。どこかの高校生が部活を辞めたみたいに言ってる場合じゃないと思うのだが。
こいうときは、避難の準備をしたり、食糧の備蓄をしたり、いろいろすることがあると思うのだが。
それよりも、まずは敵の情報収集だろう。
どのぐらいの規模で、どのルールで、いつ攻めてくるのか。大将は誰でどんな性質なのか。策を弄するやつなのか、単純な猛将か。略奪を止めるのか推奨するのか。それによって人民の被害は大きく変わる。
今はそれを把握するべきときじゃないのか?
「とりあえず心に刻んでおきましょう」
アチラ、お前は真面目か。後ろに(棒)がついているとしか聞こえない会話はもうやめい。
「なあ、オウミ。どこかが攻めてくるってことは戦争になる、ってことだよな?」
「もちろん、その通りなノだ」
「それにしては、みんなのんきすぎね?」
「戦うのは兵士と欲に目が眩んだ冒険者ぐらいだ。一般庶民には関係ないってことなノだ」
「欲?」
「戦争ってのは儲かるノだ。特別ボーナスもでるし、装備や剣は拾い放題、商家や貴族の家は略奪し放題。ウハウハなノだ」
「いや、ウハウハじゃねぇよ。盗られるほうの身にもなれよ!」
「だから、必死になっておるだろう。そういう連中はな」
「そういう連中?」
「そう、戦うことを義務づけられている連中なノだ。王族・貴族はその筆頭なのだ。それと貴族とつるむ大商人などもなノだ」
「だけど、襲われたり焼かれたりするのは民家だって同じだろ?」
「馬鹿を言うでないノだ。一般人にケガでもさせようなら、魔王としてそやつらには厳罰を下すノだ。我だってそうするノだ」
「どゆこと?」
「なんで分からんのだ? 戦争ってのは、王族・貴族の間で行われるものだろう。それに雇われ兵士や冒険者もいるが、どちらにしても一般市民には関係ないノだ。戦争でどちらが勝っても負けても、支配階級が入れ替わるだけで庶民の生活にはほとんど影響はしないノだよ」
「それはそうだろうけど、庶民だってとばっちりを受けたりすることはないのか?」
「まったくないとは言わないが、そのときは魔王の出番なノだ」
「お前が?」
「な、な、なんなノだ、その不服そうな目は。我をいったいなんだと心得ておるノだ。かりにもニホン最小の領地・ニオノウミの支配者であるぞ」
「お前の領地はニホン最小だったのか」
「しまった、口が滑ったノだ。やかましいわ。面積は広いノだ面積は。ただ、ほとんどが湖で人が住める場所があまりなくてだな極小領地って評判わぁぁぁぁぁぁん」
魔王が泣くなよ。俺が苛めたみたいじゃないか。まったく、こんなのが極小とはいえ一国を治めている魔王だってのがいまだに信じられん。
その上に悪いことしたやつには、厳罰を下すとか偉そうなことを言うのだから、ますます信じられん。
「その厳罰ってのはいったいどんなもの?」
「この世から消す」
「はい?」
「だから、すっぽりと消す。どこへ行くのかは知らないノだ。たまに、別世界の人間と入れ替わることもあるようだが、詳細は知らんノだ」
極小魔王さん、パネェッす。あと、無責任っす。
「犯人? は確実に分かるのか? 無実の人を犯人と間違えたりしないのか?」
「自分の領地内なら簡単に分かるし、間違えるわけがないノだ。我は魔王だぞ」
「極小領地のな」
「ミヨシぃぃぃ、ユウが苛めるのだぁぁぁぁ」
と言って泣きながら去って行った。俺に一生取りつくと言ったやつが、なんで一般人の女の子に救いを求める???
「さあお前ら、しばらくは休みはないものと思ってくれ」
と檄を飛ばすのは加熱炉を前にしたヤッサンである。こっちは包丁作りで忙しい……はずだったのに誰も包丁を作ってないだと? なんで、なんで、どうして?
「おい、ヤッサン。これはいったいどういうことだ」
「おおっ、ユウか。包丁はしばらくお休みだ。剣の受注がいきなり増えたんだよ。俺たち4人がフル稼働してもなかなか追いつかない量だ。ユウも少しは手伝えよ」
やだぴー。俺は肉体労働は嫌いだ。
「剣の注文がきたのか?」
「そうだ。戦争になるらしいじゃないか。貴族さんたち、慌てて装備の更新に走っているようだ。その関係でウチにも注文がどっさり来た。これがタケウチ工房の本業だしな」
あのとき、じじいたちが村長をボコボコにしたのは、この国を攻められるという危機感からではなく、注文が増えるようなことは早く言え、という意味だったのか。
「おいおい、じゃあダマク・ラカス包丁はどうすんだ」
「仕方ない。あれはまだ値段さえ決まってないだろ? 正式な注文もまだだ。だから剣の生産を優先する」
「じゃあ、ステンレス包丁の量産は……」
「鋳型は全部剣を作るために使うから、もう生産は無理だ。今までに作った在庫が100本ほどある。それで凌いでくれ」
「100本では1週間も持たんぞ」
「それしかないんだ、仕方ないだろ」
「ハルミの刀はどうすんだよ!」
「ぐっ。実はそれだけが問題なんだ。単純加工ならできる。だが、ユウが考えているようなニホン刀? だったか、そんな複雑なものは到底無理だ。あのレイピアを作り直すってことで納得してもらうつもりだ。ユウも説得に力を貸してくれ」
そんなことであのハルミが納得するものか。いや、俺が納得できない。世界一斬れる刀を作ると約束したのだ。
もっと悪いことには、ミヨシと約束した世界一切れる包丁(個人の感想です)がすでにできてしまっている。
ミヨシのはできてどうして私のだけはできないのよ、なんて泣きつかれたら、どうすりゃいいんだよ。可愛くてついおっぱいを揉んじゃうじゃうぞ。
ミヨシのがこのぐらい、もにもに、だったから、ハルミも同じぐらいの、もにゅもにゅ、だよな。でへへへ。
いかん、エロの妄想になってしまった。
俺だってこれまでの経緯を知っている。だからここでヤッサンに文句を言うのは筋違いいだということは理解している。
ヤッサンとてこの工房のために言っているのだ。剣を作ってが収入になるのなら、包丁はなくてもタケウチ工房は立て直せるだろう。それが本業なのだし。
だが。
包丁のほうが儲かるのになぁ。あ、そうだ!
「アチラにやらせることはできないか? せめてステンレスぐらい」
「アチラならもうすでにそこでロングソードの鋳型を作ってるぞ? もうめっきの注文も止まったから、さっき借り受けてきた」
くっそ遅かったか。どうしてこういうことはこんなに早いんだよ。なんだか、手足をもがれた気分だ。
それにしても。
「どうしたユウ?」
「あづいぃぃ。もうダメだ。この部屋をでる」
「相変わらず軟弱なやつだな。少しは身体を鍛えろよ。長生きできないぞ」
だだだだっとのごとく準備室に戻った。あぁ、こちらは空調が効いていて天国だ。ほわぁぁ、落ち着く。
金めっきは嗜好品である。だから平和であればこその注文であった。だがいざ有事となれば、そんなことにかまってはいられない。
剣の金めっきを剥がしてでも戦場で使わざるを得えない、それが貴族というものだろう。ましてや、これから金めっきをしようなどという貴族がそうそういるはずがない。だから、金めっきラインはしばらく停止なのだ。
しかし、困ったことになった。これではせっかくの宣伝が水の泡だ。何年続くか分からない戦争を、包丁ユーザーは待ってくれるだろうか。
そこにミヨシが入ってきた。
「あ、ユウ。ハルミ姉さんどこに行ったか知らない?」
「いや、朝から見てないぞ。どこかで木とか切ってないか?」
「今日は修練場に通うはずの日なのに、そちらにも行ってないみたいなの」
「おや、あの修練好きなハルミがサボってるのか。何かあったのかな。心当たりは?」
「昨日、思い詰めていたようには見えたけど、3度の食事より剣を振るのが好きな姉さんが、サボるとは思えないのよねぇ」
そして、その日の午後になって、ハルミは帰ってきた。ひとつの回答を持って。
「なんだ、ミヨシ」
「いつまで、私の胸を揉んでいるつもりなの?」
「あ、いや、これはその。なんか離れたがらないんだよ?」
「村長と追いかけっこしたときに一度離れたじゃない。それなのに戻ってきたと思ったらまたシレっと同じとこに手を当てて、それからずっとよね?」
「そ、そんなことも、かつてはありましたかな、あはは」
「かつて、じゃないわよ。ユウの中ではすでに思い出になっているようだけど、現在進行系で揉み続けているじゃないの!!」
「いや、そんなことはない。北の魔王が攻めてくるって聞いたときは、ビビって一瞬だけ手が離れた」
「そんなわずかな時間のことはどうでもいいの。もういい加減に離しなさいって言ってるの!」
あぁ、もう限界か。
思えば、至福のときであった。今まで生きてきた中で一番幸せな水泳選手のようだった。
腕を咬まれることもなく自由に揉みしだけるおっぱいの感触を。俺はきっと一生忘れない。
「と誓うから、もう少しだけ揉ませあだだだだだだだだだだ。小指が、小指があらぬ方に曲がってあだだだだ、折れる折れる折れる」
「おい、北のイズナ様の軍隊が攻めてくるってよ」
めっき室にて。コウセイさんはのんきだ。どこかの高校生が部活を辞めたみたいに言ってる場合じゃないと思うのだが。
こいうときは、避難の準備をしたり、食糧の備蓄をしたり、いろいろすることがあると思うのだが。
それよりも、まずは敵の情報収集だろう。
どのぐらいの規模で、どのルールで、いつ攻めてくるのか。大将は誰でどんな性質なのか。策を弄するやつなのか、単純な猛将か。略奪を止めるのか推奨するのか。それによって人民の被害は大きく変わる。
今はそれを把握するべきときじゃないのか?
「とりあえず心に刻んでおきましょう」
アチラ、お前は真面目か。後ろに(棒)がついているとしか聞こえない会話はもうやめい。
「なあ、オウミ。どこかが攻めてくるってことは戦争になる、ってことだよな?」
「もちろん、その通りなノだ」
「それにしては、みんなのんきすぎね?」
「戦うのは兵士と欲に目が眩んだ冒険者ぐらいだ。一般庶民には関係ないってことなノだ」
「欲?」
「戦争ってのは儲かるノだ。特別ボーナスもでるし、装備や剣は拾い放題、商家や貴族の家は略奪し放題。ウハウハなノだ」
「いや、ウハウハじゃねぇよ。盗られるほうの身にもなれよ!」
「だから、必死になっておるだろう。そういう連中はな」
「そういう連中?」
「そう、戦うことを義務づけられている連中なノだ。王族・貴族はその筆頭なのだ。それと貴族とつるむ大商人などもなノだ」
「だけど、襲われたり焼かれたりするのは民家だって同じだろ?」
「馬鹿を言うでないノだ。一般人にケガでもさせようなら、魔王としてそやつらには厳罰を下すノだ。我だってそうするノだ」
「どゆこと?」
「なんで分からんのだ? 戦争ってのは、王族・貴族の間で行われるものだろう。それに雇われ兵士や冒険者もいるが、どちらにしても一般市民には関係ないノだ。戦争でどちらが勝っても負けても、支配階級が入れ替わるだけで庶民の生活にはほとんど影響はしないノだよ」
「それはそうだろうけど、庶民だってとばっちりを受けたりすることはないのか?」
「まったくないとは言わないが、そのときは魔王の出番なノだ」
「お前が?」
「な、な、なんなノだ、その不服そうな目は。我をいったいなんだと心得ておるノだ。かりにもニホン最小の領地・ニオノウミの支配者であるぞ」
「お前の領地はニホン最小だったのか」
「しまった、口が滑ったノだ。やかましいわ。面積は広いノだ面積は。ただ、ほとんどが湖で人が住める場所があまりなくてだな極小領地って評判わぁぁぁぁぁぁん」
魔王が泣くなよ。俺が苛めたみたいじゃないか。まったく、こんなのが極小とはいえ一国を治めている魔王だってのがいまだに信じられん。
その上に悪いことしたやつには、厳罰を下すとか偉そうなことを言うのだから、ますます信じられん。
「その厳罰ってのはいったいどんなもの?」
「この世から消す」
「はい?」
「だから、すっぽりと消す。どこへ行くのかは知らないノだ。たまに、別世界の人間と入れ替わることもあるようだが、詳細は知らんノだ」
極小魔王さん、パネェッす。あと、無責任っす。
「犯人? は確実に分かるのか? 無実の人を犯人と間違えたりしないのか?」
「自分の領地内なら簡単に分かるし、間違えるわけがないノだ。我は魔王だぞ」
「極小領地のな」
「ミヨシぃぃぃ、ユウが苛めるのだぁぁぁぁ」
と言って泣きながら去って行った。俺に一生取りつくと言ったやつが、なんで一般人の女の子に救いを求める???
「さあお前ら、しばらくは休みはないものと思ってくれ」
と檄を飛ばすのは加熱炉を前にしたヤッサンである。こっちは包丁作りで忙しい……はずだったのに誰も包丁を作ってないだと? なんで、なんで、どうして?
「おい、ヤッサン。これはいったいどういうことだ」
「おおっ、ユウか。包丁はしばらくお休みだ。剣の受注がいきなり増えたんだよ。俺たち4人がフル稼働してもなかなか追いつかない量だ。ユウも少しは手伝えよ」
やだぴー。俺は肉体労働は嫌いだ。
「剣の注文がきたのか?」
「そうだ。戦争になるらしいじゃないか。貴族さんたち、慌てて装備の更新に走っているようだ。その関係でウチにも注文がどっさり来た。これがタケウチ工房の本業だしな」
あのとき、じじいたちが村長をボコボコにしたのは、この国を攻められるという危機感からではなく、注文が増えるようなことは早く言え、という意味だったのか。
「おいおい、じゃあダマク・ラカス包丁はどうすんだ」
「仕方ない。あれはまだ値段さえ決まってないだろ? 正式な注文もまだだ。だから剣の生産を優先する」
「じゃあ、ステンレス包丁の量産は……」
「鋳型は全部剣を作るために使うから、もう生産は無理だ。今までに作った在庫が100本ほどある。それで凌いでくれ」
「100本では1週間も持たんぞ」
「それしかないんだ、仕方ないだろ」
「ハルミの刀はどうすんだよ!」
「ぐっ。実はそれだけが問題なんだ。単純加工ならできる。だが、ユウが考えているようなニホン刀? だったか、そんな複雑なものは到底無理だ。あのレイピアを作り直すってことで納得してもらうつもりだ。ユウも説得に力を貸してくれ」
そんなことであのハルミが納得するものか。いや、俺が納得できない。世界一斬れる刀を作ると約束したのだ。
もっと悪いことには、ミヨシと約束した世界一切れる包丁(個人の感想です)がすでにできてしまっている。
ミヨシのはできてどうして私のだけはできないのよ、なんて泣きつかれたら、どうすりゃいいんだよ。可愛くてついおっぱいを揉んじゃうじゃうぞ。
ミヨシのがこのぐらい、もにもに、だったから、ハルミも同じぐらいの、もにゅもにゅ、だよな。でへへへ。
いかん、エロの妄想になってしまった。
俺だってこれまでの経緯を知っている。だからここでヤッサンに文句を言うのは筋違いいだということは理解している。
ヤッサンとてこの工房のために言っているのだ。剣を作ってが収入になるのなら、包丁はなくてもタケウチ工房は立て直せるだろう。それが本業なのだし。
だが。
包丁のほうが儲かるのになぁ。あ、そうだ!
「アチラにやらせることはできないか? せめてステンレスぐらい」
「アチラならもうすでにそこでロングソードの鋳型を作ってるぞ? もうめっきの注文も止まったから、さっき借り受けてきた」
くっそ遅かったか。どうしてこういうことはこんなに早いんだよ。なんだか、手足をもがれた気分だ。
それにしても。
「どうしたユウ?」
「あづいぃぃ。もうダメだ。この部屋をでる」
「相変わらず軟弱なやつだな。少しは身体を鍛えろよ。長生きできないぞ」
だだだだっとのごとく準備室に戻った。あぁ、こちらは空調が効いていて天国だ。ほわぁぁ、落ち着く。
金めっきは嗜好品である。だから平和であればこその注文であった。だがいざ有事となれば、そんなことにかまってはいられない。
剣の金めっきを剥がしてでも戦場で使わざるを得えない、それが貴族というものだろう。ましてや、これから金めっきをしようなどという貴族がそうそういるはずがない。だから、金めっきラインはしばらく停止なのだ。
しかし、困ったことになった。これではせっかくの宣伝が水の泡だ。何年続くか分からない戦争を、包丁ユーザーは待ってくれるだろうか。
そこにミヨシが入ってきた。
「あ、ユウ。ハルミ姉さんどこに行ったか知らない?」
「いや、朝から見てないぞ。どこかで木とか切ってないか?」
「今日は修練場に通うはずの日なのに、そちらにも行ってないみたいなの」
「おや、あの修練好きなハルミがサボってるのか。何かあったのかな。心当たりは?」
「昨日、思い詰めていたようには見えたけど、3度の食事より剣を振るのが好きな姉さんが、サボるとは思えないのよねぇ」
そして、その日の午後になって、ハルミは帰ってきた。ひとつの回答を持って。
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