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56 ダンジョンへ
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セリアに着いた俺たちは、まっすぐガンテスさんの工房に向かった。
「おう、来てくれたか」
「ご無沙汰してます。結婚式の時はありがとうございました」
シルヴィアと揃って頭を下げる。
「素敵な指輪をありがとうございました」
左手薬指の指輪を見せながら、シルヴィアがにっこり笑う。
「おう、それのおかげで指輪の注文と弟子入り志願者が殺到しててな。大忙しだ。かなわんぞ、まったく」
そう言いながら、ガンテスさんは楽しそうだ。
一方で他のメンバーたちは、工房内に飾られている武器や防具に目を奪われている。
「すご……」
「あの剣、すごく切れそう」
「いいなあ、こんな武器、一度でいいから使ってみたいな」
「おう、その台の上に置いてあるヤツは自由に使ってくれて構わんぞ」
「「「ホントですか!?」」」
見事なハモり。
「それを使って、好みの感じを伝えてくれ。本番の時の参考にするから」
その言葉に、三人は顔を見合わせた。
「ーーってことは」
「わたしたちの分もーー」
「作ってもらえる!?」
「そのつもりだが?」
「「「いやったぁーっ!!」」」
文字通り飛び上がって喜んでいる。
「何だ? どうした?」
「ガンテスさんが作った武器を欲しいって、ずっと言ってたんですよ」
「そうか。ここまで喜んでくれるなら作り甲斐もあるな」
ガンテスさんが満更でもなさそうな顔を見せる。
「そうしたら、詳しい話、教えてもらえますか?」
「ああ、攻略が進んだダンジョンの下層で新しい鉱脈が発見されたんだ。まだ確認できてはいないんだがーーおそらくオリハルコンだ」
「オリハルコン!?」
ここで伝説級の金属の名前が出てくるとは。
「鍛冶屋にとって、オリハルコンを扱うのはひとつの夢なんだ」
普段の無愛想なイメージからはかけ離れた、いい笑顔のガンテスさん。
「それが手の届くところにあると知ってしまったら、居ても立ってもいられんのだ」
「俺たちがとってくるってわけにはいかないんですか?」
それが一番安全な気がするんだけど。
「オリハルコンは採掘が難しいんだ。下手な掘り方をしたら、それだけでダメになってしまうんだ」
「なるほど」
「だから、採掘は自分でやらなきゃいかんのだが、採掘中はどうしても無防備になってしまうのでな」
「わかりました。任せてください」
そして、善は急げと早速ダンジョンへ向かうことになった。
「おう、来てくれたか」
「ご無沙汰してます。結婚式の時はありがとうございました」
シルヴィアと揃って頭を下げる。
「素敵な指輪をありがとうございました」
左手薬指の指輪を見せながら、シルヴィアがにっこり笑う。
「おう、それのおかげで指輪の注文と弟子入り志願者が殺到しててな。大忙しだ。かなわんぞ、まったく」
そう言いながら、ガンテスさんは楽しそうだ。
一方で他のメンバーたちは、工房内に飾られている武器や防具に目を奪われている。
「すご……」
「あの剣、すごく切れそう」
「いいなあ、こんな武器、一度でいいから使ってみたいな」
「おう、その台の上に置いてあるヤツは自由に使ってくれて構わんぞ」
「「「ホントですか!?」」」
見事なハモり。
「それを使って、好みの感じを伝えてくれ。本番の時の参考にするから」
その言葉に、三人は顔を見合わせた。
「ーーってことは」
「わたしたちの分もーー」
「作ってもらえる!?」
「そのつもりだが?」
「「「いやったぁーっ!!」」」
文字通り飛び上がって喜んでいる。
「何だ? どうした?」
「ガンテスさんが作った武器を欲しいって、ずっと言ってたんですよ」
「そうか。ここまで喜んでくれるなら作り甲斐もあるな」
ガンテスさんが満更でもなさそうな顔を見せる。
「そうしたら、詳しい話、教えてもらえますか?」
「ああ、攻略が進んだダンジョンの下層で新しい鉱脈が発見されたんだ。まだ確認できてはいないんだがーーおそらくオリハルコンだ」
「オリハルコン!?」
ここで伝説級の金属の名前が出てくるとは。
「鍛冶屋にとって、オリハルコンを扱うのはひとつの夢なんだ」
普段の無愛想なイメージからはかけ離れた、いい笑顔のガンテスさん。
「それが手の届くところにあると知ってしまったら、居ても立ってもいられんのだ」
「俺たちがとってくるってわけにはいかないんですか?」
それが一番安全な気がするんだけど。
「オリハルコンは採掘が難しいんだ。下手な掘り方をしたら、それだけでダメになってしまうんだ」
「なるほど」
「だから、採掘は自分でやらなきゃいかんのだが、採掘中はどうしても無防備になってしまうのでな」
「わかりました。任せてください」
そして、善は急げと早速ダンジョンへ向かうことになった。
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