163 / 179
163 急転直下
しおりを挟む
これはかなり使いでのあるスキルだな。
正直な感想がそれだった。
検証の結果、性感帯と言うよりは、弱点を示すものだということが判明した。愛撫の最中に光がコロコロ移動するのが不思議で、色々と試してみてわかったのだ。女性を相手にした場合、今ここに触れて欲しいという場所が光るようだ。
検証に付き合ってくれた三人は、ベッドの上でかなりヤバいことになってしまっている。詳しい描写をしたら間違いなくエロエロな官能小説になるレベルだ。
「…大丈夫かな……?」
「心配するくらいなら、少しは加減して……」
最初にイッたシルヴィアは、何とか喋れるレベルまでは復活したようだ。さっきまでは荒い呼吸をしながら時々痙攣してたから、ちょっと心配した。
「…こんなすごいの、初めて……」
そりゃそうだよな。ここがいい、ってところに的確な愛撫が来るわけだから。反応が良ければこっちも楽しくて、ついつい張り切り過ぎてしまった。
「ホントに死んじゃうかと思ったわ」
「ごめん。やり過ぎたな」
「ううん、それはいいの」
シルヴィアは艶っぽい笑みを浮かべた。
「ただ、ちょっと怖いかも」
「怖い?」
「うん。こんなによかったら…溺れちゃいそうで……」
そんなことを頬を染めて言うシルヴィアは最高に可愛くてーー
回復魔法を使うまでもなく復活した俺は、勢いのままにシルヴィアに覆い被さっていった。
狂乱の一時が過ぎ去り、三人の嫁とまったりする時間は、至福という言葉を具現化したものだった。
こんなに幸せでいいんだろうか……
何度も同じことを思っているような気がするが、これを何度も思えるって、本当に幸せってことだよな。
ただ、幸せに浸っている時ほど凶報はやってくるもので……
激しいノックの音が、優雅な休暇の終わりを告げた。
王宮からの伝令に呼び出されて向かってみると、およそ名のある冒険者たちが勢揃いしていた。
「すまん。遅かったか」
厳しい表情のブライト王子に挨拶すると、乾いた笑みが返ってきた。結構深刻な事態っぽいな。
「いや。まだ来てない者もいる。逆にすまんな。くつろいでいたところだったろうに」
「こういう商売の宿命だ。気にするなーーで、この物々しさは、魔族か?」
「ああ。これから詳しく話すが、色々なところで同時多発したらしい」
「…それって、まずくないか?」
「まずい。だから無理を言ってこんな時間に集まってもらったんだ」
「……」
どうやら、想像よりも遥かにハードな現実が待っているようだった。
正直な感想がそれだった。
検証の結果、性感帯と言うよりは、弱点を示すものだということが判明した。愛撫の最中に光がコロコロ移動するのが不思議で、色々と試してみてわかったのだ。女性を相手にした場合、今ここに触れて欲しいという場所が光るようだ。
検証に付き合ってくれた三人は、ベッドの上でかなりヤバいことになってしまっている。詳しい描写をしたら間違いなくエロエロな官能小説になるレベルだ。
「…大丈夫かな……?」
「心配するくらいなら、少しは加減して……」
最初にイッたシルヴィアは、何とか喋れるレベルまでは復活したようだ。さっきまでは荒い呼吸をしながら時々痙攣してたから、ちょっと心配した。
「…こんなすごいの、初めて……」
そりゃそうだよな。ここがいい、ってところに的確な愛撫が来るわけだから。反応が良ければこっちも楽しくて、ついつい張り切り過ぎてしまった。
「ホントに死んじゃうかと思ったわ」
「ごめん。やり過ぎたな」
「ううん、それはいいの」
シルヴィアは艶っぽい笑みを浮かべた。
「ただ、ちょっと怖いかも」
「怖い?」
「うん。こんなによかったら…溺れちゃいそうで……」
そんなことを頬を染めて言うシルヴィアは最高に可愛くてーー
回復魔法を使うまでもなく復活した俺は、勢いのままにシルヴィアに覆い被さっていった。
狂乱の一時が過ぎ去り、三人の嫁とまったりする時間は、至福という言葉を具現化したものだった。
こんなに幸せでいいんだろうか……
何度も同じことを思っているような気がするが、これを何度も思えるって、本当に幸せってことだよな。
ただ、幸せに浸っている時ほど凶報はやってくるもので……
激しいノックの音が、優雅な休暇の終わりを告げた。
王宮からの伝令に呼び出されて向かってみると、およそ名のある冒険者たちが勢揃いしていた。
「すまん。遅かったか」
厳しい表情のブライト王子に挨拶すると、乾いた笑みが返ってきた。結構深刻な事態っぽいな。
「いや。まだ来てない者もいる。逆にすまんな。くつろいでいたところだったろうに」
「こういう商売の宿命だ。気にするなーーで、この物々しさは、魔族か?」
「ああ。これから詳しく話すが、色々なところで同時多発したらしい」
「…それって、まずくないか?」
「まずい。だから無理を言ってこんな時間に集まってもらったんだ」
「……」
どうやら、想像よりも遥かにハードな現実が待っているようだった。
0
あなたにおすすめの小説
召喚失敗!?いや、私聖女みたいなんですけど・・・まぁいっか。
SaToo
ファンタジー
聖女を召喚しておいてお前は聖女じゃないって、それはなくない?
その魔道具、私の力量りきれてないよ?まぁ聖女じゃないっていうならそれでもいいけど。
ってなんで地下牢に閉じ込められてるんだろ…。
せっかく異世界に来たんだから、世界中を旅したいよ。
こんなところさっさと抜け出して、旅に出ますか。
凡人がおまけ召喚されてしまった件
根鳥 泰造
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。
仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。
それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。
異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。
最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。
だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。
祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。
夢幻の錬金術師 ~【異空間収納】【錬金術】【鑑定】【スキル剥奪&付与】を兼ね備えたチートスキル【錬金工房】で最強の錬金術師として成り上がる~
青山 有
ファンタジー
女神の助手として異世界に召喚された厨二病少年・神薙拓光。
彼が手にしたユニークスキルは【錬金工房】。
ただでさえ、魔法があり魔物がはびこる危険な世界。そこを生産職の助手と巡るのかと、女神も頭を抱えたのだが……。
彼の持つ【錬金工房】は、レアスキルである【異空間収納】【錬金術】【鑑定】の上位互換機能を合わせ持ってるだけでなく、スキルの【剥奪】【付与】まで行えるという、女神の想像を遥かに超えたチートスキルだった。
これは一人の少年が異世界で伝説の錬金術師として成り上がっていく物語。
※カクヨムにも投稿しています
『異世界庭付き一戸建て』を相続した仲良し兄妹は今までの不幸にサヨナラしてスローライフを満喫できる、はず?
釈 余白(しやく)
ファンタジー
毒親の父が不慮の事故で死亡したことで最後の肉親を失い、残された高校生の小村雷人(こむら らいと)と小学生の真琴(まこと)の兄妹が聞かされたのは、父が家を担保に金を借りていたという絶望の事実だった。慣れ親しんだ自宅から早々の退去が必要となった二人は家の中で金目の物を探す。
その結果見つかったのは、僅かな現金に空の預金通帳といくつかの宝飾品、そして家の権利書と見知らぬ文字で書かれた書類くらいだった。謎の書類には祖父のサインが記されていたが内容は読めず、頼みの綱は挟まれていた弁護士の名刺だけだ。
最後の希望とも言える名刺の電話番号へ連絡した二人は、やってきた弁護士から契約書の内容を聞かされ唖然とする。それは祖父が遺産として残した『異世界トラス』にある土地と建物を孫へ渡すというものだった。もちろん現地へ行かなければ遺産は受け取れないが。兄妹には他に頼れるものがなく、思い切って異世界へと赴き新生活をスタートさせるのだった。
連載時、HOT 1位ありがとうございました!
その他、多数投稿しています。
こちらもよろしくお願いします!
https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/398438394
辺境のスローライフを満喫したいのに、料理が絶品すぎて冷酷騎士団長に囲い込まれました
腐ったバナナ
恋愛
異世界に転移した元会社員のミサキは、現代の調味料と調理技術というチート能力を駆使し、辺境の森で誰にも邪魔されない静かなスローライフを送ることを目指していた。
しかし、彼女の作る絶品の料理の香りは、辺境を守る冷酷な「鉄血」騎士団長ガイウスを引き寄せてしまった。
荷物持ちだけど最強です、空間魔法でラクラク発明
まったりー
ファンタジー
主人公はダンジョンに向かう冒険者の荷物を持つポーターと言う職業、その職業に必須の収納魔法を持っていないことで悲惨な毎日を過ごしていました。
そんなある時仕事中に前世の記憶がよみがえり、ステータスを確認するとユニークスキルを持っていました。
その中に前世で好きだったゲームに似た空間魔法があり街づくりを始めます、そしてそこから人生が思わぬ方向に変わります。
神の加護を受けて異世界に
モンド
ファンタジー
親に言われるまま学校や塾に通い、卒業後は親の進める親族の会社に入り、上司や親の進める相手と見合いし、結婚。
その後馬車馬のように働き、特別好きな事をした覚えもないまま定年を迎えようとしている主人公、あとわずか数日の会社員生活でふと、何かに誘われるように会社を無断で休み、海の見える高台にある、神社に立ち寄った。
そこで野良犬に噛み殺されそうになっていた狐を助けたがその際、野良犬に喉笛を噛み切られその命を終えてしまうがその時、神社から不思議な光が放たれ新たな世界に生まれ変わる、そこでは自分の意思で何もかもしなければ生きてはいけない厳しい世界しかし、生きているという実感に震える主人公が、力強く生きるながら信仰と奇跡にに導かれて神に至る物語。
巻き込まれて異世界召喚? よくわからないけど頑張ります。 〜JKヒロインにおばさん呼ばわりされたけど、28才はお姉さんです〜
トイダノリコ
ファンタジー
会社帰りにJKと一緒に異世界へ――!?
婚活のために「料理の基本」本を買った帰り道、28歳の篠原亜子は、通りすがりの女子高生・星野美咲とともに突然まぶしい光に包まれる。
気がつけばそこは、海と神殿の国〈アズーリア王国〉。
美咲は「聖乙女」として大歓迎される一方、亜子は「予定外に混ざった人」として放置されてしまう。
けれど世界意識(※神?)からのお詫びとして特殊能力を授かった。
食材や魔物の食用可否、毒の有無、調理法までわかるスキル――〈料理眼〉!
「よし、こうなったら食堂でも開いて生きていくしかない!」
港町の小さな店〈潮風亭〉を拠点に、亜子は料理修行と新生活をスタート。
気のいい夫婦、誠実な騎士、皮肉屋の魔法使い、王子様や留学生、眼帯の怪しい男……そして、彼女を慕う男爵令嬢など個性豊かな仲間たちに囲まれて、"聖乙女イベントの裏側”で、静かに、そしてたくましく人生を切り拓く異世界スローライフ開幕。
――はい。静かに、ひっそり生きていこうと思っていたんです。私も.....(アコ談)
*AIと一緒に書いています*
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる