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第16話「街道整備とゴブリンの襲撃」
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新しく作った街道は、我ながら完璧な出来栄えだった。
『アークライト街道』と名付けられたその道は、テル村と商業都市ロックウェルを一直線に結んでいる。
道は硬く締め固められており、馬車の乗り心地も最高だ。道沿いには等間隔で光る石を埋め込んでおいたので、夜でも安心して通行できる。
さらに道の両脇には、俺の『絶対農域』の力を少しだけ及ばせ、魔物が嫌う特殊な香りを放つ植物を植えておいた。
これにより、街道に魔物が近づいてくることはほとんどなくなった。
まさに安全で快適なハイウェイの完成だ。
「すげぇ……本当に一日でロックウェルに着いちまった……」
初めてロックウェルに到着したトムたちは、その巨大な城壁と行き交う人々の多さに目を丸くしていた。
テル村とは比べ物にならないほどの活気だ。
俺たちは早速、ロックウェルの商人ギルドを訪れた。
そして持参した『奇跡の野菜』をギルド長に見せた。
最初は辺境の村から来た俺たちを侮ったような目で見ていたギルド長だったが、俺のトマトを一口食べた瞬間、その態度は百八十度変わった。
「こ、これは……!? なんという美味さ、そしてこの体に満ちる力は……! まさに神々の食べ物!」
話はトントン拍子で進んだ。
俺の野菜はギルドが独占的に買い取る契約となり、破格の値段が付けられた。
さらにテル村で作る予定の加工品、トマトソースやジャムについても、完成すれば高値で買い取ると約束してくれた。
俺たちは大金を手にして、意気揚々とテル村への帰路についた。
村人たちは俺たちが持ち帰った金貨の山を見て、歓声を上げる。
これで村の運営資金は当分安泰だ。
「カイ様は本当にすごいぜ! 俺、一生ついていきます!」
トムは目を輝かせて、俺にそう言った。
こうしてテル村とロックウェルを結ぶ交易ルートが確立され、村はかつてないほどの好景気に沸いた。
村人たちは加工品を作るための工房を建て、毎日楽しそうに働いている。
子供たちの笑い声が、村のどこからでも聞こえてくる。
俺はそんな村の様子を、セレスティアと一緒に小高い丘の上から眺めていた。
「素晴らしいですね、カイ様。皆、本当に幸せそうです」
セレスティアは穏やかな笑みを浮かべている。
「ああ。これもみんなが頑張ったおかげだ。それに、セレスティアさんがいてくれるおかげでもある」
「えっ? わたくしですか?」
きょとんとする彼女に、俺は頷いた。
「あんたが村の子供たちに勉強を教えたり、病人の看病をしてくれたりするだろ。おかげでみんな安心して仕事に集中できるんだ。あんたはもうこの村にとって、なくてはならない存在だよ」
俺の言葉に、セレスティアは嬉しそうに頬を染めた。
「……カイ様にそう言っていただけると、嬉しいです」
二人と一匹、ルプスもいる穏やかな時間。
この幸せがずっと続けばいい。
俺は心からそう願っていた。
しかし、平和はある日突然破られる。
その日、俺はアークライト街道のメンテナンスのため、一人で街道を馬で走っていた。
魔除けの植物の効果がちゃんと持続しているか、確認するためだ。
街道の中ほどまで来た時だった。
道の脇の森の中から、ガサガサと複数の何かが動く音が聞こえた。
『ん?』
魔除けの植物は完璧に機能しているはずだ。
並の魔物なら、この街道に近づくことすらできないはずなのに。
俺が馬を止めて警戒していると、森の中から緑色の醜い生き物がぞろぞろと姿を現した。
ゴブリンだ。
それもただのゴブリンではない。
通常のゴブリンより一回り体が大きく、目つきも鋭い。
中には粗末な剣や斧で武装したホブゴブリンのような個体も混じっている。
その数はざっと見て三十匹以上。統率の取れた、軍隊のような集団だった。
そしてそのゴブリンたちを率いるように、一体の巨大なゴブリンが前に進み出た。
ゴブリンキングだ。
手には歪な形をした、巨大な棍棒を握っている。
『……おかしい』
俺は眉をひそめた。
ゴブリンは本来ここまで統率の取れた行動はしない。
それに魔除けの効果を無視して、ここまで近づいてくるのも不自然だ。
まるで誰かに、意図的に送り込まれたかのようだ。
ゴブリンキングは俺の姿を認めると、下卑た笑いを浮かべ何かを叫んだ。
「ギギッ! ヒト、コロス! アノカタノ、メイレイ!」
『あの方の、命令……?』
やはり黒幕がいる。
そしてその黒幕が誰なのか、俺にはすぐに察しがついた。
グレン・アシュフィールド。
俺の兄だ。
叙爵された俺を快く思わないヤツが、俺を始末するためにゴブリンの群れを送り込んできたに違いない。
おそらく特殊な魔術か何かでゴブリンを操り、魔除けの効果を無効化しているのだろう。
どこまでも汚い手を使いやがる。
ゴブリンたちが一斉に雄叫びを上げ、俺に向かって突進してくる。
普通なら絶体絶命の状況だ。
だが、俺は少しも焦ってはいなかった。
「……ちょうどいい。新しい技を試させてもらうか」
俺は馬からひらりと飛び降りると、地面に手を触れた。
そしてスキルを発動させる。
今までの大地を操るだけの力ではない。
もっと攻撃的なイメージ。
植物を俺の武器として、作り変えるイメージだ。
「生えろ、『茨の槍(ソーン・ランス)』!」
俺が叫ぶと、足元の地面から無数の鋭い茨のツルが槍のように勢いよく飛び出した。
茨の槍は意思を持ったかのように、突進してくるゴブリンたちを次々と貫いていく。
「ギッ!?」
「ギャアアア!」
ゴブリンたちはなすすべもなく串刺しにされていく。
一瞬にして、ゴブリンの群れは半数近くが戦闘不能になった。
「ギギギィィィッ!」
ゴブリンキングが怒りの咆哮を上げる。
だがそれも、もはや虚しい遠吠えに過ぎない。
「終わりだ」
俺はさらに力を込める。
今度はゴブリンキングの足元から、巨大な食虫植物のような化け物がガバッとその顎を開けて出現した。
「『捕食する顎(パックン・ジョー)』!」
「ギ……!?」
ゴブリンキングは、何が起こったのか理解できないまま巨大な植物の口の中に一瞬で飲み込まれてしまった。
ごくり、という生々しい音を残して。
残ったゴブリンたちは王を失い、目の前の神業に恐怖し、蜘蛛の子を散らすように逃げていった。
一瞬の静寂。
後には無数のゴブリンの死骸と、茨の槍が突き立った異様な光景だけが残されていた。
俺はふぅ、と息を吐く。
『絶対農域』スキルは農業だけじゃない。
使い方次第ではこれほどの殲滅力を持った兵器にもなりうるのだ。
「グレン兄さん……。あんたはとんでもないものを、敵に回したみたいだな」
俺はゴブリンキングが叫んでいた『あの方』という言葉を思い出し、王都の方角を睨みつけた。
兄との戦いは、もう避けられない。
ならば、受けて立とう。
俺はこの力で、俺の大切なものを全て守り抜いてみせる。
そう、改めて心に誓った。
『アークライト街道』と名付けられたその道は、テル村と商業都市ロックウェルを一直線に結んでいる。
道は硬く締め固められており、馬車の乗り心地も最高だ。道沿いには等間隔で光る石を埋め込んでおいたので、夜でも安心して通行できる。
さらに道の両脇には、俺の『絶対農域』の力を少しだけ及ばせ、魔物が嫌う特殊な香りを放つ植物を植えておいた。
これにより、街道に魔物が近づいてくることはほとんどなくなった。
まさに安全で快適なハイウェイの完成だ。
「すげぇ……本当に一日でロックウェルに着いちまった……」
初めてロックウェルに到着したトムたちは、その巨大な城壁と行き交う人々の多さに目を丸くしていた。
テル村とは比べ物にならないほどの活気だ。
俺たちは早速、ロックウェルの商人ギルドを訪れた。
そして持参した『奇跡の野菜』をギルド長に見せた。
最初は辺境の村から来た俺たちを侮ったような目で見ていたギルド長だったが、俺のトマトを一口食べた瞬間、その態度は百八十度変わった。
「こ、これは……!? なんという美味さ、そしてこの体に満ちる力は……! まさに神々の食べ物!」
話はトントン拍子で進んだ。
俺の野菜はギルドが独占的に買い取る契約となり、破格の値段が付けられた。
さらにテル村で作る予定の加工品、トマトソースやジャムについても、完成すれば高値で買い取ると約束してくれた。
俺たちは大金を手にして、意気揚々とテル村への帰路についた。
村人たちは俺たちが持ち帰った金貨の山を見て、歓声を上げる。
これで村の運営資金は当分安泰だ。
「カイ様は本当にすごいぜ! 俺、一生ついていきます!」
トムは目を輝かせて、俺にそう言った。
こうしてテル村とロックウェルを結ぶ交易ルートが確立され、村はかつてないほどの好景気に沸いた。
村人たちは加工品を作るための工房を建て、毎日楽しそうに働いている。
子供たちの笑い声が、村のどこからでも聞こえてくる。
俺はそんな村の様子を、セレスティアと一緒に小高い丘の上から眺めていた。
「素晴らしいですね、カイ様。皆、本当に幸せそうです」
セレスティアは穏やかな笑みを浮かべている。
「ああ。これもみんなが頑張ったおかげだ。それに、セレスティアさんがいてくれるおかげでもある」
「えっ? わたくしですか?」
きょとんとする彼女に、俺は頷いた。
「あんたが村の子供たちに勉強を教えたり、病人の看病をしてくれたりするだろ。おかげでみんな安心して仕事に集中できるんだ。あんたはもうこの村にとって、なくてはならない存在だよ」
俺の言葉に、セレスティアは嬉しそうに頬を染めた。
「……カイ様にそう言っていただけると、嬉しいです」
二人と一匹、ルプスもいる穏やかな時間。
この幸せがずっと続けばいい。
俺は心からそう願っていた。
しかし、平和はある日突然破られる。
その日、俺はアークライト街道のメンテナンスのため、一人で街道を馬で走っていた。
魔除けの植物の効果がちゃんと持続しているか、確認するためだ。
街道の中ほどまで来た時だった。
道の脇の森の中から、ガサガサと複数の何かが動く音が聞こえた。
『ん?』
魔除けの植物は完璧に機能しているはずだ。
並の魔物なら、この街道に近づくことすらできないはずなのに。
俺が馬を止めて警戒していると、森の中から緑色の醜い生き物がぞろぞろと姿を現した。
ゴブリンだ。
それもただのゴブリンではない。
通常のゴブリンより一回り体が大きく、目つきも鋭い。
中には粗末な剣や斧で武装したホブゴブリンのような個体も混じっている。
その数はざっと見て三十匹以上。統率の取れた、軍隊のような集団だった。
そしてそのゴブリンたちを率いるように、一体の巨大なゴブリンが前に進み出た。
ゴブリンキングだ。
手には歪な形をした、巨大な棍棒を握っている。
『……おかしい』
俺は眉をひそめた。
ゴブリンは本来ここまで統率の取れた行動はしない。
それに魔除けの効果を無視して、ここまで近づいてくるのも不自然だ。
まるで誰かに、意図的に送り込まれたかのようだ。
ゴブリンキングは俺の姿を認めると、下卑た笑いを浮かべ何かを叫んだ。
「ギギッ! ヒト、コロス! アノカタノ、メイレイ!」
『あの方の、命令……?』
やはり黒幕がいる。
そしてその黒幕が誰なのか、俺にはすぐに察しがついた。
グレン・アシュフィールド。
俺の兄だ。
叙爵された俺を快く思わないヤツが、俺を始末するためにゴブリンの群れを送り込んできたに違いない。
おそらく特殊な魔術か何かでゴブリンを操り、魔除けの効果を無効化しているのだろう。
どこまでも汚い手を使いやがる。
ゴブリンたちが一斉に雄叫びを上げ、俺に向かって突進してくる。
普通なら絶体絶命の状況だ。
だが、俺は少しも焦ってはいなかった。
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今までの大地を操るだけの力ではない。
もっと攻撃的なイメージ。
植物を俺の武器として、作り変えるイメージだ。
「生えろ、『茨の槍(ソーン・ランス)』!」
俺が叫ぶと、足元の地面から無数の鋭い茨のツルが槍のように勢いよく飛び出した。
茨の槍は意思を持ったかのように、突進してくるゴブリンたちを次々と貫いていく。
「ギッ!?」
「ギャアアア!」
ゴブリンたちはなすすべもなく串刺しにされていく。
一瞬にして、ゴブリンの群れは半数近くが戦闘不能になった。
「ギギギィィィッ!」
ゴブリンキングが怒りの咆哮を上げる。
だがそれも、もはや虚しい遠吠えに過ぎない。
「終わりだ」
俺はさらに力を込める。
今度はゴブリンキングの足元から、巨大な食虫植物のような化け物がガバッとその顎を開けて出現した。
「『捕食する顎(パックン・ジョー)』!」
「ギ……!?」
ゴブリンキングは、何が起こったのか理解できないまま巨大な植物の口の中に一瞬で飲み込まれてしまった。
ごくり、という生々しい音を残して。
残ったゴブリンたちは王を失い、目の前の神業に恐怖し、蜘蛛の子を散らすように逃げていった。
一瞬の静寂。
後には無数のゴブリンの死骸と、茨の槍が突き立った異様な光景だけが残されていた。
俺はふぅ、と息を吐く。
『絶対農域』スキルは農業だけじゃない。
使い方次第ではこれほどの殲滅力を持った兵器にもなりうるのだ。
「グレン兄さん……。あんたはとんでもないものを、敵に回したみたいだな」
俺はゴブリンキングが叫んでいた『あの方』という言葉を思い出し、王都の方角を睨みつけた。
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