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第10話「自業自得という結末」
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アルドたちが古代遺跡の調査に向かってから三日が経った。
俺たち『フロンティア』は別の依頼をこなしながら、静かにその結果を待っていた。
「それにしても本当に良かったんでしょうか。あの遺跡、かなり危険な場所だったんですよね?」
リリアが心配そうにつぶやく。
彼女は根が優しいから、一度は仲間だったアルドたちのことを心のどこかで気にかけているのだろう。
「自業自得だ。レインを追い出した罰を、今ごろ身をもって味わってるだろうよ」
バルガスは工房で新しい武器の試作をしながら、興味なさそうに言った。
俺もバルガスと同意見だった。
彼らに同情する気は微塵も起きない。
そして四日目の昼過ぎ。
ギルドから緊急の呼び出しがあった。
俺たちがギルドへ向かうと、そこにはギルドマスターと数人の職員が深刻な顔で待っていた。
「『フロンティア』の諸君、よく来てくれた。実は君たちに頼みたいことがある」
ギルドマスターの口から語られたのは、やはりアルドたちのことだった。
彼らは古代遺跡で消息を絶ったらしい。
数日前にパーティーメンバーのセーラだけが命からがら遺跡から脱出してきた。
彼女の話によると遺跡内部は複雑な迷路になっており、無数の罠が仕掛けられていた。地図を持たない彼らは完全に道を見失い食料も尽き、仲間割れの末にリーダーのアルドが罠にかかって重傷を負い、動けなくなったという。
「セーラはアルドを見捨てて一人で逃げてきた、と。……それで今回の依頼は、遺跡に取り残されたアルドの救助だ。もちろん危険な任務であることは承知している。だがこの依頼をこなせるのは、地図作成を得意とする君たちしかいない」
『見捨てられた、か……』
かつて俺がされたことと全く同じだ。
なんとも皮肉な話である。
「どうする、レイン。奴らを助けに行く義理はねえぞ」
「そうですよ。あんな人たちのために危険を冒す必要なんて……」
バルガスもリリアも反対のようだ。
もちろん俺だって好き好んで助けに行きたいわけじゃない。
だがここで断れば俺たちは「仲間を見捨てる連中」だと、アルドたちと同じように見られてしまうかもしれない。
それにギルドマスター直々の依頼だ。これを断ればアークライトでの俺たちの立場も悪くなるだろう。
「……分かりました。その依頼、引き受けます」
俺は覚悟を決めた。
「ただしこれはあくまでギルドからの依頼として、です。彼らを助けるのは情けからではありません」
「うむ。それでいい。頼んだぞ、『フロンティア』」
俺たちは準備を整え、すぐさま古代遺跡へと向かった。
テレポートを使えば移動は一瞬だ。
遺跡の内部はひどく静まり返っていた。
俺の脳内マップには複雑な通路と無数の罠の位置が正確に表示されている。
そして遺跡の最深部近くに、かろうじて生きている人間を示す弱々しい青い点が一つあった。
「こっちだ。罠に気をつけろ」
俺の先導で、俺たちは迷うことなく最短ルートを進んでいく。
途中、作動したままになっている罠や倒された魔物の死骸が生々しく転がっていた。
彼らが、いかに苦戦したかがうかがえる。
そしてついに俺たちは目的の場所へとたどり着いた。
そこは広間になっており、その中央で一人の男が倒れていた。
アルドだ。
片足が巨大な刃の罠に挟まれ、夥しい量の血を流している。
もはや虫の息だった。
「……だ、れだ……?」
俺たちの姿に気づいたアルドが、うわごとのように呟く。
「レイン……か……?なぜ、お前がここに……」
「ギルドからの依頼で、あなたを助けに来ました」
俺は淡々と事実だけを告げた。
「そうか……依頼……。はは……そうだよな……。お前が俺を助けに来るはずなんて、ないもんな……」
アルドは力なく笑った。
その顔にはかつての傲慢さのかけらもなかった。
あるのは深い後悔と絶望だけだ。
「俺は……間違っていた……。お前の価値を、本当の仲間の大切さを、何も分かっていなかった……。全てを失って、初めて気づいた……」
彼は涙を流していた。
その姿を見ても俺の心は不思議と揺れなかった。
ただ、一つの物語が終わったのだとそう感じただけだ。
俺たちはアルドに応急処置を施すと、彼を担いで遺跡を脱出した。
テレポートで一瞬にしてギルドまで戻ると、待機していた治癒師たちがすぐに彼を治療院へと運んでいった。
命に別状はないらしい。
「見事だったぞ、『フロンティア』。これで君たちの名声はさらに高まるだろう」
ギルドマスターが俺たちの肩を叩いて労ってくれる。
だが俺の心は晴れなかった。
ざまぁ、というにはあまりに後味が悪い結末だった。
その日の夜。
宿屋の屋上で、俺は一人アークライトの夜景を眺めていた。
そこへリリアがそっとやってきた。
「レインさん……」
「どうした、リリア」
「……アルドさんのこと、大丈夫でしたか?」
「ああ。命は助かったみたいだ。だが冒険者として復帰するのは、もう無理だろうな」
「そうですか……」
しばらく沈黙が流れる。
やがてリリアがぽつりと言った。
「私、レインさんがアルドさんを助けに行くと決めた時、すごく嬉しかったんです。レインさんはやっぱり優しい人だなって」
「……優しくなんかないさ。俺は俺たちの評判のために、彼を利用しただけだ」
「それでも、です。私やバルガスさんが反対しても、レインさんは正しいと思ったことをした。私はそんなレインさんを、リーダーとして尊敬しています」
リリアのまっすぐな言葉が、俺の心にじんわりと染み渡る。
そうだ。俺はもう一人じゃない。
俺には信じてくれる仲間がいる。
過去に囚われている暇なんてない。俺は前を向いて進むだけだ。
「ありがとう、リリア」
俺は隣に立つリリアの銀髪にそっと触れた。
彼女は少し驚いたように肩を震わせたが、やがて安心したように俺に寄り添った。
アルドたちとの因縁はこれで終わりを告げた。
『赤き獅子の爪痕』は完全に解散。アルドは片足を失い、セーラは詐欺まがいの行為でギルドを追放されたと、後日風の噂で聞いた。
俺たち『フロンティア』はこの一件でさらに評価を上げ、ついにBランクへと昇格した。
そしてそんな俺たちに、王国から直々の勅命が下されることになる。
それは誰も成し遂げたことのない、前人未到のダンジョン攻略依頼だった。
俺たち『フロンティア』は別の依頼をこなしながら、静かにその結果を待っていた。
「それにしても本当に良かったんでしょうか。あの遺跡、かなり危険な場所だったんですよね?」
リリアが心配そうにつぶやく。
彼女は根が優しいから、一度は仲間だったアルドたちのことを心のどこかで気にかけているのだろう。
「自業自得だ。レインを追い出した罰を、今ごろ身をもって味わってるだろうよ」
バルガスは工房で新しい武器の試作をしながら、興味なさそうに言った。
俺もバルガスと同意見だった。
彼らに同情する気は微塵も起きない。
そして四日目の昼過ぎ。
ギルドから緊急の呼び出しがあった。
俺たちがギルドへ向かうと、そこにはギルドマスターと数人の職員が深刻な顔で待っていた。
「『フロンティア』の諸君、よく来てくれた。実は君たちに頼みたいことがある」
ギルドマスターの口から語られたのは、やはりアルドたちのことだった。
彼らは古代遺跡で消息を絶ったらしい。
数日前にパーティーメンバーのセーラだけが命からがら遺跡から脱出してきた。
彼女の話によると遺跡内部は複雑な迷路になっており、無数の罠が仕掛けられていた。地図を持たない彼らは完全に道を見失い食料も尽き、仲間割れの末にリーダーのアルドが罠にかかって重傷を負い、動けなくなったという。
「セーラはアルドを見捨てて一人で逃げてきた、と。……それで今回の依頼は、遺跡に取り残されたアルドの救助だ。もちろん危険な任務であることは承知している。だがこの依頼をこなせるのは、地図作成を得意とする君たちしかいない」
『見捨てられた、か……』
かつて俺がされたことと全く同じだ。
なんとも皮肉な話である。
「どうする、レイン。奴らを助けに行く義理はねえぞ」
「そうですよ。あんな人たちのために危険を冒す必要なんて……」
バルガスもリリアも反対のようだ。
もちろん俺だって好き好んで助けに行きたいわけじゃない。
だがここで断れば俺たちは「仲間を見捨てる連中」だと、アルドたちと同じように見られてしまうかもしれない。
それにギルドマスター直々の依頼だ。これを断ればアークライトでの俺たちの立場も悪くなるだろう。
「……分かりました。その依頼、引き受けます」
俺は覚悟を決めた。
「ただしこれはあくまでギルドからの依頼として、です。彼らを助けるのは情けからではありません」
「うむ。それでいい。頼んだぞ、『フロンティア』」
俺たちは準備を整え、すぐさま古代遺跡へと向かった。
テレポートを使えば移動は一瞬だ。
遺跡の内部はひどく静まり返っていた。
俺の脳内マップには複雑な通路と無数の罠の位置が正確に表示されている。
そして遺跡の最深部近くに、かろうじて生きている人間を示す弱々しい青い点が一つあった。
「こっちだ。罠に気をつけろ」
俺の先導で、俺たちは迷うことなく最短ルートを進んでいく。
途中、作動したままになっている罠や倒された魔物の死骸が生々しく転がっていた。
彼らが、いかに苦戦したかがうかがえる。
そしてついに俺たちは目的の場所へとたどり着いた。
そこは広間になっており、その中央で一人の男が倒れていた。
アルドだ。
片足が巨大な刃の罠に挟まれ、夥しい量の血を流している。
もはや虫の息だった。
「……だ、れだ……?」
俺たちの姿に気づいたアルドが、うわごとのように呟く。
「レイン……か……?なぜ、お前がここに……」
「ギルドからの依頼で、あなたを助けに来ました」
俺は淡々と事実だけを告げた。
「そうか……依頼……。はは……そうだよな……。お前が俺を助けに来るはずなんて、ないもんな……」
アルドは力なく笑った。
その顔にはかつての傲慢さのかけらもなかった。
あるのは深い後悔と絶望だけだ。
「俺は……間違っていた……。お前の価値を、本当の仲間の大切さを、何も分かっていなかった……。全てを失って、初めて気づいた……」
彼は涙を流していた。
その姿を見ても俺の心は不思議と揺れなかった。
ただ、一つの物語が終わったのだとそう感じただけだ。
俺たちはアルドに応急処置を施すと、彼を担いで遺跡を脱出した。
テレポートで一瞬にしてギルドまで戻ると、待機していた治癒師たちがすぐに彼を治療院へと運んでいった。
命に別状はないらしい。
「見事だったぞ、『フロンティア』。これで君たちの名声はさらに高まるだろう」
ギルドマスターが俺たちの肩を叩いて労ってくれる。
だが俺の心は晴れなかった。
ざまぁ、というにはあまりに後味が悪い結末だった。
その日の夜。
宿屋の屋上で、俺は一人アークライトの夜景を眺めていた。
そこへリリアがそっとやってきた。
「レインさん……」
「どうした、リリア」
「……アルドさんのこと、大丈夫でしたか?」
「ああ。命は助かったみたいだ。だが冒険者として復帰するのは、もう無理だろうな」
「そうですか……」
しばらく沈黙が流れる。
やがてリリアがぽつりと言った。
「私、レインさんがアルドさんを助けに行くと決めた時、すごく嬉しかったんです。レインさんはやっぱり優しい人だなって」
「……優しくなんかないさ。俺は俺たちの評判のために、彼を利用しただけだ」
「それでも、です。私やバルガスさんが反対しても、レインさんは正しいと思ったことをした。私はそんなレインさんを、リーダーとして尊敬しています」
リリアのまっすぐな言葉が、俺の心にじんわりと染み渡る。
そうだ。俺はもう一人じゃない。
俺には信じてくれる仲間がいる。
過去に囚われている暇なんてない。俺は前を向いて進むだけだ。
「ありがとう、リリア」
俺は隣に立つリリアの銀髪にそっと触れた。
彼女は少し驚いたように肩を震わせたが、やがて安心したように俺に寄り添った。
アルドたちとの因縁はこれで終わりを告げた。
『赤き獅子の爪痕』は完全に解散。アルドは片足を失い、セーラは詐欺まがいの行為でギルドを追放されたと、後日風の噂で聞いた。
俺たち『フロンティア』はこの一件でさらに評価を上げ、ついにBランクへと昇格した。
そしてそんな俺たちに、王国から直々の勅命が下されることになる。
それは誰も成し遂げたことのない、前人未到のダンジョン攻略依頼だった。
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