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6章 女装して辺境伯領を堕とした(10歳)
121話 サキュバスにえっちなことをされた
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「うっ……あ、んっ……な、なに、これぇ……っ」
僕の口から、まるで女の子みたいな声が漏れる。
そして僕の知らなかった様々な電気信号が、脳を執拗に虐めてくる。
「うふふふ……♥ どうやら本当に……自分で楽しんだことすらないみたいね? かわいくてもまだ子供だもの……薄くて綺麗なお肌こそ敏感だけど、そっちの感覚はまだまだ……ああ、嬉しいわぁ……♥ 私が、無垢を開発してあげられるのが……♥」
女の人――しかも人間離れした美人に人間離れしたプロポーション、人間離れした紐のサキュバスに体じゅうを優しく拘束され。
両手に舌、でっかい胸、それに背中に生えているしっとりとした黒い翼で、絶え間なく――けれども、思っていたよりもずっと優しくて、優しすぎる刺激を加えられ続け。
意識しないようにしても息が上がって脳は酸欠になり、思考は低下し、体じゅうの肌という肌が口の中みたいに敏感になって、おいしいものを前にしたときに止まらないよだれのように汗でびっしょりになっていて。
――肉体は確実に男で、しかも第二次性徴の兆しも見えない子供なのに、まるでそれを迎えた少女のようになっていて。
「はっ、はっ……、あっ……」
それを意識しないようにするので、精いっぱい。
それでも絶妙なタイミングでびりっとしてくる指さばきで、体が跳ねてしまう。
「奥の手とかは……無いようねぇ。今の私ならその程度もへっちゃらだけど……うふふ、素直で良い子……ええ、魔王様が人間を完全に滅ぼすつもりでも、幾らか残すよう進言してあげたくなってきたわぁ……♥ だって、ごく稀に貴女のような宝石が……」
――僕は、彼女に気に入られたらしい。
3年前にばったり遭遇したときはなにやら恐ろしいことを言っていた気がするけども、少なくとも今はそういうつもりがない様子。
まぁ気が変わることはあるだろうし、僕「で」堪能しきったからって、ぽいもありえるけども。
……人外って表現が褒め言葉になるほどの美人さんにソフトタッチから全身を――ってのは、男としては最高級の極楽だ。
前世でも行ったことはないだろうそういう系統のお店でも、そうそうにないだろう手練手管。
相手が不倶戴天の魔族で、しかも物語上で超重要なポジションで――気まぐれで僕をゴブリンたちやローパーに、ぽいって投げられる立場じゃなきゃ、素直に身を任せたいってのは男としての本能。
この人が、最初の頃――3年前の最初の頃までは「貴族子弟の一般的な慣例」としてベルトランが計画していたらしい、僕の「男」を磨くために用意する女の人だったりしたら、喜んで捧げただろう。
しょうがないよ、僕は男だもん。
けども、幸いにして――こんな状況でも、僕の肉体のジュリオン様(物理)は起きないらしい。
男は平均的に発育が遅めなのが功を奏したか。
これがエミリーちゃんみたいに、10歳にして既にその兆しがあったりしたら……うん、この時点で堕ちてたね。
体も、あくまでくすぐったさに悶える系統の反応をしているだけで、まだ「そういう」快楽に堕ちるのには時間がかかるだろう。
けども彼女はサキュバス――その程度、魅了で簡単に操作できるだろう。
前に会ったときも、あの3姉妹を――みたいなこと言ってたし、子供でも発情状態みたいにさせたりその先のこととかもできるに決まっている。
……はぁ。
エロディーの純愛系の薄い本みたいに、愛のある拘束だったらどんなに嬉しかったか。
しょうがないよ、僕は男だもん。
こんな危機的状況になったからか、魂が前世の薄い本――のサンプル画面――を寄こしてくるんだ。
しょうがないよ、男だもん。
えっちなのにはすべからく弱いんだもん。
「――や、あっ……!」
稲妻のような刺激に、びくんっとうわずった声が勝手に上がる。
これまでの思考が、一瞬で消し飛ぶ。
「は……ぁ……?」
ちかちか。
目の前が謎の発光をしている。
「まだ乙女になっていないけど、女の子の体だもの……ちゃーんと『ここ』へは魔力が通るわねぇ……♥」
――やばい。
どうしよう。
「まだまだお肉がついていないけれど……大丈夫よぉ? 私が、しっかり育ててあげる……たっぷり魔力と愛を注ぎ込んであげて……」
……このサキュバス、胸元に両手を突っ込んできてたと思ったら……!
というか男の体で、ここがこんなにびりっとするものなのか?
しかも、なんだかおへその奥とかもっと中の方からびりっときたし。
いや、サキュバスだもんな……男の胸だって、第二次性徴までは女の子と仕組み上は同じだもんな……エミリーちゃんとかアメリアちゃんとかリラちゃんとかが自分から見せてくるお胸と、同じだもんな……。
………………………………。
あれ?
これ、まずくない?
このまま胸でいろいろされたら……僕、これでメス堕ちエンドになるんじゃない……?
快楽堕ちとか、薄い本のジュリオン様そのものなんじゃ……?
つまりは未来なんてなにひとつ変えられないどころか、何年も短縮RTAかましちゃった感じになってるんじゃ……?
もちろん切り札は――必殺技はあるけども、それが通用するか不明だから溜めに溜めた一撃を、完全な不意打ちで、かつ、逃げられる見込みのある状況で放つために伏せてはいるけども――これ、使う前に僕が堕ちる……?
………………………………。
……ま、まぁ、相手が男じゃないんなら……うん、サキュバスとかいう男の夢の存在に堕とされるんなら、その後で雄たちにポイ捨てされないんなら、まぁ……?
僕の口から、まるで女の子みたいな声が漏れる。
そして僕の知らなかった様々な電気信号が、脳を執拗に虐めてくる。
「うふふふ……♥ どうやら本当に……自分で楽しんだことすらないみたいね? かわいくてもまだ子供だもの……薄くて綺麗なお肌こそ敏感だけど、そっちの感覚はまだまだ……ああ、嬉しいわぁ……♥ 私が、無垢を開発してあげられるのが……♥」
女の人――しかも人間離れした美人に人間離れしたプロポーション、人間離れした紐のサキュバスに体じゅうを優しく拘束され。
両手に舌、でっかい胸、それに背中に生えているしっとりとした黒い翼で、絶え間なく――けれども、思っていたよりもずっと優しくて、優しすぎる刺激を加えられ続け。
意識しないようにしても息が上がって脳は酸欠になり、思考は低下し、体じゅうの肌という肌が口の中みたいに敏感になって、おいしいものを前にしたときに止まらないよだれのように汗でびっしょりになっていて。
――肉体は確実に男で、しかも第二次性徴の兆しも見えない子供なのに、まるでそれを迎えた少女のようになっていて。
「はっ、はっ……、あっ……」
それを意識しないようにするので、精いっぱい。
それでも絶妙なタイミングでびりっとしてくる指さばきで、体が跳ねてしまう。
「奥の手とかは……無いようねぇ。今の私ならその程度もへっちゃらだけど……うふふ、素直で良い子……ええ、魔王様が人間を完全に滅ぼすつもりでも、幾らか残すよう進言してあげたくなってきたわぁ……♥ だって、ごく稀に貴女のような宝石が……」
――僕は、彼女に気に入られたらしい。
3年前にばったり遭遇したときはなにやら恐ろしいことを言っていた気がするけども、少なくとも今はそういうつもりがない様子。
まぁ気が変わることはあるだろうし、僕「で」堪能しきったからって、ぽいもありえるけども。
……人外って表現が褒め言葉になるほどの美人さんにソフトタッチから全身を――ってのは、男としては最高級の極楽だ。
前世でも行ったことはないだろうそういう系統のお店でも、そうそうにないだろう手練手管。
相手が不倶戴天の魔族で、しかも物語上で超重要なポジションで――気まぐれで僕をゴブリンたちやローパーに、ぽいって投げられる立場じゃなきゃ、素直に身を任せたいってのは男としての本能。
この人が、最初の頃――3年前の最初の頃までは「貴族子弟の一般的な慣例」としてベルトランが計画していたらしい、僕の「男」を磨くために用意する女の人だったりしたら、喜んで捧げただろう。
しょうがないよ、僕は男だもん。
けども、幸いにして――こんな状況でも、僕の肉体のジュリオン様(物理)は起きないらしい。
男は平均的に発育が遅めなのが功を奏したか。
これがエミリーちゃんみたいに、10歳にして既にその兆しがあったりしたら……うん、この時点で堕ちてたね。
体も、あくまでくすぐったさに悶える系統の反応をしているだけで、まだ「そういう」快楽に堕ちるのには時間がかかるだろう。
けども彼女はサキュバス――その程度、魅了で簡単に操作できるだろう。
前に会ったときも、あの3姉妹を――みたいなこと言ってたし、子供でも発情状態みたいにさせたりその先のこととかもできるに決まっている。
……はぁ。
エロディーの純愛系の薄い本みたいに、愛のある拘束だったらどんなに嬉しかったか。
しょうがないよ、僕は男だもん。
こんな危機的状況になったからか、魂が前世の薄い本――のサンプル画面――を寄こしてくるんだ。
しょうがないよ、男だもん。
えっちなのにはすべからく弱いんだもん。
「――や、あっ……!」
稲妻のような刺激に、びくんっとうわずった声が勝手に上がる。
これまでの思考が、一瞬で消し飛ぶ。
「は……ぁ……?」
ちかちか。
目の前が謎の発光をしている。
「まだ乙女になっていないけど、女の子の体だもの……ちゃーんと『ここ』へは魔力が通るわねぇ……♥」
――やばい。
どうしよう。
「まだまだお肉がついていないけれど……大丈夫よぉ? 私が、しっかり育ててあげる……たっぷり魔力と愛を注ぎ込んであげて……」
……このサキュバス、胸元に両手を突っ込んできてたと思ったら……!
というか男の体で、ここがこんなにびりっとするものなのか?
しかも、なんだかおへその奥とかもっと中の方からびりっときたし。
いや、サキュバスだもんな……男の胸だって、第二次性徴までは女の子と仕組み上は同じだもんな……エミリーちゃんとかアメリアちゃんとかリラちゃんとかが自分から見せてくるお胸と、同じだもんな……。
………………………………。
あれ?
これ、まずくない?
このまま胸でいろいろされたら……僕、これでメス堕ちエンドになるんじゃない……?
快楽堕ちとか、薄い本のジュリオン様そのものなんじゃ……?
つまりは未来なんてなにひとつ変えられないどころか、何年も短縮RTAかましちゃった感じになってるんじゃ……?
もちろん切り札は――必殺技はあるけども、それが通用するか不明だから溜めに溜めた一撃を、完全な不意打ちで、かつ、逃げられる見込みのある状況で放つために伏せてはいるけども――これ、使う前に僕が堕ちる……?
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……ま、まぁ、相手が男じゃないんなら……うん、サキュバスとかいう男の夢の存在に堕とされるんなら、その後で雄たちにポイ捨てされないんなら、まぁ……?
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