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2章 女装してギルドを堕とした
31話 モブ子の名付け親になった
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「……また、ギルドのランクは依頼を受注した回数と達成率、その難易度で……」
「あわ、あわわわ……」
「……受付のお方。少し、待ってもらって良いですか?」
「え? え、ええ……」
チンピラさんたち(いつの間にか居なくなってた)から幸の薄そうなモブ子――モブ子ズじゃない、モブ子だ――を引き離して受付に連れてって、馴染みになった受付嬢さんに引き渡し。
その隣で彼女に見繕ってもらった依頼の束を吟味していた僕は……その、絶対に問題になりそうなのを見かねて遮った。
「この子、たぶん理解していません。この10分くらいの説明」
「え? でも、『ここまではよろしいでしょうか?』と聞いたら、毎回しっかりとお返事を……」
きょとんとしている受付嬢さん。
……そういやじっくり見てなかったけど、やっぱ美人さんだね。
薄い金髪――アッシュブロンドとか言うんだっけ?――を緩くまとめている、一見してどこぞの貴族の令嬢かっていう感じの人。
ギルドの制服なんだろう、おしゃれな色合いのスーツ的なのがこれ以上なく似合っている。
話し方も知的なお姉さん……いや、僕の精神年齢からはそれでも年下なんだけども、とにかくそんな感じ。
――そう、「生まれつき頭も性格も良い」感じの子。
だからこそ、たぶん。
「……今の説明、どのくらい理解できましたか?」
「――――――ひっ!」
「大丈夫。落ち着いて。分かっていなくても、誰も怒ったりしません」
「……はい……」
僕が顔を向けたら――一瞬で頭を守るようにしていた少女。
……ああ、これでなんとなく彼女の過ごした時間と、ここに居る結果が分かる。
「……その」
「はい」
「えっと……」
「はい」
こういう子の相手は、とにかく待つこと。
ただひたすらに、怒ったりもどかしい雰囲気なんてみじんも出さずに、ただひたすら待つこと。
大丈夫、僕は――ジュリオン様としての記憶に入ってるエミリーちゃんのドジっ子スキルの被害者としての忍耐力を獲得してるから。
そもそもとして前世の精神年齢的にも訳アリ幼女相手に怒るなんて気持ちにはならないし。
そうして数分にも感じる無言の時間を、僕は――できる限りに優しい表情にして、彼女を待った。
そして。
「……ぜんぜん、分かんない……」
「え!? でも――」
「ひっ!?」
「受付嬢さん。……お名前は?」
「え? あ、はい、私ですか? デイジーと言いますが……」
「デイジーさん。静かに……お願い、しますね?」
「 」
思わずなんだろう、カウンターに身を乗り出しかけた彼女を見上げ、しーっと指でなだめる。
……なんか体が勝手に動いてウィンクとかしてたのが似合ってないのか、僕を見ながらフリーズしている。
まぁいいや、静かになるんならなんだって。
「……あなたも。お名前は?」
「………………………………ない」
「え?」
僕には殴られたりしないって感じたのか、そっと腕を解きながら――それでもデイジーさんの方向に腕は上げたままで――ぼろを着た幼女は、ぽつりと言う。
「名前、ない……です。あ、『おい』とか『お前』とか『末っ子の』とかが名前かも……」
Oh……なんてこと。
そんなことが――ってのは、たぶんあるだろう。
なにしろ身ひとつで放り出した一張羅が壊滅的なぼろで、ほぼ孤児たちの服装と変わらない。
なんなら孤児たちは一応ローブとかでくるまって顔と頭と体を人目と風から守れるけど、この子にはそんなものすらない。
この子は、この町の孤児たち以下の生活をしてきたんだ。
むしろこの子がどうやって村?からこの町までたどり着けたのかってレベルだし……ほんとう、どうやって来たんだろう……街道とかにもモンスターが出る世界観だし……。
んで、そんな扱いをする農民、それもたぶん子沢山な家の末っ子で、僕と同じ7歳かそれ以下で食いぶちも寝床も自分でなんとかしろってことでしょ?
「だから、ぼくは……」
ん?
「僕」?
……あー、髪の毛が、前髪も切らないで後ろも肩に乗らない程度だし子供だから勘違いしたけど、男の子なのかな。
服がボロでぼろではあるけども、シャツとズボンだし……初対面の印象で女の子って思ったけども、男の子か。
――名無しの少女。
そんな子を前にした僕の前世な一般人の感覚は――――――
「――――――ルーシー」
「……え……?」
なぜか、女の子っぽい……けど、この子の印象によく似合っている名前を呟いていた。
「――嫌でなければ、ルーシーと名乗りなさい。……デイジーさん、名前は戸籍……のようなものに登録されているものでなければ行けないという規則は?」
「……はっ!? い、いえっ、犯罪のために騙る場合を除けば」
「問題ないのですね。……それで、あなた」
僕は、デイジーさんがなぜかびっくりしたような声を上げているから、てっきりまた身をすくめているかと思っていた彼に視線を向ける。
「………………………………!」
……そんな彼は――長い前髪のあいだから、きらきらとした瞳を僕に向けている。
少なくとも「女みたい」とか「ダサい」って反応じゃ、ない。
なら、
「……ルーシー」
「はいっ!」
「この名前。気に入ったでしょうか?」
「はいっ……はいっ! だ、大好きです……っ!」
「使って、くれますか?」
「はい……ぐすっ……ぼくの、なまえ……」
「そう、良かった。……デイジーさん、お手数ですが、まずはルーシーの冒険者登録を。……規則などは後ほど、ぼ――私が噛み砕いて説明しておきますから」
「……わ、分かりましたっ! さすユリ!」
「サスユリ?」
そんな名前の花とか、採取依頼にあったっけ?
いやまぁこの世界はゲームじゃないんだから、ゲームに登場しない人や物があってもおかしくはないんだけど……。
「……なまえ。ルーシー。はじめての……なまえ。はじめての……」
……だって精神年齢現代一般成人男性精神強度並の僕が、ほっといたら次の日には路地裏で冷たくなってそうな幸薄な子供を、ほっとけるわけないじゃん。
現代人は弱いんだぞ。
この世界の人たちみたいに、生きるのすら自己責任、死んでも自己責任で「しょうがないよね」って命の軽い世界観で育ってきたわけじゃないんだぞ。
……だから、こうして恩着せがましいこととか、しちゃってもしょうがない。
………………………………。
「えへへ……あ、だめ、泣いたら叩かれる……」
生まれてから名前すらもらえなかった子。
その場で思いついた名前を上げただけで――目元を拭う袖が湿っているような子なんだ。
そんな子1人くらい――手を引いて歩いて、自分で生きていけるようになるまでは面倒を見たって……良いよね?
あ、大丈夫。
前世の、なぜか独り身の男が異様な過酷さで罵られる世界とは違って、僕は身分制度と腕っ節が絶対の中世世界の上位層。
間違っても幼女を保護したからって理由で「幼女拉致監禁極悪非道男」とか言われないんだ。
……言われないよね?
これがまた、死亡フラグのきっかけにならないよね?
「ジュリオン様が幼気な幼女を手籠めにした!」って理由での断罪にはならないよね?
ね?
◇
【END/No.-01:「勇者死亡による人類絶滅」――回避】
「あわ、あわわわ……」
「……受付のお方。少し、待ってもらって良いですか?」
「え? え、ええ……」
チンピラさんたち(いつの間にか居なくなってた)から幸の薄そうなモブ子――モブ子ズじゃない、モブ子だ――を引き離して受付に連れてって、馴染みになった受付嬢さんに引き渡し。
その隣で彼女に見繕ってもらった依頼の束を吟味していた僕は……その、絶対に問題になりそうなのを見かねて遮った。
「この子、たぶん理解していません。この10分くらいの説明」
「え? でも、『ここまではよろしいでしょうか?』と聞いたら、毎回しっかりとお返事を……」
きょとんとしている受付嬢さん。
……そういやじっくり見てなかったけど、やっぱ美人さんだね。
薄い金髪――アッシュブロンドとか言うんだっけ?――を緩くまとめている、一見してどこぞの貴族の令嬢かっていう感じの人。
ギルドの制服なんだろう、おしゃれな色合いのスーツ的なのがこれ以上なく似合っている。
話し方も知的なお姉さん……いや、僕の精神年齢からはそれでも年下なんだけども、とにかくそんな感じ。
――そう、「生まれつき頭も性格も良い」感じの子。
だからこそ、たぶん。
「……今の説明、どのくらい理解できましたか?」
「――――――ひっ!」
「大丈夫。落ち着いて。分かっていなくても、誰も怒ったりしません」
「……はい……」
僕が顔を向けたら――一瞬で頭を守るようにしていた少女。
……ああ、これでなんとなく彼女の過ごした時間と、ここに居る結果が分かる。
「……その」
「はい」
「えっと……」
「はい」
こういう子の相手は、とにかく待つこと。
ただひたすらに、怒ったりもどかしい雰囲気なんてみじんも出さずに、ただひたすら待つこと。
大丈夫、僕は――ジュリオン様としての記憶に入ってるエミリーちゃんのドジっ子スキルの被害者としての忍耐力を獲得してるから。
そもそもとして前世の精神年齢的にも訳アリ幼女相手に怒るなんて気持ちにはならないし。
そうして数分にも感じる無言の時間を、僕は――できる限りに優しい表情にして、彼女を待った。
そして。
「……ぜんぜん、分かんない……」
「え!? でも――」
「ひっ!?」
「受付嬢さん。……お名前は?」
「え? あ、はい、私ですか? デイジーと言いますが……」
「デイジーさん。静かに……お願い、しますね?」
「 」
思わずなんだろう、カウンターに身を乗り出しかけた彼女を見上げ、しーっと指でなだめる。
……なんか体が勝手に動いてウィンクとかしてたのが似合ってないのか、僕を見ながらフリーズしている。
まぁいいや、静かになるんならなんだって。
「……あなたも。お名前は?」
「………………………………ない」
「え?」
僕には殴られたりしないって感じたのか、そっと腕を解きながら――それでもデイジーさんの方向に腕は上げたままで――ぼろを着た幼女は、ぽつりと言う。
「名前、ない……です。あ、『おい』とか『お前』とか『末っ子の』とかが名前かも……」
Oh……なんてこと。
そんなことが――ってのは、たぶんあるだろう。
なにしろ身ひとつで放り出した一張羅が壊滅的なぼろで、ほぼ孤児たちの服装と変わらない。
なんなら孤児たちは一応ローブとかでくるまって顔と頭と体を人目と風から守れるけど、この子にはそんなものすらない。
この子は、この町の孤児たち以下の生活をしてきたんだ。
むしろこの子がどうやって村?からこの町までたどり着けたのかってレベルだし……ほんとう、どうやって来たんだろう……街道とかにもモンスターが出る世界観だし……。
んで、そんな扱いをする農民、それもたぶん子沢山な家の末っ子で、僕と同じ7歳かそれ以下で食いぶちも寝床も自分でなんとかしろってことでしょ?
「だから、ぼくは……」
ん?
「僕」?
……あー、髪の毛が、前髪も切らないで後ろも肩に乗らない程度だし子供だから勘違いしたけど、男の子なのかな。
服がボロでぼろではあるけども、シャツとズボンだし……初対面の印象で女の子って思ったけども、男の子か。
――名無しの少女。
そんな子を前にした僕の前世な一般人の感覚は――――――
「――――――ルーシー」
「……え……?」
なぜか、女の子っぽい……けど、この子の印象によく似合っている名前を呟いていた。
「――嫌でなければ、ルーシーと名乗りなさい。……デイジーさん、名前は戸籍……のようなものに登録されているものでなければ行けないという規則は?」
「……はっ!? い、いえっ、犯罪のために騙る場合を除けば」
「問題ないのですね。……それで、あなた」
僕は、デイジーさんがなぜかびっくりしたような声を上げているから、てっきりまた身をすくめているかと思っていた彼に視線を向ける。
「………………………………!」
……そんな彼は――長い前髪のあいだから、きらきらとした瞳を僕に向けている。
少なくとも「女みたい」とか「ダサい」って反応じゃ、ない。
なら、
「……ルーシー」
「はいっ!」
「この名前。気に入ったでしょうか?」
「はいっ……はいっ! だ、大好きです……っ!」
「使って、くれますか?」
「はい……ぐすっ……ぼくの、なまえ……」
「そう、良かった。……デイジーさん、お手数ですが、まずはルーシーの冒険者登録を。……規則などは後ほど、ぼ――私が噛み砕いて説明しておきますから」
「……わ、分かりましたっ! さすユリ!」
「サスユリ?」
そんな名前の花とか、採取依頼にあったっけ?
いやまぁこの世界はゲームじゃないんだから、ゲームに登場しない人や物があってもおかしくはないんだけど……。
「……なまえ。ルーシー。はじめての……なまえ。はじめての……」
……だって精神年齢現代一般成人男性精神強度並の僕が、ほっといたら次の日には路地裏で冷たくなってそうな幸薄な子供を、ほっとけるわけないじゃん。
現代人は弱いんだぞ。
この世界の人たちみたいに、生きるのすら自己責任、死んでも自己責任で「しょうがないよね」って命の軽い世界観で育ってきたわけじゃないんだぞ。
……だから、こうして恩着せがましいこととか、しちゃってもしょうがない。
………………………………。
「えへへ……あ、だめ、泣いたら叩かれる……」
生まれてから名前すらもらえなかった子。
その場で思いついた名前を上げただけで――目元を拭う袖が湿っているような子なんだ。
そんな子1人くらい――手を引いて歩いて、自分で生きていけるようになるまでは面倒を見たって……良いよね?
あ、大丈夫。
前世の、なぜか独り身の男が異様な過酷さで罵られる世界とは違って、僕は身分制度と腕っ節が絶対の中世世界の上位層。
間違っても幼女を保護したからって理由で「幼女拉致監禁極悪非道男」とか言われないんだ。
……言われないよね?
これがまた、死亡フラグのきっかけにならないよね?
「ジュリオン様が幼気な幼女を手籠めにした!」って理由での断罪にはならないよね?
ね?
◇
【END/No.-01:「勇者死亡による人類絶滅」――回避】
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