139 / 258
第10章 王都にて
第134話 手筈
しおりを挟む
「お前は……!」
そこに立っていたのは、先日ドワーフの村がある魔封じの森で出会った男――ワイヤードだった。
「無事に帰ってきたみたいだな。ま、あんなところで野垂れ死されちゃ困るんだが」
「あの時は助かった。ありがとう」
相変わらずぶっきらぼうな態度のワイヤードに対し、アティアスは素直に礼を言う。
それが意外だったのか、男は戸惑ったような表情を見せた。
「た、大したことはしてねぇよ。……それよりなんだ。場所を変えないか? 話したいことがある」
提案するワイヤードに、アティアスはどうするか考えながら、エミリスの顔を見た。
「どうする?」
「……大丈夫じゃないでしょうか。危害を加えるつもりなら、森で助けたりしてないでしょうし」
「まぁ、そうだな」
問題は話の内容だろう。
わざわざ助けたということは、何か頼み事でもあるのだろうか。
「わかった。付いていこう」
「話が早くて助かるぜ」
ワイヤードは指で付いてくるようにと、道を指し示した。
◆
案内されたのは、王都の中に多数整備されている、兵士の詰め所だった。
会議室のような場所に案内され、ワイヤードと相対する。
「それでだ。単刀直入に言う。囮になってほしい。……ああ、そっちの女の方だ」
「……は?」
突然に指を差されて、エミリスはぽかんとする。
単刀直入すぎて、何のことやらさっぱりだった。
「ちょっと待ってくれ。イチから説明してくれないか?」
「……まぁ良いだろう。悪いが、お前らのことは少し調べさせて貰ったよ。一応、宮廷魔導士なんぞやってるもんでな。……俺は奴隷商を潰したいんだ。お前らならその意味がわかるだろ?」
ワイヤードは、2人を見てにやりと笑う。
つまり、アティアス達が王都に来た理由を知っていて、協力しろということか。
「……なるほど。どこまで調べたんだ?」
「大まかなことは全部だ。先日のテンセズの諍いのこととかな。あと、今わかってるのは、まだ王都の奴隷商には、お前らのことは伝わってないってことだ。伝わってたらこの話はしてない」
「いまいちよく理解できんが……」
アティアスが首を傾げる。
ワイヤードの話がよく理解できなかった。
「つまりだ。お前ら、奴隷商に狙われてるんだろ? だが、ここじゃまだ狙われてない訳だ。その情報が上がってきてないからな」
「それはわかるが……」
「となれば、例えば俺が依頼を出して女を攫わせるとする。何も知らないアイツらは、のこのこやってくるはずだろ?」
何となく、言いたいことが分かってきた。
囮になれとはそう言うことか。
「ふむ。王都に来てる緑色の髪の変な女を攫え、とでも依頼する。で、わざと攫われて拠点を見つける。……ということか?」
「――ちょ! 変な女って酷いです!」
エミリスは抗議しながら、アティアスの頬っぺたを指でグニグニと突いた。
それを頭を撫でて大人しくさせて、アティアスは続ける。
「すまんすまん。確かに俺たちのことが伝わったあとじゃ、そんな依頼はできないからな」
「だろう? それに並みの人間じゃ、危険すぎて囮にはなれん。今しかチャンスはない。……頼む」
ワイヤードは2人に頭を下げる。
「……お前がその奴隷商の仲間じゃないという証明は?」
アティアスは気になっていたことを問う。
2人を分断することで、離れた隙にアティアスを暗殺しようと考えているのではないかと疑ったのだ。
「ふむ、それは難しいな。ただ、お前らを殺したいなら、あの森で助けたりはしなかったさ。ま、あの時はお前らのことを詳しく知らなかったけどな」
「それはそうだが……。エミー、どう思う?」
アティアスは隣のエミリスに意見を聞く。
「うーん、今と違って、あの森でのあなたは幻か何かでしたよね。やりたくてもやれなかったのかも……?」
彼女の話にワイヤードは感嘆の声を上げて答えた。
「ほう。それは分かっていたのか。その魔力は伊達じゃないな。……実際、森に送ったのは俺の魔力で作った分身体だ。大した力はないが、それでも森で迷わせて野垂れ死させることくらいはできたさ」
「それはそうかもしれませんが……」
困惑するエミリスだが、他にも気がかりなことがあった。
「囮自体はいいんですけど、私はアティアス様のボディガードでもあります。離れている間が心配です……」
「それは俺が付いていてやる。……少なくとも、お前に劣ることはないと断言しよう」
そう言って、ワイヤードは手の上に炎を出して見せる。彼女と同じく、無詠唱で。
それを見たアティアスは頷く。
「ここで奴隷商を潰せるなら、それに越したことはない。最後に1つだけ聞かせてくれ。……なぜ潰そうと思ったんだ? 宮廷魔導士なら、彼らがいて損になることもないだろう?」
その問いにワイヤードは遠い目をして答えた。
「……かつて娘が攫われたんだ。だからだよ」
「そうか。……その娘は?」
「幸い、今は元気にやってるようだ」
それを聞いてアティアスは決心した。
「わかった。……エミー、大変だが頼めるか?」
「はい。アティアス様のお願いならば」
◆
あのあと、詳細の手筈をすり合わせてから、2人は宿に帰ってきた。
「エミーのことだから心配はしないけど、早く終わらせて帰りたいな」
「えー、心配くらいしてくださいよぅ」
エミリスは頬を膨らませて、アティアスの胸にゴツゴツと頭突きをする。
「だって、爆弾持ってきても死んだりしないだろ?」
「それはそうですけど……。前みたいに気を失ってる時に、変なことされるかもしれないし……」
「確かに。少なくとも、拠点に連れ去られるまでは大人しくしとかないといけないしな」
彼女が本気を出せば、触れられることもないのだろうが、それでは囮にならない。
五体満足であることに対しては、高額の報酬をかけることで保険とはなるが、それでも不安は拭えない。
「うー、アティアス様以外に身体を触られるなんて、辛すぎますよぅ……」
「すまないな」
「まぁ、やるって言ったからには頑張りますけどね。でも、後で私が満足するまで、たっぷりたっぷり可愛がってもらいますから」
「わかったよ」
手筈通りなら、明日にも依頼がかけられる。うまくいけば数日で片付くだろうことに期待した。
そこに立っていたのは、先日ドワーフの村がある魔封じの森で出会った男――ワイヤードだった。
「無事に帰ってきたみたいだな。ま、あんなところで野垂れ死されちゃ困るんだが」
「あの時は助かった。ありがとう」
相変わらずぶっきらぼうな態度のワイヤードに対し、アティアスは素直に礼を言う。
それが意外だったのか、男は戸惑ったような表情を見せた。
「た、大したことはしてねぇよ。……それよりなんだ。場所を変えないか? 話したいことがある」
提案するワイヤードに、アティアスはどうするか考えながら、エミリスの顔を見た。
「どうする?」
「……大丈夫じゃないでしょうか。危害を加えるつもりなら、森で助けたりしてないでしょうし」
「まぁ、そうだな」
問題は話の内容だろう。
わざわざ助けたということは、何か頼み事でもあるのだろうか。
「わかった。付いていこう」
「話が早くて助かるぜ」
ワイヤードは指で付いてくるようにと、道を指し示した。
◆
案内されたのは、王都の中に多数整備されている、兵士の詰め所だった。
会議室のような場所に案内され、ワイヤードと相対する。
「それでだ。単刀直入に言う。囮になってほしい。……ああ、そっちの女の方だ」
「……は?」
突然に指を差されて、エミリスはぽかんとする。
単刀直入すぎて、何のことやらさっぱりだった。
「ちょっと待ってくれ。イチから説明してくれないか?」
「……まぁ良いだろう。悪いが、お前らのことは少し調べさせて貰ったよ。一応、宮廷魔導士なんぞやってるもんでな。……俺は奴隷商を潰したいんだ。お前らならその意味がわかるだろ?」
ワイヤードは、2人を見てにやりと笑う。
つまり、アティアス達が王都に来た理由を知っていて、協力しろということか。
「……なるほど。どこまで調べたんだ?」
「大まかなことは全部だ。先日のテンセズの諍いのこととかな。あと、今わかってるのは、まだ王都の奴隷商には、お前らのことは伝わってないってことだ。伝わってたらこの話はしてない」
「いまいちよく理解できんが……」
アティアスが首を傾げる。
ワイヤードの話がよく理解できなかった。
「つまりだ。お前ら、奴隷商に狙われてるんだろ? だが、ここじゃまだ狙われてない訳だ。その情報が上がってきてないからな」
「それはわかるが……」
「となれば、例えば俺が依頼を出して女を攫わせるとする。何も知らないアイツらは、のこのこやってくるはずだろ?」
何となく、言いたいことが分かってきた。
囮になれとはそう言うことか。
「ふむ。王都に来てる緑色の髪の変な女を攫え、とでも依頼する。で、わざと攫われて拠点を見つける。……ということか?」
「――ちょ! 変な女って酷いです!」
エミリスは抗議しながら、アティアスの頬っぺたを指でグニグニと突いた。
それを頭を撫でて大人しくさせて、アティアスは続ける。
「すまんすまん。確かに俺たちのことが伝わったあとじゃ、そんな依頼はできないからな」
「だろう? それに並みの人間じゃ、危険すぎて囮にはなれん。今しかチャンスはない。……頼む」
ワイヤードは2人に頭を下げる。
「……お前がその奴隷商の仲間じゃないという証明は?」
アティアスは気になっていたことを問う。
2人を分断することで、離れた隙にアティアスを暗殺しようと考えているのではないかと疑ったのだ。
「ふむ、それは難しいな。ただ、お前らを殺したいなら、あの森で助けたりはしなかったさ。ま、あの時はお前らのことを詳しく知らなかったけどな」
「それはそうだが……。エミー、どう思う?」
アティアスは隣のエミリスに意見を聞く。
「うーん、今と違って、あの森でのあなたは幻か何かでしたよね。やりたくてもやれなかったのかも……?」
彼女の話にワイヤードは感嘆の声を上げて答えた。
「ほう。それは分かっていたのか。その魔力は伊達じゃないな。……実際、森に送ったのは俺の魔力で作った分身体だ。大した力はないが、それでも森で迷わせて野垂れ死させることくらいはできたさ」
「それはそうかもしれませんが……」
困惑するエミリスだが、他にも気がかりなことがあった。
「囮自体はいいんですけど、私はアティアス様のボディガードでもあります。離れている間が心配です……」
「それは俺が付いていてやる。……少なくとも、お前に劣ることはないと断言しよう」
そう言って、ワイヤードは手の上に炎を出して見せる。彼女と同じく、無詠唱で。
それを見たアティアスは頷く。
「ここで奴隷商を潰せるなら、それに越したことはない。最後に1つだけ聞かせてくれ。……なぜ潰そうと思ったんだ? 宮廷魔導士なら、彼らがいて損になることもないだろう?」
その問いにワイヤードは遠い目をして答えた。
「……かつて娘が攫われたんだ。だからだよ」
「そうか。……その娘は?」
「幸い、今は元気にやってるようだ」
それを聞いてアティアスは決心した。
「わかった。……エミー、大変だが頼めるか?」
「はい。アティアス様のお願いならば」
◆
あのあと、詳細の手筈をすり合わせてから、2人は宿に帰ってきた。
「エミーのことだから心配はしないけど、早く終わらせて帰りたいな」
「えー、心配くらいしてくださいよぅ」
エミリスは頬を膨らませて、アティアスの胸にゴツゴツと頭突きをする。
「だって、爆弾持ってきても死んだりしないだろ?」
「それはそうですけど……。前みたいに気を失ってる時に、変なことされるかもしれないし……」
「確かに。少なくとも、拠点に連れ去られるまでは大人しくしとかないといけないしな」
彼女が本気を出せば、触れられることもないのだろうが、それでは囮にならない。
五体満足であることに対しては、高額の報酬をかけることで保険とはなるが、それでも不安は拭えない。
「うー、アティアス様以外に身体を触られるなんて、辛すぎますよぅ……」
「すまないな」
「まぁ、やるって言ったからには頑張りますけどね。でも、後で私が満足するまで、たっぷりたっぷり可愛がってもらいますから」
「わかったよ」
手筈通りなら、明日にも依頼がかけられる。うまくいけば数日で片付くだろうことに期待した。
3
あなたにおすすめの小説
辺境貴族ののんびり三男は魔道具作って自由に暮らします
雪月夜狐
ファンタジー
書籍化決定しました!
(書籍化にあわせて、タイトルが変更になりました。旧題は『辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~』です)
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
インターネットで異世界無双!?
kryuaga
ファンタジー
世界アムパトリに転生した青年、南宮虹夜(ミナミヤコウヤ)は女神様にいくつものチート能力を授かった。
その中で彼の目を一番引いたのは〈電脳網接続〉というギフトだ。これを駆使し彼は、ネット通販で日本の製品を仕入れそれを売って大儲けしたり、日本の企業に建物の設計依頼を出して異世界で技術無双をしたりと、やりたい放題の異世界ライフを送るのだった。
これは剣と魔法の異世界アムパトリが、コウヤがもたらした日本文化によって徐々に浸食を受けていく変革の物語です。
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
ラストアタック!〜御者のオッサン、棚ぼたで最強になる〜
KeyBow
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞奨励賞受賞
ディノッゾ、36歳。職業、馬車の御者。
諸国を旅するのを生き甲斐としながらも、その実態は、酒と女が好きで、いつかは楽して暮らしたいと願う、どこにでもいる平凡なオッサンだ。
そんな男が、ある日、傲慢なSランクパーティーが挑むドラゴンの討伐に、くじ引きによって理不尽な捨て駒として巻き込まれる。
捨て駒として先行させられたディノッゾの馬車。竜との遭遇地点として聞かされていた場所より、遥か手前でそれは起こった。天を覆う巨大な影―――ドラゴンの襲撃。馬車は木っ端微塵に砕け散り、ディノッゾは、同乗していたメイドの少女リリアと共に、死の淵へと叩き落された―――はずだった。
腕には、守るべきメイドの少女。
眼下には、Sランクパーティーさえも圧倒する、伝説のドラゴン。
―――それは、ただの不運な落下のはずだった。
崩れ落ちる崖から転落する際、杖代わりにしていただけの槍が、本当に、ただ偶然にも、ドラゴンのたった一つの弱点である『逆鱗』を貫いた。
その、あまりにも幸運な事故こそが、竜の命を絶つ『最後の一撃(ラストアタック)』となったことを、彼はまだ知らない。
死の淵から生還した彼が手に入れたのは、神の如き規格外の力と、彼を「師」と慕う、新たな仲間たちだった。
だが、その力の代償は、あまりにも大きい。
彼が何よりも愛していた“酒と女と気楽な旅”――
つまり平和で自堕落な生活そのものだった。
これは、英雄になるつもりのなかった「ただのオッサン」が、
守るべき者たちのため、そして亡き友との誓いのために、
いつしか、世界を救う伝説へと祭り上げられていく物語。
―――その勘違いと優しさが、やがて世界を揺るがす。
転生したら王族だった
みみっく
ファンタジー
異世界に転生した若い男の子レイニーは、王族として生まれ変わり、強力なスキルや魔法を持つ。彼の最大の願望は、人間界で種族を問わずに平和に暮らすこと。前世では得られなかった魔法やスキル、さらに不思議な力が宿るアイテムに強い興味を抱き大喜びの日々を送っていた。
レイニーは異種族の友人たちと出会い、共に育つことで異種族との絆を深めていく。しかし……
間違い召喚! 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は20歳独身、名は小日向 連(こひなた れん)うだつの上がらないダメ男だ
ひょんなことから異世界に召喚されてしまいました。
間違いで召喚された為にステータスは最初見えない状態だったけどネットのネタバレ防止のように背景をぼかせば見えるようになりました。
多分不具合だとおもう。
召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。
そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます
◇
四巻が販売されました!
今日から四巻の範囲がレンタルとなります
書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます
追加場面もあります
よろしくお願いします!
一応191話で終わりとなります
最後まで見ていただきありがとうございました
コミカライズもスタートしています
毎月最初の金曜日に更新です
お楽しみください!
ユーヤのお気楽異世界転移
暇野無学
ファンタジー
死因は神様の当て逃げです! 地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。
魔道具頼みの異世界でモブ転生したのだがチート魔法がハンパない!~できればスローライフを楽しみたいんだけど周りがほっといてくれません!~
トモモト ヨシユキ
ファンタジー
10才の誕生日に女神に与えられた本。
それは、最強の魔道具だった。
魔道具頼みの異世界で『魔法』を武器に成り上がっていく!
すべては、憧れのスローライフのために!
エブリスタにも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる