ペットたちと一緒に異世界へ転生!?魔法を覚えて、皆とのんびり過ごしたい。

千晶もーこ

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81 翌日

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「ふわぁ~」

朝、今日は特に予定はないのだが、いつも通りに起きてしまった。

お父様達との朝ご飯に間に合いそうね。

「サリーナ様、おはようございます。」
「おはよう、メル。」
「本日のお召し物はどうなさいますか?」
「出かける予定もないし、楽なものでお願い。」
「畏まりました。」

メルは、衣装部屋からロングワンピースの様な形の軽いドレスを持ってきてくれた。

「こちらでいかがでしょうか?」
「ありがとう。あとは自分でするわ。」
「畏まりました。失礼します。」

メルは、お辞儀をすると部屋から出ていった。

「はあ~、もう動くのか?」

あくびをしながらルーフが言った。

「お父様達と朝ご飯を食べれるかと思ってね。」
「なんか話でもあるのか?」
「別にないけど、食べられる時は一緒に食べたいじゃない。」
「そうか?」
「そうよ。」
「リーナ。僕散歩してきたいんだけど。」

ルーフと話していると、アルがとまり木から私の方にやって来た。

「良いわよ。」

窓を開けると、アルは外に飛んでいった。

「ルーフはどうする?」
「俺は、まだ寝る。」
「ふふっ。分かったわ。おやすみなさい。」
「おやすみ。」

私はルーフが再び眠りについたのを見て、着替え始めた。

「髪は、簡単でいいよね。」

ハーフアップに結いて、部屋を出る。

「ふんふんふんふん~♪」
「随分ごきげんだな。」

鼻歌を歌いながら、廊下を歩いていると後ろから声をかけられた。

「リック兄様。おはようございます。」
「おはよう。早いな。特別講師は明日からだろう?」
「はい、そうです。」
「昨日の卒業パーティーで疲れているだろうに、もう少し寝ていて良いんだぞ?」
「目が覚めたので、リック兄様達と朝食を食べようかと思いまして。」
「それは、嬉しいな。」
「ふふっ。…あれ?そういえば、ヨウは部屋ですか?」

いつもは朝食に一緒に来るリック兄様の契約獣ヨウの姿が見えない。

「いや、野暮用でサラの所に飛んでもらった。」
「そうですか。…もうすぐ結婚式ですね。準備は順調ですか?」
「ああ。滞りない。」

リック兄様は、1ヶ月後にサラ様と結婚式を予定している。

「良かったです。何か手伝えることがあったら、手伝いますから言ってくださいね。」
「ありがとう。…そうだ。サラの部屋の準備を頼めるか?」
「部屋の準備ですか?」
「女じゃないと分からないことがあると思うんだ。必要な物とかも。」
「なるほど。…本当ならこういう事は、お母様がする事なのかもしれませんね…。」
「そうだな…。」

気づかなかった…。
お母様がいたら、お嫁さんの為にすることってたくさんありそう…。

「…至らぬ所もあると思いますが、お母様の代わりを務めさせていただきます!」
「部屋作りに、そんなに気負わなくても良いぞ?」
「でも、他にやる事もあるのでしょう?」
「あ~、まぁ、でも、その辺はサラの方でやってくれてたりするから、心配しなくて大丈夫だ。」
「お料理の手配とかは?」

式の後は、披露宴の様な食事会が開かれる。

「料理長に頼んだ。」
「そうですか。…もっと早く気づくべきでした。我が家に女は私だけ…私がお母様の代わりをしなくてはならなかったのに…。」
「そんなことない。皆で考えて用意すれば、それで良いんだ。だから、リーナは部屋作りを頼む。」
「はい。」

私は、朝食後に部屋の準備に取り掛かった。







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