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「あの、クリフトファー様...一つ確認なんですが...」
「なんだい?」
「もし、私を心身共に傷付けたことを気にして結婚を申し込んでいるんだとしたら、それはもう気にしないで欲しいと以前にも言いましたよね?」
「そうじゃない!」
「へっ!?」
いきなり大声出されてちょっとビビッた。
「そういうことじゃないんだ! 僕は純粋にアンリエット、君のことが好きなんだよ!」
「はっ!?」
思わず間抜けな声が出てしまった。えっ? ナニコレ? こんな短期間に二人の殿方から熱烈な愛の告白を受けるなんて! モテ期か!? モテ期到来なのか!?
...なんてアホなことを考えてる場合じゃねぇな...
「そりゃ確かに最初は面白半分だった。言い方は悪いが、良いオモチャを見付けたような気分だった。だけど君と二人でギルバートを追い詰める手伝いをしたり、そこに居るアランを脅して懐柔させたりして行く内に、毎日が楽しくなって気付けば君に恋していた。だからスカーレットのせいであんな目に遭った君の姿を見た時、僕は胸が張り裂けそうになった...」
クリフトファー様はそこでいったん言葉を切って、お茶で喉を潤してから先を続けた。ちなみに名前を出されたアランはどこか気不味そうだ。あの時のことを思い出したのかも知れない。
「もう二度と君をあんな酷い目に遭わせたりしない。僕が一生守るんだ。そう心に誓ったんだ。だが君は僕を拒絶した...」
今度は私が気不味くなって目を逸らした。
「絶望したよ...でも君の拒絶の理由が僕のことを嫌ってるとかじゃなく、僕の貴族としての身分を気にしてのことだと聞いた時、まだ希望はあるんだって思ったんだよ。僕が全てを捨てれば君は僕を受け入れてくれると。だから僕はそうしたんだ。これで君が懸念することはもうなにも無いだろう?」
...なんて言ったらいいのか...君のために全部捨てたって? もうなんの障害もないから結婚しよう? 本気でそう思っているんだろうか? いや、そう思っているからこそ家督を放棄したのか...
...重い...重過ぎる...そんなん私のために人生を棒に振りましたって言ってるようなもんじゃんか...
どんな重い十字架を私に背負わせるつもりなんだよ!?...冗談じゃないぞ...絶対に断らないと...ただ、これはどうやって断ればいいんだ!?
なんだか今のクリフトファー様の状態だと、私にもう一度拒否られたりしたら首でも吊りそうな雰囲気じゃない!?
勘弁してくれよ...そんなんトラウマになっちゃうレベルだって...私は助けを求めるようにアランの方を見た...んだが....
アランの野郎はスッと目を逸らしやがった! こん畜生!
「なんだい?」
「もし、私を心身共に傷付けたことを気にして結婚を申し込んでいるんだとしたら、それはもう気にしないで欲しいと以前にも言いましたよね?」
「そうじゃない!」
「へっ!?」
いきなり大声出されてちょっとビビッた。
「そういうことじゃないんだ! 僕は純粋にアンリエット、君のことが好きなんだよ!」
「はっ!?」
思わず間抜けな声が出てしまった。えっ? ナニコレ? こんな短期間に二人の殿方から熱烈な愛の告白を受けるなんて! モテ期か!? モテ期到来なのか!?
...なんてアホなことを考えてる場合じゃねぇな...
「そりゃ確かに最初は面白半分だった。言い方は悪いが、良いオモチャを見付けたような気分だった。だけど君と二人でギルバートを追い詰める手伝いをしたり、そこに居るアランを脅して懐柔させたりして行く内に、毎日が楽しくなって気付けば君に恋していた。だからスカーレットのせいであんな目に遭った君の姿を見た時、僕は胸が張り裂けそうになった...」
クリフトファー様はそこでいったん言葉を切って、お茶で喉を潤してから先を続けた。ちなみに名前を出されたアランはどこか気不味そうだ。あの時のことを思い出したのかも知れない。
「もう二度と君をあんな酷い目に遭わせたりしない。僕が一生守るんだ。そう心に誓ったんだ。だが君は僕を拒絶した...」
今度は私が気不味くなって目を逸らした。
「絶望したよ...でも君の拒絶の理由が僕のことを嫌ってるとかじゃなく、僕の貴族としての身分を気にしてのことだと聞いた時、まだ希望はあるんだって思ったんだよ。僕が全てを捨てれば君は僕を受け入れてくれると。だから僕はそうしたんだ。これで君が懸念することはもうなにも無いだろう?」
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...重い...重過ぎる...そんなん私のために人生を棒に振りましたって言ってるようなもんじゃんか...
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