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「うん? ちょっと待ちなさい、エリザベート。あんた髪が乱れてるわよ? それに服も所々はだけて...って、あんたまさか!?」
「ウフフ♪ とっても美味しゅうございました♪」
そう言って意味深に下腹部を撫でるエリザベート。とってもイヤな予感がした私は、脱兎の如く兄の寝室に急いで駆け付けた。
「兄さん!」
果たしてそこには...
「キャッ! み、見ないで~!」
裸の上半身をシーツで隠す兄の姿があった訳で...いやこんなシチュエーション誰得だよ...
「も、もうお婿に行けない~!」
「いやいや、あんた嫁を貰う立場だから...って、そうじゃなくて! 兄さん、まさか...ヤッちゃったの!? いや、ヤられちゃったの!?」
兄は微かに頷いた。私は頭を抱えた。すると私の後から部屋に入って来たエリザベートは、
「ねぇロバート~♪ 式は早目にしましょうね~♪ お腹が目立って来ない内に~♪」
もう既に名前呼びかよ! 式ってなんだよ! 一発で着床したのかよ! と、突っ込み所満載のセリフに突っ掛かろうとしたのだが、
「あ、あれ!? な、なに!? 目の前が急に暗く...」
「お嬢!」
アランの叫びが聞こえたところで私は意識を失った。
◇◇◇
「うん...」
目が覚めたら見慣れた天井が視界に入って来た。
「お嬢、気が付いた?」
「アラン...私、どうしたの?」
「疲れが溜まってたみたいで倒れたんだよ。久し振りに伯爵の仕事に復帰した上に、色々と心労が重なったようだから」
「そう...兄妹揃って倒れてちゃザマァないわね...」
私はベッドから起き上がろうとしたのだが、
「お嬢、無理しないで。医者からは安静にしてるようにって言われてるんだからさ」
「そうも言ってられないわよ...仕事しないと...」
「仕事ならロバート様が復帰したから心配要らないよ。だからお嬢はゆっくり休んで? ほら、もう少し寝て?」
「寝ると悪夢を見るからイヤなのよ...」
「どんな?」
「兄が私の親友にペロリと食べられちゃう夢」
「......」
「ちょっとアラン、なんで目を逸らすの? とってもリアルでイヤな夢だったんだからね? もう二度と見たくないわ」
「お嬢...あのね...それは夢じゃなくて...」
アランが言葉を詰まらせた時だった。ドアを開けてエリザベートが入って来た。お見舞いの花束を抱えている。
「義妹ちゃん、具合はどう? いきなり倒れちゃうもんだから、義姉はとおっても心配したのよ?」
そのセリフを聞いて理解した...というより思い出した...夢じゃなかったんだということを...
「ウフフ♪ とっても美味しゅうございました♪」
そう言って意味深に下腹部を撫でるエリザベート。とってもイヤな予感がした私は、脱兎の如く兄の寝室に急いで駆け付けた。
「兄さん!」
果たしてそこには...
「キャッ! み、見ないで~!」
裸の上半身をシーツで隠す兄の姿があった訳で...いやこんなシチュエーション誰得だよ...
「も、もうお婿に行けない~!」
「いやいや、あんた嫁を貰う立場だから...って、そうじゃなくて! 兄さん、まさか...ヤッちゃったの!? いや、ヤられちゃったの!?」
兄は微かに頷いた。私は頭を抱えた。すると私の後から部屋に入って来たエリザベートは、
「ねぇロバート~♪ 式は早目にしましょうね~♪ お腹が目立って来ない内に~♪」
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「あ、あれ!? な、なに!? 目の前が急に暗く...」
「お嬢!」
アランの叫びが聞こえたところで私は意識を失った。
◇◇◇
「うん...」
目が覚めたら見慣れた天井が視界に入って来た。
「お嬢、気が付いた?」
「アラン...私、どうしたの?」
「疲れが溜まってたみたいで倒れたんだよ。久し振りに伯爵の仕事に復帰した上に、色々と心労が重なったようだから」
「そう...兄妹揃って倒れてちゃザマァないわね...」
私はベッドから起き上がろうとしたのだが、
「お嬢、無理しないで。医者からは安静にしてるようにって言われてるんだからさ」
「そうも言ってられないわよ...仕事しないと...」
「仕事ならロバート様が復帰したから心配要らないよ。だからお嬢はゆっくり休んで? ほら、もう少し寝て?」
「寝ると悪夢を見るからイヤなのよ...」
「どんな?」
「兄が私の親友にペロリと食べられちゃう夢」
「......」
「ちょっとアラン、なんで目を逸らすの? とってもリアルでイヤな夢だったんだからね? もう二度と見たくないわ」
「お嬢...あのね...それは夢じゃなくて...」
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