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スラム民の受け入れ
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ネリリンと濃厚な官能談義をしていたらもうお昼になってしまった。今頃教会ではコスポ製造に従事するための、スラム労働者たちの受け入れが始まっているはずだ。
急いで教会に戻ると、すでにポーション製造所の近くには人だかりができていた。
「あ、ケイ! ちょっと、遅いよ!」
シルビアが腕まくりをしたまま、僕に駆け寄ってきた。ちょいおこな表情で、腕をつねってくる。
「いてて、ごめん。素材の解体を商業ギルドにお願いしてたんだ」
「もう、それなら仕方ないけどさ……。もうあらかた説明は終わったところ。あとはケイとの顔合わせだけ!」
どうやらもう、事前説明を始めていたらしい。彼女の後ろには、工房施設の前庭に集まったスラム民たちが、緊張と期待を入り混ぜた眼差しでこちらを見つめている。
(……やっぱりみんな貧しそうだな)
身なりはどれも貧しい。擦り切れた上着、穴だらけの靴、素肌にまとった布切れだけの子供もいる。痩せこけた頬、土埃でくすんだ肌。まだ幼さの残る子供の目には疲れた老人のような影が宿っていた。
その他にもやせ細った未亡人、片足を失った中年男、杖をつく老婆。指が数本無い女戦士。
生きるために必死でここまで来た。そんな気配が全員から漂っていた。
(彼らはジオス教徒。みんなに元気になってもらうことが、ジオスの力を増すことにもつながるだろうし、亜人への恩返しになるはずだ)
その一団の前に、恰幅のいい中年女性が進み出る。肝の据わったような目に、皺の深い頬が印象的だ。前掛けのような布をつけており、ハキハキとした雰囲気をしている。
「ええと……あんたが“ケイ”さんかい? スラムの者たちを雇ってくれるって聞いてる。アタシはモリーン、フェイさんから任されて、今日ここに来た皆のまとめ役をやってるよ」
ぺこり、とモリーンさんは腰を折って頭を下げた。
「ほんとに……ありがとよ。アタシらみたいなのに、こんな綺麗なとこで、ちゃんとした仕事をくれるなんて……誰一人、想像してなかった。改めて礼を言わせてくれ」
その言葉に続くように、スラム民のあちこちから、感謝の声が漏れ始めた。
「……病気だった子供が、あんたのおかげで治ったんだ。今はもう、走り回ってるよ」
「オレの腕……ずっと腫れてて、死ぬかと思ってた。でもすっかりよくなって……今は動くんだ」
「おかーさん、もうずっと寝たきりだったのに……起きられるようになったの!」
「それだけでも感謝してもしきれねぇのに、仕事までくれるなんて……」
「……私たちは、あんたに命を拾われたようなものよ」
次第に声が重なり、感謝の波はうねりのように広がっていった。誰もが、どこかで一度は絶望しかけた者たちだった。彼らの目には、ほんのわずかな光が差し込んでいる。
僕はそれを見ながら、ゆっくりと頷いた。
「……こちらこそ、来てくれてありがとう。僕はタネズ・ケイ。シルビアと一緒に、この事業の責任者をしている。まあ、ほとんどは彼女とアルフィンが取り仕切ることになるだろうけどね。僕は裏から君たちを支えることになるだろう。この計画には君たちの力が必要だ。どうか力を貸して欲しい」
そう言って頭を下げると、スラムの人たちから動揺した空気が広がった。
するとモリーンが苦笑して言う。
「ケイさん、あんたはアタシらの雇い主なんだ。頭を下げる必要なんてないよ」
「いや、そんなことはないよ。僕たちは君たちの力が必要なんだ。そこに上下はない。対等なんだ。だからこうやって、頭を下げるのは当然のことなんだ」
僕は今では少し薄れつつあるブラックな記憶を思い出す。責任を取らない上司。悪環境を改善しない会社。サービス残業、サービス出勤。福利厚生? 寝言は寝て言え。風邪を引いた? お前がくたばることと仕事に穴開けるの、どっちが重要だと思ってんだ?
(うっ、PTSDが……)
とにかく曲がりなりにも僕が上に立つからには、労働者の生活はきちんと守っていきたい。彼らはここまでたくさん苦労したんだ。これから先、苦労した年数と同じくらい幸せに生きる権利があるはずだ。
「ケイ……」
「……ケイさん。あんたの言葉、しっかりと刻み込んだよ」
モリーンさんは胸に手を当てて深々と礼をする。すると、後ろの人たちもそれにならった。
「あんたの誠意には必ず報いる。アタシも、他の連中もぜったいに役に立ってみせるよ」
「任せてくれ!」
「命の恩は命で返すぜ!」
「何でも命令してちょうだい!」
次々と上がる力強い声に、僕は自然と笑みをこぼしていた。彼らの目が、さっきまでとはまるで違って見える。光が宿っている。希望の輪郭が浮かんでいる。
(ああ、頑張ってよかったな……)
素直にそう思えた。
ごつごつした指、皺の浮いた額、どこかぎこちない笑顔。けれどそれが、なによりも尊く思えた。
「よーし、頼もしいね! ……でも、その前に!」
僕は手を打ち鳴らし、にやりと笑った。
「まずは腹ごしらえだ!」
わぁっ、と歓声が上がる。
どこか遠慮がちだった表情が、一気にほころび、拍手が起きた。涙ぐむ老人。子供たちは「ごはん!」「ごはんだー!」とはしゃぎ回る。力強く肩を叩き合う男たちもいれば、静かに手を合わせる女たちもいる。
「そっちの棟に食堂があるんだ。ミゲルって専属料理人が腕をふるってくれてる。遠慮はいらないから、しっかり食べて。おかわりも用意してあるからね。押し合わないように、女子供を優先してあげて」
人々は再びざわめきながら、列をなして施設の奥へと進み始める。年老いた者は若者に支えられ、幼い子供は親の手を引かれて。ゆっくり、でも確かな足取りで。
食堂に入ると、ざっと並んだテーブルの前にミゲルが立っていた。無骨な顔に似合わぬ真剣な表情で、皆に向き直る。
「俺の名前はミゲル。最近、御主人様に買われた料理人奴隷だ」
いきなりの自己紹介に、食事を前に戸惑っていた労働者たちが視線を向ける。
「……あんたらも、もう気づいてるだろう。この人はとんでもないお人好しだ。奴隷に“幸せになってほしい”なんて言うくらいにはな」
呆れたように言うミゲル。でも声色は優しげだった。
「だから当然、あんたらにも幸せになってほしいんだろうよ。金持ち連中が食うような高級食材を、家庭料理の形で振る舞って欲しい、そう頼まれた」
ミゲルはゆっくりと厨房を振り返り、大鍋の前に立つイレーナやセラミナ、配膳中のユリオたちに目をやった。
「俺は今日から、あんたらの“食”を守り、御主人様の“誇り”を守る。それが俺の仕事だ。……だから、あんたらも“誇り”を持って働いてくれ」
一拍の間。ミゲルが不器用に笑って、言葉を締めくくる。
「長くなったな。さあ、食ってくれ」
ミゲルの言葉に、最初は戸惑っていたスラムの人々だったが。次第にざわつき始め、配膳が始まるころにはその空気は熱気を帯びていた。
「……う、うめぇ……なんだこれ……」
皿に盛られたのは、香ばしくソテーされた分厚いダイオーク肉のベーコン風、新鮮な蒸し野菜、シャイバードの半熟卵を贅沢に乗せた焼きパン。そして、ほんのり甘いキノコのクリームスープ。
ひと口、またひと口と食べ進めるうちに、誰からともなく声が上がる。
「うめぇっ、うめぇっ!!」
「信じらんねえ……こんな豪勢なもんが、俺たちに出されるなんてよ……」
「……めちゃくちゃうめぇのに、おっかぁが作ってくれた味に似てる……」
痩せ細った体を揺らしながら、男がぽろぽろと涙をこぼす。隣では、幼い姉弟がぎゅうぎゅうに詰まったパンを頬張りながら、笑っている。
「おぉ、ジオス様……この祝福に感謝を……」と、爺さんが手を合わせ、ひとり祈りを捧げる姿もあった。
食堂は、やがて歓声と談笑に包まれた。疲れ切った顔に笑顔が灯り、孤独だった者たちが言葉を交わしはじめる。
そして、元気よく厨房と食堂を行き来するセラミナとユリオの姿が、さらに活気を広げていた。
「はい、次は焼きパン追加ですよー!」
「お姉ちゃん、お肉もお願いー!」
「はいはい、ユリオは働き者だなあ!」
セラミナのたぷん、と揺れる胸と尻に、思春期キッズたちの視線が釘付けになるが彼女は意に介さず、軽やかな足取りで配膳を続けていた。
イレーナはそんな娘の姿を優しく見守りながら、黙々と厨房で鍋をかき混ぜていた。その母性を感じさせる糸目と豊満な肉体は、独り身の男たちのバブみを大いに刺激した。
この食堂に広がる光景を見ていると、さすがの僕でもじーんとしてくる。
いろいろ大変なこともあったけど、いったん報われた思いだ。
「……」
シルビアも同じようにこの光景を見て感じるところがあるようだ。目元を拭っている。
「シルビア、大丈夫?」
「……うん。大丈夫。やっと……ここからやっと始められると思うとね」
ぽろぽろと涙を流すシルビア。彼女の祖母、リディア・ブラスから始まったコスモディアポーションの物語。紆余曲折と艱難辛苦あったけど今、孫のシルビア・ブラスが新しい章を綴り始めた。そりゃあ……泣きもするよな。
躊躇いがちにその肩を抱き寄せると、びくっとしつつも、身体を預けてくれた。
急いで教会に戻ると、すでにポーション製造所の近くには人だかりができていた。
「あ、ケイ! ちょっと、遅いよ!」
シルビアが腕まくりをしたまま、僕に駆け寄ってきた。ちょいおこな表情で、腕をつねってくる。
「いてて、ごめん。素材の解体を商業ギルドにお願いしてたんだ」
「もう、それなら仕方ないけどさ……。もうあらかた説明は終わったところ。あとはケイとの顔合わせだけ!」
どうやらもう、事前説明を始めていたらしい。彼女の後ろには、工房施設の前庭に集まったスラム民たちが、緊張と期待を入り混ぜた眼差しでこちらを見つめている。
(……やっぱりみんな貧しそうだな)
身なりはどれも貧しい。擦り切れた上着、穴だらけの靴、素肌にまとった布切れだけの子供もいる。痩せこけた頬、土埃でくすんだ肌。まだ幼さの残る子供の目には疲れた老人のような影が宿っていた。
その他にもやせ細った未亡人、片足を失った中年男、杖をつく老婆。指が数本無い女戦士。
生きるために必死でここまで来た。そんな気配が全員から漂っていた。
(彼らはジオス教徒。みんなに元気になってもらうことが、ジオスの力を増すことにもつながるだろうし、亜人への恩返しになるはずだ)
その一団の前に、恰幅のいい中年女性が進み出る。肝の据わったような目に、皺の深い頬が印象的だ。前掛けのような布をつけており、ハキハキとした雰囲気をしている。
「ええと……あんたが“ケイ”さんかい? スラムの者たちを雇ってくれるって聞いてる。アタシはモリーン、フェイさんから任されて、今日ここに来た皆のまとめ役をやってるよ」
ぺこり、とモリーンさんは腰を折って頭を下げた。
「ほんとに……ありがとよ。アタシらみたいなのに、こんな綺麗なとこで、ちゃんとした仕事をくれるなんて……誰一人、想像してなかった。改めて礼を言わせてくれ」
その言葉に続くように、スラム民のあちこちから、感謝の声が漏れ始めた。
「……病気だった子供が、あんたのおかげで治ったんだ。今はもう、走り回ってるよ」
「オレの腕……ずっと腫れてて、死ぬかと思ってた。でもすっかりよくなって……今は動くんだ」
「おかーさん、もうずっと寝たきりだったのに……起きられるようになったの!」
「それだけでも感謝してもしきれねぇのに、仕事までくれるなんて……」
「……私たちは、あんたに命を拾われたようなものよ」
次第に声が重なり、感謝の波はうねりのように広がっていった。誰もが、どこかで一度は絶望しかけた者たちだった。彼らの目には、ほんのわずかな光が差し込んでいる。
僕はそれを見ながら、ゆっくりと頷いた。
「……こちらこそ、来てくれてありがとう。僕はタネズ・ケイ。シルビアと一緒に、この事業の責任者をしている。まあ、ほとんどは彼女とアルフィンが取り仕切ることになるだろうけどね。僕は裏から君たちを支えることになるだろう。この計画には君たちの力が必要だ。どうか力を貸して欲しい」
そう言って頭を下げると、スラムの人たちから動揺した空気が広がった。
するとモリーンが苦笑して言う。
「ケイさん、あんたはアタシらの雇い主なんだ。頭を下げる必要なんてないよ」
「いや、そんなことはないよ。僕たちは君たちの力が必要なんだ。そこに上下はない。対等なんだ。だからこうやって、頭を下げるのは当然のことなんだ」
僕は今では少し薄れつつあるブラックな記憶を思い出す。責任を取らない上司。悪環境を改善しない会社。サービス残業、サービス出勤。福利厚生? 寝言は寝て言え。風邪を引いた? お前がくたばることと仕事に穴開けるの、どっちが重要だと思ってんだ?
(うっ、PTSDが……)
とにかく曲がりなりにも僕が上に立つからには、労働者の生活はきちんと守っていきたい。彼らはここまでたくさん苦労したんだ。これから先、苦労した年数と同じくらい幸せに生きる権利があるはずだ。
「ケイ……」
「……ケイさん。あんたの言葉、しっかりと刻み込んだよ」
モリーンさんは胸に手を当てて深々と礼をする。すると、後ろの人たちもそれにならった。
「あんたの誠意には必ず報いる。アタシも、他の連中もぜったいに役に立ってみせるよ」
「任せてくれ!」
「命の恩は命で返すぜ!」
「何でも命令してちょうだい!」
次々と上がる力強い声に、僕は自然と笑みをこぼしていた。彼らの目が、さっきまでとはまるで違って見える。光が宿っている。希望の輪郭が浮かんでいる。
(ああ、頑張ってよかったな……)
素直にそう思えた。
ごつごつした指、皺の浮いた額、どこかぎこちない笑顔。けれどそれが、なによりも尊く思えた。
「よーし、頼もしいね! ……でも、その前に!」
僕は手を打ち鳴らし、にやりと笑った。
「まずは腹ごしらえだ!」
わぁっ、と歓声が上がる。
どこか遠慮がちだった表情が、一気にほころび、拍手が起きた。涙ぐむ老人。子供たちは「ごはん!」「ごはんだー!」とはしゃぎ回る。力強く肩を叩き合う男たちもいれば、静かに手を合わせる女たちもいる。
「そっちの棟に食堂があるんだ。ミゲルって専属料理人が腕をふるってくれてる。遠慮はいらないから、しっかり食べて。おかわりも用意してあるからね。押し合わないように、女子供を優先してあげて」
人々は再びざわめきながら、列をなして施設の奥へと進み始める。年老いた者は若者に支えられ、幼い子供は親の手を引かれて。ゆっくり、でも確かな足取りで。
食堂に入ると、ざっと並んだテーブルの前にミゲルが立っていた。無骨な顔に似合わぬ真剣な表情で、皆に向き直る。
「俺の名前はミゲル。最近、御主人様に買われた料理人奴隷だ」
いきなりの自己紹介に、食事を前に戸惑っていた労働者たちが視線を向ける。
「……あんたらも、もう気づいてるだろう。この人はとんでもないお人好しだ。奴隷に“幸せになってほしい”なんて言うくらいにはな」
呆れたように言うミゲル。でも声色は優しげだった。
「だから当然、あんたらにも幸せになってほしいんだろうよ。金持ち連中が食うような高級食材を、家庭料理の形で振る舞って欲しい、そう頼まれた」
ミゲルはゆっくりと厨房を振り返り、大鍋の前に立つイレーナやセラミナ、配膳中のユリオたちに目をやった。
「俺は今日から、あんたらの“食”を守り、御主人様の“誇り”を守る。それが俺の仕事だ。……だから、あんたらも“誇り”を持って働いてくれ」
一拍の間。ミゲルが不器用に笑って、言葉を締めくくる。
「長くなったな。さあ、食ってくれ」
ミゲルの言葉に、最初は戸惑っていたスラムの人々だったが。次第にざわつき始め、配膳が始まるころにはその空気は熱気を帯びていた。
「……う、うめぇ……なんだこれ……」
皿に盛られたのは、香ばしくソテーされた分厚いダイオーク肉のベーコン風、新鮮な蒸し野菜、シャイバードの半熟卵を贅沢に乗せた焼きパン。そして、ほんのり甘いキノコのクリームスープ。
ひと口、またひと口と食べ進めるうちに、誰からともなく声が上がる。
「うめぇっ、うめぇっ!!」
「信じらんねえ……こんな豪勢なもんが、俺たちに出されるなんてよ……」
「……めちゃくちゃうめぇのに、おっかぁが作ってくれた味に似てる……」
痩せ細った体を揺らしながら、男がぽろぽろと涙をこぼす。隣では、幼い姉弟がぎゅうぎゅうに詰まったパンを頬張りながら、笑っている。
「おぉ、ジオス様……この祝福に感謝を……」と、爺さんが手を合わせ、ひとり祈りを捧げる姿もあった。
食堂は、やがて歓声と談笑に包まれた。疲れ切った顔に笑顔が灯り、孤独だった者たちが言葉を交わしはじめる。
そして、元気よく厨房と食堂を行き来するセラミナとユリオの姿が、さらに活気を広げていた。
「はい、次は焼きパン追加ですよー!」
「お姉ちゃん、お肉もお願いー!」
「はいはい、ユリオは働き者だなあ!」
セラミナのたぷん、と揺れる胸と尻に、思春期キッズたちの視線が釘付けになるが彼女は意に介さず、軽やかな足取りで配膳を続けていた。
イレーナはそんな娘の姿を優しく見守りながら、黙々と厨房で鍋をかき混ぜていた。その母性を感じさせる糸目と豊満な肉体は、独り身の男たちのバブみを大いに刺激した。
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いろいろ大変なこともあったけど、いったん報われた思いだ。
「……」
シルビアも同じようにこの光景を見て感じるところがあるようだ。目元を拭っている。
「シルビア、大丈夫?」
「……うん。大丈夫。やっと……ここからやっと始められると思うとね」
ぽろぽろと涙を流すシルビア。彼女の祖母、リディア・ブラスから始まったコスモディアポーションの物語。紆余曲折と艱難辛苦あったけど今、孫のシルビア・ブラスが新しい章を綴り始めた。そりゃあ……泣きもするよな。
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