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スラムの現状
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スラムの自助組織「オボロ」のボス、フェイ・イェウさんにリッカリンデンの借金を返済したよ。これでカリンたちもぐっすり眠れる。ただ、どうやらスラムはかなり困窮しているようだった。孤児院からも近いし情報収集がてら話を聞いてみることにした。
「まずはそうですね……ケイ殿、と言いましたか? あれだけ強ければ他国でも活躍したはずでしょう。他の都市とこのデイライト、大きな違いは何だと思いますか?」
活躍したことなんてないんだよなぁ。それどころかあなたとの戦いが初実戦なんだよなぁ。
それにしても違いか、正直ピンとくるものは無いけど適当に言ってみようかな。
「はは、そんなことはないですよ。そうですね、やはり迷宮の有無でしょうか」
「正解です。迷宮の有無。つまり巨大な資源の存在です」
おっと、当たってしまった。意外と冴えてるな。ていうかダンジョンは資源扱いなのね。
「実はこの迷宮のおかげで、この都市のスラムは他と比べて生きやすいんですよ」
ふーん? 他と比べて迷宮資源のおこぼれにあり付きやすいってことかな。一発当てた冒険者が寄付してくれたり、食堂がご飯恵んでくれたりとか。
「でもそれならどうしてスラムは困窮しているんです?」
「人口ですよ。このスラムは人口が多すぎる」
フェイさんは悩ましげに言った。確かにそうかも。ここに来るまで結構人が多かった。特に女子供と怪我をした男。そこら辺が関係してるのかな。あ、もしかしてダンジョンの有無って……。
「そう、他の都市では暮らせない人々でもなんとか暮らせる場所。それがデイライトのスラムなんです。近年彼らが多くこの街に流れてきています」
つまり人口の流入が凄いのか。一応銀貨二枚払えば入国できるしね。僕もそうしたし。うへえ、他はもっとひどいってこと? きついな。
「それだけではありません。人口が密集したことによって病気の蔓延が進みました。ポーション不足によって怪我をした冒険者がスラムに流れてくることも多い。さらに『神隠し』の件もあります。親を突然失った子供が孤児となってスラムに居つくのはよくあることです」
ちょっとまって、病気の蔓延、ポーション不足は分かったけど最後のはなんだ?
「すみません、『神隠し』とはなんですか?」
「失礼しました。ケイ殿はご存じではなかったですね。ここ数年、特に頻発している獣人失踪事件のことです。昨日まで元気にしていた人が突然いなくなってしまうことから、私たちは神隠しと呼んでいます」
なんだそれ、こっわ。デイライト神隠し編かよ。僕、そういうホラーまじで苦手なんだよ。
『ベステルタ、ちょっと訊きたいんだけどジオス神が突然獣人を連れ去るなんてことある?』
『突然どうしたの? ……そんなことあるはずないわ。ジオス様がみだりに人を連れ去るなんて。そもそも神は人に直接干渉しないようになっているのよ?』
『アセンブラ神も?』
『あれも例外ではない……はずよ』
確証はないか。でももっともだな。神が簡単に干渉してきたらもっとおかしくなっている。まぁ僕はがっつり手を出されていますけどね。
……ということはやっぱりアセンブラも秘密裏に神託とか出しているのかな。もし僕のことに気付いたら厄介だ。あまり考えないようにしていたけど、もっと身を守るために行動した方がいいのかもしれない。あー、めんどい。ジオス神の思惑にハマっているようで癪だ。もし直接話せるようになったらうんとわがままを言ってやる。
「ケイ殿?」
突然黙り込んだ僕をフェイさんがいぶかしむ。
「いえ、すみません。思った以上に状況が悪いようで言葉が出ませんでした」
「ええ。おっしゃる通り、酷いものです。餓死者に病死者、毎日誰かが泣いています。ありていに言って、希望が無いのです。しかし、私は最後まで足掻くつもりです。我が師の教えと、この拳に誓って人々を守ると。そのためには何でもするつもりです。たとえ魂を売り渡してでも」
ごくり。
フェイさんの迫力に思わず呑まれてしまった。これが日常的に死を見てきて、それでも折れない人の目か。すごいな。尊敬する。そして羨ましく思うよ。そういう高潔な魂の在り方は僕に無いものだから。
「では神の使徒に売り渡してみますか?」
「は?」
いかん、ぽろりしちゃった。
咳払いして誤魔化す。
「んん! どうやら定期的に仕事をいくつか依頼できそうです。大規模ではないですが」
「本当ですか!」
するとフェイさんが、ばっと詰め寄ってきた。細い目が少し見開かれている。うう、ちょっと期待したけどやっぱりフェイさん男だな。詰め寄られてもうれしくない。でも我慢だ。
「少額でも定期的な収入はスラムに希望を与えることができます。何卒お願い致します」
迷わず頭を下げたフェイさんにヒャッハーたちが唖然とする。おいおい、君らのトップがなりふり構わず頭下げているんだぞ。お前らも頭下げんかい、なんてことは言わない。
「そうですか。助かります」
「それで具体的に何をすればよろしいですか?」
仕事内容訊かないのか? いや、それだけ追い詰められているってことか。
「そうですね、いくつかあるのですが目下お願いしたいのは、情報収集ですね」
「情報収集ですか?」
不思議そうに首をかしげるフェイさんとヒャッハーたちに僕は仕事内容を説明していった。
…………
「つまり、スラムのネットワークを使ってデイライト中の情報をケイ殿に集めるということですか?」
さっき人口が多いという話を聞いてピンときた。それならきっといろんなところに人がいるはずだし、普通の人が見落としやすい情報も入ってきているかもしれない。情報は大事だ。商機にもなるし、身を守る武器にもなる。特に、アセンブラが暗躍しているのならなおさらだ。
「デイライト中だと僕が困ってしまうので、なるべく要点を絞って収集してほしいですね」
「ふむ、具体的にどのような情報を集めましょうか?」
僕はフェイさんたちに欲しい情報を伝えていった。
・アセンブラ教会の動向
・教会への不満
・アセンブラポーションの評判
特に欲しいのはアセンブラ関係の情報だ。ちょっとふわっとしてしまったけど、とにかくやつらの情報が不足しているから、一般の人々がどう思っているかレベルでも情報が欲しい。ジオス教が取って代わるのは難しいにしても、将来的にシェアを獲得できるのか今からでも確認しておきたい。
それで内容を詰めた後、フェイさんたちは報酬として月に金貨十枚を提示してきた。正直かなり少ないと思って増額しようとしたんだけど、「まだうまくいくかもわからないしノウハウもないから」という理由で固辞されてしまった。その代わり良い情報があったらその都度追加報酬を支払うことになった。なるほどインセンティブだね。モチベーションも上がるし良いと思う。フェイさんやり手だな。ずっと組織運営してきただけある。
「それでは月に最低一回はこちらに顔を出すので周知をお願いします」
「ええ、もちろんです。ケイ殿、感謝致します」
がっしと握手されてしまった。いてて、握力が強い。そう言えばあの拳法はどこで身に着けたんだろう。中国拳法に似ていたけど。
「ところでフェイさん、あの武術はどこで身につけられたんですか?」
「ああ、あれですか。私は師匠に教えてもらったんですよ。私は孤児の出で、野垂れ死にそうになっていたところを師匠に拾われたんです。命の恩人です」
「ちなみに流派とかあるんですか?」
「星風流拳闘術です。一応、開祖が魔人に教えてもらったとの言い伝えがあります。眉唾ですし継承者がほとんどいない古武術ですが……」
寂しそうにフェイさんは笑った。それなら道場でも開けばいいのでは、と思うけど。
「道場を開いたりはしないんですか? 子供たちに教えれば冒険者になって食い扶持稼げそうですが」
そう言うとフェイさんは顔を曇らせる。
「過去、試したことはありました。しかし星風流拳闘術の修業は激しく厳しいものです。飢えて体力の無い子供たちはついてこれませんでした」
無論、余裕が無いのと資金面の問題もあります、と付け足した。うーん、もしかして厳しすぎて怪我人が出たのだろうか。ポーション不足のスラムで怪我するのは命取りになりそうだ。少しトラウマがあるのかもしれない。これ以上突っつくのは止めておこう。
「そうですか。フェイさんが強かったので良いアイデアだと思ったんですが」
「ははは。買い被りですよ。でも、ありがとうございます。強者に褒めてもらえるのは嬉しいです」
強者って。それこそ買い被りなのだが。僕なんて能力向上のバフもりもりでごり押ししているだけだからね。
そう言えば握手した時、フェイさんの手細かったな。やはり食糧不足なんだろうな。
……あれ、ていうかご飯が足りていない状態で仕事させるのまずくない? パフォーマンス発揮でき無さそうな気がする。何より僕が心底憎むブラック労働だ。これは良くない。
「フェイさん、スラムに大勢を集められる広場ってありますか? あと動ける女性がいるとありがたいです」
「広場ですか? もちろんありますが……。ケイ殿、スラムの女性には心に傷を負ったものが少なくありません。あまり無茶な要求は……」
なんでやねん。僕ってそんな畜生に見えるかな? いや、思考がクズなのは認めるけどさ。パウロも剣呑な目つきしているし。僕はまだ許していないからな。
「違いますよ。炊き出しです。これから仕事するのに腹が減っていては難しいでしょう?」
そう言うとフェイさんたちは一瞬呆気にとられた後、泣き出してしまった。フェイさんはまだしもヒャッハーたちが声を上げて泣くのは非常にむさくるしい。やめて欲しい。それに交換条件も出すつもりだ。だから心からの善意って訳じゃない。僕がこの世界で無条件で助ける存在は限られている。それに、自分にすべてを助ける力があるなんて思っていないしね。
あと、そうだな。ベステルタにも手伝ってもらおう。そうすればきっと子供たちとも仲良くできるはずだし。
「まずはそうですね……ケイ殿、と言いましたか? あれだけ強ければ他国でも活躍したはずでしょう。他の都市とこのデイライト、大きな違いは何だと思いますか?」
活躍したことなんてないんだよなぁ。それどころかあなたとの戦いが初実戦なんだよなぁ。
それにしても違いか、正直ピンとくるものは無いけど適当に言ってみようかな。
「はは、そんなことはないですよ。そうですね、やはり迷宮の有無でしょうか」
「正解です。迷宮の有無。つまり巨大な資源の存在です」
おっと、当たってしまった。意外と冴えてるな。ていうかダンジョンは資源扱いなのね。
「実はこの迷宮のおかげで、この都市のスラムは他と比べて生きやすいんですよ」
ふーん? 他と比べて迷宮資源のおこぼれにあり付きやすいってことかな。一発当てた冒険者が寄付してくれたり、食堂がご飯恵んでくれたりとか。
「でもそれならどうしてスラムは困窮しているんです?」
「人口ですよ。このスラムは人口が多すぎる」
フェイさんは悩ましげに言った。確かにそうかも。ここに来るまで結構人が多かった。特に女子供と怪我をした男。そこら辺が関係してるのかな。あ、もしかしてダンジョンの有無って……。
「そう、他の都市では暮らせない人々でもなんとか暮らせる場所。それがデイライトのスラムなんです。近年彼らが多くこの街に流れてきています」
つまり人口の流入が凄いのか。一応銀貨二枚払えば入国できるしね。僕もそうしたし。うへえ、他はもっとひどいってこと? きついな。
「それだけではありません。人口が密集したことによって病気の蔓延が進みました。ポーション不足によって怪我をした冒険者がスラムに流れてくることも多い。さらに『神隠し』の件もあります。親を突然失った子供が孤児となってスラムに居つくのはよくあることです」
ちょっとまって、病気の蔓延、ポーション不足は分かったけど最後のはなんだ?
「すみません、『神隠し』とはなんですか?」
「失礼しました。ケイ殿はご存じではなかったですね。ここ数年、特に頻発している獣人失踪事件のことです。昨日まで元気にしていた人が突然いなくなってしまうことから、私たちは神隠しと呼んでいます」
なんだそれ、こっわ。デイライト神隠し編かよ。僕、そういうホラーまじで苦手なんだよ。
『ベステルタ、ちょっと訊きたいんだけどジオス神が突然獣人を連れ去るなんてことある?』
『突然どうしたの? ……そんなことあるはずないわ。ジオス様がみだりに人を連れ去るなんて。そもそも神は人に直接干渉しないようになっているのよ?』
『アセンブラ神も?』
『あれも例外ではない……はずよ』
確証はないか。でももっともだな。神が簡単に干渉してきたらもっとおかしくなっている。まぁ僕はがっつり手を出されていますけどね。
……ということはやっぱりアセンブラも秘密裏に神託とか出しているのかな。もし僕のことに気付いたら厄介だ。あまり考えないようにしていたけど、もっと身を守るために行動した方がいいのかもしれない。あー、めんどい。ジオス神の思惑にハマっているようで癪だ。もし直接話せるようになったらうんとわがままを言ってやる。
「ケイ殿?」
突然黙り込んだ僕をフェイさんがいぶかしむ。
「いえ、すみません。思った以上に状況が悪いようで言葉が出ませんでした」
「ええ。おっしゃる通り、酷いものです。餓死者に病死者、毎日誰かが泣いています。ありていに言って、希望が無いのです。しかし、私は最後まで足掻くつもりです。我が師の教えと、この拳に誓って人々を守ると。そのためには何でもするつもりです。たとえ魂を売り渡してでも」
ごくり。
フェイさんの迫力に思わず呑まれてしまった。これが日常的に死を見てきて、それでも折れない人の目か。すごいな。尊敬する。そして羨ましく思うよ。そういう高潔な魂の在り方は僕に無いものだから。
「では神の使徒に売り渡してみますか?」
「は?」
いかん、ぽろりしちゃった。
咳払いして誤魔化す。
「んん! どうやら定期的に仕事をいくつか依頼できそうです。大規模ではないですが」
「本当ですか!」
するとフェイさんが、ばっと詰め寄ってきた。細い目が少し見開かれている。うう、ちょっと期待したけどやっぱりフェイさん男だな。詰め寄られてもうれしくない。でも我慢だ。
「少額でも定期的な収入はスラムに希望を与えることができます。何卒お願い致します」
迷わず頭を下げたフェイさんにヒャッハーたちが唖然とする。おいおい、君らのトップがなりふり構わず頭下げているんだぞ。お前らも頭下げんかい、なんてことは言わない。
「そうですか。助かります」
「それで具体的に何をすればよろしいですか?」
仕事内容訊かないのか? いや、それだけ追い詰められているってことか。
「そうですね、いくつかあるのですが目下お願いしたいのは、情報収集ですね」
「情報収集ですか?」
不思議そうに首をかしげるフェイさんとヒャッハーたちに僕は仕事内容を説明していった。
…………
「つまり、スラムのネットワークを使ってデイライト中の情報をケイ殿に集めるということですか?」
さっき人口が多いという話を聞いてピンときた。それならきっといろんなところに人がいるはずだし、普通の人が見落としやすい情報も入ってきているかもしれない。情報は大事だ。商機にもなるし、身を守る武器にもなる。特に、アセンブラが暗躍しているのならなおさらだ。
「デイライト中だと僕が困ってしまうので、なるべく要点を絞って収集してほしいですね」
「ふむ、具体的にどのような情報を集めましょうか?」
僕はフェイさんたちに欲しい情報を伝えていった。
・アセンブラ教会の動向
・教会への不満
・アセンブラポーションの評判
特に欲しいのはアセンブラ関係の情報だ。ちょっとふわっとしてしまったけど、とにかくやつらの情報が不足しているから、一般の人々がどう思っているかレベルでも情報が欲しい。ジオス教が取って代わるのは難しいにしても、将来的にシェアを獲得できるのか今からでも確認しておきたい。
それで内容を詰めた後、フェイさんたちは報酬として月に金貨十枚を提示してきた。正直かなり少ないと思って増額しようとしたんだけど、「まだうまくいくかもわからないしノウハウもないから」という理由で固辞されてしまった。その代わり良い情報があったらその都度追加報酬を支払うことになった。なるほどインセンティブだね。モチベーションも上がるし良いと思う。フェイさんやり手だな。ずっと組織運営してきただけある。
「それでは月に最低一回はこちらに顔を出すので周知をお願いします」
「ええ、もちろんです。ケイ殿、感謝致します」
がっしと握手されてしまった。いてて、握力が強い。そう言えばあの拳法はどこで身に着けたんだろう。中国拳法に似ていたけど。
「ところでフェイさん、あの武術はどこで身につけられたんですか?」
「ああ、あれですか。私は師匠に教えてもらったんですよ。私は孤児の出で、野垂れ死にそうになっていたところを師匠に拾われたんです。命の恩人です」
「ちなみに流派とかあるんですか?」
「星風流拳闘術です。一応、開祖が魔人に教えてもらったとの言い伝えがあります。眉唾ですし継承者がほとんどいない古武術ですが……」
寂しそうにフェイさんは笑った。それなら道場でも開けばいいのでは、と思うけど。
「道場を開いたりはしないんですか? 子供たちに教えれば冒険者になって食い扶持稼げそうですが」
そう言うとフェイさんは顔を曇らせる。
「過去、試したことはありました。しかし星風流拳闘術の修業は激しく厳しいものです。飢えて体力の無い子供たちはついてこれませんでした」
無論、余裕が無いのと資金面の問題もあります、と付け足した。うーん、もしかして厳しすぎて怪我人が出たのだろうか。ポーション不足のスラムで怪我するのは命取りになりそうだ。少しトラウマがあるのかもしれない。これ以上突っつくのは止めておこう。
「そうですか。フェイさんが強かったので良いアイデアだと思ったんですが」
「ははは。買い被りですよ。でも、ありがとうございます。強者に褒めてもらえるのは嬉しいです」
強者って。それこそ買い被りなのだが。僕なんて能力向上のバフもりもりでごり押ししているだけだからね。
そう言えば握手した時、フェイさんの手細かったな。やはり食糧不足なんだろうな。
……あれ、ていうかご飯が足りていない状態で仕事させるのまずくない? パフォーマンス発揮でき無さそうな気がする。何より僕が心底憎むブラック労働だ。これは良くない。
「フェイさん、スラムに大勢を集められる広場ってありますか? あと動ける女性がいるとありがたいです」
「広場ですか? もちろんありますが……。ケイ殿、スラムの女性には心に傷を負ったものが少なくありません。あまり無茶な要求は……」
なんでやねん。僕ってそんな畜生に見えるかな? いや、思考がクズなのは認めるけどさ。パウロも剣呑な目つきしているし。僕はまだ許していないからな。
「違いますよ。炊き出しです。これから仕事するのに腹が減っていては難しいでしょう?」
そう言うとフェイさんたちは一瞬呆気にとられた後、泣き出してしまった。フェイさんはまだしもヒャッハーたちが声を上げて泣くのは非常にむさくるしい。やめて欲しい。それに交換条件も出すつもりだ。だから心からの善意って訳じゃない。僕がこの世界で無条件で助ける存在は限られている。それに、自分にすべてを助ける力があるなんて思っていないしね。
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