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わからせの夜(六)
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しゅるるるっ、しゅるーっ。
頰を紅潮させ、凶悪な蛇ちんちんを怒張させ、明らかに興奮したラミアルカ。警戒音ならぬ発情音? を発している。やばい、瞳が爬虫類のソレだ。イッちゃってる。
周囲もその異様な雰囲気を感じとって、緊張が走っている。
「ラミアルカ……それは、どうしてもかい?」
「おう……すまねえ、ケイ。この長舌はよ、オレのちんちんと同じくらい性感帯なんだ……。それに、たっぷりメスの汁吸っちまったし、かなり発情しちまった。サンドリアで慣れてたはずなんだけどな。張り切って性質変化の地毒魔法を多用したのがマズかった……すまねえ」
ラミアルカは申しわけなさそうに……しかし、瞳をギンギンにさせて謝る。
「そうかあ……」
「御主人様、ラミアルカ様はなんと?」
カリンが聞いてきたので、正直に答える。
「どうやら彼女、アルフィンの調教する過程でかなり発情してしまったみたいだ。もともと性欲強い子だったからね。無理させてしまったようだ。……この中の誰かと繁りたいと言ってる」
「……では、私が」
しゅるしゅると服を脱ぎ始めたカリンを制してルーナが言った。
「お待ちを。私がお相手いたします。カリン様のお体は使徒様の子種を授かるためのもの。何かあったらではいけません」
「こここここ子種なんて……!」
カリンは慌てたように、僕の方をちらっちらっと見ている。……ふむ……僕はいつでもいいのだが……。
「ルーナちゃんはちょっと前にケガしたんだからだめっ。私がやりますっ……私、頑丈だから大丈夫です!」
すると今度はマイアが申し出る。確かに乳牛族……雌乳族……あかん、忘れてしまった……とにかく彼女はお尻周りがどかん、とムチムチしていて超安産体型だし、種族的にもなかなか頑丈そうだから向いているかもしれない。
「……」
シルビアはラミアルカのカリ高蛇頭ちんぽを見て絶句してる。さすがに彼女は一般人だし、無理はさせられないよな。
……ふぅ。仕方ない。これも僕の責任だからな。
「いや……僕がやるよ。亜人の契約者は僕だからね」
僕はズボンを脱いで種巣棒をラミアルカ棒にちょこんと合わせて、礼を示す。おしりがキュッとしまる。こ、これは武者震いだよ。これこそが僕の騎士道、いや繁殖道だ。繁っていいのは繁られる覚悟のあるやつだけだ。ば、ばっちこい。
「そっ!!! そんなっ、どうか早まらないで下さいっ!」
「御主人様……なんというお覚悟」
「ええっとぉ、そのぉ……あんまり見たくないかもです……」
「ケイ……」
四人それぞれ違った反応を示した。
でも、僕が責任を取らないと……。
「ラミアルカ。契約者として、僕が責任を取るよ……優しくしてね……」
「け、ケイ……っ。お前ってやつは! ううっ、ケイに……挿れたいっ……でも、もう挿れたいやつは決まっちまってるんだ……それに、ケイには仕上げにやってもらうこともあるしな」
ラミアルカはぎゅっ、と僕を抱きしめて顔中をペロペロしたあとで、そっと頭を撫でる。
あ、あれ? 責任取らなくていいの?
「ええっと、挿れたいやつって、誰のこと?」
「そいつだ……その、ケイとよくいる女……」
ラミアルカが指差した先にいたのは──
「……? 私がどうかした?」
きょとんとするシルビアだった。
ーー
「ええっ、ラミアルカ様、私と……シたいって言ってるの?」
「ごめん、どうやらそうみたいなんだ」
「な、なんで私なんかと……ていうかケイはズボン履きなさいよ……」
「いいじゃないか、君だっていつもパンツ丸出しで誘ってるんだし」
「ち、ちがうし!」
ズボラシルビアの生活感あふれるパンチラにはいつもお世話になっているんだよね。
「ラミアルカ、なんでシルビアなの?」
「いやあ、その。うまく言えないんだけどよぉ」
ラミアルカはもじもじとしながら、耳打ちしてくる。
「えっと、シルビアだったか? あいつ、ケイとは別に番じゃねえんだよな?」
「まあ、そうだね」
「でも、ヤッちまったんだよな?」
「……まあ、そうだね」
僕、その件ラミアルカに言ったっけ……? よくわかるな。匂いかな。
ビジネスパートナーだけど、実際は女友達って感じだ。セフレか? いや、そこまではしてないか。
「おう……それがさ。なんかすげえソソるんだよな。お互い一見超えちまってるのに、煮え切らない関係性がよぉ、見ていてむずむずしてくるんだ。そんな二人の間にオレが割って入ったらすげえ気持ちいいだろうなあって。うまく言えねえけど……本能にぶっ刺さるんだよな」
恍惚な表情のラミアルカ。
……ジオス様。どうして貴方様このように業の深い亜人をお創りになられたのですか?
煮え切らない男女間に挟まって寝取るのが大好きドラゴンだなんて。いや、蛇か。
「そしてよぉ、シルビアをケイの前で犯したらきっとケイは複雑な顔するよな?
オレの可愛いケイがさぁ、辛そうな切なそうな顔して、オレのこと見てくるんだ……。シルビアも、子宮では感じつつも、お前の表情を見たら、切なくなって泣いちゃうかもしれねえ……オ、オレ、そういうのが見たいんだ!」
熱弁するラミアルカ。
そういうのが見たいんだ! じゃないよ。宝塚みたいなイケメンフェイス晒して何言ってんの。
シルビアになんて伝えればいいんだ。
「ケイ、ラミアルカ様はなんて?」
「うーん……こう、絶妙にグッとくるらしいよ。タイプなんだってさ」
「そ、そっかあ」
シルビアはうーんと悩んでいる。
あんなでっかい蛇ちんぽ入れられたら、シルビアだってただでは済まないよね……。僕のも負けてはいないけど、ラミアルカは力も強いし、心配だ。
やっぱり無理はさせられないよ。
「シルビア……無理しないでいいよ。あんなでっかいの入れたらおかしくなっちゃうよ……。やっぱり僕が責任を取ってくる」
「……ううん。待って、ケイ」
すると彼女は決意を瞳にみなぎらせて顔を上げた。
「私にやらせて」
「シルビア……本気?」
「うん……。だって亜人様は、このプロジェクトに必ず必要な方々だもの。私がここで身を捧げれば、きっと心象も良くなるはず……。ラミアルカ様は、その、ちょっと個性的だけれど、優しい方だと思ってる。だから……私にやらせて、ケイ」
シルビアの顔がマジだ……。
マジか……。一般人が亜人と繁るのか……。
シルビアが恥ずかしそうに服を脱ぎ始める。いつもの青い下着だ。今日は……水玉か。な、なんか普段より艶めかしく見えるぞ。顔が赤くてつやっぽい。
「け、ケイ? シルビアはなんて言ってんだ? 脱ぎ始めたぞ? そういうことか、そういうことなのか?」
「うん。シルビアは……了承したよ」
「うっしゃあ!」
「きゃ!」
ラミアルカは半脱ぎのシルビアをとぐろで抱え込み、イケメンフェイスで早速ちゅっちゅし始めた。
「シルビア……お前、可愛いよなあ。オレ、見てたぜ? 無意識のうちにケイのこと、視線で追ってたよな? 煮え切らねえ態度だよなあ……」
「はうぅ……」
ふしゅ、しゅるるっ♡と、とろとろやわやわになった蛇舌がシルビアの身体を愛撫して、シルビアが震える。
「ケイのこと、憎からず思ってんだろ……? ほら、ケイの前でイチャイチャしようぜ。逃さないからな」
ラミアルカはシルビアをその長い舌で舐め回す。アルフィンの時とは大違いの、優しくて甘やかなソフトタッチだ。しかしゆっくりと彼女の長い胴体がとぐろを巻いて、シルビアを肉の監獄に閉じ込めていく。ムーブが捕食者のそれだ。
「ええっと、ラミアルカ。僕たちはどうすればいいかな?」
「ふしゅちゅるるる、んしゅう……おっと、すまねえな。ケイ、お前には最後の仕上げをしてもらうぜ。
その肉人形にお前の精液をたっぷり刷り込んでやれ。体の外にも中にもたっぷり塗り込んで、自分がケイの所有物であるってことを最後"分からせる"んだ」
な、なるほど。マーキングか。天才だなラミアルカは。
「精液塗布の手伝いは……その奴隷たちとカリンにしてもらうといいだろう。それで、出した精液は中で出さずに、サンドリアに飲ませろ。この子の体内から直接ムカデたちに精液を送り、そいつらがアルフィンの体中に精液を塗りたくる」
ふむ……ルーナたちでオナホ代わりにコキコキした後に、サンドリアに出すと……。非常に、何か、性癖に対する賛美を感じます。
「なんで直接サンドリアに出さないの?」
「ケイ……、お前ほどのやつなら分かるだろ? その方が興奮するんだよ。エロってのは工程を分割して味わった方がよりエロくなるんだ」
ドヤ顔のイケメン蛇。なるほど、至言でござるな。
「じゃあ、サンドリア。それでいいかい?」
「う、うんっ。いいよ。ケイの、お、おせーし、飲ませて?」
上目遣い三白眼で精飲懇願してした。
クハッ、女子力が高すぎて死ぬかと思った。
ーー
そして、ルーナたちに状況を説明して行為が始まる。やらなくてもいいのに躊躇わずにやってくれる。ありがとう。
カリンも、
「アルフィン……彼女を導けなかったことは、わたくしも責任があります。これも神官の務め。どうかお任せください」
と言って文字通り人肌脱いでくれた。
目の前にはルーナとマイア、カリンの半裸姿。
前者二人は色気のないかぼちゃパンツなのですぐに脱いでもらう。そろそろ、彼女たちにもちゃんとした下着を着て欲しい。
カリンは白地に金の刺繍が目に麗しいものだ。……んんっ?
「なんか下着に小さく言葉みたいのが刺繍されてる……?」
「これは使徒ケイ様のお言葉をわたくしなりに解釈して刻んだものでございます」
カリンは恥ずかしがりつつもドヤ顔で言った。すごいな……お手製かよ。
三人が揃い、搾精が始まる。
ーー
リッカリンデン教会にて。
異形の影が蠢いていた。
蛇型の異形が、金髪の女をそのとぐろで何重にもまとわりついている。
ふしゅうう……と、鱗のすれる湿った音が空間に満ちる。
ラミアルカの長い胴が、まるで情熱の鎖のように、シルビアの腰と背を柔らかく巻き上げていた。
「ふ……ぁ、あ……くすぐったい、です……ラミアルカ、さま……」
シルビアは抵抗の素振りを見せながらも、声はどこか甘く、息は熱を帯びていた。
とぐろの柔圧は、服の上からでも彼女の肌の柔らかさを感じ取れるほどに密着し、じわりと体温を移していく。
「ケイの前でイチャつくなんて、初めてだろ? ちょっとくらい……興奮、するだろ?」
「な、なんて言ってるかわからない、けど、えっちなことだっていうのは分かります……んうっ!?」
言葉を遮るように、ラミアルカの舌がぬるりと這い出る。
艶やかに濡れたそれは、人間の常識を外れた長さで、ぴたりとシルビアの顎に触れ──そのまま、口内へ。
「ん、んぐっ……! ぅっ、ふ、ぶぅっ……ん、んんんんっ……!」
舌先が、唇、歯、舌を撫で、喉奥へと侵入する。
細く締まった咽喉をぬちゅ、ぬるるっ、と音を立てて押し広げながら、異形のキスが喉奥を嬲る。
「んふ、っ、んぅ……っ、は、ぁ……ふ……ぅっ……!」
涙を滲ませながらも、シルビアの指はラミアルカの胴に強めに添えられていた。
突き放すためではない。しがみつくように。受け入れるように。
「やっぱり……感じてんじゃねぇか。素直になれよ、シルビア」
(の、のどで感じてる……っ、こんな……の、ケイに……見られたら……)
目が自然とケイの方を追う。
彼の視線とぶつかる。
興奮しているように見える。
シルビアの顔が、羞恥と甘さで真っ赤に染まる。
(見ないで……でも……)
ラミアルカはそんな彼女の心を読み取ったように、再び唇を塞いだ。
口内で舌が跳ね、喉を撫で、鼻を塞ぐように深く、熱く、執拗に。
とぐろの締めが少しだけ強まる。
肌が擦れ合い、下腹部に蛇の硬質な肉の鼓動が伝わってくる。
「お前……もう濡れてんじゃねえか。ケイに見られて、オレにされて、火ぃ点いちまったんだろ」
「い、いやぁ、そ、そこは……あっ、んぁあっ……!」
否定の声は弱々しく、淫靡な響きに変わっていく。
その身体が、ケイの前で、誰よりも淫らに開かれつつあることを──
シルビア自身が、一番よく分かっていた。
ーー
ラミアルカとシルビアが濃厚に絡んでいる。
シルビアは戸惑いながらも感じているし、ラミアルカのイケメン顔を見てまんざらでもなさそうだ。ラミアルカも初恋相手のように甘く扱っているから、甘々なピンク空間が広がっている。
(あ……目があった)
時折シルビアは僕の方に視線を送ってくる。それは何とも形容しがたい色を湛えており、僕にはどうしたらいいのか分からない。
やっぱ止めて欲しいのか?
見ないでほしいのか?
それとも……?
分からない……。僕と彼女はやってしまっているけど、それ以外は友達。気やすい関係だ。
彼女の心の機微なんて分からない……。だからこそ、彼女が気になる。そして、ラミアルカで感じているのが、気に入らない。
そしてもやもやする僕の足元には、
二人の忠実な奴隷と神官、一人の乳が滴る奴隷が静かに並んで跪いていた。
---
「御主人様……どうか、わたくしをお使いください」
最初に前に出たのは、ルーナ。
クールな横顔を崩すことなく、静かに尻を向け、膝をつき、きっちりと開脚してみせる。
僕がその膣口へ肉棒を押し当て、ゆっくりと押し込む──
ぬちゅり、と鈍い水音が漏れた。
「っ……ん、ぅ……御主人様の……っ、温かい……」
声はかすかだったが、膣内は露骨なまでに蠢いた。
吸い寄せるように収縮を繰り返し、まるで「逃がさない」と言うかのように絞りつく。
僕が一突きすれば、ルーナの膣が押し返し、
二突き目には、奥から絡みついて離さない。
表情は微動だにせず、ただ、汗をにじませた首筋と耳が、彼女の確かな悦びを物語っていた。
---
「御主人様っ、つぎはっ、わたし、お願いしますっ……!」
マイアが、大きな乳房を揺らしながら前に出てくる。
その乳は、重く、張っていた。
僕の目の前で、マイアが手で揉み上げると、ぴゅっと乳首から一滴、透明な汁が滲む。相変わらずすぐに吹き出すな、これ。
「だ、だめだ……おっぱいが、張っちゃってて……御主人様、すこしだけ、吸ってもらえませんか……?」
「もちろん、いいとも」
口を寄せ、ゆっくりと吸い上げる。
ちゅっ、ちゅぽ……っと乳房を吸われるたびに、マイアの脚が震え、息が漏れる。甘くて、ちょっとにがい。
「んっ、ぁっ、気持ちいい……っ、御主人様ぁ……わたし、搾られて……るの……っ」
甘い声を溶かしながら、太腿を開く。
ムチムチの尻が揺れ、膣がトロトロに濡れていた。
ケイが挿入し、奥へ届かせると──
「ふぁぁっ! んあっ、すごっ、御主人様っ、奥までっ……!」
マイアの肉壁は、乳を搾るのと同じように、僕の竿をきゅうきゅうと吸い上げていく。でもすぐにふわふわぐずぐずにとろけてしまう。
---
「使徒様……この身、この穴、捧げます……」
最後に、カリンが恭しく伏して、下着を少しずらし、自らの花をさらけ出した。
その下着には、かすかに金糸で語句が刺繍されている。
手を添え、カリンの膣に触れた瞬間──そこはもう、熱を帯び、濡れていた。
カリンは本当に濡れやすい。
「おお、ジオス様……どうか見守りください……これは奉仕……愛の供物……」
祈りとともに挿入し、
カリンの腰が跳ねる。
「く、ぅっ、はぁ……っ、熱い、奥が……使徒様ぁ……っ!」
その膣はまるで聖火のように燃え上がっていた。
燃えるような熱で僕の竿を受け入れ、奥へ、奥へと誘い込む。
---
シルビアの喘ぎ声が大きくなった。
……うわっ、入っちゃったよ。ぎちぎちに広げられちゃってる。
ラミアルカちんぽ、あんなに大きいのに……。
あー……ラミアルカ、僕の表情みて興奮してるな。高くて大きなしゅるしゅる音が鳴ってるよ。
はあ、なんだろうな、この気持ち。
彼女の痴態がチラチラと目に映る。正直、くっそ興奮するわ。友達関係のビジネスパートナーが、ぎちぎちに犯されるさまは、性癖がおかしくなる。
僕はそれを振り払うかのように、三人との繁りに集中した。
交互に、何度も、出して入れ出して入れ。
三人の肉が絡み、蠢き、締めつける。
限界が、すぐそこまで来ていた。
だが──放つ場所は、膣穴ではない。
「け、ケイっ、こっち……!」
潤んだ三白眼で見上げながら、サンドリアが口を開く。
唇を尖らせ、舌を出し、
その奥、ぬらぁっと光る喉の奥まで──開けて、待っていた。
「サンドリア……うぅっ」
僕が顔をしかめながら、はちきれんばかりの肉竿を咥えさせた瞬間、
「ふっ、うぅ……出るっ──!」
どぷっ、びゅるるるるっ!!!!
「……っ! んぐっ……っ、くっ、ぁあっ……ケイの……っ、ケイの、おせーしっ……っ、うれしい……!」
ケイの熱が、その喉奥で脈打つ。
サンドリアは目を細め──いや、三白眼のまま、じっと見上げていた。
恍惚に緩んだ口元のまま、唇をしっかりと咥え直し、頬を凹ませて──吸う。
「ん……んぢゅっ……っちゅぅぅ……ちゅぱっ……ぷはっ……ケイ……すき……もっと……ちょうだい……」
夢中だった。
甘えるように、むしゃぶりついていた。
射精が終わったはずの竿に、なおも優しく、丁寧にストロークを繰り返す。
指先でしごきながら、唇を根元から亀頭まで這わせ、
尿道の奥に溜まった最後の一滴をも──吸い取るつもりで。
「んふ……ふぅ……っ、んん……んぢゅ……ごくっ、ごくっ、ごくっ……」
唇の端から白い滴が滲んだ。
だがそれを指先で掬い取り、ぺろりと舌で味わうように舐め上げる。
その目に浮かぶのは──従属でも、欲情でもない。
まるで、愛おしいものを慈しむような、やさしい吸引だった。
「ケイ……のが……あたしの中に、ちゃんと入ってきた……っふふ……これで、もう……」
舌先で亀頭の先端をつん、と突いてから、
彼女は口を開き、再び根元へと深くくわえこむ。
「……全部、あ、あたしが飲むから……ケイは、何もしなくていいんだよ……んぢゅぅぅ……っ」
サンドリアの喉奥まで届いた白濁は、舌の奥でごくんと嚥下され、
彼女の腹部がじわりと脈打った。
「全部……飲んだよ……ケイ。あの子たちに、ちゃんと届けるからね……」
彼女の下腹部が光り、精液は体内を通じて──あの肉体へ向かって流れ始める。
その行為は何度も繰り返された。
ーー
「あ……ぅ……」
淫獄の狭間に揺蕩うアルフィン。
意識は明滅し、瞼は性器化した内臓たちを哀れむかのように痙攣する。
「………ふっ……ぃ……?♡?」
そこへ、サンドリアの眷属たるムカデくんたちが、優しく──
まるで花嫁の肌を整えるように、アルフィンの肉体へ這い寄っていく。彼らの身体は丸っこく、見ている分にはそれほど恐ろしくはない。
……だが、そのアルフィンの身体は、もはや“常人の女”のそれではなかった。
両脚の間に晒された肛門は、原型を留めていない。
裏返り、異様に肥大化し、三枚の厚い肉襞がぶら下がっている。
まるで胎内の未熟な器官が外に捲れて垂れ落ちたかのような奇怪な形状──まるで尻オナホだ。
“ぼてっ♡”と重たげに揺れ、湿り気を帯びてぐじゅぐじゅと音を立てながら、空気に蠢いていた。
その動きは、本能的な“交尾の誘い”に他ならない。
肉の渦がゆっくりと緩み、押し広がり、また閉じる。
見る者の理性に問うような、理解不能の淫器。
あまりに無様、あまりに異様──
だからこそ、淫美だった。
---
一体のムカデくんが、そっとその異形の肉穴へ触れる。
脚先で軽く撫で、粘液をぽと、ぽとと滴らせ、触角でくちゅり、と肉襞をなぞる。
くちゃくちゃ、くぽくぽ……。
「……っふ?、あっ♡……ぅ……ん?」
アルフィンの喉から、反射のように甘い声が漏れた。
ムカデくんの脚が、だるだると広がった肛門の内側を撫で、
舌状の器官が、粘膜のしわと谷間に白濁を“置いていく”。
ただ、塗るのではない。
供えるように──刻むように。
この奴隷の肉、淫虐、そのすべては、“ケイ様のもの”という刻印。
---
同時に、もう一体のムカデくんが乳房へ。
ぴんと突き出たアルフィンの乳首──
それはすでに、ぶにゅんと伸びて変形しきっていた。
引き延ばされた乳首は、まるで軟体の蔓のようにだらりと垂れ、
軽く摘まむだけで、びくびくと痙攣し、じゅわぁ、と甘い匂いの汁を滲ませる。
その乳首の先端に、ムカデの触角がちょん、と触れる。
塗布する白濁は、むしろ奉納される祝福のようだった。
ちゅく、ちゅる、ぬちゅ……。
足で巻きつけ、舌で巻き上げ、丁寧に丁寧に、ケイの白濁を染み込ませていく。
---
喉元には、喉仏をなぞるように一滴。
腹部には、膣の外周をくるりと囲うように。
耳の裏、鼻筋、脇のくぼみ──
あらゆる“性感”に、“おしるし”が塗り込められていく。
「あ……うぇ……? ボク、何か、塗られてるぅ……?」
甘やかな刺激で覚醒したアルフィンは、次第に状況を理解していく。
「……におい……染みついてく、ぅ……」
「なんで、この匂い……好きになってるの……」
「おかしいよ……ぉ……んっ……」
「あんなに……ひどいことされたの、にぃ……」
「ボクの身体、ヘン、だよ……ぉ……」
アルフィンは、まるで恍惚の巫女のように、
身を委ね、肌を染められ、困惑する。しかし、そのしっとりと虐められた身体を癒す快感と、脳髄にまで染み込むような強烈な匂いに、安堵を覚えていく。
ぷちゅ……ぬちゅ……ぬぷっ……。
ぬるぬるとしたムカデくんの足先が、ゆっくりと、アルフィンのぶよぶよに肥大化した肛門の襞をなぞる。
さっきまでの冷たさは消えていて、足裏から伝わる体温が、じわじわと彼女の内部を溶かしていくようだった。
「んぁ……っ、ふぅっ……く、くすぐったい……のに、気持ちぃ……っ、なに、これぇ……」
ぺろっ、ぺちゅ、ぬりゅりゅ……っ。
ムカデの触角が肉襞の間を這い、ぬめりを含んだ白濁を、まるで愛撫するように“置いていく”。
「あっ……ひゃっ……ぁあ、だめっ、それ、舐めないでっ……っ! 変な声、でちゃ、うぅっ……!」
びくんっ、とアルフィンの身体が跳ねた。
ぷちゅぷちゅと音を立てて、肛門の内側の肉がきゅうっと締まり、また蕩けるように開いていく。
ずぶ……っ、ぬちゅ、ぬるっ……ぬちゅちゅっ……。
「うぁぁ……っ! っふぁ……ボク、変だよぉっ……お尻、こんなに、されてるのにっ……
あのひとの、においで、頭ん中、とろとろになっちゃうぅぅ……んひぃぃっっ!!」
---
もう一体のムカデくんが、今度は乳房に──。
ぶにゅんと伸びた乳首を足で優しく巻き取り、くちゅくちゅと揉むように絡め舐める。
「んっくぅぅぅっっ! んんんっ、そこっ、すご……っ、やわやわしててぇっ……!
やめっ、だめぇっ、乳首ぃっ……そこはっ、いまっ、いっちゃうからっ、うあああああっっ!!」
ぷつん、ぷちゅっ、じゅるるっ……。
ムカデの脚が、白濁を吸って、滴らせて、彼女の乳首をぬちょぬちょに飾っていく。
「神の種」が捧げられるように──まるで、聖油のように。
そして、アルフィンの絶頂寸前で、ムカデくんたちの動きはぴたりと止まった。
---
耳の裏に、喉のくぼみに、腰のくびれに──
アルフィンのあらゆる性感帯が、濃密な音と匂いと温度で包まれていく。
くちゅ……くちゅ、ぬちゅ、ぬるぬる……。
ムカデくんたちの足先が、アルフィンの肛門や乳首、そして太腿の付け根を這い回る。
それは決して強くはない。むしろ、優しすぎる。優しく、甘すぎる。
「ん、ふっ……あっ、また……そこ……っ!」
撫でる。潤す。温める。けれど、決して押し込まない。穿たない。責めきらない。
先程はもっと攻めていたのに。
今では触手の一本も入ってこない。
だけど、粘膜のすぐ外側だけを、ぬるぬると何度も撫で回される。
中が疼くのに、決して触れてくれない。
何かを促すかのように。
ムカデくんたちはアルフィンの何かを待っていた。
「い、や……っ、なんで……いかせて、くれないんだよ……っ」
声が震える。
腰が跳ねても、ムカデくんたちはすぐに距離を取り、またそっと戻ってくる。
「あのひとの……においっ……体中に、しみついてっ……、ボク……ボクぅ……」
鼻先に漂う、甘く濃い“ケイのしるし”──
首筋から、乳首から、尻の奥から、全身がケイに包まれている。
そのにおいが、“誰かにいかされる快感”を強制的に思い出させる。
「ボク、いきたいんだよぉ……っ、あのひとの……あの、ケイ……様に、いかされたいんだっ……おねがいだ……もう耐えられない……こんな、焦らされてしまって……おしりも、お、おまんこも……っ、ぐじゅぐじゅで……」
声が泣きそうに潤む。
もう、ムカデくんじゃ足りない。
優しくなぞられるたびに、
アルフィンは──
「ケイにいかされること」を、唯一の快楽として求めはじめていた。
「ケイに使われること」を、唯一の価値だとして認識し始めていた。
ーー
ぐちゅ……ぬちゅ……ぶちゅっ……。
音がいやらしく響くたび、シルビアの中は押し広げられ、引き絞られ、ゆっくりと捻じ曲げられていく。ラミアルカの腰が、どぷりと沈み込む。形状を変えながら、子宮の入口付近を押し広げるような軌道で。
「おい、見ろよ。ケイが、お前の感じまくってる姿見て興奮してるぜ。ああっ、ケイ可愛いなぁ……」
「あっ……うぁ、ああっ……! そんなっ……そんな動きっ……っ!」
シルビアの脚が跳ねた。腰が逃げようと震えるのに、太腿を絡められて引き寄せられる。
そしてラミアルカがシルビアの顎をクイッと掴み、ケイの方に向けた。
「……っ! い、いやぁ……」
「ふふ……シルビア……おまえ……柔らかいな……っ」
低く響くラミアルカの声は、当然、シルビアには意味として届かない。けれど、その声の調子、吐息の混ざるテンポが、言葉よりも正確に意思を伝えてきた。
「……ほら、いけよ……シルビア……イけ……いっちまえ……ッ、素直になれよ……」
「う……ぅっ、なに、なんなの……おく、きもちよくって…っ……え……!」
意味がわからなくても、体が応えてしまう。膣内が勝手に締まり、ぐにゅ、と襞が絡みつく。自分の身体が悦ばせようとしていることを、シルビアは誰より自分が知っていた。
「こんな……のに……感じてる……なんて……ッ、や、やだっ……また、イくっ……っ!!」
「……くうっ、オレもいったん出すからな! 奥で受け止めろよぉっ」
ぶちゅっ、ぐちゅぐちゅっっ!
ぷしゅるるるるっ。
「ひぐぅっっっっっ!! っぅあああああっっ……!!」
ラミアルカの蛇ちんぽがシルビアの子宮にグニュうぅっと突き入れられ、擬似精子が注がれる。
シルビアは強大な亜人による甘やかな責めに抵抗できず、くったりと力が抜ける。
崩れた身体を、ラミアルカが抱き起こす。髪をなぞる指先が、妙に優しくて、怖い。この優しさが、甘さが、快楽に変わっていくのが怖い。
(どうして……っ……こんな……私……っ……でも……)
「ほら、ケイにまだオレのぶっ刺さってるお前のここ、見せてやれよ」
がばっ、くぱあっ♡
ラミアルカはとろけおちるシルビアを後ろからそっと力強く抱きかかえ、M字開脚させる。
今しがた絶頂したばかりの、シルビアのとろとろおまんこが、無防備にさらされて、ヒクヒクと痙攣していた。
「い、いやぁっ、やめて……ケイに、見せないで……」
身をよじろうとするが、ガッチリと掴まれて動けない。ただ情けなく、自分の蕩けきってこじ開けられた秘部を晒すしかなかった。
ちらり、と視線が逸れる。
そこにいた。
ケイの背中。繁っているケイの身体。淫らに動く腰。
そして、肩越しに目が合う。彼の目は大きく見開かれ、シルビアのくぱくぱ開閉する秘所に釘付けになった。
シルビアの胸が、微かに震える。
(……あれを……あの人を、見てると……)
何かが揺れる。でも、まだ言葉にはならない。
(……私……どうして……)
言えない。考えない。けれど、何かが動きそうな予感がある。
なにか……きっかけさえ、あれば。
ーー
ラミアルカの腰が、ぬるりと離れる。濡れた音が名残惜しく響き、押し広げられていたシルビアの膣口がようやく解放された。体を折りたたむように崩れ落ちた彼女に、すぐさまカリンが駆け寄る。
「シルビア……っ、大丈夫ですか?」
震える身体をそっと抱き寄せると、シルビアはわずかにうなずき、荒い呼吸を繰り返していた。カリンの手のひらが、その汗まみれの頬を拭う。
ラミアルカは、静かな視線を送り、シルビアの額に手を添えた。
「よかったぜ、シルビア。お前の気持ちもよく分かった」
低く優しい声だった。意味は伝わらないはずなのに、まるで子守唄のように、シルビアのまぶたがわずかに閉じられる。
その視線が、やがて横たわるアルフィンへと移る。熱に浮かされたような顔で、ムカデくんたちの愛撫に身を委ねるその姿。
ラミアルカは、目を細めてつぶやく。
「……完成、だな」
愛玩と征服を終えた獣が、静かに満足の息を吐いた。
ーー
その言葉の意味は、当然アルフィンにも伝わっていない。
だが、彼女の身体はもう限界だった。性器として身体を壮絶に調教されたのに、焦らしに焦らされ、塗布され、愛撫され──それでも一度も絶頂を許されなかった。
ぬるぬると滴るケイの匂い。
耳の奥に残る、白濁が垂れる音。
見上げた視界に映る、ケイの姿。
(ボクは、御主人様のものなんだ……)
アルフィンはすとん、と理解した。
甘い焦がれと、苦しい欲求と、澄み切った理解。
アルフィンは、震える膝を折り、床に額をつける。
「ご……御主人様……」
喉が詰まりそうになる。けれど、それでも言葉は出る。
「ボクの身体……全部、御主人様のものなんだ……だから、お願い……ボクを、ちゃんと、使って……ください……っ……もう、おしりも、おまんこもっ、ちゃんと気持ちよくできます、高得点取れます……おながい……おねがい……ボクのおなか、熱くて切ないんだよぉ……」
涙ではなく、汗でもなく、熱。
心からの懇願。
“わからせの夜”が、静かにその頂を迎えようとしていた。
頰を紅潮させ、凶悪な蛇ちんちんを怒張させ、明らかに興奮したラミアルカ。警戒音ならぬ発情音? を発している。やばい、瞳が爬虫類のソレだ。イッちゃってる。
周囲もその異様な雰囲気を感じとって、緊張が走っている。
「ラミアルカ……それは、どうしてもかい?」
「おう……すまねえ、ケイ。この長舌はよ、オレのちんちんと同じくらい性感帯なんだ……。それに、たっぷりメスの汁吸っちまったし、かなり発情しちまった。サンドリアで慣れてたはずなんだけどな。張り切って性質変化の地毒魔法を多用したのがマズかった……すまねえ」
ラミアルカは申しわけなさそうに……しかし、瞳をギンギンにさせて謝る。
「そうかあ……」
「御主人様、ラミアルカ様はなんと?」
カリンが聞いてきたので、正直に答える。
「どうやら彼女、アルフィンの調教する過程でかなり発情してしまったみたいだ。もともと性欲強い子だったからね。無理させてしまったようだ。……この中の誰かと繁りたいと言ってる」
「……では、私が」
しゅるしゅると服を脱ぎ始めたカリンを制してルーナが言った。
「お待ちを。私がお相手いたします。カリン様のお体は使徒様の子種を授かるためのもの。何かあったらではいけません」
「こここここ子種なんて……!」
カリンは慌てたように、僕の方をちらっちらっと見ている。……ふむ……僕はいつでもいいのだが……。
「ルーナちゃんはちょっと前にケガしたんだからだめっ。私がやりますっ……私、頑丈だから大丈夫です!」
すると今度はマイアが申し出る。確かに乳牛族……雌乳族……あかん、忘れてしまった……とにかく彼女はお尻周りがどかん、とムチムチしていて超安産体型だし、種族的にもなかなか頑丈そうだから向いているかもしれない。
「……」
シルビアはラミアルカのカリ高蛇頭ちんぽを見て絶句してる。さすがに彼女は一般人だし、無理はさせられないよな。
……ふぅ。仕方ない。これも僕の責任だからな。
「いや……僕がやるよ。亜人の契約者は僕だからね」
僕はズボンを脱いで種巣棒をラミアルカ棒にちょこんと合わせて、礼を示す。おしりがキュッとしまる。こ、これは武者震いだよ。これこそが僕の騎士道、いや繁殖道だ。繁っていいのは繁られる覚悟のあるやつだけだ。ば、ばっちこい。
「そっ!!! そんなっ、どうか早まらないで下さいっ!」
「御主人様……なんというお覚悟」
「ええっとぉ、そのぉ……あんまり見たくないかもです……」
「ケイ……」
四人それぞれ違った反応を示した。
でも、僕が責任を取らないと……。
「ラミアルカ。契約者として、僕が責任を取るよ……優しくしてね……」
「け、ケイ……っ。お前ってやつは! ううっ、ケイに……挿れたいっ……でも、もう挿れたいやつは決まっちまってるんだ……それに、ケイには仕上げにやってもらうこともあるしな」
ラミアルカはぎゅっ、と僕を抱きしめて顔中をペロペロしたあとで、そっと頭を撫でる。
あ、あれ? 責任取らなくていいの?
「ええっと、挿れたいやつって、誰のこと?」
「そいつだ……その、ケイとよくいる女……」
ラミアルカが指差した先にいたのは──
「……? 私がどうかした?」
きょとんとするシルビアだった。
ーー
「ええっ、ラミアルカ様、私と……シたいって言ってるの?」
「ごめん、どうやらそうみたいなんだ」
「な、なんで私なんかと……ていうかケイはズボン履きなさいよ……」
「いいじゃないか、君だっていつもパンツ丸出しで誘ってるんだし」
「ち、ちがうし!」
ズボラシルビアの生活感あふれるパンチラにはいつもお世話になっているんだよね。
「ラミアルカ、なんでシルビアなの?」
「いやあ、その。うまく言えないんだけどよぉ」
ラミアルカはもじもじとしながら、耳打ちしてくる。
「えっと、シルビアだったか? あいつ、ケイとは別に番じゃねえんだよな?」
「まあ、そうだね」
「でも、ヤッちまったんだよな?」
「……まあ、そうだね」
僕、その件ラミアルカに言ったっけ……? よくわかるな。匂いかな。
ビジネスパートナーだけど、実際は女友達って感じだ。セフレか? いや、そこまではしてないか。
「おう……それがさ。なんかすげえソソるんだよな。お互い一見超えちまってるのに、煮え切らない関係性がよぉ、見ていてむずむずしてくるんだ。そんな二人の間にオレが割って入ったらすげえ気持ちいいだろうなあって。うまく言えねえけど……本能にぶっ刺さるんだよな」
恍惚な表情のラミアルカ。
……ジオス様。どうして貴方様このように業の深い亜人をお創りになられたのですか?
煮え切らない男女間に挟まって寝取るのが大好きドラゴンだなんて。いや、蛇か。
「そしてよぉ、シルビアをケイの前で犯したらきっとケイは複雑な顔するよな?
オレの可愛いケイがさぁ、辛そうな切なそうな顔して、オレのこと見てくるんだ……。シルビアも、子宮では感じつつも、お前の表情を見たら、切なくなって泣いちゃうかもしれねえ……オ、オレ、そういうのが見たいんだ!」
熱弁するラミアルカ。
そういうのが見たいんだ! じゃないよ。宝塚みたいなイケメンフェイス晒して何言ってんの。
シルビアになんて伝えればいいんだ。
「ケイ、ラミアルカ様はなんて?」
「うーん……こう、絶妙にグッとくるらしいよ。タイプなんだってさ」
「そ、そっかあ」
シルビアはうーんと悩んでいる。
あんなでっかい蛇ちんぽ入れられたら、シルビアだってただでは済まないよね……。僕のも負けてはいないけど、ラミアルカは力も強いし、心配だ。
やっぱり無理はさせられないよ。
「シルビア……無理しないでいいよ。あんなでっかいの入れたらおかしくなっちゃうよ……。やっぱり僕が責任を取ってくる」
「……ううん。待って、ケイ」
すると彼女は決意を瞳にみなぎらせて顔を上げた。
「私にやらせて」
「シルビア……本気?」
「うん……。だって亜人様は、このプロジェクトに必ず必要な方々だもの。私がここで身を捧げれば、きっと心象も良くなるはず……。ラミアルカ様は、その、ちょっと個性的だけれど、優しい方だと思ってる。だから……私にやらせて、ケイ」
シルビアの顔がマジだ……。
マジか……。一般人が亜人と繁るのか……。
シルビアが恥ずかしそうに服を脱ぎ始める。いつもの青い下着だ。今日は……水玉か。な、なんか普段より艶めかしく見えるぞ。顔が赤くてつやっぽい。
「け、ケイ? シルビアはなんて言ってんだ? 脱ぎ始めたぞ? そういうことか、そういうことなのか?」
「うん。シルビアは……了承したよ」
「うっしゃあ!」
「きゃ!」
ラミアルカは半脱ぎのシルビアをとぐろで抱え込み、イケメンフェイスで早速ちゅっちゅし始めた。
「シルビア……お前、可愛いよなあ。オレ、見てたぜ? 無意識のうちにケイのこと、視線で追ってたよな? 煮え切らねえ態度だよなあ……」
「はうぅ……」
ふしゅ、しゅるるっ♡と、とろとろやわやわになった蛇舌がシルビアの身体を愛撫して、シルビアが震える。
「ケイのこと、憎からず思ってんだろ……? ほら、ケイの前でイチャイチャしようぜ。逃さないからな」
ラミアルカはシルビアをその長い舌で舐め回す。アルフィンの時とは大違いの、優しくて甘やかなソフトタッチだ。しかしゆっくりと彼女の長い胴体がとぐろを巻いて、シルビアを肉の監獄に閉じ込めていく。ムーブが捕食者のそれだ。
「ええっと、ラミアルカ。僕たちはどうすればいいかな?」
「ふしゅちゅるるる、んしゅう……おっと、すまねえな。ケイ、お前には最後の仕上げをしてもらうぜ。
その肉人形にお前の精液をたっぷり刷り込んでやれ。体の外にも中にもたっぷり塗り込んで、自分がケイの所有物であるってことを最後"分からせる"んだ」
な、なるほど。マーキングか。天才だなラミアルカは。
「精液塗布の手伝いは……その奴隷たちとカリンにしてもらうといいだろう。それで、出した精液は中で出さずに、サンドリアに飲ませろ。この子の体内から直接ムカデたちに精液を送り、そいつらがアルフィンの体中に精液を塗りたくる」
ふむ……ルーナたちでオナホ代わりにコキコキした後に、サンドリアに出すと……。非常に、何か、性癖に対する賛美を感じます。
「なんで直接サンドリアに出さないの?」
「ケイ……、お前ほどのやつなら分かるだろ? その方が興奮するんだよ。エロってのは工程を分割して味わった方がよりエロくなるんだ」
ドヤ顔のイケメン蛇。なるほど、至言でござるな。
「じゃあ、サンドリア。それでいいかい?」
「う、うんっ。いいよ。ケイの、お、おせーし、飲ませて?」
上目遣い三白眼で精飲懇願してした。
クハッ、女子力が高すぎて死ぬかと思った。
ーー
そして、ルーナたちに状況を説明して行為が始まる。やらなくてもいいのに躊躇わずにやってくれる。ありがとう。
カリンも、
「アルフィン……彼女を導けなかったことは、わたくしも責任があります。これも神官の務め。どうかお任せください」
と言って文字通り人肌脱いでくれた。
目の前にはルーナとマイア、カリンの半裸姿。
前者二人は色気のないかぼちゃパンツなのですぐに脱いでもらう。そろそろ、彼女たちにもちゃんとした下着を着て欲しい。
カリンは白地に金の刺繍が目に麗しいものだ。……んんっ?
「なんか下着に小さく言葉みたいのが刺繍されてる……?」
「これは使徒ケイ様のお言葉をわたくしなりに解釈して刻んだものでございます」
カリンは恥ずかしがりつつもドヤ顔で言った。すごいな……お手製かよ。
三人が揃い、搾精が始まる。
ーー
リッカリンデン教会にて。
異形の影が蠢いていた。
蛇型の異形が、金髪の女をそのとぐろで何重にもまとわりついている。
ふしゅうう……と、鱗のすれる湿った音が空間に満ちる。
ラミアルカの長い胴が、まるで情熱の鎖のように、シルビアの腰と背を柔らかく巻き上げていた。
「ふ……ぁ、あ……くすぐったい、です……ラミアルカ、さま……」
シルビアは抵抗の素振りを見せながらも、声はどこか甘く、息は熱を帯びていた。
とぐろの柔圧は、服の上からでも彼女の肌の柔らかさを感じ取れるほどに密着し、じわりと体温を移していく。
「ケイの前でイチャつくなんて、初めてだろ? ちょっとくらい……興奮、するだろ?」
「な、なんて言ってるかわからない、けど、えっちなことだっていうのは分かります……んうっ!?」
言葉を遮るように、ラミアルカの舌がぬるりと這い出る。
艶やかに濡れたそれは、人間の常識を外れた長さで、ぴたりとシルビアの顎に触れ──そのまま、口内へ。
「ん、んぐっ……! ぅっ、ふ、ぶぅっ……ん、んんんんっ……!」
舌先が、唇、歯、舌を撫で、喉奥へと侵入する。
細く締まった咽喉をぬちゅ、ぬるるっ、と音を立てて押し広げながら、異形のキスが喉奥を嬲る。
「んふ、っ、んぅ……っ、は、ぁ……ふ……ぅっ……!」
涙を滲ませながらも、シルビアの指はラミアルカの胴に強めに添えられていた。
突き放すためではない。しがみつくように。受け入れるように。
「やっぱり……感じてんじゃねぇか。素直になれよ、シルビア」
(の、のどで感じてる……っ、こんな……の、ケイに……見られたら……)
目が自然とケイの方を追う。
彼の視線とぶつかる。
興奮しているように見える。
シルビアの顔が、羞恥と甘さで真っ赤に染まる。
(見ないで……でも……)
ラミアルカはそんな彼女の心を読み取ったように、再び唇を塞いだ。
口内で舌が跳ね、喉を撫で、鼻を塞ぐように深く、熱く、執拗に。
とぐろの締めが少しだけ強まる。
肌が擦れ合い、下腹部に蛇の硬質な肉の鼓動が伝わってくる。
「お前……もう濡れてんじゃねえか。ケイに見られて、オレにされて、火ぃ点いちまったんだろ」
「い、いやぁ、そ、そこは……あっ、んぁあっ……!」
否定の声は弱々しく、淫靡な響きに変わっていく。
その身体が、ケイの前で、誰よりも淫らに開かれつつあることを──
シルビア自身が、一番よく分かっていた。
ーー
ラミアルカとシルビアが濃厚に絡んでいる。
シルビアは戸惑いながらも感じているし、ラミアルカのイケメン顔を見てまんざらでもなさそうだ。ラミアルカも初恋相手のように甘く扱っているから、甘々なピンク空間が広がっている。
(あ……目があった)
時折シルビアは僕の方に視線を送ってくる。それは何とも形容しがたい色を湛えており、僕にはどうしたらいいのか分からない。
やっぱ止めて欲しいのか?
見ないでほしいのか?
それとも……?
分からない……。僕と彼女はやってしまっているけど、それ以外は友達。気やすい関係だ。
彼女の心の機微なんて分からない……。だからこそ、彼女が気になる。そして、ラミアルカで感じているのが、気に入らない。
そしてもやもやする僕の足元には、
二人の忠実な奴隷と神官、一人の乳が滴る奴隷が静かに並んで跪いていた。
---
「御主人様……どうか、わたくしをお使いください」
最初に前に出たのは、ルーナ。
クールな横顔を崩すことなく、静かに尻を向け、膝をつき、きっちりと開脚してみせる。
僕がその膣口へ肉棒を押し当て、ゆっくりと押し込む──
ぬちゅり、と鈍い水音が漏れた。
「っ……ん、ぅ……御主人様の……っ、温かい……」
声はかすかだったが、膣内は露骨なまでに蠢いた。
吸い寄せるように収縮を繰り返し、まるで「逃がさない」と言うかのように絞りつく。
僕が一突きすれば、ルーナの膣が押し返し、
二突き目には、奥から絡みついて離さない。
表情は微動だにせず、ただ、汗をにじませた首筋と耳が、彼女の確かな悦びを物語っていた。
---
「御主人様っ、つぎはっ、わたし、お願いしますっ……!」
マイアが、大きな乳房を揺らしながら前に出てくる。
その乳は、重く、張っていた。
僕の目の前で、マイアが手で揉み上げると、ぴゅっと乳首から一滴、透明な汁が滲む。相変わらずすぐに吹き出すな、これ。
「だ、だめだ……おっぱいが、張っちゃってて……御主人様、すこしだけ、吸ってもらえませんか……?」
「もちろん、いいとも」
口を寄せ、ゆっくりと吸い上げる。
ちゅっ、ちゅぽ……っと乳房を吸われるたびに、マイアの脚が震え、息が漏れる。甘くて、ちょっとにがい。
「んっ、ぁっ、気持ちいい……っ、御主人様ぁ……わたし、搾られて……るの……っ」
甘い声を溶かしながら、太腿を開く。
ムチムチの尻が揺れ、膣がトロトロに濡れていた。
ケイが挿入し、奥へ届かせると──
「ふぁぁっ! んあっ、すごっ、御主人様っ、奥までっ……!」
マイアの肉壁は、乳を搾るのと同じように、僕の竿をきゅうきゅうと吸い上げていく。でもすぐにふわふわぐずぐずにとろけてしまう。
---
「使徒様……この身、この穴、捧げます……」
最後に、カリンが恭しく伏して、下着を少しずらし、自らの花をさらけ出した。
その下着には、かすかに金糸で語句が刺繍されている。
手を添え、カリンの膣に触れた瞬間──そこはもう、熱を帯び、濡れていた。
カリンは本当に濡れやすい。
「おお、ジオス様……どうか見守りください……これは奉仕……愛の供物……」
祈りとともに挿入し、
カリンの腰が跳ねる。
「く、ぅっ、はぁ……っ、熱い、奥が……使徒様ぁ……っ!」
その膣はまるで聖火のように燃え上がっていた。
燃えるような熱で僕の竿を受け入れ、奥へ、奥へと誘い込む。
---
シルビアの喘ぎ声が大きくなった。
……うわっ、入っちゃったよ。ぎちぎちに広げられちゃってる。
ラミアルカちんぽ、あんなに大きいのに……。
あー……ラミアルカ、僕の表情みて興奮してるな。高くて大きなしゅるしゅる音が鳴ってるよ。
はあ、なんだろうな、この気持ち。
彼女の痴態がチラチラと目に映る。正直、くっそ興奮するわ。友達関係のビジネスパートナーが、ぎちぎちに犯されるさまは、性癖がおかしくなる。
僕はそれを振り払うかのように、三人との繁りに集中した。
交互に、何度も、出して入れ出して入れ。
三人の肉が絡み、蠢き、締めつける。
限界が、すぐそこまで来ていた。
だが──放つ場所は、膣穴ではない。
「け、ケイっ、こっち……!」
潤んだ三白眼で見上げながら、サンドリアが口を開く。
唇を尖らせ、舌を出し、
その奥、ぬらぁっと光る喉の奥まで──開けて、待っていた。
「サンドリア……うぅっ」
僕が顔をしかめながら、はちきれんばかりの肉竿を咥えさせた瞬間、
「ふっ、うぅ……出るっ──!」
どぷっ、びゅるるるるっ!!!!
「……っ! んぐっ……っ、くっ、ぁあっ……ケイの……っ、ケイの、おせーしっ……っ、うれしい……!」
ケイの熱が、その喉奥で脈打つ。
サンドリアは目を細め──いや、三白眼のまま、じっと見上げていた。
恍惚に緩んだ口元のまま、唇をしっかりと咥え直し、頬を凹ませて──吸う。
「ん……んぢゅっ……っちゅぅぅ……ちゅぱっ……ぷはっ……ケイ……すき……もっと……ちょうだい……」
夢中だった。
甘えるように、むしゃぶりついていた。
射精が終わったはずの竿に、なおも優しく、丁寧にストロークを繰り返す。
指先でしごきながら、唇を根元から亀頭まで這わせ、
尿道の奥に溜まった最後の一滴をも──吸い取るつもりで。
「んふ……ふぅ……っ、んん……んぢゅ……ごくっ、ごくっ、ごくっ……」
唇の端から白い滴が滲んだ。
だがそれを指先で掬い取り、ぺろりと舌で味わうように舐め上げる。
その目に浮かぶのは──従属でも、欲情でもない。
まるで、愛おしいものを慈しむような、やさしい吸引だった。
「ケイ……のが……あたしの中に、ちゃんと入ってきた……っふふ……これで、もう……」
舌先で亀頭の先端をつん、と突いてから、
彼女は口を開き、再び根元へと深くくわえこむ。
「……全部、あ、あたしが飲むから……ケイは、何もしなくていいんだよ……んぢゅぅぅ……っ」
サンドリアの喉奥まで届いた白濁は、舌の奥でごくんと嚥下され、
彼女の腹部がじわりと脈打った。
「全部……飲んだよ……ケイ。あの子たちに、ちゃんと届けるからね……」
彼女の下腹部が光り、精液は体内を通じて──あの肉体へ向かって流れ始める。
その行為は何度も繰り返された。
ーー
「あ……ぅ……」
淫獄の狭間に揺蕩うアルフィン。
意識は明滅し、瞼は性器化した内臓たちを哀れむかのように痙攣する。
「………ふっ……ぃ……?♡?」
そこへ、サンドリアの眷属たるムカデくんたちが、優しく──
まるで花嫁の肌を整えるように、アルフィンの肉体へ這い寄っていく。彼らの身体は丸っこく、見ている分にはそれほど恐ろしくはない。
……だが、そのアルフィンの身体は、もはや“常人の女”のそれではなかった。
両脚の間に晒された肛門は、原型を留めていない。
裏返り、異様に肥大化し、三枚の厚い肉襞がぶら下がっている。
まるで胎内の未熟な器官が外に捲れて垂れ落ちたかのような奇怪な形状──まるで尻オナホだ。
“ぼてっ♡”と重たげに揺れ、湿り気を帯びてぐじゅぐじゅと音を立てながら、空気に蠢いていた。
その動きは、本能的な“交尾の誘い”に他ならない。
肉の渦がゆっくりと緩み、押し広がり、また閉じる。
見る者の理性に問うような、理解不能の淫器。
あまりに無様、あまりに異様──
だからこそ、淫美だった。
---
一体のムカデくんが、そっとその異形の肉穴へ触れる。
脚先で軽く撫で、粘液をぽと、ぽとと滴らせ、触角でくちゅり、と肉襞をなぞる。
くちゃくちゃ、くぽくぽ……。
「……っふ?、あっ♡……ぅ……ん?」
アルフィンの喉から、反射のように甘い声が漏れた。
ムカデくんの脚が、だるだると広がった肛門の内側を撫で、
舌状の器官が、粘膜のしわと谷間に白濁を“置いていく”。
ただ、塗るのではない。
供えるように──刻むように。
この奴隷の肉、淫虐、そのすべては、“ケイ様のもの”という刻印。
---
同時に、もう一体のムカデくんが乳房へ。
ぴんと突き出たアルフィンの乳首──
それはすでに、ぶにゅんと伸びて変形しきっていた。
引き延ばされた乳首は、まるで軟体の蔓のようにだらりと垂れ、
軽く摘まむだけで、びくびくと痙攣し、じゅわぁ、と甘い匂いの汁を滲ませる。
その乳首の先端に、ムカデの触角がちょん、と触れる。
塗布する白濁は、むしろ奉納される祝福のようだった。
ちゅく、ちゅる、ぬちゅ……。
足で巻きつけ、舌で巻き上げ、丁寧に丁寧に、ケイの白濁を染み込ませていく。
---
喉元には、喉仏をなぞるように一滴。
腹部には、膣の外周をくるりと囲うように。
耳の裏、鼻筋、脇のくぼみ──
あらゆる“性感”に、“おしるし”が塗り込められていく。
「あ……うぇ……? ボク、何か、塗られてるぅ……?」
甘やかな刺激で覚醒したアルフィンは、次第に状況を理解していく。
「……におい……染みついてく、ぅ……」
「なんで、この匂い……好きになってるの……」
「おかしいよ……ぉ……んっ……」
「あんなに……ひどいことされたの、にぃ……」
「ボクの身体、ヘン、だよ……ぉ……」
アルフィンは、まるで恍惚の巫女のように、
身を委ね、肌を染められ、困惑する。しかし、そのしっとりと虐められた身体を癒す快感と、脳髄にまで染み込むような強烈な匂いに、安堵を覚えていく。
ぷちゅ……ぬちゅ……ぬぷっ……。
ぬるぬるとしたムカデくんの足先が、ゆっくりと、アルフィンのぶよぶよに肥大化した肛門の襞をなぞる。
さっきまでの冷たさは消えていて、足裏から伝わる体温が、じわじわと彼女の内部を溶かしていくようだった。
「んぁ……っ、ふぅっ……く、くすぐったい……のに、気持ちぃ……っ、なに、これぇ……」
ぺろっ、ぺちゅ、ぬりゅりゅ……っ。
ムカデの触角が肉襞の間を這い、ぬめりを含んだ白濁を、まるで愛撫するように“置いていく”。
「あっ……ひゃっ……ぁあ、だめっ、それ、舐めないでっ……っ! 変な声、でちゃ、うぅっ……!」
びくんっ、とアルフィンの身体が跳ねた。
ぷちゅぷちゅと音を立てて、肛門の内側の肉がきゅうっと締まり、また蕩けるように開いていく。
ずぶ……っ、ぬちゅ、ぬるっ……ぬちゅちゅっ……。
「うぁぁ……っ! っふぁ……ボク、変だよぉっ……お尻、こんなに、されてるのにっ……
あのひとの、においで、頭ん中、とろとろになっちゃうぅぅ……んひぃぃっっ!!」
---
もう一体のムカデくんが、今度は乳房に──。
ぶにゅんと伸びた乳首を足で優しく巻き取り、くちゅくちゅと揉むように絡め舐める。
「んっくぅぅぅっっ! んんんっ、そこっ、すご……っ、やわやわしててぇっ……!
やめっ、だめぇっ、乳首ぃっ……そこはっ、いまっ、いっちゃうからっ、うあああああっっ!!」
ぷつん、ぷちゅっ、じゅるるっ……。
ムカデの脚が、白濁を吸って、滴らせて、彼女の乳首をぬちょぬちょに飾っていく。
「神の種」が捧げられるように──まるで、聖油のように。
そして、アルフィンの絶頂寸前で、ムカデくんたちの動きはぴたりと止まった。
---
耳の裏に、喉のくぼみに、腰のくびれに──
アルフィンのあらゆる性感帯が、濃密な音と匂いと温度で包まれていく。
くちゅ……くちゅ、ぬちゅ、ぬるぬる……。
ムカデくんたちの足先が、アルフィンの肛門や乳首、そして太腿の付け根を這い回る。
それは決して強くはない。むしろ、優しすぎる。優しく、甘すぎる。
「ん、ふっ……あっ、また……そこ……っ!」
撫でる。潤す。温める。けれど、決して押し込まない。穿たない。責めきらない。
先程はもっと攻めていたのに。
今では触手の一本も入ってこない。
だけど、粘膜のすぐ外側だけを、ぬるぬると何度も撫で回される。
中が疼くのに、決して触れてくれない。
何かを促すかのように。
ムカデくんたちはアルフィンの何かを待っていた。
「い、や……っ、なんで……いかせて、くれないんだよ……っ」
声が震える。
腰が跳ねても、ムカデくんたちはすぐに距離を取り、またそっと戻ってくる。
「あのひとの……においっ……体中に、しみついてっ……、ボク……ボクぅ……」
鼻先に漂う、甘く濃い“ケイのしるし”──
首筋から、乳首から、尻の奥から、全身がケイに包まれている。
そのにおいが、“誰かにいかされる快感”を強制的に思い出させる。
「ボク、いきたいんだよぉ……っ、あのひとの……あの、ケイ……様に、いかされたいんだっ……おねがいだ……もう耐えられない……こんな、焦らされてしまって……おしりも、お、おまんこも……っ、ぐじゅぐじゅで……」
声が泣きそうに潤む。
もう、ムカデくんじゃ足りない。
優しくなぞられるたびに、
アルフィンは──
「ケイにいかされること」を、唯一の快楽として求めはじめていた。
「ケイに使われること」を、唯一の価値だとして認識し始めていた。
ーー
ぐちゅ……ぬちゅ……ぶちゅっ……。
音がいやらしく響くたび、シルビアの中は押し広げられ、引き絞られ、ゆっくりと捻じ曲げられていく。ラミアルカの腰が、どぷりと沈み込む。形状を変えながら、子宮の入口付近を押し広げるような軌道で。
「おい、見ろよ。ケイが、お前の感じまくってる姿見て興奮してるぜ。ああっ、ケイ可愛いなぁ……」
「あっ……うぁ、ああっ……! そんなっ……そんな動きっ……っ!」
シルビアの脚が跳ねた。腰が逃げようと震えるのに、太腿を絡められて引き寄せられる。
そしてラミアルカがシルビアの顎をクイッと掴み、ケイの方に向けた。
「……っ! い、いやぁ……」
「ふふ……シルビア……おまえ……柔らかいな……っ」
低く響くラミアルカの声は、当然、シルビアには意味として届かない。けれど、その声の調子、吐息の混ざるテンポが、言葉よりも正確に意思を伝えてきた。
「……ほら、いけよ……シルビア……イけ……いっちまえ……ッ、素直になれよ……」
「う……ぅっ、なに、なんなの……おく、きもちよくって…っ……え……!」
意味がわからなくても、体が応えてしまう。膣内が勝手に締まり、ぐにゅ、と襞が絡みつく。自分の身体が悦ばせようとしていることを、シルビアは誰より自分が知っていた。
「こんな……のに……感じてる……なんて……ッ、や、やだっ……また、イくっ……っ!!」
「……くうっ、オレもいったん出すからな! 奥で受け止めろよぉっ」
ぶちゅっ、ぐちゅぐちゅっっ!
ぷしゅるるるるっ。
「ひぐぅっっっっっ!! っぅあああああっっ……!!」
ラミアルカの蛇ちんぽがシルビアの子宮にグニュうぅっと突き入れられ、擬似精子が注がれる。
シルビアは強大な亜人による甘やかな責めに抵抗できず、くったりと力が抜ける。
崩れた身体を、ラミアルカが抱き起こす。髪をなぞる指先が、妙に優しくて、怖い。この優しさが、甘さが、快楽に変わっていくのが怖い。
(どうして……っ……こんな……私……っ……でも……)
「ほら、ケイにまだオレのぶっ刺さってるお前のここ、見せてやれよ」
がばっ、くぱあっ♡
ラミアルカはとろけおちるシルビアを後ろからそっと力強く抱きかかえ、M字開脚させる。
今しがた絶頂したばかりの、シルビアのとろとろおまんこが、無防備にさらされて、ヒクヒクと痙攣していた。
「い、いやぁっ、やめて……ケイに、見せないで……」
身をよじろうとするが、ガッチリと掴まれて動けない。ただ情けなく、自分の蕩けきってこじ開けられた秘部を晒すしかなかった。
ちらり、と視線が逸れる。
そこにいた。
ケイの背中。繁っているケイの身体。淫らに動く腰。
そして、肩越しに目が合う。彼の目は大きく見開かれ、シルビアのくぱくぱ開閉する秘所に釘付けになった。
シルビアの胸が、微かに震える。
(……あれを……あの人を、見てると……)
何かが揺れる。でも、まだ言葉にはならない。
(……私……どうして……)
言えない。考えない。けれど、何かが動きそうな予感がある。
なにか……きっかけさえ、あれば。
ーー
ラミアルカの腰が、ぬるりと離れる。濡れた音が名残惜しく響き、押し広げられていたシルビアの膣口がようやく解放された。体を折りたたむように崩れ落ちた彼女に、すぐさまカリンが駆け寄る。
「シルビア……っ、大丈夫ですか?」
震える身体をそっと抱き寄せると、シルビアはわずかにうなずき、荒い呼吸を繰り返していた。カリンの手のひらが、その汗まみれの頬を拭う。
ラミアルカは、静かな視線を送り、シルビアの額に手を添えた。
「よかったぜ、シルビア。お前の気持ちもよく分かった」
低く優しい声だった。意味は伝わらないはずなのに、まるで子守唄のように、シルビアのまぶたがわずかに閉じられる。
その視線が、やがて横たわるアルフィンへと移る。熱に浮かされたような顔で、ムカデくんたちの愛撫に身を委ねるその姿。
ラミアルカは、目を細めてつぶやく。
「……完成、だな」
愛玩と征服を終えた獣が、静かに満足の息を吐いた。
ーー
その言葉の意味は、当然アルフィンにも伝わっていない。
だが、彼女の身体はもう限界だった。性器として身体を壮絶に調教されたのに、焦らしに焦らされ、塗布され、愛撫され──それでも一度も絶頂を許されなかった。
ぬるぬると滴るケイの匂い。
耳の奥に残る、白濁が垂れる音。
見上げた視界に映る、ケイの姿。
(ボクは、御主人様のものなんだ……)
アルフィンはすとん、と理解した。
甘い焦がれと、苦しい欲求と、澄み切った理解。
アルフィンは、震える膝を折り、床に額をつける。
「ご……御主人様……」
喉が詰まりそうになる。けれど、それでも言葉は出る。
「ボクの身体……全部、御主人様のものなんだ……だから、お願い……ボクを、ちゃんと、使って……ください……っ……もう、おしりも、おまんこもっ、ちゃんと気持ちよくできます、高得点取れます……おながい……おねがい……ボクのおなか、熱くて切ないんだよぉ……」
涙ではなく、汗でもなく、熱。
心からの懇願。
“わからせの夜”が、静かにその頂を迎えようとしていた。
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