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決勝戦第二試合
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原稿作業が落ち着いたので、再開していきます
************
武舞台に上がったミリーと相手。今回の相手の手に持っている武器は槍。更に背中に大太刀、腰に一対の短剣が下げられている。筋力もあるが、技量も高い相手の様だ──技量が低い人が短剣や大太刀を使っても使いこなす事が出来ずただの重しとなる。
「なるほど~、これまた厄介な方が対戦相手ですね~。パワーとテクニックの両立ですか~」「力は大事だが、それ頼みになってしまっては底が浅くなってしまうからな。そうなれば、魔法使いに勝つ事は叶わないことを嫌って程思い知らされてきているからな」
武舞台に上がったミリーと相手がそんな会話を交わす。そして──両者ともに戦うための構えを取った。
『両者、準備はよろしいですか? では試合を開始してください!』
進行役のプレイヤーの言葉で、第二試合の火ぶたが切られた。相手は槍を構えながらミリーに対して距離を詰め──一転してバックステップ。直後、もし彼がそのまま前進していたら足を踏み入れていたであろう場所に闇の穴が生まれていた。ミリーの闇魔法によるトラップか?
「あら~、気が付かれちゃいましたか」「サラッと恐ろしい魔法を……直観に従って正解だったな」
一種の落とし穴をミリーは生み出していたのだろう、試合開始直後から一瞬で。魔法使いには距離を詰めるのが基本戦術、その基本戦術の裏をかいたのだろう。が、相手も直感で異変を感じ取ったからこそバックステップで退避した、それが先ほどの攻防となるわけだ。
「ま~、見切って来るならそれはそれで構いませんよ~。距離を開けてくださるならこっちの方が手数も威力も上ですから~」
闇の落とし穴を消したミリーは、そう口にした後に闇属性、火属性、土属性の魔法によるランスを多数形成。相手に向かって射出を開始した。もちろん相手もまともに食らう訳もなく、回避を中心に槍で弾いたりする事で凌いでいる。もっとも、それはミリーにとって想定内の事であったらしく──
「流石にマッスルさん、この程度の密度では対処しますよね~。ですので、密度を倍にしてみました~」
そのミリーの言葉に嘘はない。生成されるランスの数が本当に倍になった。当然密度が増した魔法攻撃はすぐさま相手に向かって襲い掛かっていく。相手はそれでも凌ぐが、完全回避はさすがにできない様だ。
「なんだこの弾幕は!? まるでガルにやられた魔法の雨に似ている……!?」
なんて言葉が相手から漏れる。だが、それでも相手はダメージを最小限に抑えるべく槍を振るいながら全力で回避行動を続けながら──じりじりとミリーに対して距離を詰めているのが見える。無数の魔法攻撃を降り注ぐ中、それでも前に進むだけの技量が相手にはある。それは実に驚異的な事実だ。
それでもミリーは弾幕を止めることなく継続。相手に多少とはいえ当たっている以上、意味はあるという判断だろうか? ただ、これだけの魔法の連射を維持していると心配なのはMPの方だ。色々なスキルを組み合わせて消費を抑えている筈だが、それでもこんな魔法の連射を続ければガス欠を起こすのはそう遠い話ではないと思うのだが。
両者の距離がじりじりと詰まっていく。そして──突如相手がミリーの弾幕から横に抜け出した。ミリーの弾幕は本人のやや後ろから放たれているコーン状態で生成されている。だからこそ距離を詰めると横に抜け出しやすくなる。それを相手は分かっていたからこそ、ここまで凌いでいたのだろう。
当然横に抜け出した相手に弾幕は降り注がない。ミリーの側面から襲い掛かったその瞬間──相手の姿が消えた。武舞台の上から忽然と。彼の姿が消えた場所には──あの闇魔法の落とし穴があった。
「落とし穴を作れるのは一つだけ、なんて私言っていませんよ~?」
ミリーの言葉の後に、落とし穴から爆発音。そして立ち上る煙と一緒に吐き出される対戦相手。彼の軽鎧は煤まみれになって汚れている。咳き込んでいるが、その口元からは煙を吐き出している。
「殺す気か!?」「殺す気ですよ~?」
いや、相手さんよ。これは勝負なんだから殺す気なのは当然でしょうに。とはいえ、そういいたくなる気持ちもまあ理解しなくもないけれど。しかし魔法の落とし穴を闇魔法で作り、落ちたら火魔法で爆発か……えぐい魔法だな。土魔法で落とし穴の底に無数の針を作っている可能性もあるな。
相手が近づいてくるのならば、それを利用する気満々の反撃方法。存在を知られても構わない、むしろそれで相手の足を鈍らせれば──
「では、また再開しますね~」「ぐっ!?」
魔法攻撃に適した間合いを保ちやすくなる。相手もそれは分かっている。しかし距離を詰めても落とし穴がどこにあるのか分からない。落ちれば手痛いダメージを貰う事は一回引っかかったからこそ理解しているだろう。魔法使いとの間合いをつけて武器で貫く事が出来ない。これは相手にとって相当辛いはずだ。
が、決勝戦まで残った相手。そのまま負けてくれるはずもなかった。後ろに下がりながら槍を背中に背負い、今度は青く輝く刀身を持つ大太刀を握る相手。そこから一瞬構えを取って、ミリーが飛ばしてくる魔法を一閃。するとどうだ、大太刀が振るわれた場所から多少離れたところまで魔法が吹き飛ばされるように軌道を強制的に変えられてしまったではないか。
「こいつを早々に振るう羽目になるとは、やはり決勝まで残って来るだけはある!」
そう叫びながら再び一閃。今度もミリーが放った魔法があらぬ方向へと吹き飛ばされてしまった。あれは魔剣なのか?
「魔除けの太刀、でしょうか」
この様子を見ていたカザミネがそうぽつりと呟いた。だが、自分を含めてこのカザミネの呟きを耳に入れたブルーカラーの面々。カザミネに詳しく話してほしいという視線を送る。カザミネもそれを察して口を開く。
「あれは魔除けの太刀、という言い方をされる大太刀の系統に属するものだと思います。魔剣ではなく、一定レベル以上の技量がある鍛冶屋なら打ち上げられる可能性がある、一定のランダムで生産される武器ですね。刀身が大体青く光っていて、対戦相手の彼の様に魔法を跳ねのける事が出来る魔法対策の一つとされています」
ここでいったん話を区切り、カザミネは「ただし」と前置きを置いてから話を続ける。
「一振りするだけで精神力、つまりMPを消費します。更にあの大太刀を抜いて手に持っている間はMPの自然回復が止まります。そしてMPが尽きるとあの刃は輝きを失ってしまいますので、相手からしてみればバレバレになりますね。なので、決して万能と言う訳ではないんです。それでも相手の魔法を直接斬らなくても無料化できるので優秀な武器である事もまた事実なのですが」
なるほど、そういう武器なのか。つまり相手はその魔除けの力を秘めた武器を早々に振るわされるのは辛いわけだ。魔法対策にはなるが、あの大太刀でMPが枯渇したら、チャンスが巡ってきた時の大技を振るうだけのMPが無い事でせっかくの機会をみすみす逃がす事にもなりかねない。
が、それらを考慮してもここで振るわないとミリー相手には勝ちの目がないと判断したんだろう。つまり序盤はミリーが相手を押している事になる。が、まだまだ序盤。ここからどうなるかはまだ全く予想がつかない。何か一つの機会で状況が常にひっくり返りかねない可能性という恐怖は常に付きまとう。
(ミリーに限って油断は無いと思うが、決勝まで圧倒的な強さで勝ち上がってきた相手だ。隠し玉があの太刀だけなんてわけもない筈。どうなるかはまだまだ分からない)
応援を続けつつ、頭にはどうしてもそういう考えがちらついてしまう。ミリーが勝ってくれることを祈るしかできない状況がもどかしい。
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武舞台に上がったミリーと相手。今回の相手の手に持っている武器は槍。更に背中に大太刀、腰に一対の短剣が下げられている。筋力もあるが、技量も高い相手の様だ──技量が低い人が短剣や大太刀を使っても使いこなす事が出来ずただの重しとなる。
「なるほど~、これまた厄介な方が対戦相手ですね~。パワーとテクニックの両立ですか~」「力は大事だが、それ頼みになってしまっては底が浅くなってしまうからな。そうなれば、魔法使いに勝つ事は叶わないことを嫌って程思い知らされてきているからな」
武舞台に上がったミリーと相手がそんな会話を交わす。そして──両者ともに戦うための構えを取った。
『両者、準備はよろしいですか? では試合を開始してください!』
進行役のプレイヤーの言葉で、第二試合の火ぶたが切られた。相手は槍を構えながらミリーに対して距離を詰め──一転してバックステップ。直後、もし彼がそのまま前進していたら足を踏み入れていたであろう場所に闇の穴が生まれていた。ミリーの闇魔法によるトラップか?
「あら~、気が付かれちゃいましたか」「サラッと恐ろしい魔法を……直観に従って正解だったな」
一種の落とし穴をミリーは生み出していたのだろう、試合開始直後から一瞬で。魔法使いには距離を詰めるのが基本戦術、その基本戦術の裏をかいたのだろう。が、相手も直感で異変を感じ取ったからこそバックステップで退避した、それが先ほどの攻防となるわけだ。
「ま~、見切って来るならそれはそれで構いませんよ~。距離を開けてくださるならこっちの方が手数も威力も上ですから~」
闇の落とし穴を消したミリーは、そう口にした後に闇属性、火属性、土属性の魔法によるランスを多数形成。相手に向かって射出を開始した。もちろん相手もまともに食らう訳もなく、回避を中心に槍で弾いたりする事で凌いでいる。もっとも、それはミリーにとって想定内の事であったらしく──
「流石にマッスルさん、この程度の密度では対処しますよね~。ですので、密度を倍にしてみました~」
そのミリーの言葉に嘘はない。生成されるランスの数が本当に倍になった。当然密度が増した魔法攻撃はすぐさま相手に向かって襲い掛かっていく。相手はそれでも凌ぐが、完全回避はさすがにできない様だ。
「なんだこの弾幕は!? まるでガルにやられた魔法の雨に似ている……!?」
なんて言葉が相手から漏れる。だが、それでも相手はダメージを最小限に抑えるべく槍を振るいながら全力で回避行動を続けながら──じりじりとミリーに対して距離を詰めているのが見える。無数の魔法攻撃を降り注ぐ中、それでも前に進むだけの技量が相手にはある。それは実に驚異的な事実だ。
それでもミリーは弾幕を止めることなく継続。相手に多少とはいえ当たっている以上、意味はあるという判断だろうか? ただ、これだけの魔法の連射を維持していると心配なのはMPの方だ。色々なスキルを組み合わせて消費を抑えている筈だが、それでもこんな魔法の連射を続ければガス欠を起こすのはそう遠い話ではないと思うのだが。
両者の距離がじりじりと詰まっていく。そして──突如相手がミリーの弾幕から横に抜け出した。ミリーの弾幕は本人のやや後ろから放たれているコーン状態で生成されている。だからこそ距離を詰めると横に抜け出しやすくなる。それを相手は分かっていたからこそ、ここまで凌いでいたのだろう。
当然横に抜け出した相手に弾幕は降り注がない。ミリーの側面から襲い掛かったその瞬間──相手の姿が消えた。武舞台の上から忽然と。彼の姿が消えた場所には──あの闇魔法の落とし穴があった。
「落とし穴を作れるのは一つだけ、なんて私言っていませんよ~?」
ミリーの言葉の後に、落とし穴から爆発音。そして立ち上る煙と一緒に吐き出される対戦相手。彼の軽鎧は煤まみれになって汚れている。咳き込んでいるが、その口元からは煙を吐き出している。
「殺す気か!?」「殺す気ですよ~?」
いや、相手さんよ。これは勝負なんだから殺す気なのは当然でしょうに。とはいえ、そういいたくなる気持ちもまあ理解しなくもないけれど。しかし魔法の落とし穴を闇魔法で作り、落ちたら火魔法で爆発か……えぐい魔法だな。土魔法で落とし穴の底に無数の針を作っている可能性もあるな。
相手が近づいてくるのならば、それを利用する気満々の反撃方法。存在を知られても構わない、むしろそれで相手の足を鈍らせれば──
「では、また再開しますね~」「ぐっ!?」
魔法攻撃に適した間合いを保ちやすくなる。相手もそれは分かっている。しかし距離を詰めても落とし穴がどこにあるのか分からない。落ちれば手痛いダメージを貰う事は一回引っかかったからこそ理解しているだろう。魔法使いとの間合いをつけて武器で貫く事が出来ない。これは相手にとって相当辛いはずだ。
が、決勝戦まで残った相手。そのまま負けてくれるはずもなかった。後ろに下がりながら槍を背中に背負い、今度は青く輝く刀身を持つ大太刀を握る相手。そこから一瞬構えを取って、ミリーが飛ばしてくる魔法を一閃。するとどうだ、大太刀が振るわれた場所から多少離れたところまで魔法が吹き飛ばされるように軌道を強制的に変えられてしまったではないか。
「こいつを早々に振るう羽目になるとは、やはり決勝まで残って来るだけはある!」
そう叫びながら再び一閃。今度もミリーが放った魔法があらぬ方向へと吹き飛ばされてしまった。あれは魔剣なのか?
「魔除けの太刀、でしょうか」
この様子を見ていたカザミネがそうぽつりと呟いた。だが、自分を含めてこのカザミネの呟きを耳に入れたブルーカラーの面々。カザミネに詳しく話してほしいという視線を送る。カザミネもそれを察して口を開く。
「あれは魔除けの太刀、という言い方をされる大太刀の系統に属するものだと思います。魔剣ではなく、一定レベル以上の技量がある鍛冶屋なら打ち上げられる可能性がある、一定のランダムで生産される武器ですね。刀身が大体青く光っていて、対戦相手の彼の様に魔法を跳ねのける事が出来る魔法対策の一つとされています」
ここでいったん話を区切り、カザミネは「ただし」と前置きを置いてから話を続ける。
「一振りするだけで精神力、つまりMPを消費します。更にあの大太刀を抜いて手に持っている間はMPの自然回復が止まります。そしてMPが尽きるとあの刃は輝きを失ってしまいますので、相手からしてみればバレバレになりますね。なので、決して万能と言う訳ではないんです。それでも相手の魔法を直接斬らなくても無料化できるので優秀な武器である事もまた事実なのですが」
なるほど、そういう武器なのか。つまり相手はその魔除けの力を秘めた武器を早々に振るわされるのは辛いわけだ。魔法対策にはなるが、あの大太刀でMPが枯渇したら、チャンスが巡ってきた時の大技を振るうだけのMPが無い事でせっかくの機会をみすみす逃がす事にもなりかねない。
が、それらを考慮してもここで振るわないとミリー相手には勝ちの目がないと判断したんだろう。つまり序盤はミリーが相手を押している事になる。が、まだまだ序盤。ここからどうなるかはまだ全く予想がつかない。何か一つの機会で状況が常にひっくり返りかねない可能性という恐怖は常に付きまとう。
(ミリーに限って油断は無いと思うが、決勝まで圧倒的な強さで勝ち上がってきた相手だ。隠し玉があの太刀だけなんてわけもない筈。どうなるかはまだまだ分からない)
応援を続けつつ、頭にはどうしてもそういう考えがちらついてしまう。ミリーが勝ってくれることを祈るしかできない状況がもどかしい。
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