151 / 1,560
【151 史上最強の弓使い】
しおりを挟む
「・・・・・嫌な風だ」
軽いため息交じりに呟き、その青年はゆっくりと弓を下ろした。
やや細身だが、肩口からのぞく引き締まった両の腕、体のラインが見える黒い上着からは、その鍛え抜かれた体付きがよく分かる。
耳の下くらいまでの束感のあるアイスブルーの髪。
髪と同じ色をした切れ長の目は、闘技場の中心、今しがた自分が放った矢の到達点に向けられていた。
おい、あいつ!
・・・ジョルジュだ!
ジョルジュが射ったのか!?
ブレンダンの被弾、そして、突然闘技場に突き刺さった鉄の矢を見て、場内がざわめきだした。
誰かが口にしたその名前は、瞬く間に広がり、三階層で弓を片手に持つ青年に視線が集まった。
「・・・黒髪の針か、使用者は・・・あいつか」
西側三階層にいる自分とは反対に、東側三階層にいる黒い肌の男、ジャーガル・ディーロ。
ジョルジュは2万人以上いる場内から、100メートル以上離れたジャーガルを捉えた。
場内の視線が自分に集中する中、ジョルジュは弓を構えた。
標的はジャーガル・ディーロ。距離はおよそ137メートル。
肉眼で捉えられる距離ではない。
ジョルジュがジャーガル・ディーロの位置を捉えられた力、それは・・・
「消えろ」
冷たく言い放つと、ジョルジュは弦を離し鉄の矢を放つ。
その目には、標的までの風の道が見えていた。
ジャーガル・ディーロは、ジョルジュの位置を把握できていなかった。
ただ、自分の放った黒髪の針が、何者かの矢で破壊された。そしてその何者かは、おそらく西側の観客席にいる。
黒髪の針が破壊されて、まだほんの数秒だがこの推測はできた。
一体何者だ?
ジャーガルは眉を寄せ、睨むように闘技場の西側に目を向けていた。
見えるわけではないが、目を向けずにはいられなかった。
三階層から、闘技場中央のブレンダンまでは20メートル以上ある。
その距離で、あの髪の毛程の細さの黒髪の針を撃ち抜いたのだ。
人間技とは思えなかった。
予想だにしなかった事態に、常に静かに冷徹に殺しを請け負ってきたジャーガルも、心を乱されていた。
こういう不測の事態が起きた時、即時撤退する事が鉄則である。
だが、ジャーガルは思わず東側に目を向け、弓を放った者を探してしまった。
そして、沈黙していた観客達が少しづつ騒めき始め、ジョルジュだ!、という言葉がジャーガルの耳に届いた時、ジャーガルの目と目の間を目掛けて、風切り音と共に鉄の矢が飛んできた。
魔法を使う時間は無かった。
最後は人間の反射神経なのかもしれない。
間一髪、コンマ何秒の世界で、ジャーガルの出した左手は鉄の矢に貫かれ、ジャーガルの目と目の間にも数cmばかり刺さったが、命を守る事はできた。
全身から汗が吹き出し、心臓の鼓動が耳に届くほど速く鳴っている。浅く早い呼吸が止まらない。
金さえもらえばそれが例え肉親でも殺す。
冷酷無情の殺し屋になって十数年。殺し屋の自分がこれほど圧倒されたのはいつ以来だろうか。
ジャーガルは、左手の平を貫いている矢を、力いっぱい右手で握り、一気に引き抜いた。
矢が貫通し、穴の開いた左手の平からは、血液がぼたぼたと流れ出ている。
「ぐうっ!・・・馬鹿な・・・この距離だぞ!?これだけ人間がいる中で一体・・・」
ジャーガルが己の左手を貫いた矢を握り締め、驚愕の表情を浮かべ再び顔を上げた時・・・
ジョルジュの追撃がジャーガルの額を貫き、そのまま真後ろの壁にジャーガルの頭を打ちつけた。
突然の出来事に、ジャーガルの周囲にいた人達から恐怖にかられた叫び声が上がり、それは連鎖し次々と叫び声が上がり始めた。
突然、人の頭が矢で撃ち抜かれたのだ。無差別な殺人が起きていると思った人々は我先に逃げ出そうと席を立ち、出口を目掛けて走り出そうとした。
だが、パニックになる寸前のところで、人々は立ち止まり、心に直接語り掛けてくる声に耳を傾けた。
いつの間にか闘技場の観客達は、一人一人、緑色の炎に包まれていた。
「こ、この炎は・・・風の精霊?」
「そうよ!風の加護を受けた時と同じ、風の精霊の炎だわ!でも、一体どうして今・・・」
「おい、なんだこの・・・心に直接・・・声?いや、言葉なのか?でも分かる・・・」
闘技場の中央では、ジャニスがブレンダンにヒールをかけていた。
ウィッカーとパトリックは、ベン・フィングがこれ以上なにかしてこないか、更なる追撃があるか警戒していたが、ふいに自分達が緑色の炎に包まれた事に驚き、戸惑いの言葉をもらしていた。
「う・・・ジャ、ジャニス、ありがとう。助かったわい」
「師匠!良かった・・・」
ジャニスのヒールで回復した師匠はブレンダンは、ゆっくり体を起こすと、すぐに自分の状態を察し、自分を見守るジャニス、ウィッカー、パトリックに向け言葉を発した。
「・・・この緑の炎は・・・そしてこの声は、もしや精霊の声か!?・・・お前達、口を閉じて心に響く声に耳を傾けろ」
ブレンダンの言葉に、三人は顔を見合わせると、言われた通り口をつぐみ、目を伏せ、内なる体に直接届く声に耳を傾けた。
それは、声と表現していいのか分からない。だが、他に表現のしようがなかった。
言葉と判断していいのかも分からない種類のものだった。
だが、伝えてくる事は理解ができた。
この試合中に起きた一連の不振な動き。
ベン・フィングが協力者に指示し、ブレンダンを襲わせた事。
全てが分かった。
東側でジャーガル・ディーロの死体を見て、パニックになりかけた人々も、精霊の声によって、落ち着きを取り戻していた。
ジョルジュ・ワーリントンが、ブレンダンを護るために、黒髪の針を撃ち落とした事。
殺し屋のジャーガル・ディーロをこのまま逃がせば、更なる被害が生まれるかもしれない。
未然に防ぐためにこの場で始末したという事が人々に伝わり、パニックを抑える事ができていた。
ウィッカー、ジャニス、パトリック、ブレンダンの四人は、三階層からこちらに向けられる視線を受け止めていた。
20メートル以上離れているが、交差する視線は互いに受け止め合っている。
「・・・風が落ち着きを取り戻した・・・・・やはりカエストゥスの風は気持ちがいい」
ジョルジュ・ワーリントンは目を閉じると、頬を撫でる風の心地よさに、小さな笑みを浮かべた。
軽いため息交じりに呟き、その青年はゆっくりと弓を下ろした。
やや細身だが、肩口からのぞく引き締まった両の腕、体のラインが見える黒い上着からは、その鍛え抜かれた体付きがよく分かる。
耳の下くらいまでの束感のあるアイスブルーの髪。
髪と同じ色をした切れ長の目は、闘技場の中心、今しがた自分が放った矢の到達点に向けられていた。
おい、あいつ!
・・・ジョルジュだ!
ジョルジュが射ったのか!?
ブレンダンの被弾、そして、突然闘技場に突き刺さった鉄の矢を見て、場内がざわめきだした。
誰かが口にしたその名前は、瞬く間に広がり、三階層で弓を片手に持つ青年に視線が集まった。
「・・・黒髪の針か、使用者は・・・あいつか」
西側三階層にいる自分とは反対に、東側三階層にいる黒い肌の男、ジャーガル・ディーロ。
ジョルジュは2万人以上いる場内から、100メートル以上離れたジャーガルを捉えた。
場内の視線が自分に集中する中、ジョルジュは弓を構えた。
標的はジャーガル・ディーロ。距離はおよそ137メートル。
肉眼で捉えられる距離ではない。
ジョルジュがジャーガル・ディーロの位置を捉えられた力、それは・・・
「消えろ」
冷たく言い放つと、ジョルジュは弦を離し鉄の矢を放つ。
その目には、標的までの風の道が見えていた。
ジャーガル・ディーロは、ジョルジュの位置を把握できていなかった。
ただ、自分の放った黒髪の針が、何者かの矢で破壊された。そしてその何者かは、おそらく西側の観客席にいる。
黒髪の針が破壊されて、まだほんの数秒だがこの推測はできた。
一体何者だ?
ジャーガルは眉を寄せ、睨むように闘技場の西側に目を向けていた。
見えるわけではないが、目を向けずにはいられなかった。
三階層から、闘技場中央のブレンダンまでは20メートル以上ある。
その距離で、あの髪の毛程の細さの黒髪の針を撃ち抜いたのだ。
人間技とは思えなかった。
予想だにしなかった事態に、常に静かに冷徹に殺しを請け負ってきたジャーガルも、心を乱されていた。
こういう不測の事態が起きた時、即時撤退する事が鉄則である。
だが、ジャーガルは思わず東側に目を向け、弓を放った者を探してしまった。
そして、沈黙していた観客達が少しづつ騒めき始め、ジョルジュだ!、という言葉がジャーガルの耳に届いた時、ジャーガルの目と目の間を目掛けて、風切り音と共に鉄の矢が飛んできた。
魔法を使う時間は無かった。
最後は人間の反射神経なのかもしれない。
間一髪、コンマ何秒の世界で、ジャーガルの出した左手は鉄の矢に貫かれ、ジャーガルの目と目の間にも数cmばかり刺さったが、命を守る事はできた。
全身から汗が吹き出し、心臓の鼓動が耳に届くほど速く鳴っている。浅く早い呼吸が止まらない。
金さえもらえばそれが例え肉親でも殺す。
冷酷無情の殺し屋になって十数年。殺し屋の自分がこれほど圧倒されたのはいつ以来だろうか。
ジャーガルは、左手の平を貫いている矢を、力いっぱい右手で握り、一気に引き抜いた。
矢が貫通し、穴の開いた左手の平からは、血液がぼたぼたと流れ出ている。
「ぐうっ!・・・馬鹿な・・・この距離だぞ!?これだけ人間がいる中で一体・・・」
ジャーガルが己の左手を貫いた矢を握り締め、驚愕の表情を浮かべ再び顔を上げた時・・・
ジョルジュの追撃がジャーガルの額を貫き、そのまま真後ろの壁にジャーガルの頭を打ちつけた。
突然の出来事に、ジャーガルの周囲にいた人達から恐怖にかられた叫び声が上がり、それは連鎖し次々と叫び声が上がり始めた。
突然、人の頭が矢で撃ち抜かれたのだ。無差別な殺人が起きていると思った人々は我先に逃げ出そうと席を立ち、出口を目掛けて走り出そうとした。
だが、パニックになる寸前のところで、人々は立ち止まり、心に直接語り掛けてくる声に耳を傾けた。
いつの間にか闘技場の観客達は、一人一人、緑色の炎に包まれていた。
「こ、この炎は・・・風の精霊?」
「そうよ!風の加護を受けた時と同じ、風の精霊の炎だわ!でも、一体どうして今・・・」
「おい、なんだこの・・・心に直接・・・声?いや、言葉なのか?でも分かる・・・」
闘技場の中央では、ジャニスがブレンダンにヒールをかけていた。
ウィッカーとパトリックは、ベン・フィングがこれ以上なにかしてこないか、更なる追撃があるか警戒していたが、ふいに自分達が緑色の炎に包まれた事に驚き、戸惑いの言葉をもらしていた。
「う・・・ジャ、ジャニス、ありがとう。助かったわい」
「師匠!良かった・・・」
ジャニスのヒールで回復した師匠はブレンダンは、ゆっくり体を起こすと、すぐに自分の状態を察し、自分を見守るジャニス、ウィッカー、パトリックに向け言葉を発した。
「・・・この緑の炎は・・・そしてこの声は、もしや精霊の声か!?・・・お前達、口を閉じて心に響く声に耳を傾けろ」
ブレンダンの言葉に、三人は顔を見合わせると、言われた通り口をつぐみ、目を伏せ、内なる体に直接届く声に耳を傾けた。
それは、声と表現していいのか分からない。だが、他に表現のしようがなかった。
言葉と判断していいのかも分からない種類のものだった。
だが、伝えてくる事は理解ができた。
この試合中に起きた一連の不振な動き。
ベン・フィングが協力者に指示し、ブレンダンを襲わせた事。
全てが分かった。
東側でジャーガル・ディーロの死体を見て、パニックになりかけた人々も、精霊の声によって、落ち着きを取り戻していた。
ジョルジュ・ワーリントンが、ブレンダンを護るために、黒髪の針を撃ち落とした事。
殺し屋のジャーガル・ディーロをこのまま逃がせば、更なる被害が生まれるかもしれない。
未然に防ぐためにこの場で始末したという事が人々に伝わり、パニックを抑える事ができていた。
ウィッカー、ジャニス、パトリック、ブレンダンの四人は、三階層からこちらに向けられる視線を受け止めていた。
20メートル以上離れているが、交差する視線は互いに受け止め合っている。
「・・・風が落ち着きを取り戻した・・・・・やはりカエストゥスの風は気持ちがいい」
ジョルジュ・ワーリントンは目を閉じると、頬を撫でる風の心地よさに、小さな笑みを浮かべた。
0
あなたにおすすめの小説
俺! 神獣達のママ(♂)なんです!
青山喜太
ファンタジー
時は、勇者歴2102年。
世界を巻き込む世界大戦から生き延びた、国々の一つアトランタでとある事件が起きた。
王都アトスがたったの一夜、いや正確に言えば10分で崩壊したのである。
その犯人は5体の神獣。
そして破壊の限りを尽くした神獣達はついにはアトス屈指の魔法使いレメンスラーの転移魔法によって散り散りに飛ばされたのである。
一件落着かと思えたこの事件。
だが、そんな中、叫ぶ男が1人。
「ふざけんなぁぁぁあ!!」
王都を見渡せる丘の上でそう叫んでいた彼は、そう何を隠そう──。
神獣達のママ(男)であった……。
神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします
夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。
アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。
いわゆる"神々の愛し子"というもの。
神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。
そういうことだ。
そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。
簡単でしょう?
えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか??
−−−−−−
新連載始まりました。
私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。
会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。
余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。
会話がわからない!となるよりは・・
試みですね。
誤字・脱字・文章修正 随時行います。
短編タグが長編に変更になることがございます。
*タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。
巻き込まれ異世界召喚、なぜか俺だけ竜皇女の推しになった
ノラクラ
ファンタジー
俺、霧島悠斗は筋金入りの陰キャ高校生。
学校が終わったら即帰宅して、ゲームライフを満喫するのが至福の時間――のはずだった。
だがある日の帰り道、玄関前で学園トップスターたちの修羅場に遭遇してしまう。
暴君・赤城獅童、王子様系イケメン・天条院義孝、清楚系美少女・柊奏、その親友・羽里友莉。
よりによって学園の顔ぶれが勢ぞろいして大口論!?
……陰キャ代表の俺に混ざる理由なんて一ミリもない。見なかったことにしてゲームしに帰りたい!
そう願った矢先――空気が変わり、街に巨大な魔法陣が出現。
赤城たちは光に呑まれ、異世界へと召喚されてしまった。
「お~、異世界召喚ね。ラノベあるあるだな」
そう、他人事のように見送った俺だったが……。
直後、俺の足元にも魔法陣が浮かび上がる。
「ちょ、待て待て待て! 俺は陰キャだぞ!? 勇者じゃないんだぞ!?」
――かくして、ゲームライフを愛する陰キャ高校生の異世界行きが始まる。
武装法人二階堂商会 ―― 企業買収(M&A)で異世界を支配する!
Innocentblue
ファンタジー
日本で企業買収の最前線を駆け抜けてきた敏腕社長・二階堂漣司。
裏切りにより命を落としたはずの彼が目を覚ましたのは、
剣と魔法が支配する異世界の戦場だった。
与えられたスキルは《企業買収(M&A)》。
兵士も村も土地も国家さえも、株式として評価・買収・支配できる異能の力。
「ならば、この世界そのものを買い叩く」
漣司は《武装法人二階堂商会》を設立。
冷徹な参謀にして最強の魔導士リュシア、獣人傭兵団、裏社会の戦力――
すべてを子会社として編成し、経済と武力を融合した前代未聞の経営戦争へと踏み出す。
弱小の村を救済し、都市と契約を結び、裏切り者を切り捨て、敵対勢力を力で買収する。
交渉は戦争、戦争は経営。
数字が命運を決め、契約が国境を塗り替える。
やがて商会は、都市国家・ギルド・貴族・宗教勢力すら巻き込み、
世界の価値そのものを再定義する巨大企業へと変貌していく。
これは、剣ではなく契約で世界を制圧する男の物語。
奪うのではない。支配するのでもない。
価値を見抜き、価値を操り、世界に値札を付ける――
救済か、支配か。正義か、合理か。
その境界線を踏み越えながら、蓮司は異世界そのものを経営していく。
異世界×経済×武力が激突する、知略と覇道の武装経営ファンタジー。
「この世界には、村があり、町があり、国家がある。
――全部まとめて、俺が買い叩く」
正しい聖女さまのつくりかた
みるくてぃー
ファンタジー
王家で育てられた(自称)平民少女が、学園で起こすハチャメチャ学園(ラブ?)コメディ。
同じ年の第二王女をはじめ、優しい兄姉(第一王女と王子)に見守られながら成長していく。
一般常識が一切通用しない少女に友人達は振り回されてばかり、「アリスちゃんメイドを目指すのになぜダンスや淑女教育が必要なの!?」
そこには人知れず王妃と王女達によるとある計画が進められていた!
果たしてアリスは無事に立派なメイドになれるのか!? たぶん無理かなぁ……。
聖女シリーズ第一弾「正しい聖女さまのつくりかた」
3歳で捨てられた件
玲羅
恋愛
前世の記憶を持つ者が1000人に1人は居る時代。
それゆえに変わった子供扱いをされ、疎まれて捨てられた少女、キャプシーヌ。拾ったのは宰相を務めるフェルナー侯爵。
キャプシーヌの運命が再度変わったのは貴族学院入学後だった。
異世界でカイゼン
soue kitakaze
ファンタジー
作者:北風 荘右衛(きたかぜ そうえ)
この物語は、よくある「異世界転生」ものです。
ただ
・転生時にチート能力はもらえません
・魔物退治用アイテムももらえません
・そもそも魔物退治はしません
・農業もしません
・でも魔法が当たり前にある世界で、魔物も魔王もいます
そこで主人公はなにをするのか。
改善手法を使った問題解決です。
主人公は現世にて「問題解決のエキスパート」であり、QC手法、IE手法、品質工学、ワークデザイン法、発想法など、問題解決技術に習熟しており、また優れた発想力を持つ人間です。ただそれを正統に評価されていないという鬱屈が溜まっていました。
そんな彼が飛ばされた異世界で、己の才覚ひとつで異世界を渡って行く。そういうお話をギャグを中心に描きます。簡単に言えば。
「人の死なない邪道ファンタジーな、異世界でカイゼンをするギャグ物語」
ということになります。
私は〈元〉小石でございます! ~癒し系ゴーレムと魔物使い~
Ss侍
ファンタジー
"私"はある時目覚めたら身体が小石になっていた。
動けない、何もできない、そもそも身体がない。
自分の運命に嘆きつつ小石として過ごしていたある日、小さな人形のような可愛らしいゴーレムがやってきた。
ひょんなことからそのゴーレムの身体をのっとってしまった"私"。
それが、全ての出会いと冒険の始まりだとは知らずに_____!!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる