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【204 クリスマスパーティー③】
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異世界での初めてのクリスマス会は、大盛り上がりだった。
メアリーちゃんの手作りケーキも大好評で、子供達がペロリと食べてしまい、大人の分が無くなってしまう程だった。
作りがいがあります!とメアリーちゃんはとても喜んでいた。
子供達はいつもは9時に寝かせているけど、今日は大はしゃぎだったので、興奮してなかなか眠らず、10時を過ぎてしまった。
年に一回くらいこういう日があってもいいかなと思う。
ブレンダン様とロビンさんは、お酒が沢山入って広間のテーブルに伏せて眠ってしまった。
ブレンダン様はともかく、ロビンさんは魔法使いには珍しいくらい体格がいいので、背負ってベッドに運ぶ事が難しい。
ロビンさんの奥さんのモニカさんは、家でもたまにこういう事があるらしく、眉を少しだけ寄せて息を一つつくと、玄関にかけていたウールのコートを持って来て、ロビンさんの背中に掛けた。
「これで大丈夫でしょう。この人、魔法使いなのに体力型なみに頑丈だから、ここで寝ても風邪なんかひかないわ」
そう言って口元に笑みを浮かべたモニカさんからは、長年連れ添った夫婦としての愛情が感じられた。
「ふふ、モニカさん、分かりますわ。うちの人もそうなの。ほら、あそこ」
そう言ってモニカさんに声をかけたのは、ジョルジュさんの母、ナタリーさんだ。
ナタリーさんは、二階へ上がる階段前で、あぐらをかいて寝ているエディさんを指して、溜息を付いた。エディさんも沢山お酒が入って、酔いつぶれている。
「どういう状況になったら、あんな階段前の床で寝るのかしら?呆れちゃうわ。テーブルで寝てくれる分、モニカさんのご主人が羨ましいわ」
ナタリーさんが肩をすくめると、モニカさんも私も、ジャニスさんもキャロルちゃんも、その場にいた女性みんながクスリと笑った。
「おい、ゴミは集め終わったぞ。ん?なんで親父はあんなところで寝ているんだ?」
ジョルジュさんが、ゴミをまとめた袋を持って来ると、父親のエディさんが階段前で寝ているのを見て、首を傾げる。
「ジョルジュ、あなた運べる?さすがにあそこは迷惑になるわ」
ナタリーさんが、困ったように眉を寄せて話すと、ジョルジュさんは首を横に振った。
「いや、俺一人では無理だな。引きずってその辺に転がしておくくらいはできるが、そうではないのだろう?もう一人か二人、男手が欲しいな。ウィッカーはメアリーが抱き着いてて動けんし、王子は子供部屋か・・・あぁ、おい、エロール、それとヨハンだったな、手を貸してくれ」
階段前で寝ているエディさんをみんなで見ていると、子供部屋からエロール君とヨハン君が出てきた。
二人とも、今日は子供達に遊びをせがまれて、とうとう子供達が寝るまで、子供部屋で相手をする事になっていたのだ。
トロワ君も疲れたのか、今日は子供達と一緒にそのまま寝てしまった。
王子は、何も言わないけれど、孤児院が襲われた日以降、ずっと子供達と同じ部屋で寝ている。
多分、もしまた同じような事があった場合を考えているのだと思う。
王子は優しい。自分からみんなの輪に入る事はしないけれど、この孤児院を大事にしている事は伝わって来る。
ブレンダン様は、最近王子は変わってきたと話していた。
以前は、周りの事を気に掛ける事はほとんどなくて、ウィッカーさんや、ジャニスさんが話しかけても、ほとんど返事もしなかったそうだ。
でも、軟禁が解かれて、お城から帰って来てからは、ずいぶん優しくなったと話している。
きっと、この孤児院が王子の心を癒してくれたんだ。
私がそうであったように。
ジョルジュさんに声をかけられて、ヨハン君は快く手伝ってくれた。
エロール君は、こんなところで寝るなよ。と憎まれ口を叩きながらだけど、それでもエディさんを抱えるのを手伝ってくれた。
エロール君は、きっと初対面では悪い印象を持たれる事が多いと思う。
でも、私達は以前二週間一緒に暮らした事で、彼の内面もだいたい分かった。
本当は面倒見のいい子なんだ。
二階にエディさんを運んだ三人が帰ってくる。
ジョルジュさんが先に降りてきて、疲れたと愚痴るエロール君を、ヨハン君がなだめていた。
ヨハン君は15歳で、エロール君より3つ年上だけど、少し幼い顔立ちなので、並ぶと同い年くらいに見える。
「二人とも、魔法兵団だよね?仲良いの?」
私が声をかけると、エロール君は面倒くさそうに首を横に振った。
「いや、今日初めて話したよ。お前、受付とか、書類管理だろ?訓練場で見たことないし」
エロール君がぶっきらぼうに話を向ける。
少し嫌な言い方に聞こえたので、注意しようとすると、ヨハン君は意外にも笑顔で言葉を返した。
「うん。そうだよ。僕は白魔法だけど、魔力は平均以下だから。仕事は受付と書類と日誌の管理。楽しいよ」
「は?楽しい?書類いじって楽しいのか?」
理解できないと言うように、口を曲げて聞き返すエロール君に、ヨハン君は変わらず笑顔で言葉を続ける。
「うん。楽しいよ。いろんな魔法の実験や、歴史に関する書類は見てて楽しいし、各魔法部門の日誌を見るのも好きだよ。実は、個人的に日記も付けてるんだ。自分の日記だけど読み返すと、魔法兵団の成長が確認できて楽しいよ」
ヨハン君の言葉からは、心から楽しんでいる様子が伝わって来た。
「・・・お前、変なヤツだな。俺には分からねぇよ」
「じゃあ、今度書類整理一緒にやろうよ!楽しいよ」
エロール君が首を傾げて呟くと、ヨハン君は良い事を思いついたとばかりに手を打ち、エロール君に一歩近づいた。
「はぁ!?なんで俺がそんな面倒な事やらなきゃならねぇんだよ!?」
「勉強になるよ。失敗した魔法の実験からも、なにか応用できる技術が見つかるかもしれないし、絶対損はしないと思うよ。じゃあ、明日帰ってからにしようか?」
ヨハン君が予定を立てると、エロール君が首を激しく横に振るう。
「いやいやいや!勝手に決めんなよ!行かねぇって!」
「えー、絶対エロール君のためになるのに、いつならいいの?」
「いつならって話しじゃないから!」
二人のやり取りを見ていると、みんなクスクスと笑い出した。
私もつい笑ってしまう。
「あなた達、仲良しね。喧嘩しちゃ駄目よ」
ナタリーさんが言い合う二人の間に入ると、大人の女性の仲裁にエロール君もさすがに口を閉じた。
「じゃあ、明後日にしようか?迎えに行くよ」
「はぁ~~~ったく、わぁったよ!もう勝手にしろよ。その代わり、本当に俺の役に立つ書類を見せろよ?」
ナタリーさんの背中から顔だけ出して、ヨハン君が声をかけると、エロール君はこれ見よがしに大きなため息をつき、面倒くさそうに言葉を返した。
「良かったわね、ヨハン君」
「はい、ありがとうございます」
ナタリーさんの言葉に、ヨハン君は笑顔で返した。
「エロール君も、なんだかんだで優しいね」
「え?なに言ってんすか?そんなんじゃないですよ。面倒だから付き合ってやろうと思っただけで」
ナタリーさんが、エロール君も褒めると、エロール君は顔の前で手を振って、そっぽ向いてしまった。
「分かった分かった。じゃあ、エロール君とヨハン君は、もう片付け終わっていいから、二人でおやすみしなよ」
ほうっておくと、いつまでも終わらなそうなので、ジャニスさんがエロール君の背中に手を当てて、二階まで押して行こうとする。
「お、おい!ジャニス様、押さないでくださいよ!分かった分かった分かりました!大人しく寝ますよ!おい、ヨハン君、行こうぜ」
「あ、うん!じゃあ皆さんお先に失礼します。今日は本当に楽しかったです!ありがとうございました。おやすみなさい」
ヨハン君は一人一人の顔を見て、一礼すると、先に階段を上がっているエロール君の後を、早足で追いかけて行った。礼儀正しい子だなと思った。
「さて、じゃあ私達はもう一仕事しましょうか!」
ナタリーさんの掛け声で、私達女性全員とジョルジュさんで、掃き掃除、拭き掃除、洗い物を片づけて、11時過ぎに私達は寝床についた。
ウィッカーさんは、深夜0時過ぎに眠いと訴えて、やっとメアリーちゃんが腕を離してくれたようだ。
メアリーちゃんの手作りケーキも大好評で、子供達がペロリと食べてしまい、大人の分が無くなってしまう程だった。
作りがいがあります!とメアリーちゃんはとても喜んでいた。
子供達はいつもは9時に寝かせているけど、今日は大はしゃぎだったので、興奮してなかなか眠らず、10時を過ぎてしまった。
年に一回くらいこういう日があってもいいかなと思う。
ブレンダン様とロビンさんは、お酒が沢山入って広間のテーブルに伏せて眠ってしまった。
ブレンダン様はともかく、ロビンさんは魔法使いには珍しいくらい体格がいいので、背負ってベッドに運ぶ事が難しい。
ロビンさんの奥さんのモニカさんは、家でもたまにこういう事があるらしく、眉を少しだけ寄せて息を一つつくと、玄関にかけていたウールのコートを持って来て、ロビンさんの背中に掛けた。
「これで大丈夫でしょう。この人、魔法使いなのに体力型なみに頑丈だから、ここで寝ても風邪なんかひかないわ」
そう言って口元に笑みを浮かべたモニカさんからは、長年連れ添った夫婦としての愛情が感じられた。
「ふふ、モニカさん、分かりますわ。うちの人もそうなの。ほら、あそこ」
そう言ってモニカさんに声をかけたのは、ジョルジュさんの母、ナタリーさんだ。
ナタリーさんは、二階へ上がる階段前で、あぐらをかいて寝ているエディさんを指して、溜息を付いた。エディさんも沢山お酒が入って、酔いつぶれている。
「どういう状況になったら、あんな階段前の床で寝るのかしら?呆れちゃうわ。テーブルで寝てくれる分、モニカさんのご主人が羨ましいわ」
ナタリーさんが肩をすくめると、モニカさんも私も、ジャニスさんもキャロルちゃんも、その場にいた女性みんながクスリと笑った。
「おい、ゴミは集め終わったぞ。ん?なんで親父はあんなところで寝ているんだ?」
ジョルジュさんが、ゴミをまとめた袋を持って来ると、父親のエディさんが階段前で寝ているのを見て、首を傾げる。
「ジョルジュ、あなた運べる?さすがにあそこは迷惑になるわ」
ナタリーさんが、困ったように眉を寄せて話すと、ジョルジュさんは首を横に振った。
「いや、俺一人では無理だな。引きずってその辺に転がしておくくらいはできるが、そうではないのだろう?もう一人か二人、男手が欲しいな。ウィッカーはメアリーが抱き着いてて動けんし、王子は子供部屋か・・・あぁ、おい、エロール、それとヨハンだったな、手を貸してくれ」
階段前で寝ているエディさんをみんなで見ていると、子供部屋からエロール君とヨハン君が出てきた。
二人とも、今日は子供達に遊びをせがまれて、とうとう子供達が寝るまで、子供部屋で相手をする事になっていたのだ。
トロワ君も疲れたのか、今日は子供達と一緒にそのまま寝てしまった。
王子は、何も言わないけれど、孤児院が襲われた日以降、ずっと子供達と同じ部屋で寝ている。
多分、もしまた同じような事があった場合を考えているのだと思う。
王子は優しい。自分からみんなの輪に入る事はしないけれど、この孤児院を大事にしている事は伝わって来る。
ブレンダン様は、最近王子は変わってきたと話していた。
以前は、周りの事を気に掛ける事はほとんどなくて、ウィッカーさんや、ジャニスさんが話しかけても、ほとんど返事もしなかったそうだ。
でも、軟禁が解かれて、お城から帰って来てからは、ずいぶん優しくなったと話している。
きっと、この孤児院が王子の心を癒してくれたんだ。
私がそうであったように。
ジョルジュさんに声をかけられて、ヨハン君は快く手伝ってくれた。
エロール君は、こんなところで寝るなよ。と憎まれ口を叩きながらだけど、それでもエディさんを抱えるのを手伝ってくれた。
エロール君は、きっと初対面では悪い印象を持たれる事が多いと思う。
でも、私達は以前二週間一緒に暮らした事で、彼の内面もだいたい分かった。
本当は面倒見のいい子なんだ。
二階にエディさんを運んだ三人が帰ってくる。
ジョルジュさんが先に降りてきて、疲れたと愚痴るエロール君を、ヨハン君がなだめていた。
ヨハン君は15歳で、エロール君より3つ年上だけど、少し幼い顔立ちなので、並ぶと同い年くらいに見える。
「二人とも、魔法兵団だよね?仲良いの?」
私が声をかけると、エロール君は面倒くさそうに首を横に振った。
「いや、今日初めて話したよ。お前、受付とか、書類管理だろ?訓練場で見たことないし」
エロール君がぶっきらぼうに話を向ける。
少し嫌な言い方に聞こえたので、注意しようとすると、ヨハン君は意外にも笑顔で言葉を返した。
「うん。そうだよ。僕は白魔法だけど、魔力は平均以下だから。仕事は受付と書類と日誌の管理。楽しいよ」
「は?楽しい?書類いじって楽しいのか?」
理解できないと言うように、口を曲げて聞き返すエロール君に、ヨハン君は変わらず笑顔で言葉を続ける。
「うん。楽しいよ。いろんな魔法の実験や、歴史に関する書類は見てて楽しいし、各魔法部門の日誌を見るのも好きだよ。実は、個人的に日記も付けてるんだ。自分の日記だけど読み返すと、魔法兵団の成長が確認できて楽しいよ」
ヨハン君の言葉からは、心から楽しんでいる様子が伝わって来た。
「・・・お前、変なヤツだな。俺には分からねぇよ」
「じゃあ、今度書類整理一緒にやろうよ!楽しいよ」
エロール君が首を傾げて呟くと、ヨハン君は良い事を思いついたとばかりに手を打ち、エロール君に一歩近づいた。
「はぁ!?なんで俺がそんな面倒な事やらなきゃならねぇんだよ!?」
「勉強になるよ。失敗した魔法の実験からも、なにか応用できる技術が見つかるかもしれないし、絶対損はしないと思うよ。じゃあ、明日帰ってからにしようか?」
ヨハン君が予定を立てると、エロール君が首を激しく横に振るう。
「いやいやいや!勝手に決めんなよ!行かねぇって!」
「えー、絶対エロール君のためになるのに、いつならいいの?」
「いつならって話しじゃないから!」
二人のやり取りを見ていると、みんなクスクスと笑い出した。
私もつい笑ってしまう。
「あなた達、仲良しね。喧嘩しちゃ駄目よ」
ナタリーさんが言い合う二人の間に入ると、大人の女性の仲裁にエロール君もさすがに口を閉じた。
「じゃあ、明後日にしようか?迎えに行くよ」
「はぁ~~~ったく、わぁったよ!もう勝手にしろよ。その代わり、本当に俺の役に立つ書類を見せろよ?」
ナタリーさんの背中から顔だけ出して、ヨハン君が声をかけると、エロール君はこれ見よがしに大きなため息をつき、面倒くさそうに言葉を返した。
「良かったわね、ヨハン君」
「はい、ありがとうございます」
ナタリーさんの言葉に、ヨハン君は笑顔で返した。
「エロール君も、なんだかんだで優しいね」
「え?なに言ってんすか?そんなんじゃないですよ。面倒だから付き合ってやろうと思っただけで」
ナタリーさんが、エロール君も褒めると、エロール君は顔の前で手を振って、そっぽ向いてしまった。
「分かった分かった。じゃあ、エロール君とヨハン君は、もう片付け終わっていいから、二人でおやすみしなよ」
ほうっておくと、いつまでも終わらなそうなので、ジャニスさんがエロール君の背中に手を当てて、二階まで押して行こうとする。
「お、おい!ジャニス様、押さないでくださいよ!分かった分かった分かりました!大人しく寝ますよ!おい、ヨハン君、行こうぜ」
「あ、うん!じゃあ皆さんお先に失礼します。今日は本当に楽しかったです!ありがとうございました。おやすみなさい」
ヨハン君は一人一人の顔を見て、一礼すると、先に階段を上がっているエロール君の後を、早足で追いかけて行った。礼儀正しい子だなと思った。
「さて、じゃあ私達はもう一仕事しましょうか!」
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