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439 北西の塔 決着
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「・・・・・う・・・ん・・・」
「バルデス様、気が付きましたか?」
目を開けると、見慣れたキツイ目の女の顔が映った。
「・・・サリー、私は・・・?」
体を起こそうとすると、額に手をあてられ押さえられてしまう。
「バルデス様、20分程ですが気を失っておりました。折れた顎と右腕は治療致しましたが、どうかもうしばらくはこのままお休みください」
見上げる形でサリーの顔が目の前にある事から、自分がどういう姿勢かを理解する。
膝枕など初めてされたが、そう言えばサリーは、スキンシップは恥ずかしがらないところがあったな。
20分・・・気を失っていたのか・・・
だんだんと意識がハッキリしてくるが、自分がなぜ気を失っていたのか思い出せない。
「もう大丈夫?なら、話していい?」
声のした方に顔を向けると、私達から少し離れて、さっきまで戦っていた青魔法の男と、白魔法の女が床に座って私を見ていた。
「・・・貴様ら・・・あぁ、そうか・・・私は、負けたのか」
気を失っていた自分と、座っている彼らを見て、この戦いの勝者がどちらかを理解した。
「バルデス様、申し訳ありません。大障壁は・・・」
「サリー・・・気にするな。勝者は彼らだ」
私が倒れた後、大障壁を渡したのだろう。
おそらく私を護るためだ。そうでなければ、敗者の私がこうものんびり寝ていられるわけがない。
まだ私の体を気にかけるサリーを止めて、私は体を起こし彼らに向き直った。
「・・・いまいち記憶がハッキリしないが、どうやら私は負けたようだな。大障壁は貴様達の好きにすればいい。破壊すればこの塔からの結界は消える」
「最後、なんで撃たなかったの?ハッキリ言えば、アタシ達はあんたが手加減してたから勝てた。勝ちを譲られたと言っていい。何考えてんの?」
私の話しなど聞く気もないのか、女は自分の知りたい事だけを問いかけてきた。
まったく、ずいぶん面白いヤツだ。
「・・・おい、なんで笑う?顎にもう一発食らわせるぞ?」
自分でも気づかないうちに笑っていたようだ。
白魔法使いの女が拳を握り腰を上げたので、私は手を前に出してそれを制する。
顎にもう一発・・・そう言えば私はあの最後の瞬間、この女が突然目の前のから消えて、一瞬のうちに懐に入られていたのでは・・・・・
「あぁ、待て待て。貴様らを馬鹿にしたわけではない。少しばかり、面白い連中だと思っただけだ。目的の物はサリーが渡したのだろう?さっさと破壊してここを出て行けばいい。それなのにわざわざ私が起きるまで待って、なにかと思えばそんな事を聞いてくるのだから、つい・・・な」
そう話すと、白魔法使いの女は特に表情を変える事もなく、起こした腰をまた床に下ろした。
納得したのか分からないが、とりあえず話しはできそうだ。
「・・・それで、手加減の理由か?そうだな、貴様らも気付いているだろうが、この塔を破壊する訳にはいかない。私が全力で魔法を放てば、この塔が耐えられんからな。魔道具大障壁は、この塔から外に出しても使用する事は可能だ。だが、この塔は見張りの役割もある。いよいよとなればしかたないかもしれんが、できるだけ破壊したくはなかった。まぁ、もし敵が私以上の魔力をもっていて、他国からの侵入者だったとすれば、私はこの塔を破壊してでも倒す気持ちはあった。だが、貴様らの魔力は私に遠く及ばない。半分の魔力で倒せるくらいだ。そういう事だ」
「・・・それだと答えの半分。もう半分に答えていない。なんで最後撃たなかった?」
「・・・なんの事だ?」
白魔法使いの女が睨んでくるが、私は視線を逸らさずにその目を見返した。
緊張感のある沈黙に、場の空気が張り詰めて来る。
「・・・バルデス様、私も知りたいです。あの時バルデス様は、撃てたのに撃たなかった。確かに迷っておられました。なぜでしょうか?」
「サリー・・・」
遠慮がちに訊ねているが、こういう時のサリーは、納得のいく説明がない限り引く事はない。
全く、面倒な侍女が付いたものだ・・・・・
「・・・・・お前達と戦って、少しだけ迷った。私は国王からお前達は国賊だと聞いていた。王妃様と王女様を言葉巧みに操り、国家を転覆させようとする悪党だとな。さすがにその言葉全てを真に受けたわけではないが、国王がそこまで言うのだから、始末せねばならない敵だとは思っていた。だが・・・・・正直分からなくなった。お前達の戦いには正義がある。とても国家転覆なんて考える愚か者には見えん。そう考えたら、撃てなかった・・・・・」
「ふ~ん・・・・・なかなか見る目のある男。今日はこのくらいで勘弁してあげる」
私が話し終えると、白魔法の女は満足したように腕を組んで頷き、隣の青魔法の男へ顔を向けた。
「ジーン、私は納得した。嘘を言ってるようにも見えないし、この男とはもう戦う理由は無い。大障壁も壊してしまおう」
「あぁ、僕もそう思うよ。ちょっと死にかけたけど、平和的に終わってなによりだ」
青魔法使いの男は、手にしていた十数センチ程の銀のプレート、大障壁を頭の上くらいの高さに軽く放る。すると、次の瞬間プレートは真っ二つに斬り裂かれ落ちた。二つになったプレートが床にぶつかり、それぞれ金属音を響かせる。
「・・・仲間がいるんだろ?まだ他三つの大障壁は解けていないようだ。加勢に行くのか?」
女と男が立ち上がったのを見て声をかける。
「いや、僕達の役目はここまでだ。まぁ、後は仲間達がなんとかしてくれる。信じて待つさ」
「そうか・・・だが、塔を降りて戻るのなら、一つ忠告しておこう。私と戦ったお前達は運がいい。他三人の四勇士は、私のように甘くはない。気を付ける事だ・・・えぇと」
「ん?・・・あぁ、僕はジーン、こっちはユーリだ。覚える気になってくれたようで嬉しいよ」
それじゃ、そう言い残してジーンとユーリは部屋を出て行った。
「・・・バルデス様、大障壁を渡した私が言う事ではないかもしれませんが・・・本当によろしかったのですか?」
屈んで真っ二つになった銀のプレートを拾うと、サリーは私の顔を見ずに小さな声で聞いてきた。自分の行いが間違っていたのでは、そう感じているような不安そうな声だった。
「・・・サリー、気にするなと言っただろ?私を護るために渡したという事は分かっている。それに、今話したように迷いが出た。残る塔はあと三つ・・・彼らがどこまでやれるのか見て見たくなったよ。もし、国王の言葉が偽りであるのならば・・・・・考えなくてはならない」
私は自分の雷で空けた天井の大穴から空を見上げた。
冷たく心地の良い風が肌に触れる。
「・・・青い、綺麗な空ですね」
隣に立ったサリーが、空を見上げてポツリと呟く。
「・・・サリー、もし私が・・・この塔を降りるとしたら・・・どうする?」
少しだけ首を動かし、隣に立つサリーに目を向けた。
サリーはゆっくりと私に顔を向けると、目を細め、まるでおかしな事を聞かれたと言うようにクスリと笑った。
「ふふ・・・ご一緒するに決まってるじゃないですか?」
「・・・サリー、ありがとう」
「ふふ・・・変なバルデス様ですね」
サリーがこの塔に来てから五年。
ここから外を見るだけの何もないモノクロの生活に、温もりと笑顔と言う色が付いた。
「ジーン、休もう」
最上階の部屋を出て、螺旋階段を一段一段ゆっくりと降りている。
アタシは前を行くジーンの背中に声をかけた。
「・・・ユーリ、疲れたのかい?」
「アタシじゃない。ジーンが疲れている。座って。少し休憩する」
そう言ってアタシはジーンの返事を待たずに石段に座り、休む意思を態度で表した。
ジーンはそんなアタシを見て小さく息を付くと、ごめんね、と呟いてアタシの一段前にゆっくりと腰を下ろした。
「ジーン、けっこう危なかった。血もいっぱい出てたし、回復してもまだ満足に動けるはずがない。アタシ達はやり遂げた。だから降りるのはゆっくりでいい」
「・・・心配かけたね。うん、実はね、まだ足にあまり力が入らないんだ。最後の雷には全魔力を込めて天衣結界を張ったけど、それでも防ぎきれなかった。しかもあれでもまだ全力じゃないんだ・・・本当に雲の上の強さだったよ・・・ユーリ、助けてくれてありがとう。キミと組んで良かった」
「・・・助けてもらったのはアタシ。ジーンが護ってくれたから、アタシは怪我一つしなかった。ジーンは最後までアタシを護ってくれた。ありがとうジーン」
素直な気持ちを伝えると、ジーンは優しく微笑んだ。
「じゃあ、僕達はお互いに助け合えたって事だね」
・・・ジーンは優しい。言葉の一つ一つに思いやりが感じられる。
ケイトが好きになるのも分かる気がする。
それからアタシ達はもう少しだけ休んで、ジーンの体力が回復した頃を見て階段を降りた。
残る塔はあと三つ。
アタシはみんなが無事に帰って来る事を祈った。
「バルデス様、気が付きましたか?」
目を開けると、見慣れたキツイ目の女の顔が映った。
「・・・サリー、私は・・・?」
体を起こそうとすると、額に手をあてられ押さえられてしまう。
「バルデス様、20分程ですが気を失っておりました。折れた顎と右腕は治療致しましたが、どうかもうしばらくはこのままお休みください」
見上げる形でサリーの顔が目の前にある事から、自分がどういう姿勢かを理解する。
膝枕など初めてされたが、そう言えばサリーは、スキンシップは恥ずかしがらないところがあったな。
20分・・・気を失っていたのか・・・
だんだんと意識がハッキリしてくるが、自分がなぜ気を失っていたのか思い出せない。
「もう大丈夫?なら、話していい?」
声のした方に顔を向けると、私達から少し離れて、さっきまで戦っていた青魔法の男と、白魔法の女が床に座って私を見ていた。
「・・・貴様ら・・・あぁ、そうか・・・私は、負けたのか」
気を失っていた自分と、座っている彼らを見て、この戦いの勝者がどちらかを理解した。
「バルデス様、申し訳ありません。大障壁は・・・」
「サリー・・・気にするな。勝者は彼らだ」
私が倒れた後、大障壁を渡したのだろう。
おそらく私を護るためだ。そうでなければ、敗者の私がこうものんびり寝ていられるわけがない。
まだ私の体を気にかけるサリーを止めて、私は体を起こし彼らに向き直った。
「・・・いまいち記憶がハッキリしないが、どうやら私は負けたようだな。大障壁は貴様達の好きにすればいい。破壊すればこの塔からの結界は消える」
「最後、なんで撃たなかったの?ハッキリ言えば、アタシ達はあんたが手加減してたから勝てた。勝ちを譲られたと言っていい。何考えてんの?」
私の話しなど聞く気もないのか、女は自分の知りたい事だけを問いかけてきた。
まったく、ずいぶん面白いヤツだ。
「・・・おい、なんで笑う?顎にもう一発食らわせるぞ?」
自分でも気づかないうちに笑っていたようだ。
白魔法使いの女が拳を握り腰を上げたので、私は手を前に出してそれを制する。
顎にもう一発・・・そう言えば私はあの最後の瞬間、この女が突然目の前のから消えて、一瞬のうちに懐に入られていたのでは・・・・・
「あぁ、待て待て。貴様らを馬鹿にしたわけではない。少しばかり、面白い連中だと思っただけだ。目的の物はサリーが渡したのだろう?さっさと破壊してここを出て行けばいい。それなのにわざわざ私が起きるまで待って、なにかと思えばそんな事を聞いてくるのだから、つい・・・な」
そう話すと、白魔法使いの女は特に表情を変える事もなく、起こした腰をまた床に下ろした。
納得したのか分からないが、とりあえず話しはできそうだ。
「・・・それで、手加減の理由か?そうだな、貴様らも気付いているだろうが、この塔を破壊する訳にはいかない。私が全力で魔法を放てば、この塔が耐えられんからな。魔道具大障壁は、この塔から外に出しても使用する事は可能だ。だが、この塔は見張りの役割もある。いよいよとなればしかたないかもしれんが、できるだけ破壊したくはなかった。まぁ、もし敵が私以上の魔力をもっていて、他国からの侵入者だったとすれば、私はこの塔を破壊してでも倒す気持ちはあった。だが、貴様らの魔力は私に遠く及ばない。半分の魔力で倒せるくらいだ。そういう事だ」
「・・・それだと答えの半分。もう半分に答えていない。なんで最後撃たなかった?」
「・・・なんの事だ?」
白魔法使いの女が睨んでくるが、私は視線を逸らさずにその目を見返した。
緊張感のある沈黙に、場の空気が張り詰めて来る。
「・・・バルデス様、私も知りたいです。あの時バルデス様は、撃てたのに撃たなかった。確かに迷っておられました。なぜでしょうか?」
「サリー・・・」
遠慮がちに訊ねているが、こういう時のサリーは、納得のいく説明がない限り引く事はない。
全く、面倒な侍女が付いたものだ・・・・・
「・・・・・お前達と戦って、少しだけ迷った。私は国王からお前達は国賊だと聞いていた。王妃様と王女様を言葉巧みに操り、国家を転覆させようとする悪党だとな。さすがにその言葉全てを真に受けたわけではないが、国王がそこまで言うのだから、始末せねばならない敵だとは思っていた。だが・・・・・正直分からなくなった。お前達の戦いには正義がある。とても国家転覆なんて考える愚か者には見えん。そう考えたら、撃てなかった・・・・・」
「ふ~ん・・・・・なかなか見る目のある男。今日はこのくらいで勘弁してあげる」
私が話し終えると、白魔法の女は満足したように腕を組んで頷き、隣の青魔法の男へ顔を向けた。
「ジーン、私は納得した。嘘を言ってるようにも見えないし、この男とはもう戦う理由は無い。大障壁も壊してしまおう」
「あぁ、僕もそう思うよ。ちょっと死にかけたけど、平和的に終わってなによりだ」
青魔法使いの男は、手にしていた十数センチ程の銀のプレート、大障壁を頭の上くらいの高さに軽く放る。すると、次の瞬間プレートは真っ二つに斬り裂かれ落ちた。二つになったプレートが床にぶつかり、それぞれ金属音を響かせる。
「・・・仲間がいるんだろ?まだ他三つの大障壁は解けていないようだ。加勢に行くのか?」
女と男が立ち上がったのを見て声をかける。
「いや、僕達の役目はここまでだ。まぁ、後は仲間達がなんとかしてくれる。信じて待つさ」
「そうか・・・だが、塔を降りて戻るのなら、一つ忠告しておこう。私と戦ったお前達は運がいい。他三人の四勇士は、私のように甘くはない。気を付ける事だ・・・えぇと」
「ん?・・・あぁ、僕はジーン、こっちはユーリだ。覚える気になってくれたようで嬉しいよ」
それじゃ、そう言い残してジーンとユーリは部屋を出て行った。
「・・・バルデス様、大障壁を渡した私が言う事ではないかもしれませんが・・・本当によろしかったのですか?」
屈んで真っ二つになった銀のプレートを拾うと、サリーは私の顔を見ずに小さな声で聞いてきた。自分の行いが間違っていたのでは、そう感じているような不安そうな声だった。
「・・・サリー、気にするなと言っただろ?私を護るために渡したという事は分かっている。それに、今話したように迷いが出た。残る塔はあと三つ・・・彼らがどこまでやれるのか見て見たくなったよ。もし、国王の言葉が偽りであるのならば・・・・・考えなくてはならない」
私は自分の雷で空けた天井の大穴から空を見上げた。
冷たく心地の良い風が肌に触れる。
「・・・青い、綺麗な空ですね」
隣に立ったサリーが、空を見上げてポツリと呟く。
「・・・サリー、もし私が・・・この塔を降りるとしたら・・・どうする?」
少しだけ首を動かし、隣に立つサリーに目を向けた。
サリーはゆっくりと私に顔を向けると、目を細め、まるでおかしな事を聞かれたと言うようにクスリと笑った。
「ふふ・・・ご一緒するに決まってるじゃないですか?」
「・・・サリー、ありがとう」
「ふふ・・・変なバルデス様ですね」
サリーがこの塔に来てから五年。
ここから外を見るだけの何もないモノクロの生活に、温もりと笑顔と言う色が付いた。
「ジーン、休もう」
最上階の部屋を出て、螺旋階段を一段一段ゆっくりと降りている。
アタシは前を行くジーンの背中に声をかけた。
「・・・ユーリ、疲れたのかい?」
「アタシじゃない。ジーンが疲れている。座って。少し休憩する」
そう言ってアタシはジーンの返事を待たずに石段に座り、休む意思を態度で表した。
ジーンはそんなアタシを見て小さく息を付くと、ごめんね、と呟いてアタシの一段前にゆっくりと腰を下ろした。
「ジーン、けっこう危なかった。血もいっぱい出てたし、回復してもまだ満足に動けるはずがない。アタシ達はやり遂げた。だから降りるのはゆっくりでいい」
「・・・心配かけたね。うん、実はね、まだ足にあまり力が入らないんだ。最後の雷には全魔力を込めて天衣結界を張ったけど、それでも防ぎきれなかった。しかもあれでもまだ全力じゃないんだ・・・本当に雲の上の強さだったよ・・・ユーリ、助けてくれてありがとう。キミと組んで良かった」
「・・・助けてもらったのはアタシ。ジーンが護ってくれたから、アタシは怪我一つしなかった。ジーンは最後までアタシを護ってくれた。ありがとうジーン」
素直な気持ちを伝えると、ジーンは優しく微笑んだ。
「じゃあ、僕達はお互いに助け合えたって事だね」
・・・ジーンは優しい。言葉の一つ一つに思いやりが感じられる。
ケイトが好きになるのも分かる気がする。
それからアタシ達はもう少しだけ休んで、ジーンの体力が回復した頃を見て階段を降りた。
残る塔はあと三つ。
アタシはみんなが無事に帰って来る事を祈った。
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