760 / 1,560
759 邂逅
しおりを挟む
「えっ!?シャクール?」
「うわー、バルデスさん、サリーさん、久しぶりですね!お連れ様がお待ちですって言われて、誰なんだろうって思ってました」
アラタとカチュアが窓際のテーブル席に通されると、そこにはシャクール・バルデスと、今は恋人になったサリーが並んで座っていた。
「やはりお前達だったか。私達がここに通された時、たまたま目に入ってな。これからだとかなりの順番待ちになると思って、呼んで来てもらったんだ。運良く4人掛けのテーブル席が空いていたから、お前達を連れ合いだと言ってここにしてもらった。そうでなければカウンター席だったな」
バルデスの青い瞳は、親し気にアラタとカチュアを見つめていた。
「ほら、いつまで立っている?さっさと座れ」
バルデスは立ったままのアラタとカチュアに、目の前の席を指さした。
「え、でも、二人ともデートでしょ?いいの?」
「私がいいと言っているんだ。さっさと座れ。それともあの列に並び直したいのか?」
バルデスが出入口に目を向けると、何十人もの行列が続いていた。
「そうですよ。遠慮しないでください。久しぶりに会ったんだしご一緒しましょう。ね、カチュアさん」
サリーが席を立ってカチュアのイスを引いて勧めると、カチュアは頬を少し赤くしてお礼を口にした。
「あ、ありがとうございます。私もまたお話ししたいなって思ってたんです」
カチュアが腰を下ろすと、サリーは隣のアラタの椅子も引いて勧めてくる。
「はい、アラタさんもお座りください」
「あ、すいません。じゃあ、お言葉にあまえてご一緒させていただきます」
二人が座ると、サリーはニコリと笑ってバルデスの隣に座り直した。
「・・・ふむ、お前達、特にアラタだが・・・私とは楽に話すのに、サリーには妙にかしこまって話すのはなぜだ?」
バルデスが少し眉を寄せて、アラタとカチュアを見る。
今でこそサリーは女王アンリエールの養子だが、それまではバルデスの侍女であり、身分で言えば男爵家の三女だった。それに対してバルデスは伯爵家の長男であり、四勇士という名誉ある立ち場である。
かしこまるならば、バルデスに対してだろうという疑問だった。
「え?・・・そう言われてもなぁ・・・う~ん、サリーさんって、なんか雰囲気があるんだよね。なんて言うんだろ?できる女って言うのかな」
「あ!アラタ君、それ分かる!私もね、サリーさんってかっこいいなって思ってたの。テキパキしてるし、今だって自然に私達の椅子を引くんだもん。気配りとか色々すごくて憧れちゃうよ!」
アラタとカチュアが口々にサリーを褒めちぎると、最初は笑顔を絶やさず聞いていたサリーだが、段々と顔を赤くして俯いてしまった。
「・・・あー、二人とも、分かった。分かったから、そのへんで止めてくれ。サリーを褒め殺しにするつもりか?」
バルデスが話しを抑えるように手を前に出す。
隣に座るサリーは顔はもちろん、アップにまとめた髪の下に覗く、うなじまで赤く染まっている。
「あ、その・・・あ、ありがとうございます」
細くポツリと話すサリーに、アラタとカチュアも、話し過ぎたと気が付き頭をポリポリと掻いた。
「フッ、まぁサリーが評価されるのは私も嬉しい。そろそろ注文を決めようか。好きな物を頼め」
サリーが手を挙げると、白いシャツにエプロンを付けた店員が注文を取りに来た。
「お待たせしました。お決まりでしょうか?」
「海の幸のセットを4つ。飲み物はアイスコーヒーを二つと、オレンジとアイスティーをお願いします」
代表してサリーが全員の注文を告げる。
「ありがとうございます。本日はオープン記念で、鮫のフライがお得になってますが・・・」
「ああ、鮫とは仲が悪いんだ。注文したものだけ頼む」
「え?あ、はい・・・では、少々お待ちくださいませ」
バルデスが被せて断ると、店員は一瞬目をパチパチさせて、愛想笑いをしながら離れて行った。
「鮫って美味しくないんですか?私、食べた事がないので」
店員の話しを最後まで聞かずに断ったバルデスに、カチュアが好奇心をそのまま言葉にする。
「ん、いや味は悪くなかったぞ。ビリージョーの店で一度食べさせてもらったが、なかなかの美味だった。だが、ロンズデールで鮫の群れに襲われてな、料理になる前のあの姿を見てしまうと、とても口に入れる気にはならない。だがまぁ、それは我々の事情だからな、食べたいと言うのならば追加するか?」
「あ、そう言えばアラタ君も鮫はもういいとか言ってたよね?う~ん、じゃあ私も大丈夫です。海の幸のセットも量がいっぱいみたいだから、それでお腹いっぱいになりそうですし」
バルデスがホールに立つ店員に目を向けると、カチュアは笑って首を小さく横に振った。
「そうか、気を使わせてしまったかな。お、来たようだ。早いではないか」
そのタイミングで、料理を持った店員が席の前に立った。
「お待たせしました。海の幸のセットです。生魚はクインズベリーではあまり馴染みがないかもしれませんが、ロンズデールでは日常的に食べられているんです。特性ソースを付けてお召し上がりください」
目の前に置かれた料理は、アラタには馴染み深いものだった。
「やっぱり刺し身だな」
丸皿に綺麗に盛り付けられたそれは、刺身の盛り合わせだった。
「ああ、そう言えばアラタの元居た世界では、生魚を刺し身というらしいな」
アラタの呟きにバルデスが反応して言葉を返す。
ロンズデールに行った時に、すでにアラルコン商会で生魚を出されて食べているため、バルデスもサリーも抵抗なく刺身を口にする。むしろ今では好物になっていた。
「・・・本当にみんな美味しそうに食べてるね。じゃあ、私も・・・」
アラタだけでなく、バルデスもサリーも、美味しいと声に出しながら食べている様子を見て、カチュアも思い切ったように一口食べてみる。
「・・・・・あ、美味しい!」
「あはは、そうだろ?シャクールもサリーさんも、ロンズデールで初めて食べた時、同じように驚いた顔してたよ」
「うん、びっくりした!クインズベリーは煮魚とか焼き魚ばかりだもん。生で食べるなんて、考えもしなかった。アラタ君、帰りに食料品売り場見て行こうね」
「うん、すごい気に入ったみたいだね。いいよ、帰りに寄っていこう」
刺し身の美味しさにカチュアが口元をほころばせる。
アラタも、故郷の日本で馴染み深い料理を気に入ってもらえた事が嬉しくて、自然と笑顔になった。
そのまま和やかな雰囲気で食事を終えてレストランを出ると、アラタは前から歩いて来た大柄な男と、正面からぶつかってしまう。
「うわっ、あ、すみません。大丈夫です・・・か?」
目の前に立つその男の年齢は、30代後半から40代だろう。
生え際がだいぶ後退している。
背はアラタより10cm、いや15cmは高く、190cmはあるように見える。
しかし筋肉が盛り上がってできたようなその体は、実際の身長よりも大きく男を見せていた。
アラタはその男を目にして、呼吸をする事を忘れる程の衝撃を受けた
忘れるわけがない
忘れられるわけがない
この男は・・・・・日本で俺を殺したあの男だ
「うわー、バルデスさん、サリーさん、久しぶりですね!お連れ様がお待ちですって言われて、誰なんだろうって思ってました」
アラタとカチュアが窓際のテーブル席に通されると、そこにはシャクール・バルデスと、今は恋人になったサリーが並んで座っていた。
「やはりお前達だったか。私達がここに通された時、たまたま目に入ってな。これからだとかなりの順番待ちになると思って、呼んで来てもらったんだ。運良く4人掛けのテーブル席が空いていたから、お前達を連れ合いだと言ってここにしてもらった。そうでなければカウンター席だったな」
バルデスの青い瞳は、親し気にアラタとカチュアを見つめていた。
「ほら、いつまで立っている?さっさと座れ」
バルデスは立ったままのアラタとカチュアに、目の前の席を指さした。
「え、でも、二人ともデートでしょ?いいの?」
「私がいいと言っているんだ。さっさと座れ。それともあの列に並び直したいのか?」
バルデスが出入口に目を向けると、何十人もの行列が続いていた。
「そうですよ。遠慮しないでください。久しぶりに会ったんだしご一緒しましょう。ね、カチュアさん」
サリーが席を立ってカチュアのイスを引いて勧めると、カチュアは頬を少し赤くしてお礼を口にした。
「あ、ありがとうございます。私もまたお話ししたいなって思ってたんです」
カチュアが腰を下ろすと、サリーは隣のアラタの椅子も引いて勧めてくる。
「はい、アラタさんもお座りください」
「あ、すいません。じゃあ、お言葉にあまえてご一緒させていただきます」
二人が座ると、サリーはニコリと笑ってバルデスの隣に座り直した。
「・・・ふむ、お前達、特にアラタだが・・・私とは楽に話すのに、サリーには妙にかしこまって話すのはなぜだ?」
バルデスが少し眉を寄せて、アラタとカチュアを見る。
今でこそサリーは女王アンリエールの養子だが、それまではバルデスの侍女であり、身分で言えば男爵家の三女だった。それに対してバルデスは伯爵家の長男であり、四勇士という名誉ある立ち場である。
かしこまるならば、バルデスに対してだろうという疑問だった。
「え?・・・そう言われてもなぁ・・・う~ん、サリーさんって、なんか雰囲気があるんだよね。なんて言うんだろ?できる女って言うのかな」
「あ!アラタ君、それ分かる!私もね、サリーさんってかっこいいなって思ってたの。テキパキしてるし、今だって自然に私達の椅子を引くんだもん。気配りとか色々すごくて憧れちゃうよ!」
アラタとカチュアが口々にサリーを褒めちぎると、最初は笑顔を絶やさず聞いていたサリーだが、段々と顔を赤くして俯いてしまった。
「・・・あー、二人とも、分かった。分かったから、そのへんで止めてくれ。サリーを褒め殺しにするつもりか?」
バルデスが話しを抑えるように手を前に出す。
隣に座るサリーは顔はもちろん、アップにまとめた髪の下に覗く、うなじまで赤く染まっている。
「あ、その・・・あ、ありがとうございます」
細くポツリと話すサリーに、アラタとカチュアも、話し過ぎたと気が付き頭をポリポリと掻いた。
「フッ、まぁサリーが評価されるのは私も嬉しい。そろそろ注文を決めようか。好きな物を頼め」
サリーが手を挙げると、白いシャツにエプロンを付けた店員が注文を取りに来た。
「お待たせしました。お決まりでしょうか?」
「海の幸のセットを4つ。飲み物はアイスコーヒーを二つと、オレンジとアイスティーをお願いします」
代表してサリーが全員の注文を告げる。
「ありがとうございます。本日はオープン記念で、鮫のフライがお得になってますが・・・」
「ああ、鮫とは仲が悪いんだ。注文したものだけ頼む」
「え?あ、はい・・・では、少々お待ちくださいませ」
バルデスが被せて断ると、店員は一瞬目をパチパチさせて、愛想笑いをしながら離れて行った。
「鮫って美味しくないんですか?私、食べた事がないので」
店員の話しを最後まで聞かずに断ったバルデスに、カチュアが好奇心をそのまま言葉にする。
「ん、いや味は悪くなかったぞ。ビリージョーの店で一度食べさせてもらったが、なかなかの美味だった。だが、ロンズデールで鮫の群れに襲われてな、料理になる前のあの姿を見てしまうと、とても口に入れる気にはならない。だがまぁ、それは我々の事情だからな、食べたいと言うのならば追加するか?」
「あ、そう言えばアラタ君も鮫はもういいとか言ってたよね?う~ん、じゃあ私も大丈夫です。海の幸のセットも量がいっぱいみたいだから、それでお腹いっぱいになりそうですし」
バルデスがホールに立つ店員に目を向けると、カチュアは笑って首を小さく横に振った。
「そうか、気を使わせてしまったかな。お、来たようだ。早いではないか」
そのタイミングで、料理を持った店員が席の前に立った。
「お待たせしました。海の幸のセットです。生魚はクインズベリーではあまり馴染みがないかもしれませんが、ロンズデールでは日常的に食べられているんです。特性ソースを付けてお召し上がりください」
目の前に置かれた料理は、アラタには馴染み深いものだった。
「やっぱり刺し身だな」
丸皿に綺麗に盛り付けられたそれは、刺身の盛り合わせだった。
「ああ、そう言えばアラタの元居た世界では、生魚を刺し身というらしいな」
アラタの呟きにバルデスが反応して言葉を返す。
ロンズデールに行った時に、すでにアラルコン商会で生魚を出されて食べているため、バルデスもサリーも抵抗なく刺身を口にする。むしろ今では好物になっていた。
「・・・本当にみんな美味しそうに食べてるね。じゃあ、私も・・・」
アラタだけでなく、バルデスもサリーも、美味しいと声に出しながら食べている様子を見て、カチュアも思い切ったように一口食べてみる。
「・・・・・あ、美味しい!」
「あはは、そうだろ?シャクールもサリーさんも、ロンズデールで初めて食べた時、同じように驚いた顔してたよ」
「うん、びっくりした!クインズベリーは煮魚とか焼き魚ばかりだもん。生で食べるなんて、考えもしなかった。アラタ君、帰りに食料品売り場見て行こうね」
「うん、すごい気に入ったみたいだね。いいよ、帰りに寄っていこう」
刺し身の美味しさにカチュアが口元をほころばせる。
アラタも、故郷の日本で馴染み深い料理を気に入ってもらえた事が嬉しくて、自然と笑顔になった。
そのまま和やかな雰囲気で食事を終えてレストランを出ると、アラタは前から歩いて来た大柄な男と、正面からぶつかってしまう。
「うわっ、あ、すみません。大丈夫です・・・か?」
目の前に立つその男の年齢は、30代後半から40代だろう。
生え際がだいぶ後退している。
背はアラタより10cm、いや15cmは高く、190cmはあるように見える。
しかし筋肉が盛り上がってできたようなその体は、実際の身長よりも大きく男を見せていた。
アラタはその男を目にして、呼吸をする事を忘れる程の衝撃を受けた
忘れるわけがない
忘れられるわけがない
この男は・・・・・日本で俺を殺したあの男だ
0
あなたにおすすめの小説
俺! 神獣達のママ(♂)なんです!
青山喜太
ファンタジー
時は、勇者歴2102年。
世界を巻き込む世界大戦から生き延びた、国々の一つアトランタでとある事件が起きた。
王都アトスがたったの一夜、いや正確に言えば10分で崩壊したのである。
その犯人は5体の神獣。
そして破壊の限りを尽くした神獣達はついにはアトス屈指の魔法使いレメンスラーの転移魔法によって散り散りに飛ばされたのである。
一件落着かと思えたこの事件。
だが、そんな中、叫ぶ男が1人。
「ふざけんなぁぁぁあ!!」
王都を見渡せる丘の上でそう叫んでいた彼は、そう何を隠そう──。
神獣達のママ(男)であった……。
私は〈元〉小石でございます! ~癒し系ゴーレムと魔物使い~
Ss侍
ファンタジー
"私"はある時目覚めたら身体が小石になっていた。
動けない、何もできない、そもそも身体がない。
自分の運命に嘆きつつ小石として過ごしていたある日、小さな人形のような可愛らしいゴーレムがやってきた。
ひょんなことからそのゴーレムの身体をのっとってしまった"私"。
それが、全ての出会いと冒険の始まりだとは知らずに_____!!
正しい聖女さまのつくりかた
みるくてぃー
ファンタジー
王家で育てられた(自称)平民少女が、学園で起こすハチャメチャ学園(ラブ?)コメディ。
同じ年の第二王女をはじめ、優しい兄姉(第一王女と王子)に見守られながら成長していく。
一般常識が一切通用しない少女に友人達は振り回されてばかり、「アリスちゃんメイドを目指すのになぜダンスや淑女教育が必要なの!?」
そこには人知れず王妃と王女達によるとある計画が進められていた!
果たしてアリスは無事に立派なメイドになれるのか!? たぶん無理かなぁ……。
聖女シリーズ第一弾「正しい聖女さまのつくりかた」
神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします
夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。
アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。
いわゆる"神々の愛し子"というもの。
神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。
そういうことだ。
そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。
簡単でしょう?
えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか??
−−−−−−
新連載始まりました。
私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。
会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。
余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。
会話がわからない!となるよりは・・
試みですね。
誤字・脱字・文章修正 随時行います。
短編タグが長編に変更になることがございます。
*タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。
武装法人二階堂商会 ―― 企業買収(M&A)で異世界を支配する!
Innocentblue
ファンタジー
日本で企業買収の最前線を駆け抜けてきた敏腕社長・二階堂漣司。
裏切りにより命を落としたはずの彼が目を覚ましたのは、
剣と魔法が支配する異世界の戦場だった。
与えられたスキルは《企業買収(M&A)》。
兵士も村も土地も国家さえも、株式として評価・買収・支配できる異能の力。
「ならば、この世界そのものを買い叩く」
漣司は《武装法人二階堂商会》を設立。
冷徹な参謀にして最強の魔導士リュシア、獣人傭兵団、裏社会の戦力――
すべてを子会社として編成し、経済と武力を融合した前代未聞の経営戦争へと踏み出す。
弱小の村を救済し、都市と契約を結び、裏切り者を切り捨て、敵対勢力を力で買収する。
交渉は戦争、戦争は経営。
数字が命運を決め、契約が国境を塗り替える。
やがて商会は、都市国家・ギルド・貴族・宗教勢力すら巻き込み、
世界の価値そのものを再定義する巨大企業へと変貌していく。
これは、剣ではなく契約で世界を制圧する男の物語。
奪うのではない。支配するのでもない。
価値を見抜き、価値を操り、世界に値札を付ける――
救済か、支配か。正義か、合理か。
その境界線を踏み越えながら、蓮司は異世界そのものを経営していく。
異世界×経済×武力が激突する、知略と覇道の武装経営ファンタジー。
「この世界には、村があり、町があり、国家がある。
――全部まとめて、俺が買い叩く」
【完結】奪われたものを取り戻せ!〜転生王子の奪還〜
伽羅
ファンタジー
事故で死んだはずの僕は、気がついたら異世界に転生していた。
しかも王子だって!?
けれど5歳になる頃、宰相の謀反にあい、両親は殺され、僕自身も傷を負い、命からがら逃げ出した。
助けてくれた騎士団長達と共に生き延びて奪還の機会をうかがうが…。
以前、投稿していた作品を加筆修正しています。
巻き込まれ異世界召喚、なぜか俺だけ竜皇女の推しになった
ノラクラ
ファンタジー
俺、霧島悠斗は筋金入りの陰キャ高校生。
学校が終わったら即帰宅して、ゲームライフを満喫するのが至福の時間――のはずだった。
だがある日の帰り道、玄関前で学園トップスターたちの修羅場に遭遇してしまう。
暴君・赤城獅童、王子様系イケメン・天条院義孝、清楚系美少女・柊奏、その親友・羽里友莉。
よりによって学園の顔ぶれが勢ぞろいして大口論!?
……陰キャ代表の俺に混ざる理由なんて一ミリもない。見なかったことにしてゲームしに帰りたい!
そう願った矢先――空気が変わり、街に巨大な魔法陣が出現。
赤城たちは光に呑まれ、異世界へと召喚されてしまった。
「お~、異世界召喚ね。ラノベあるあるだな」
そう、他人事のように見送った俺だったが……。
直後、俺の足元にも魔法陣が浮かび上がる。
「ちょ、待て待て待て! 俺は陰キャだぞ!? 勇者じゃないんだぞ!?」
――かくして、ゲームライフを愛する陰キャ高校生の異世界行きが始まる。
神様から転生スキルとして鑑定能力とリペア能力を授けられた理由
瀬乃一空
ファンタジー
普通の闇バイトだと思って気軽に応募したところ俺は某国の傭兵部隊に入れられた。しかし、ちょっとした俺のミスから呆気なく仲間7人とともに爆死。気が付くと目の前に神様が……。
神様は俺を異世界転生させる代わりに「罪業の柩」なるものを探すよう命じる。鑑定スキルや修復スキル、イケメン、その他を与えられることを条件に取りあえず承諾したものの、どうしたらよいか分からず、転生した途端、途方にくれるエルン。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる