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カッコよくて可愛い幼なじみに、ときめかされっぱなしなんだが?
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「ダン……」
真っ直ぐな言葉とひたむきな眼差しに、胸が熱くなる。ヤバい……また、泣いてしまいそうだ。
少し低めだった声色が、いつもの調子で明るくなっていく。
「これから覚悟しとけよ? 俺なしじゃいられないようにしてやるからな!」
ただでさえ高鳴っていた心臓が大きく跳ねた。
太陽みたいな笑顔をいただいてしまっただけじゃない。何だか、すごいことを宣言されてしまった。
ダンなしじゃいられなくって……一体、どうなるんだ俺は? すでに、胃袋は掴まれているようなもんだけどなぁ。
ふと、自分が笑えていることに気づく。胸の中で渦巻いていた漠然とした不安や、モヤモヤとした仄暗さ、重たく締め付けていたそれらがいつの間にか晴れていた。
ダンが笑ってくれているからかな。目の前の明るい笑顔を見ていると、自然と笑顔になってしまう。
ダンと一緒なら、不思議と何があっても大丈夫な気がしてくる。
「……お手柔らかに頼むよ」
分かっているのか、分かってないのか、ダンは一際大きな声で任せとけ! と応えると盛り上がった胸板を力強く叩いた。
「……ところでさぁ相棒。ちょっと、聞きたいことがあんだけど……」
どうしたんだろう? 先程の勢いとは、堂々とした雰囲気とは一転してしまっている。丸めた大柄な身体をもじもじ揺らし、太い指で鼻の頭を搔いている。何だか、気まずそうだ。
「遠慮しないで、何でも聞いてくれよ。俺とダンの仲だろ」
「……いや、シュンはさ……その、ゲームで俺のこと…………攻略、したのか?」
しまった、やぶ蛇だった。
……1度発してしまった言葉は返らない。何でも聞いてくれ、と言ったのだから、答えるべきだろう。
「…………しました。友情ルートも……こ、恋人ルートも、バッチリ攻略しました……」
すみません……特に、恋人ルートが好きすぎて何周もプレイしました。
だって、恋人ルートのダン、滅茶苦茶可愛いんだよ! 普段イケメンなのに、俺の前でだけ甘えてくれるんだぞ!!
あー……もうダンの顔をまともに見れない。
居たたまれなくなって顔を両手で覆い隠す。頭隠して……てのは、まさに今の俺の現状だろうな。悪足掻きもいいところだ。
「……隠すなよ。ちゃんと顔、見せろよ」
「いや、ホンっとに勘弁して下さい! 絶対俺、今スゴイ顔してるから!」
俺の抵抗もむなしく、片手ひとつで覆っていた両手が取り払われてしまう。いつの間に隣に来ていたんだろうか。肩を抱き寄せられ、大きな手が頬にそっと触れてくる。
「……すげぇ可愛いな、シュン」
蕩けるような笑顔を浮かべたダンの顔が、スローモーションみたいに近づいてくる。つい釘付けになってしまっていた、柔らかい笑みを描いた唇が、鼻の頭にそっと触れた。
「…………へへっ、どうだ相棒! 少しは俺にときめいたか?」
もう、いつものダンだ。満面の笑みを浮かべ、悪戯が成功した子供のようにはしゃいでいる。
「……滅茶苦茶、ときめきました」
素直に答えると、ダンはやったぜ! とガッツポーズをした。
いや、ホント……何だよそのギャップ! 急に色っぽい顔したかと思いきや、無邪気に笑うとかさぁ!
イケメンなのに可愛いとか、ズルすぎるんだよなぁ……あぁ、もう、好き!
「にしても、難しい話してたら腹減ってきたな……今夜はハンバーグでいいか?」
真っ直ぐな言葉とひたむきな眼差しに、胸が熱くなる。ヤバい……また、泣いてしまいそうだ。
少し低めだった声色が、いつもの調子で明るくなっていく。
「これから覚悟しとけよ? 俺なしじゃいられないようにしてやるからな!」
ただでさえ高鳴っていた心臓が大きく跳ねた。
太陽みたいな笑顔をいただいてしまっただけじゃない。何だか、すごいことを宣言されてしまった。
ダンなしじゃいられなくって……一体、どうなるんだ俺は? すでに、胃袋は掴まれているようなもんだけどなぁ。
ふと、自分が笑えていることに気づく。胸の中で渦巻いていた漠然とした不安や、モヤモヤとした仄暗さ、重たく締め付けていたそれらがいつの間にか晴れていた。
ダンが笑ってくれているからかな。目の前の明るい笑顔を見ていると、自然と笑顔になってしまう。
ダンと一緒なら、不思議と何があっても大丈夫な気がしてくる。
「……お手柔らかに頼むよ」
分かっているのか、分かってないのか、ダンは一際大きな声で任せとけ! と応えると盛り上がった胸板を力強く叩いた。
「……ところでさぁ相棒。ちょっと、聞きたいことがあんだけど……」
どうしたんだろう? 先程の勢いとは、堂々とした雰囲気とは一転してしまっている。丸めた大柄な身体をもじもじ揺らし、太い指で鼻の頭を搔いている。何だか、気まずそうだ。
「遠慮しないで、何でも聞いてくれよ。俺とダンの仲だろ」
「……いや、シュンはさ……その、ゲームで俺のこと…………攻略、したのか?」
しまった、やぶ蛇だった。
……1度発してしまった言葉は返らない。何でも聞いてくれ、と言ったのだから、答えるべきだろう。
「…………しました。友情ルートも……こ、恋人ルートも、バッチリ攻略しました……」
すみません……特に、恋人ルートが好きすぎて何周もプレイしました。
だって、恋人ルートのダン、滅茶苦茶可愛いんだよ! 普段イケメンなのに、俺の前でだけ甘えてくれるんだぞ!!
あー……もうダンの顔をまともに見れない。
居たたまれなくなって顔を両手で覆い隠す。頭隠して……てのは、まさに今の俺の現状だろうな。悪足掻きもいいところだ。
「……隠すなよ。ちゃんと顔、見せろよ」
「いや、ホンっとに勘弁して下さい! 絶対俺、今スゴイ顔してるから!」
俺の抵抗もむなしく、片手ひとつで覆っていた両手が取り払われてしまう。いつの間に隣に来ていたんだろうか。肩を抱き寄せられ、大きな手が頬にそっと触れてくる。
「……すげぇ可愛いな、シュン」
蕩けるような笑顔を浮かべたダンの顔が、スローモーションみたいに近づいてくる。つい釘付けになってしまっていた、柔らかい笑みを描いた唇が、鼻の頭にそっと触れた。
「…………へへっ、どうだ相棒! 少しは俺にときめいたか?」
もう、いつものダンだ。満面の笑みを浮かべ、悪戯が成功した子供のようにはしゃいでいる。
「……滅茶苦茶、ときめきました」
素直に答えると、ダンはやったぜ! とガッツポーズをした。
いや、ホント……何だよそのギャップ! 急に色っぽい顔したかと思いきや、無邪気に笑うとかさぁ!
イケメンなのに可愛いとか、ズルすぎるんだよなぁ……あぁ、もう、好き!
「にしても、難しい話してたら腹減ってきたな……今夜はハンバーグでいいか?」
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