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サルファー先輩との仲について質問攻めにされてしまったんだが?
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予想外の質問に、思わずジュースを落としそうになる。横から伸びてきた大きな手が、ナイスキャッチをしてくれたお陰で事なきを得た。
はい、どーぞ、と俺に手渡してくれたソレイユ先輩のキレイな顔が、何故かますます近くなっている。
「ありがとう、ございます……その、す、進むもなにも……べ、別に、俺と先輩は、そんな関係じゃ……」
「えー……でもサルフ、魔術の暴走から身を呈してシュンちゃん守ったでしょ? 俺、遠目で見てたけどさ……あの後、結構良い雰囲気だったじゃん。何か抱き合ったりしちゃってさ」
見てたのか! いや、そりゃそうだよな。ソレイユ先輩も剣術部員なんだし。
「……あれは、俺がバランス崩したのを、先輩が支えてくれただけですよ!」
「手、繋いで帰ってたじゃん。まさか……マジでなんもなかったの?」
不満そうに尖らせていた唇が、ウソでしょ? と言わんばかりに開かれる。ていうか、何で俺、質問攻めになっているんだ?
「部屋まで送ってもらっただけで、別にそれ以上は何も……ていうか俺、先輩とはその日初めて会ったんですよ! なのにそんな……」
「いやいや、恋に出会った期間の長さなんて関係ないでしょ! 好きになったんだったら、ガンガンアプローチしていかないとさぁ!」
俺の肩をバシバシ叩きながら力説したかと思えば、マジでないわーあの剣術馬鹿……と額を押さえて項垂れる。
いや、何でそんな残念そうなの? この世の終わりみたいに肩を落とす凹み具合に、何だか申し訳なくなってくる。
「……えっと、何か、ご期待に沿えずにすみません」
「いいの、いいの。シュンちゃんは、全然悪くないよ。悪いのはサルフなんだからさ」
長いため息をついた後、先輩は残りのジュースを一気に飲み干し、ベンチの隣にあるゴミ箱に空き缶を投げ捨てた。キレイな放物線を描いた空き缶が、カコンと音を立ててゴミ箱に落ちていく。
「昨日さぁ……すんげぇ神妙な顔したサルフに『相談があるんだ……他のヤツには聞かれたくない』って言われてさ、放課後アイツの部屋にいったんだよ」
ベンチに凭れかかり、どこか遠くを見つめるオレンジの瞳。黙って耳を傾けていると、形のいい唇からまた憂いを帯びた息が漏れた。
「……そしたら、アイツ暗い顔して『初めて好きな人が出来たんだ。でも、彼の幼なじみに嫉妬して酷いことをしてしまった……嫌われてたらどうしよう』ってさ」
……もしかして、あの朝の件だろうか? そう言えば、そんなこともあったっけ。
ぶっちゃけ、完全に忘れてたいたな。召喚されたこととか、ここでの身の振り方の事で頭一杯になったせいで。
……というか別に俺、何も酷いことなんてされてないけどなぁ……そもそも、俺が先輩のことを嫌いになんかなる訳がないし。
……ん? 今、好きな人って言った? あれ?
「……ソレイユ先輩、その……サルファー先輩の好きな人って……」
はい、どーぞ、と俺に手渡してくれたソレイユ先輩のキレイな顔が、何故かますます近くなっている。
「ありがとう、ございます……その、す、進むもなにも……べ、別に、俺と先輩は、そんな関係じゃ……」
「えー……でもサルフ、魔術の暴走から身を呈してシュンちゃん守ったでしょ? 俺、遠目で見てたけどさ……あの後、結構良い雰囲気だったじゃん。何か抱き合ったりしちゃってさ」
見てたのか! いや、そりゃそうだよな。ソレイユ先輩も剣術部員なんだし。
「……あれは、俺がバランス崩したのを、先輩が支えてくれただけですよ!」
「手、繋いで帰ってたじゃん。まさか……マジでなんもなかったの?」
不満そうに尖らせていた唇が、ウソでしょ? と言わんばかりに開かれる。ていうか、何で俺、質問攻めになっているんだ?
「部屋まで送ってもらっただけで、別にそれ以上は何も……ていうか俺、先輩とはその日初めて会ったんですよ! なのにそんな……」
「いやいや、恋に出会った期間の長さなんて関係ないでしょ! 好きになったんだったら、ガンガンアプローチしていかないとさぁ!」
俺の肩をバシバシ叩きながら力説したかと思えば、マジでないわーあの剣術馬鹿……と額を押さえて項垂れる。
いや、何でそんな残念そうなの? この世の終わりみたいに肩を落とす凹み具合に、何だか申し訳なくなってくる。
「……えっと、何か、ご期待に沿えずにすみません」
「いいの、いいの。シュンちゃんは、全然悪くないよ。悪いのはサルフなんだからさ」
長いため息をついた後、先輩は残りのジュースを一気に飲み干し、ベンチの隣にあるゴミ箱に空き缶を投げ捨てた。キレイな放物線を描いた空き缶が、カコンと音を立ててゴミ箱に落ちていく。
「昨日さぁ……すんげぇ神妙な顔したサルフに『相談があるんだ……他のヤツには聞かれたくない』って言われてさ、放課後アイツの部屋にいったんだよ」
ベンチに凭れかかり、どこか遠くを見つめるオレンジの瞳。黙って耳を傾けていると、形のいい唇からまた憂いを帯びた息が漏れた。
「……そしたら、アイツ暗い顔して『初めて好きな人が出来たんだ。でも、彼の幼なじみに嫉妬して酷いことをしてしまった……嫌われてたらどうしよう』ってさ」
……もしかして、あの朝の件だろうか? そう言えば、そんなこともあったっけ。
ぶっちゃけ、完全に忘れてたいたな。召喚されたこととか、ここでの身の振り方の事で頭一杯になったせいで。
……というか別に俺、何も酷いことなんてされてないけどなぁ……そもそも、俺が先輩のことを嫌いになんかなる訳がないし。
……ん? 今、好きな人って言った? あれ?
「……ソレイユ先輩、その……サルファー先輩の好きな人って……」
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