異世界に来ちゃったよ!?

いがむり

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第1章

(8)お礼を言いに行こう!

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「う~ん……」

『あっ!起きたわ!』

『もうこれで3度目ね、お寝坊さん』

『んもう、忘れたの?今日からこの子のこと、ソフィアって言わなきゃ!』

「ソフィアって誰?」

私は目を擦りながら起こしてくれた2匹の精霊さんに聞く。

『『あなたの新しい名前よ!』』

「え!!ほんと!」

精霊さん達は腕を組んで威張る。

『あったり前じゃない!』

『ちゃんと精霊王が言ってたもの!』

私は嬉しくなってベッドから急いで降りる。

「せいれいおうさまに、おれいいわなきゃ!」

『『行きましょ!』』

「うん!!」




「せいれいおうさまー!!」

私は遠くで精霊王様を見つけ、走り出す。その隣にはグリフォン様も一緒!

「グリフォンさまも!」

《わしはついでかの…》

私はそんなつもりは無いのに、グリフォン様ちょっと拗ねちゃった。

『ははっ、ソフィアが困っておるではないか』

「あっ!ソフィアっておなまえ、うれしい!!」

『精霊達が言ってしまったか……』

《驚かせるつもりじゃったがのお、まあ良いわい》

「せいれいおうさま、グリフォンさま!ありがとうございます!」

『次はソフィアの番だな』

「え?」

私の番?

《ソフィアがわしらの名を考えてはくれぬか?》

え!?いいのかな、私なんかがお名前考えても……

「わたしでいいの?」

《何を言っとる。わしらは家族じゃろ?》

『ああ、そうだぞ』

《(『(本当は、ソフィアから名で呼ばれたいだけだ(じゃ)とはとても言えぬがな(のお)……)』)》

グリフォンも精霊王もソフィアの愛しさの余り同じことを考えていた。

「うん、わかった!わたしかんがえるよ!」




「じゃあ、まずはせいれいおうさま!」

『よろしく頼むぞ』

「うん!」

精霊王様は確か……あれ、これもシスターが言ってた……

【精霊は“スピリトス”って言うのよ、それにこの本にある王様は“レジェン”、そして、私の憧れであるグリフォン様は!グライフェンっていうの!!】

……って興奮気味で言ってたっけ。参考にしようかな。

「きめました!せいれいおうさまは“スピーレ”!」

『ほう……スピーレ。良い響きだな』

すると、精霊王は黄色い光に包まれ、少し若返ったような顔つきになった。

『力が溢れるようだ……これがフェアリーデイ、いやソフィアの力』

「せいれいおうさま、かっこいいです!」

『ん……私をスピーレと呼んでくれぬのか?』

「そっか!えっと、スピーレさま!」

『様も敬語も要らぬよ、家族であろう?』

「うん!スピーレ!」

スピーレはソフィアを撫でる。ソフィアも照れながらも嬉しそうに笑う。

《むむ……!わしも!ソフィア、わしの名も早く欲しいのじゃ!》

グリフォンが地団駄を踏む。

「グリフォンさまもきめたの!そのなも、グライ!」

《グライ!おお、伊達な名じゃ!》

すると、グリフォン改めグライも赤く光だして光り終わる頃には羽がよりもふもふになっていた。

「グライ、もふもふだあ!」

《おお……力が漲るのう!》


私はグライに抱きつく。もふもふしてあったかーい!

『《ありがとう、ソフィア》』

「うん!」





しばらくグライのもふもふを堪能していると、

《一段落ついたことじゃし、彼奴にお礼を言いにいかんとのお》

「あやつ?」

《うむ、ソフィアを探すとき手伝うてくれた…言わば友じゃな!》

お友達!それはお礼に行かなきゃ!

「わたしもおれいにいく!」

『では私も行こうか』

「いこいこ!」

『精霊王!私も行きたいわ!』

『私も!』

『『『『ワタシタチモ……トモニ……』』』』

スピーレは小さく溜息を吐く。

『お前達はソフィアと居たいだけだろう……』

《がはははは!ソフィアは人気者じゃのお》

「はわわわっ……!」

人気者だなんて、そんな凄いことしてないのに…!凄く嬉しいけどね!

『では2匹だけだぞ』




たくさん精霊さん達が話し合った結果、私をいつも起こしてくれていた2人…あ、2匹になった。

『『よろしくね!ソフィア』』

「うん!」

《よし、では行くとするかのお!》

「いってきまーす!」

私はスピーレに抱っこしてもらって、精霊達に見えなくなるまで手を振る。

『『『『『イッテラッシャイ…!』』』』』

《そうじゃ、奴にも言っておかんとのお》

「おともだち?」

《そうじゃよ》

「どうやっていうの?」

『それはな、念話をするのだ』

念話?テレパシーのことかな。

《((こういう風に話すのじゃよ))》

頭の中にグライの声が聞こえる!

『((話すより頭の中で念じると言った方がわかりやすいだろう))』

頭の中で念じる……念じる……念じる……

「((こういうこと?))」

『そういうことだ。覚えが早いな』

それを聞いてソフィアはぱあっと笑顔になる。

『もう、ずるいわ!』

『私達ともお話しましょ!』

「ごめんね、おはなししよ!」



◇◆◇◆◇
な、何とか間に合った…!
このペースでいけるかな……
ソフィアちゃん……私にも癒しを……!!

ああ、幼女可w((殴
ぐっほっ……!!
…てっ、鉄拳が………。

……ごほん、いつも見てくださっている方もそうでない方もありがとうございます!
引き続きよろしくお願いしますm(_ _)m
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